ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

「暁」のこと (NARUTO登場人物雑考)

暁のこと。

暁。あかつきとは、夜明け直前の東の空が赤くなってきた頃のこと、あるいは願望が成就した時のこと。
希望に満ちたような名前を組織につけたのは、いったい誰だったんでしょう?

今週号で少しだけわかった、暁と里のちょっと黒い関係・・。
暁はどんなふうに活動し始めたの?これから何をしようとしているのか?今週号でわかった部分を含めて考えてみましたが・・まだ謎が多すぎます!

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 「さびしくなったな・・・?」

勢ぞろいすると壮観だった暁も、いまやたったの3人。

トビがマダラだと知らなかったメンバーはすべて殉職し、トビの手元に残ったのは腹心といえる人物だけ。

ここまで来るのにコマが減ることは全部計算済みで、最終的に自分の腹心だけが残るように計画してきたんじゃないの?と思っちゃいます。

一番気の毒なのは、暁のリーダーに(形式だけ)させられ真面目に働いていた長門(ペイン)。完全に騙されていて気の毒すぎます。

(暁の誕生前)

暁という名前での正式な活動は、ペインがリーダーとなって主要メンバーがそろったころ(10年前くらい)かもしれないのですが、もっとそれ以前の「マダラ率いる暁」は何をしていたんでしょう??

今から60数年前、終末の谷で初代火影柱間とうちはマダラが戦い、そのときマダラは死んだとされ・・マダラが操った九尾は柱間の木遁で足を拘束されている絵があります(43巻)。

ただし生まれながらチャクラを多く持って生まれたというマダラ。彼のチャクラだけが残ったのかもしれないですね。
おそらく誰か協力者がいるんでしょうけれど(ゼツかな?)、マダラチャクラは誰かに憑依して生き続けてきたのかな・・?(バケモノ・・?)

(霧隠れの里と暁)

いくつかの体に憑依(あるいは操る?)を繰り返し、約30年前くらいには4代目水影やぐらにとりついたようですね。

四代目水影・・三尾の人柱力で先代水影。
やぐらが三尾を完全に操れたのは、マダラの力によるのかもしれないですね。

この時期 霧隠れの里は「血霧の里」とよばれ、感情を殺す訓練として子供に殺し合いをさせた時代です。そして同級生を皆殺しにした子供まで出現・・それが桃地再不斬でした。時代的には第3次忍界大戦の頃です(20年近く前)

四代目水影時代はいつまでだったのか はっきりはしませんが、10年位前には今の5代目に変わったのでは。
10年前に霧隠れの里で何らかの変革があったようです。血霧時代に水影に仕えたらしい鬼鮫や再不斬が里に反旗を翻して抜け忍になってます。

10年前・・暁の主要メンバーがそろい、戦争請負組織としての活動を始めた頃?  うちは一族の事件があったのもこの頃です。

(輪廻眼長門との接触

霧隠れの里を事実上占拠した「マダラ」。それと並行して、マダラ率いる組織暁(の前身ですが)は輪廻眼の長門に目をつけてスカウト活動を始めていたのではないか?という疑惑が・・。
暁の目的は、外道魔像の能力を復活?させることだと思うんですが、外道魔像とシンクロできるコマとして長門に狙いを定めたんだと思います。

まだ長門が弥彦組(←仮称)で活動していた頃、マダラは長門に接近したのかもしれないです。(弥彦組のスポンサー、協力者として近づいたのでは?)
そして長門に口寄せ・外道魔像の契約をさせたのでしょうか?

小南は長門が外道魔像を入手した経緯を知っているのか、外道魔像の術を警戒していたみたいでした。

そして弥彦は 半蔵・ダンゾウのダーティコンビにだまし討ちされ、命を落としてしまいます。これ・・実は暁が絡んでいる気がします。

正義感が強かったあの弥彦が、暁なんかの言いなりになるとは思えないんですよね。
そこで暁は汚い策略を練る・・・弥彦抹殺計画。

邪魔な弥彦を消す目的と、弥彦を殺された怒りによって長門の能力(外道魔像とシンクロする能力)を開眼させる目的があったのではないでしょうか??

そして暁のシナリオどおり?あの日、弥彦は倒され、長門は能力を目覚めさせる・・
外道魔像とうまくシンクロして長門はペインの一つ・外道になったのです。
そして絶望した長門をマダラは手懐けて傘下に引き入れる(スカウト成功。)

そこで疑わしいのは・・ダンゾウです。半蔵に弥彦討伐計画を持ちかけたのはダンゾウのようですし。

ダンゾウ、この時には暁となんらかの関連があったのではないでしょうか?
お互いを利用する関係だったのか、協力関係だったのかな?
長門が外道魔像で攻撃しはじめたとき、イヤラシイことにダンゾウはさっさとどこかへ避難していました・・最低です)

こうして暁の術中に嵌められた長門は、そうともしらずに・・マダラの下で暁のリーダー(形だけですよね)になったのでしょうか。酷い話です。

(サスケと暁)

そう考えると、今のサスケがかつての長門と全く同じような状況にあることに気づかされます。親しい者を殺され、復讐心に燃えトビに唆されてダンゾウに復讐しようとしています。

トビがなぜかサスケに「ダンゾウは写輪眼を持っている」ことを教えていません(トビはダンゾウの眼、知っていると思いますが。)
サスケがダンゾウと戦う時に初めて「ダンゾウの写輪眼」を知り、(一族を殺したのは写輪眼の能力を独占するためだったのか、あるいは九尾事件に関与しているのか!)とサスケの怒り値は最大ピークになる・・・。

その怒りがピークに達した時、サスケの新たな能力が開かれる可能性があるのかもしれないです。(その能力が外道魔像を扱う能力に繋がるのかな?)
トビはそれを狙っているんではないでしょうか?

