4年前の終末の谷と同じように・・国境の谷で、再び第七班とサスケを隔てるかのように河が滔々と流れていく・・・
第七班が集結したのは 病院の屋上でサスケとナルトが千鳥と螺旋丸をぶつけて以来。
第七班が集結したのは 病院の屋上でサスケとナルトが千鳥と螺旋丸をぶつけて以来。
「だいじょーぶ。また昔みたいになれるさ」
カカシはそういったけど、結局こんな再会になってしまった。
世間の「予言詐欺男」風評に返答するように? 先週「自分自身に言い聞かせていたのかもしれない」と言っていたカカシ。頼むから先生を責めないでおくれw
カカシは今まで以上の苦しみと責任を感じているはずだから。
世間の「予言詐欺男」風評に返答するように? 先週「自分自身に言い聞かせていたのかもしれない」と言っていたカカシ。頼むから先生を責めないでおくれw
カカシは今まで以上の苦しみと責任を感じているはずだから。
第七班精神
木ノ葉第七班とは 三代目からカカシに与えられた「サスケとナルトの見張り特別任務」。他の班とは全く違う意味を持つ班だった。 そのなかで、短い時間ではあったけどカカシが彼らに徹底して教えてきた「仲間を大切にすること」。この第七班精神はこれからも消えることは無い(はず)。
そして第七班の忍達は掟にこだわらず涙も流す、仲間を思って・・。
サクラの涙と、香燐の涙
「ウチの前で・・そんな悲しい顔で泣くんじゃねーよ・・!」
香燐って「弱い、乙女な自分」を人に知られるのを極度に恐れているような気もする。だから水月が「昔キミは本当は(サスケに助けられたのを忘れられない)」なんてしゃべりそうになろうもんなら、激怒。
「忍は涙をみせるべからず」
今でも忍世界共通の掟。 サクラのように敵の前で仲間を思って涙を流す忍なんて香燐は初めて見たんじゃないだろうか?
サクラの涙を見て、香燐もはじめて人として女の子として素直に感情を表せたのではないのかな・・・?
サクラの涙を見て、香燐もはじめて人として女の子として素直に感情を表せたのではないのかな・・・?
ナルトの想い
ナルトが思い出すのは・・イタチの言葉、雷影の言葉、そして我愛羅の言葉。
「忍は時には厳しい選択を迫られる事だってある」
「バカのままやり通せるほど 忍の世界は甘くない」
「お前はサスケの為に何をしてやれるのかよく考えろ」
ナルトはサスケの現状を聞かされて、彼らの言葉の重みをやっと理解したかもしれない。
サクラが決意したように、仲間としてサスケの為に本当にしてやれることは殺してでも止めることなのか?
理想とする諦めねえ忍道と現実の狭間で、ナルトは迷っているような気がします。
サクラが決意したように、仲間としてサスケの為に本当にしてやれることは殺してでも止めることなのか?
理想とする諦めねえ忍道と現実の狭間で、ナルトは迷っているような気がします。
「会えば答えがわかる気がする」・・
やっぱりナルトは考えすぎると過呼吸になるし、頭使うより行動したほうがいい!
サスケVSカカシ
「写輪眼ってのはな・・・うちはの証だ・・
うちは一族でもねェ低俗な忍が その眼を見せびらかすな!!!」
うちは一族でもねェ低俗な忍が その眼を見せびらかすな!!!」
サスケはカカシが写輪眼を手に入れた経緯を、ダンゾウと同じだと考えているんだろうな・・・さらに悪いのは、そのような「低俗な忍」を かつて自分が「師」と仰ぎ、兄のように慕っていたことだろうか。
正面から突っ込んでくるサスケ、ダンゾウ戦に比べると全然冷静じゃない。
一方カカシは腕をまっすぐに下ろしたままで 自分からは一切手を出さないつもりらしい。サスケの怒りを正面から受け止めてやるつもりなんだろうか? (師らしくドンと構えているところが大人だなぁと思ってしまったが)
でもこのあとが省略されてて(コミックスでは追筆SVP!)次の絵では川面の上でサスケは既に須佐能乎完全体を出している・・
一方カカシは腕をまっすぐに下ろしたままで 自分からは一切手を出さないつもりらしい。サスケの怒りを正面から受け止めてやるつもりなんだろうか? (師らしくドンと構えているところが大人だなぁと思ってしまったが)
でもこのあとが省略されてて(コミックスでは追筆SVP!)次の絵では川面の上でサスケは既に須佐能乎完全体を出している・・
・・・い、いきなりですか!
