ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTO ナルト482:もう一度・・・ 今週号のWJナルト感想 (ジャンプ 11号)その1・女の情念と眠れる森の男たち

NARUTO482:「もう一度・・・」その1・・女の情念と眠れる男達

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  「じゃあな・・」

   「・・・もう一度・・・あの時の顔が 見たかったなぁ」

香燐が最期の刹那に思い出したのは、かつて見たサスケの笑顔。
最後まで香燐はサスケを恨まなかった。
ただ香燐にあるのは・・・サスケへの想いだけ。

今週印象的だったのは、強(したた)かな女2人の「秘めた想い」。
それと対照的なちょっと残念な、眠気に勝てなかった男性達?

そして個人的に大変興味があったのは、「トビの写輪眼の保存方法」。
以前からわかっていたことに加え最近わかった事実を足していくと、トビの目的が少しだけ見えてくるような?(これだけで長文になっちゃうので、これは別記します)

今週のサクラについては賛否両論(否かなw)あると思いますが、とりあえずサクラの話はあとにして・・・

今年はじめてナルトが登場!そういえば・・主人公はナルトだったw(過呼吸のためお休み中だったけど)

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ナルトって、見かけによらず繊細で気配りタイプなので、頭がパンクしちゃったんだろうなぁ。だけど、切り替えも早いのがナルトのいいところ!
こっそり抜け出し、さっそく仙人モードで探知開始。

それより心配なのは・・・ナルトが脱出したのに気づかないテンゾウ(ヤマト)だ!

眠りの森のテンゾウ・・?

最近のヤマト、「慎重で合理的な判断が下せる切れ者」イメージがガラガラと崩れていたんです・・いい意味で人間臭くて親近感が持てるというか。私的にはそんな今のヤマトが好きだったんですけどね・・・

「ナルトの八本目までの九尾化」でパニックに陥った姿を見せてから「慌てちゃうヤマト」というイメージがついちゃっていたのです。
その傾向は鉄の国に入ってから顕著になりました。トビやサクラの言葉を真に受けては振り回され、その都度カカシに止められる姿が・・・;

しかし暗部ナンバーワンともあろう人が、天井に穴を開けられたのに気がつかず居眠りぃ!?

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  (里の復興でお疲れ気味・・?)

ヤマトの睡眠。これ、彼の弱点なのかもしれませんw

ヤマトが野宿する時に使う「木遁・四柱家の術」。
立派な家を作ってナルト達を驚かせたことがありました・・この術で出来た家、札を貼れば敵からは見えないという優れもの。ヤマトは野宿でも安眠できる場所にお泊りする習慣があるw

ナルトの影分身修行(風遁)の時は普通に外で野宿していたナルト、カカシ、ヤマトの3人。 夜中こっそりナルトが起きたのをカカシはしっかりチェックしていましたが・・
どうやらヤマトは爆睡中w
一度寝たら目が覚めないと言われるA型か?・・・と思ったらヤマトA型だったw
(カカシは眠りの浅いO型w)

 んー。ヤマトの戦闘能力は高いし、指導力もあるけれど・・こういう抜けちゃうところがカカシとまだ「差」があるのかもしれない。

しかし慎重なヤマトだから、さすがにナルトには送信木を忍ばせているに違いない。
・・・いや、そう思いたいのですが、先にナルトを見つけるのはヤマトではなくて雷影チームのシーなのではないか?という気もします。
「雷影様、とんでもないチャクラを持ったやつがこっちに来ます!」「九尾か?!」とか・・・?
サスケに会う前に、ナルトはビーに会って修行かな・・?


そして・・サスケ。

《香燐にトドメを刺しておけ》と言ったトビ。・・・さて、どうする、サスケ?

左手には千鳥。そしてダンゾウを刺す直前と似た、怖い顔。
でもこのサスケの恐怖顔は、香燐が地面から見上げた顔。だから、あんな影が出来ちゃっただけなのかもしれないんですけどね・・・(ヤマトの恐怖による支配の顔に似ている・・)

普通に考えれば、サスケは香燐にトドメを刺そうとしたと思えるのですが 本当にサスケは香燐を殺しただろうか?
そのまま去るか、千鳥をわざと外して横の岩でも突いて去るという展開もあったのでは?
・・・なぜなら、サスケはトビの命令を聞くとは思えないからです。

「我らだと・・?オレがいつお前の仲間になった」と不快な顔をしていたこともあるし、それにサスケって指図されたくないタイプ。
「アンタに言われたやり方で力を手にしたくない」とイタチに言われた事もやらなかったくらいだから、トビの命令通りにするとはどうも思えないのです。

☆感想3にサスケのことは別記します、

でも、何故トビは「ちゃんと止めを刺しておけ」なんて言ったのか?

「我らの事を知りすぎているから」とトビは言っていましたが、それだけじゃないのかも。トドメを刺すことでけじめをつけ、完全な闇に入らせようとしたのだろうか?
それともサスケが香燐にトドメを刺すことがないように、わざと「トドメを刺せ」なんて言った可能性もあるかも?

トビは香燐の能力を高くかっており、「つれてきて正解だった」なんて言っていましたから・・・。 サスケの性格を熟知している人なら、サスケは気に入らない人が命令したことは「しない」性格だとわかっているだろうから。

しかし、結果としてサクラが来たことで香燐は助かった!(ホッ)

これで・・・今のところ、サスケは「まだ」誰にもトドメを刺していないはずです。
そして「誰も殺していない状態」、これからも続くだろうか?
(すごく不安ですが・・・これはこの先、サスケが引き返せるかどうかに関わる、重要なことだと思います!)