かつて長門の怒りをピークにさせ能力を引き出し、そして絶望させ自分の傘下に完全に取り込んだように・・ サスケにも同じことをしようとしている?

そして尾獣がほとんど揃った今、暁はいよいよ目的の最終段階・・
外道魔像を動かすため、サスケの瞳力を開発させる計画に進んでいるんでしょうか・・?

(九尾はどこにいた?)

さて少し話が戻りますが、初代柱間がマダラを倒した時、マダラの肉体は滅びたとしても・・マダラが操った九尾はどうなったのでしょう?

通常の口寄せだと、術者が倒れた時点で口寄せは消えちゃいます。ただし尾獣を集めることができた尾獣ハンターの柱間が、最強の尾獣・九尾を黙って見逃すはずは無い・・・ですね。

43巻・二人の戦いの図によると、九尾を拘束した柱間は 巨大な巻物を広げて手をついています。この絵から判断すると、柱間はあの巻物に九尾を封印したようにも見えます。

その後、柱間は各里にパワーバランスのために尾獣を分配したらしいですが、そんな余裕たっぷりな行動?をしたのも、手元に最強尾獣・九尾があったから?
他国に尾獣を配るなんてそうじゃなければ出来ない太っ腹ぶりです。

そのあと各里では人柱力というシステムを開発し、尾獣を戦力とするようになり大戦のたびに尾獣奪い合いになり・・
最終的に尾獣は、岩隠れに2体、霧隠れに2体、雲隠れに2体、滝隠れに1体、砂隠れの1体。

でもなぜか16年前の九尾事件まで、九尾だけは「所在不明」でした。で、最強の忍里・木ノ葉は尾獣無し。んなことあるかぁ?wと思ってしまいます。

柱間によって確保された九尾は 代々火影が超極秘に保管してきたんじゃないでしょうか?
九尾を戦力として使ってこなかったのは、凶暴な九尾を扱うことは困難だからかな。そして里には、九尾を操る能力を持つうちは一族もいます。千手一族としてはうちは一族に九尾を渡すわけにもいかないし・・・。

木ノ葉を守るために、九尾を他国やうちは一族から隠し保管する任務・・それが火影の使命?
火影は命にかえても、九尾の秘密を守らなければならない使命を持つのではないでしょうか。

四代目ミナトもその重要な使命を引き継いだ一人?

火影の座を継いだその時から、ミナトは九尾を狙う者達からいかにして里を守るかを考え悩んでいたのかもしれません。そしてたどり着いたのが「屍鬼封尽」・・

クシナに新たな命が宿った時から、生まれてくる我が子に九尾の力を封印することもミナトは想定していたのかもしれません。自らの死も覚悟しながら・・。ただし、我が子が戦いの道具として使い捨てにされる危険から守る手段も考えていたと思います。
それが九尾を陰陽2つにわけ、半分だけを封印するという方法なのかも。

陽しかないナルトの中の九尾は、具現化するためには陰チャクラが必要になるのでは?それをナルトの陰チャクラに頼っているのかもしれません。ナルトと同体化?した九尾は ナルトから取り出すことはできないのかもしれないですし。・・・?

(九尾事件と暁)

四代目の発言から、事件にトビらしき人物が関わっていることは確実ですよね?
ただし、長~い時間をかけて外道魔像計画を進めている暁にしては九尾事件があまりに無計画とも思えるんですよね。結局四代目に九尾を封じられちゃってますし。
実際に暁が尾獣を集め始めたのはごく最近・・約3年前からです。
そして九尾は最後の最後に封印と決まっているらしいですし、16年前に里を九尾に襲わせるメリットはあまりなさそうです。

あの事件は暁が主犯ではなく、ダンゾウが起こした可能性も?
あの時の真相を知っているのは、四代目と三代目でしょうか。
三代目は直接四代目からナルトを預かったようですし(もしかして屍鬼封尽の場に立ち会った?)・・・でも九尾事件の真相を知っているかもしれない三代目は、大蛇丸によって倒されてしまいましたし(これもどうやらダンゾウが手引きしていそうですね。口封じ?)

九尾事件の頃からダンゾウと暁は・・・九尾をめぐる対立を深めていったのかもしれないです。

(四代目が見た面の男とはどんな風貌だったのでしょう?トビの独白からだと、当時のトビは今とは様子が違います。ロンゲで刀。マダラ似というかダンゾウ似というか。今のトビとは違う人形?だった可能性も?)

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(43巻・・これはうちは一族事件直前のトビ)