ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTO ナルト498:母ちゃんの赤い髪 今週号のWJナルト感想  (ジャンプ28 号) その2「ミナトとクシナ」

NARUTO498:母ちゃんの赤い髪 その2 「ミナトとクシナ」

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※感想その1の続きです・・・・  その1は、1つ前の記事です。
 
 
「その大キライだった ただの赤い髪は 私の中で運命の人を連れてきてくれた・・・"運命の赤い糸”になってくれた  それ以来自分の髪を好きになった・・・ そして何よりミナトを大好きになった」
 
うぎゃーー!w 照 涙っていうか照っていうか。
 
お姫様抱っこですぞ?。しかも、こんな「世界の天辺」みたいな高い所で・・・ なんてロマンチックやってるんじゃ~。  
これが天然ミナトだから 実にさりげないというか・・・・天然ミナトだからこそ出来ちゃったというか。
ヒーローを自然にやっちゃうところがすごいな・・・ミナト。 
 
この素敵な「ミナトとクシナの物語」。
 
NARUTOでは初めて?王道を行くラブストーリーであるだけでなくw 我々読者にとって「空白の時代」の一部を知る手がかりにもなる、なかなか興味深いお話。
 
 
赤い血潮のハバネロ・・・
 
渦の国出身のクシナは、どうやら8歳くらい?の「下忍だった頃」 木ノ葉に引っ越してきたらしいです。しかも、「木ノ葉に帰化する」形で。 で、アカデミーでミナトの同級生になった。
ミナトとクシナは「国際結婚」だったのか、とか・・・・火影が他里の女性と結婚なんて出来るのか、という疑問は あっさりと解決されてしまいましたw
 
ん?下忍なのにアカデミー入り? 他里出身だから「木ノ葉の下忍」となるために勉強し直しだったのかな?
 
時代的には第2忍界大戦の頃じゃないか?と思われるんですが (でも、アカデミーの先生の服装は第3次忍界大戦時の服にみえるんだな、コレ・・。肩に例の「渦巻きっぽい」マークがついてる・・)
 
おそらくクシナは綱手の弟・縄樹より少し年下かな? 綱手は引っ越してきたばかりのクシナの世話を見てやったせいで、クシナの子供時代をよく知っているのかもしれません。
渦の国は戦争で木ノ葉に吸収合併されたんだろうか? クシナには「特別なチャクラ」があるらしいので、そのせいで彼女は渦の国から連れて来られた可能性が高いかな。
 
クシナのミナト第一印象は「頼りない女男」・・・って!
ま、たしかに・・・w  ミナトって、見た目はおっとり、ぽわ~んとした癒し系ですよね。 
アカデミーでミナトの後ろに座っているのは、のちに「自来也班」でミナトと一緒になるちょんまげ風の子ですねw
 
クシナにつけられたあだ名は トマト のちに「赤い血潮のハバネロに改名; 
長い赤い髪を振り回し男の子を半殺しにするから、って・・・  激辛の暴君ハバネロとは・・・強烈w
やはり、おてんばだったんですねクシナw
 
 
「里の皆に認められる、火影」
 
そして、アカデミーでの初日。 クシナは将来の夢を「女性初の火影」と言った。
ミナトは 「里の皆に認められる火影になりたい」。
 
それを聞いたナルトは 「里の皆に・・・認められる火影・・・・か」 と感慨深げだった。親子揃って同じような夢を持っていたんだなぁ。
 
でも、ミナトがこの夢を語ったこの時代は もっと問題を孕んでいたような気がする。 ダンゾウも虎視眈々と三代目の失脚を狙っていたし、うちは一族という火種も抱えていた。「里の皆に認められる」というのは、けして容易い道では無かったはず。
千手とうちはの長い間の争い等、延々と続く憎しみの連鎖をどこかで止めないと 「皆から認められる」ことにはならない。 「自分の存在を認めてもらうための火影」ではなく、「争いの無い世界を作ることで、皆から認めてもらえる火影」に。 ミナトはすでに、忍世界に横たわる問題に気付いていたんだろうか・・・?
 