香燐の情念!

時は中忍試験、第二の試験。通称「死の森」での巻物争奪戦でのこと。
クマに襲われた香燐を「獅子連弾」で助けたサスケ。ピンチに助けてくれたヒーローは、爽やかな笑顔を残して去っていったんです。あの時 香燐はサスケに惚れたんですね~。

そしてあの時。大蛇丸は草隠れの忍に化けていました(顔面消去の術で顔を奪った)。
香燐(草隠れの忍だった)は、その後・・・里の仲間と間違って大蛇丸に近づいちゃったのかもしれない。
そして大蛇丸に、「私のところへ来れば、サスケくんに会えるわよ」なんて勧誘されちゃったのかな~?
香燐が大蛇丸の元へ行った理由は「サスケに会えると思ったから」まず間違いないでしょうw

そうすると、昔「香燐がサスケにしたこと」っていうのは 大好きなサスケに「お守り」的な細工をしたのかもしれない?

そして香燐がサスケに同行した理由は「あの顔をもう一度見たかったから」だったんだろうなぁ・・・だからサスケが闇に染まっても、香燐はサスケを見捨てられなかった。
好きな男に殺されるなら、後悔はしていないのかもしれません。

サスケが「じゃあな」と言った時、香燐はしっかり眼鏡をかけなおし、サスケを見つめます・・・香燐の目に恨みはなく ただうっとりとサスケを見ている。短い間でも一緒にいられたことが「幸せ」だったのかな・・

んーーーやっぱり、これは演歌のような「情念」の世界だと思う。w

これから先、香燐はきっと、サスケを闇から救いたいと思ってくれるはずです。

そして最後には・・・サスケが あの顔を「もう一度」見せてくれると信じます。
そうでもなければ、香燐の優しさが報われない!


眠りの森の男達その2

禍々しいチャクラを感知した赤丸が「くぅ~ん」というんですが、キバは「びびってんじゃねーよ!」

「犬のほうが賢いようだね」(サイ)・・爆w

サイ、相変わらず思ったことを言う。悪気はないんだろうな・・・

いや実際、赤丸は正しい!中忍試験の時、赤丸は我愛羅の「戦慄のチャクラ」を感知していました。あの時と同じような恐怖のチャクラを、サスケの方角に感知したに違いないのだ。 赤丸の意見も、ちゃんと聞いてあげようよ~キバ。

そして彼らがケンカしている間にサクラの眠り玉が炸裂。見事に寝ちゃった3人の男達。お粗末過ぎやしないか?んーーー。
「お前らぁーー、忍者をやめろ!」w(これ、1巻のカカシの言葉)

そういえば、イタチ追跡任務の時・・キバが一人で突っ込んで撃沈したのを見て サクラが怒っていたっけ。それにリーはサクラが好きだから、サクラの言うことなら素直に聞きそうで騙しやすい。
サクラとサイの第七班に加え、「キバとリー」。サクラがこのフォーマンセルの人選をしたんでしょうねw 
(シカマルやネジ相手では、サクラも騙せなかったかも)。サクラ・・・・確信犯だなぁw

サクラの情念

さて、独りになったサクラ、サスケの前に到着して言った言葉は、ちょっとドッキリ。

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「サスケくん・・!私もサスケくんについていく!木ノ葉を抜ける!」

さて、この発言をどう捉えたらいいものやら?

1。サクラは本気で里を抜けるつもり。
2。これは嘘で、サスケを騙すつもり。

私は1じゃないか?と思うんです。

サイやカカシが予想している「サクラはサスケを殺す気」というのが本当だという仮定での話になりますが、彼女は抜け忍になってからサスケを一人で殺す気なんだと思います。

サスケを処分することは・・第七班の精神を裏切ることになります。
「仲間を大切にする」精神に反することになる。たとえ罪人でも、サクラやナルトにとって 今でもサスケは「大切な第七班の仲間」なんです。

サスケを殺すと覚悟した段階で、サクラは「第七班にいる資格がない」と考えたのではないか、という気がします。汚れ役を一人で全部引き受けて、里も抜ける覚悟なのではないか・・?ナルトや皆に恨まれることも覚悟の上での、里抜け宣言では。

あるいは、サクラは「サスケに殺される可能性」も考えているのではないだろうか。

その場合、サスケが「木ノ葉の忍」を殺したとなれば罪が重くなる。
だけど、サクラが既に抜け忍だったらどうだろう? 扱いが変わってくる。
そこまで考えた上での行動だとしたら・・・あっぱれなんですが。

これも自己犠牲・・女の情念でしょうか?

多分、世間的にはサクラの行動はズレているかもしれないし、結局迷惑もかけることになる。サクラが男子を「子ども扱い」しているのも確かですw

でも・・・私はサクラの一連の行動は、彼女なりに仲間を考えてのことだったと解釈しています。彼女も役に立ちたいと必死なのです。大局的に見まもってあげたい・・。

サスケが問答無用でサクラを攻撃する可能性も否定できませんが、その前にカカシが到着しそうです。
サイの墨分身も解け、サクラの元へ向かうのはカカシ1人。

サクラは香燐の世話をするだろうから、カカシとサスケの1対1の対面は確実となりそうです。

3年以上間をおいての、師弟の対面。

今、カカシの胸に去来する思いを考えると、こちらも胸が詰まります。

写輪眼を託されたカカシは、オビトの遺志をサスケにどう示すつもりだろう・・

カカシが、師として忍としての真価が試される時は近い・・。