ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

うちはオビト(2/10誕生日)オビトが見据える「これから先・・・」

うちはオビト(2/10誕生日)オビトが見据える「これから先・・・」

イメージ 1


2月10日(もうすぐ終わる;)はうちはオビトの誕生日です(マダラの弟、うちはイズナの誕生日でもありますが・・)
オビトはNARUTOのなかでも、私が一番と言っていいほど好きな人物です。
というのも・・オビトは「ナルトのような主人公的性格」と「うちは一族のイケメン要素(?)+血継限界」を持ち合わせた人物なのである(笑)・・なんて話はさておき。

オビトは弱虫で落ちこぼれだけど、正義感は誰にも負けない。
そして本当はものすごい才能を秘めていたりする(神威という万華鏡を開眼する稀有な眼の持ち主だった)・・・つまり、うちは版ナルトとでもいいましょうか。
いわばナルトとサスケ両方のいいところを合わせた、最強のキャラクターともいえる・・勝手にそう思ってます。だから好きなキャラクターなのです。

オビトは残念ながら その才能を発揮する前にこの世を去ってしまいましたが、彼が生きてたら歴史は変わっていたのではないか?とも思います。
一族の枠を越えて、仲間を大切にする。
そして 掟で縛られるような忍世界ならぶっ壊してやる!と言っていた子です。

はじめは口先ばっかりなところもあったけど、最後には写輪眼を開眼したし・・
将来的には万華鏡写輪眼を開眼し、実力的にもうちは一族のリーダーにもなれた人だったのになぁ~と思うんですよね。
オビトが生きていたら 千手とうちはの対立に終止符が打たれ、新しい関係が出来たんじゃないだろうか?・・そしてうちは事件も避けられたのではないか?などなど考えずにはいられない。

閉鎖的なうちは一族にあって、オビトのような「新しい時代を掴み取ってくれそうな少年」の存在は、とっても貴重だった・・。そう思うと、彼の早過ぎる死はとても残念なのです。


カカシを殴ってくれた、恩人。

そしてカカシにとってオビトは最大の恩人。オビトといえばカカシをぶん殴ってくれた(もしかしたら)ただ一人の人物でもあるのです。
カカシが間違ったことを言った時、正面からぶつかって殴ってくれた友達は・・後にも先にもオビトしかいなかったような気がします。

父サクモを悲劇的な形で失ったカカシの取り扱いには、周囲も神経質になっていたと思う・・・。しかも、仔カカシは生意気で可愛くない性格で;でも天才肌。小さい時のサスケみたいで、扱いにくい。
誰もカカシに真剣に怒ったり殴ったりしてくれなかったと思うのです(面倒なことになりそうなので、そこまで関わりたくなかったというか・・)。

「しょせん うちはと千手は水と油だ」・・・これはトビの言葉ですが、なぜか(笑)オビトもカカシに同じような事を言っています・・「お前とオレとは元から水と油だ!」うん。

性格も違うし、考え方も違う。 普通にそういう意味なんですが、その背景には生まれ育った環境の違い・・「うちは一族と千手派」という見えない壁もあったのかもしれない。

事あるごとに カカシが「うちは一族のエリートのくせに」って言ってくるのも腹が立ったんじゃないかな?  カカシのほうも オビトがエリート一族の出身で(おそらく)「箱入りのお坊ちゃん」育ちなのが気に入らなかったのかもしれない。 
子供でも、うちはと千手の間に溝があることは空気的にわかっていたんじゃないだろうか・・・。

オビトは期待というプレッシャーにストレスを感じながらも、しっかり「一族の誇り」も持っていました。
「オレは あのうちは一族の うちはオビトだぞ!」

一族の名を出された時・・オビトは殴りたい気持ちをグッとこらえているようでした。
でも写輪眼を開眼していなかったオビトは、何も言い返せなかったのかもしれない。そしてカカシより1つ年上というプライドもあって、腹が立っても手を出せなかったのかもしれない。