第一巻でナルトが将来の夢を語った時は(最近なんだか、毎週のように話に出してますけど;)
 「里の奴ら全員にオレの存在を認めさせてやるんだ!」だった。 ミナトと似たような夢なんだけど、言い方はかなり違う。
里の奴ら全員に「認めさせる」ってのは強制的で、受け入れさせるということ。 
押し付けや、受け入れさせるのではなく 「受け入れる」・・・ これが今週の隠されたテーマのような気がします。
 
 
クシナの特別なチャクラ
 
「クシナの特別なチャクラ」。 クシナが持っているなら、ナルトも引き継いでいる可能性もありますねぇ・・。
 
ナルトとゆっくり話をするために、クシナはある力を使う。ナルトの体内からチャクラを「鎖状」にして九尾を拘束してしまう(すごいですね、これ)・・・九尾は「このチャクラ・・・クシナか!」と言っているので、どーやら初めてじゃないらしい。 チャクラはチャクラでしかつかめないとビーが言ってましたが、クシナのチャクラは尾獣すらしっかり掴んで押さえつける・・・?
 
で、気になるのは 九尾のいる場所には「ナルトと九尾」しかおらず、クシナの姿が見当たらないこと。
九尾もクシナには気付いておらず、チャクラ鎖で金縛りになってはじめて「クシナか!」と驚いている。
 
ミナトがナルトの意識の中に出てきた時は、九尾もその場にいて、ミナトが「指パッチン」して九尾のいないまっ白な別の場所に移動・・・。 
ナルトとクシナがいる場所は、指パッチンして移動した先の、何も無い空間と似ている。 
ミナトは九尾のいない空間のほうにクシナが出現するように仕組んだのかもしれませんなぁ・・
 
クシナのチャクラって、 尾獣にとっては天敵のようなものなんだろうか? 九尾の「憎しみの意志」を押さえ込んだり共鳴するような力があるとか・・(アニメに出てきた幽鬼丸みたい?w)
 
ミナトがナルトに九尾を託したのは、「クシナの子だから九尾の力に耐えられ」
「ミナトの子だから九尾の力を使いこなすと」信じたからでしょうか。 
二人の能力が合わさったら、きっと九尾の力をうまく使えると。
 
クシナの能力は、木ノ葉や雲隠れにとって「魅力」だったのかも・・・。
 
 
にしても雲隠れ、やりすぎw・・・「クシナ誘拐事件」
 
クシナも雲隠れに誘拐されたことがあったとはね~。
白眼を狙って 雲隠れがヒナタを誘拐しようとした事件がありましたが・・・もー節操ないですね、雲隠れ。
「幼い少女狙い」ばっかりとは、汚いぞ!w  (戦争中はお互い様だったのかも)
 
この頃はミナトもクシナも「木ノ葉の額当て」をしているので・アカデミーを卒業したばかりの頃(10歳)と思われます。(背は小さいし、まだ幼い・・)
で、今ミナトが生きていたら40歳位(シカクより1つ下くらい)?という推測すると、クシナが雲隠れの誘拐されたのは ちょうどモトイさんが話していた「30年前の事件」の頃にあたります。 
 
雲隠れでは「尾獣、人柱力の研究」が行き詰っていた頃にあたりますね。 クシナのチャクラが八尾のコントロールに役立つとして狙われた可能性はある。
 
クシナが目印にと落としていった「赤い髪の毛」。それに唯一気がついたのがミナトだったとは。(あれ?木ノ葉は追跡に犬を使うんだし、犬ならニオイで・・・・なんてここで突っ込むのはやめとこうw)
まだ駆け出しの下忍?だったミナト(自来也の弟子だった頃かな)、雲隠れの忍3人を相手にクシナを救い出すとは、さすが。
さりげな~くクシナをお姫様抱っこしていますが・・・・こんな笑顔で微笑まれたら、女の子なら おちてしまうw
 
 
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「その時のミナトはとても立派な忍者に見えた 夢を叶える人だと思わせてくれた そして何より彼は私を変えた・・・」
  
大キライだった赤い髪を、認めてくれた。 皆がイジメの材料にしていた「赤い髪」をほめてくれた。
つまりミナトは、クシナが自分で「イヤだと思っている部分」を認め、受け入れてくれた人だったのだ。・・・・・それが、クシナを変えた。
 