サスケは連戦で消耗しているから一気に勝負に出たのかもしれないし、それだけ怒りが大きかったのかもしれない(サスケにとって第七班は平和ボケの象徴か)
カカシは我愛羅からサスケの須佐能乎も聞いていたのか、冷静に対処している気がする。
カカシは我愛羅からサスケの須佐能乎も聞いていたのか、冷静に対処している気がする。
「サスケ・・お前の中にあるのは一族だけじゃないハズだ
憎しみだけじゃないハズだ もう一度自分の心の奥底を見つめてみろ・・」
憎しみだけじゃないハズだ もう一度自分の心の奥底を見つめてみろ・・」
「お前は本当はわかってるハズだ」・・
最後にカカシに説教された時は、笑顔の仲間達を思い出し引き返そうと迷った・・でも今は違う。
「みんな笑ってやがる・・イタチの命と引き換えに笑ってやがる」と言ってるサスケだけど、一番受け入れられないのは「その中にかつて自分もいた」ってことなのかな?
サスケが思い浮かべる木ノ葉の仲間達の絵に、自分自身の姿は無い。その絵の中に自分を加えてしまうことは絶対許せないし、認めたくないんだと思う。
◇須佐能乎VS神威
須佐能乎の矢は、瞬身でも不回避な「超音速追尾ミサイル」?
しかし、万華鏡には万華鏡。
カカシは神威で須佐能乎の矢を消した。
須佐能乎が矢を放った瞬間、カカシの眼はまだ通常写輪眼だったのに、消せた・・
つまり、カカシが神威を発動するスピードは須佐能乎のスピードを上回るということだ。
しかし、万華鏡には万華鏡。
カカシは神威で須佐能乎の矢を消した。
須佐能乎が矢を放った瞬間、カカシの眼はまだ通常写輪眼だったのに、消せた・・
つまり、カカシが神威を発動するスピードは須佐能乎のスピードを上回るということだ。
カカシ、デイダラ戦ではチャクラ練成と結界調整に苦戦、時空を捻じ曲げるのも時間がかかり「ズズズ・・・」というバキューム描写があった(水洗○○○の流れ的な)。
あの時は、まだ神威を開発したばかりだったということか。
あの時は、まだ神威を開発したばかりだったということか。
でも最強瞳術といえそうな神威を、カカシは憎しみで向けた攻撃には使わない。
それは雷切(千鳥)と同じで、神威もオビトから預かった大切な力だからだ。
今までカカシが神威を使ったのは全て防御か仲間を守るためだった。
それは雷切(千鳥)と同じで、神威もオビトから預かった大切な力だからだ。
今までカカシが神威を使ったのは全て防御か仲間を守るためだった。
「お前の眼になって・・・・これから先を見てやるからよ」
カカシは オビトのこの言葉を一瞬として忘れたことは無いんだろうなぁ・・
カカシは オビトのこの言葉を一瞬として忘れたことは無いんだろうなぁ・・
◇サスケの超完全体須佐能乎
カカシの言葉はさらなる憎しみを引き出してしまい、サスケの須佐能乎を「超完全体」へ導いてしまった・・
完全体にメタボな着ぐるみを着せた姿は、イタチの須佐能乎とそっくり。でも指はやっぱり6本なんだな、コレ。 武器は弓矢系のようだし中の人の顔は怖いまま。イタチのとは似て非なるもの。
超完全体須佐能乎は、おそらく攻守共に無敵状態。それまで余裕を見せていたカカシが「これはマズイ」と感じていたから、これは神威でも飛ばせないのかもしれない。
サスケとカカシの悲しみに呼応したのか、この時から冷たい雪が静かに降り始める・・。
◇万華鏡のリスク
しかしついにサスケの視力が? 同時に須佐能乎も消えていく・・
事実上サスケは戦闘不能で、いよいよ移植を迫られることになりそうです。永遠の万華鏡になったら新たな瞳術が生まれるはずですが、それが外道魔像をコントロールする力なのか、無限月読に必要な眼となるのだろうか?
カカシも視力低下しているはずだし、神威は一族ではないカカシの体には重い負担がかかる(カカシがチャクラ不足男なわけではないw 以前のように一発使ったら倒れるほどチャクラ減退しちゃうわけでもないみたいだし)だがカカシは 突然出てきたサクラを止めようとするが、体がうまく動かない。
(って・・サクラなぜ出てきた?)
サクラの「役割」
すっこんでろと言われたのに、サクラ再びクナイをもって登場・・・;
ペイン戦で、ナルトは「かばいながら戦うのはやりづれーから」とハッキリ言った。
カカシもハッキリそういえばよかったね「足手まといになるから手ェ出すな!」って。
カカシはそんな言い方をしないし、だいたい先生の言うことを聞かな過ぎでしょ、ナルトとサクラ・・。
そこは木ノ葉式ゆとり教育システムのツケか、イルカ先生とカカシ先生の区別がついてない!