そのオビトが、ついに本気で怒ったのは カカシが一族のことを言った時ではなく・・
カカシがリンの命を軽視した発言をした時でした。

「忍なら・・仲間を犠牲にしてでも任務の遂行が絶対だ」

仲間を犠牲にするのも仕方ないと言ったカカシに オビトは言う・・

「そんなもんの為に今まで生死を共にしてきた仲間を切り捨てるのか!?
 オレやお前が傷ついた時 リンはいつも医療忍術で命を救ってくれたんだぞ!
 あいつが居なけりゃ オレもお前もとっくに死んでんだぞ!!」

でも、カカシが言った非情な言葉は・・・「それがリンの任務でもあった」

ついにオビトはカカシをぶん殴った。しかもその一発、すごく重そうだった・・・!
一族の名前を出されることより、仲間を大切にしない発言のほうが オビトには許せなかったようでした。

医療忍者のリンは、今まで何度もオビト達を助けてくれた大切な仲間。
だからオビト達は彼女を守らなければならない!そんな思いが、オビトの一発に込められていました。(なんだかなぁ~どこかのうちは一族の少年にオビトの言葉を聞かせたいなぁ)

かつてのカカシは、今のサスケをちょっと思い起こさせます(冷たさのレベルが違うが;) 
あの時、本気でバシッと殴ってくれた親友がいたから・・今のカカシがある。
今のサスケを本気で殴れる人物はいるのだろうか?


カカシの左目に宿る意志


オビトがカカシにプレゼントした写輪眼。うちは一族ではない少年に写輪眼を与えてしまうなんて・・・その場にうちは一族が聞いたら、激怒して止めたでしょうね。。。
でも、オビトにとって・・一族の問題よりも、親友への思いのほうが大切だった。
カカシの目になって、これから先を見続けたい。そんな純粋な願いもあったのだろうけれど・・。

「お前の目になって・・これから先を見てやるからよ」

カカシの左眼は、今までも・・・そしてこれからも「オビトにこれから先を見せるための」眼。

サスケが里を抜けてしまった後、オビトの名が刻まれた慰霊碑の前で カカシはつぶやいていた・・・

「この眼があっても ちっとも先なんて見えやしない・・・
お前が生きてたら・・今のオレになんて言うんだろうな・・・なあ・・・オビトよ」

大切な「千鳥を教えた弟子」を守ってやることが出来なかったことを、オビトに詫びていたんだろうか。そのあと、カカシは「万華鏡写輪眼」を開眼したのだ。
・・・一体何があったんだろう?

カカシはオビトの意志が宿っている写輪眼の「使い方」にもこだわりがあります。
雷切を使うのも仲間を守るため・・
そして神威を使うのも、大切な仲間を守る時。
我愛羅を救うため、デイダラの自爆から仲間を守るため、そしてチョウジをペイン修羅道のロケット砲攻撃から守るためでした。

「お前の目になって先を見据えるのは・・どうやらここまでのようだよ」

神威を使って力尽きたカカシは、そう言ってオビトに詫びていましたが・・・まだカカシは(というよりオビトは)その左の写輪眼で これから先を見なければならなかったようです。

一族という枠にとらわれずに、仲間と里を愛し・・その未来を(千手系の)親友と共に見つめ続けているオビト。

なんだかなぁ・・・四代目がナルトの中で先の世界を見守っていたように・・
カカシの左目の中にもオビトの意志が残っていて、カカシと共にこれからの世界を見つめているような気もします。

オビトの眼は 今のサスケを見たら何を思うだろう?ナルトに託された四代目の意志や、イタチの力のように・・オビトの眼がサスケに何かを語りかけてくれることは あるのだろうか。

オビトの写輪眼でカカシが見るべき「これから先」、
そしてサクモに言われた「お前がまだやるべきこと」。

オビトの眼は、これから先・・カカシと共に何を見ていくのだろう。




☆駄文お読みいただいて、感謝。

☆オビトの瞳力「神威」とトビの術の酷似のことを、別記事にて近いうちにアップする予定でいます。


[