それ以来、クシナは「髪を振り乱して男を半殺しにする」女性からw 優しくて包容力のある女性になったんじゃないのかな? 「クシナも大人になって 美人になったが・・・」という綱手の言葉。昔は”美人でもなかった”といいたげなセリフだがw 変えたのはミナトだったのですね
 
ミナトの夢「皆に認められる火影」とは、皆に受け入れてもらえる火影。
そのためには、自分が皆を受け入れて「憎しみ・争いの連鎖」を止めなくちゃいけない。 憎しみや争い、醜い部分も受け入れて。
 
その第一歩が「クシナの全てを ”愛”で受け入れる」ことだったのかな・・?と。
 
 
ナルトの第一歩
 
「お前はワシの憎しみの 小さな一部にすぎん!」・・・
 
先週、497話の九尾のセリフです。 確かにナルトの憎しみは、九尾全体からみたら そのごく小さな断片でしかない。 小さな断片が変わったからといって全体に影響なんて無い・・・そう九尾は言いたかったんだろう。
 
でも、ミナトがまずはクシナ一人を・・・・彼女の全てを愛で受け入れ、彼女を変えていった。
 
「ただ一人・・・  私の赤い髪に気付いてくれた キレイな髪だからすぐに気付いたって言ってくれた」
 
まずは、ナルトという小さな1つの断片が変わることが出来たら・・・・九尾全体も変わっていくんじゃないだろうか? 
 
九尾の憎しみ達も、「憎しみは愛情があればこそ生まれるものなのだから」と愛情で受け入れ 認めてあげることが出来たなら・・・
 
 
オレンジ火影
 
「木ノ葉の黄色い閃光と 赤い血潮のハバネロが合わさったら・・・」
「木ノ葉のオレンジ火影だってばよ!!」
 
ブッ、と噴出しそうになりました最後w  
黄色+赤=オレンジでしたか・・・・それでナルトのイメージカラーはオレンジだったとは・・・おそれいりましたw 
ここにきて、やっと明かされた「オレンジナルト」の秘密!w
 
ま、これも「三代目火影」が、「ミナトの黄色と クシナの赤で、ナルトには両親の愛の混ざったオレンジ色の服がええじゃろう」という優しい心遣いをしていたんじゃないか?とw 勝手に推測するのであります。
 
ナルトに両親の名前を伝えられず、ナルトを孤独という境遇に置かざるを得なかった三代目。
これもまた、三代目がこっそりと忍ばせた「優しい愛情」だったんじゃないだろうか・・・?
 
両親が本当に愛し合って生まれてきたナルト。望まれて、生まれてきた・・・それを知って自分の存在に自信を持てたんじゃないのかな?
「ここに居ていいのよ」の意味を、ナルトは、かみしめているんじゃないだろうか。
 
人は皆、愛情で支えられてるんだな、・・・・ ほんとに。
 
 
☆クシナが「封印されていた仕組み」について話そうとしたり、自分には特別なチャクラがある・・ととっても大事な話しをしようとしていたのに・・・全くスルーだったナルト。 やっぱり・・・難しい話は苦手なんだな・・。
 
☆ミナト、小さい時から優等生タイプだったんですねーー。
今月発売のアニメコミックス「カカシ外伝」の岸本先生がインタビューで、ミナトのことを「いい人代表(笑)」とおっしゃっていたけど;
 
☆キバやシカマルも言っていた「母ちゃんって怖い」w  たしかに母ちゃんズ、こわいってばよw
 
☆ミナトがクシナにしていたお姫様抱っこ。このあいだ、ナルトがサクラにしていたっけ・・・?(サスケから助けた時) こういう感じには、ならなかったけどw
 
☆九尾を拘束しようとしたときのクシナの顔。一瞬「忍」の顔になった。 かなりのくのいちか・・。
 
☆ミナトって、あまり服装にはこだわらないのね・・・ほんとに天然キャラ・・。
 
☆ナルトが想像してる、赤毛ストレートのナルト・・なんかちょっとイヤだなぁw
 
☆クシナとナルト、しぐさまでそっくり・・・だってばねw
 
☆総集編大巻ノ一、6/22に重版発売!これ、すでに品切れになっていた貴重品ですぞw
 
☆長駄文しかも2記事分けで、恐縮。 読んでくださった忍耐強い方、本当に感謝です。
 
 
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