命がけの任務に出たら上官と部下なのに、意識ゼロだ・・
カカシもハッキリそういえばよかったね「足手まといになるから手ェ出すな!」って。
カカシはそんな言い方をしないし、だいたい先生の言うことを聞かな過ぎでしょ、ナルトとサクラ・・。
そこは木ノ葉式ゆとり教育システムのツケか、イルカ先生とカカシ先生の区別がついてない!
命がけの任務に出たら上官と部下なのに、意識ゼロだ・・
今度のサクラは 「カカシ先生に重荷を背負わせない!」
それにサクラにおけるカカシのイメージとは、もしかして「いつもやる気の無い顔している」「チャクラ切れて病院で寝込む」「ガイにおんぶされている」?・・
カカシ、先生としてもう少しカッコいいところを見せておかないと・・
だいたいサクラもカカシも自分ひとりで背負いすぎる。第七班の・・それは仲間を思う気持ちからなのだろうけど。
それにサクラにおけるカカシのイメージとは、もしかして「いつもやる気の無い顔している」「チャクラ切れて病院で寝込む」「ガイにおんぶされている」?・・
カカシ、先生としてもう少しカッコいいところを見せておかないと・・
だいたいサクラもカカシも自分ひとりで背負いすぎる。第七班の・・それは仲間を思う気持ちからなのだろうけど。
サクラピンチの時に現れたのは・・・やっぱりヒーロー・ナルトだった。
お、お姫様抱っこ!!
ナルトを主人公と認識していなかった読者(誰w)に、ナルトが主人公だったと再認識させるカッコよさ。
それだけじゃない、これでわかったのは、サクラはやはりヒロインだったということ(おでこ広いインじゃない)
カカシに救われ、ナルトに救われ・・・彼女は第七班におけるヒロインとして役割を担う。
サクラを救うのに、カカシは「サスケを止めた」・・これはサスケの師としての行動だが
ナルトは「サクラを救った」・・サクラにとっては王子様的な行動。
この瞬間、サクラにとっての王子様が サスケからナルトに変わったんじゃないだろうか?
カカシに救われ、ナルトに救われ・・・彼女は第七班におけるヒロインとして役割を担う。
サクラを救うのに、カカシは「サスケを止めた」・・これはサスケの師としての行動だが
ナルトは「サクラを救った」・・サクラにとっては王子様的な行動。
この瞬間、サクラにとっての王子様が サスケからナルトに変わったんじゃないだろうか?
ナルト、ペイン戦同様登場しかたがかっこよすぎだ。
カカシの思い
今のカカシは、オビトの犠牲の上で生きている。ヘラヘラと平和や幸せを享受することをけして自分に許してはいない。 だからサスケの叫びに、カカシははっとしていた。
自分と同じ苦しみ・・!
カカシは最悪、自分が盾になって止めるようと考えているかもしれない。でも、カカシの左眼に宿るオビトの意志が語りかける気がする・・
「確かに・・・忍者の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる
けどな・・仲間を大切にしない奴は それ以上のクズだ!」
けどな・・仲間を大切にしない奴は それ以上のクズだ!」
オビトの意志はきっとカカシの写輪眼の「眼軸」に生きている。
「眼軸ごと移植してくれ」「お前の目になって・・これから先を見てやるからよ」
これらの描写は、きっと意味を持っている・・キッシーは無駄な描写はしない方でのw
「眼軸ごと移植してくれ」「お前の目になって・・これから先を見てやるからよ」
これらの描写は、きっと意味を持っている・・キッシーは無駄な描写はしない方でのw
先週のカカシ発言「(サスケは)マダラにここまで・・」。
あの時カカシはサスケの為に「マダラを倒す」決意を固めたのではないだろうか。
あの時カカシはサスケの為に「マダラを倒す」決意を固めたのではないだろうか。
カカシ最大の人生課題・オビトへの後悔の決着がマダラ絡みなのは間違いない?(悪い断言癖w)
そして、第七班はサスケを闇から救う選択をすると信じたい。
なぜならば ・・・それが、第七班だからだ!w
☆トビ出現して一度休戦かな?
☆カカシは第七班を崩壊させた後悔+チャクラ合成(オビトの眼+カカシの練成チャクラ)で万華鏡を開眼した?
☆カカシの万華鏡にはサスケよりイタチのほうが驚いていた。イタチは一族外の移植適応を恐れていた?トビの写輪眼保管と関係が?
☆来週の予告「カカシにある変化が」? 目関連? き、気になる・・
☆サクラ、クナイよりキバ達に使った強力催眠玉使うべき?
☆香燐、胸やおなかのあたりにまで咬み跡が。
☆50巻、3月4日発売!鬼鮫VSキラービー!
☆トビ身体がオビト器の可能性濃厚では?ミスリードかもだけど根拠は多い。別の機会に
☆長駄文・・読んでくださって感謝!