ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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コミックス・NARUTOナルト52巻(「それぞれの第七班・・・!!」の雑考

NARUTO52巻「それぞれの第七班・・・!!」雑考 

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52巻、表紙はナルトとサスケ!と広告には書かれていたけど、不気味な美しさを湛えたカブト付きでしたね・・。 この怪しい美・・・・大蛇丸って美形ですけどw、カブトもだいぶオロ化してて眼は完全に大蛇丸というか蛇。 
 
(484~494話)・・・52巻が収められた部分は、驚きの事実発覚が連発だったんですよね。コミックス派の方は驚いたんじゃないかな・・。
第七班の集結、鬼鮫が生きてたw、トビの大量写輪眼収集、トビのマダラ詐称疑惑w、便利屋ゼツの謎、カブトの大ヒンシュクな穢土転生、ビーとナルトの出会い等など。 びっくりな話から感動的な話まで、実にいろいろ。
 
タイトルにもなっているのは「それぞれの第七班・・!!」。 
第七班再集結の部分は非常~に思い入れがあったので、そのあたりの感想はジャンプ掲載時の「ジャンプ・ナルト感想(近く・・遠く・・その1,2)」でかなり言いたいことを言い尽くしちゃったので(燃え尽きた感あり?w)、今回は別のことを・・・・(まさに雑考)。  
 
個人的には、カカシとサスケの再会がビッグイベントだったんですが、意外とあっさり肩透かしでした。 どうやら今年やってくると言われている「カカシメインの話」とは、サスケ絡みの話ではなさそうですね・・・w
で、今日52巻を読み返して、新たにちょっと気になったのは 今週のジャンプとリンクするんですが・・・「ありがとう」でした。
 
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《52巻、隠れた重要人物? 》
 
WJでは今週号(504話)のタイトルが「ありがとう」。 ペイン戦では「信じる」がキーワードになっていましたが、これからの話はありがとうがキーワードになっていくのかな・・と思ったんです。それで52巻を読み返してみたら、もう既に「ありがとう」が「キーワード」として出はじめていたんですね・・・汗 (思い込みもあるけど)
 
52巻で目立った人達というと、ナルト、サスケ、(個人的にはカカシw)、カブト、自称マダラのトビ、ビー・・・・と かなりいるんですが、その中で期待はずれというか残念だったのが「サクラ」。
 
第七班集結の時。 それぞれの第七班というだけあって、ナルトもサスケも、そしてカカシも・・・それぞれの思いあって、あの場所にいたんです。 でも、正直サクラだけは余計なことばかりしてくれたな~と思っていたんです・・ あれだけの覚悟を背負ってきたはずなのに、足手まといになった挙句、出した結論したのは「2人を信じること・・・!」。 ・・・それだけかい、と;
 
でも、意外とサクラは大事な役割を果たしていたんですね。キーワードの「ありがとう」は、サクラと一緒に出てきます。
 
 
《サクラが信じる「ありがとう」》
 
彼女がサスケを「自分の手で決着をつけなくては」と思った理由・・・そしてイザという時に迷ってしまった理由・・・・それは、サスケの「ありがとう」だったんですね。
 
(覚悟を決めなきゃ・・・!)
(私が・・・!)
(私がサスケくんを・・・・!) (484話、「それぞれの第七班・・・!!」)
 
 覚悟しようとして揺れるサクラの気持ちを 最終的に止めてしまったのが、3年前・・・サスケが最後にサクラに残した(ありがとう)。
 
サクラが最後にサスケと会話したのは、サスケが里を抜けた夜・・・・必死に止めるサクラにサスケは散々冷たい言葉を浴びせるんですよね。 余計なお世話、オレはお前達とは違う、相容れない道にいる、うざい・・・。
でも、最後にサクラの後ろで、「本当の気持ち」をぽそっと言ったんですよね、「ありがとう」と。
たった一言だけど、このありがとうが意味するものはたくさんある。
 
第七班での沢山の思い出、第七班への思い、つながり・・・散々サスケはそれらを否定するようなことを言ったものの、本当は嬉しかったし大切だった。本当は否定していなかった。 だからこその「ありがとう」なんですよね。 ゴメン、じゃなかったんです。
ゴメン、だったら第七班の思い出を否定することになるけれど・・・ありがとうは肯定。第七班を肯定する「ありがとう。」
だからサクラはサスケが闇に染まっても まだ信じる気持ちを持っていたんですよね。
 
そしてサクラはナルトの揺るがない決意を見て、あの時のサスケの「ありがとう」を信じてみようという結論を出すことができたのかな・・・(というか・・・サスケを信じるという結論を出した自分自身を信じることが出来るようになったというか←意味不明かな)
 
(ナルト・・アンタのおかげで 私はまだ第七班全員で笑いあえる先を諦めないでいられる・・・!)
 
(ナルト・・・いつも・・・ありがとう)
 
サクラ、ナルトに(ありがとう)って思えたのは初めてじゃないだろうか。それまでサクラがナルトに思っていたことは「ごめん」ばかり・・・。 
サスケ奪還任務のあと、ナルトが失敗して帰ってきた時・・・・・サクラがナルトに言ったことばは
「いいのよ・・・ナルト」 「・・・・ごめん・・ナルト」だけだった。
これって・・・「しかたない、ナルトにやらせた私が悪いのよ」 つまりナルトのやったことを認めてないし、事実上受け入れていないんですよね。 
サクラはやっと、ナルトを信じることが出来たから (ありがとう)と思えたのでは。
 
バラバラだった第七班が、少~しずつ「本当の集結」に向けて動きだした第一歩だったのかも。
 
 
 《さて・・・・52巻で、未だに気になっている部分が少々。》
 
☆ゼツって一体何w
 
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全く便利な素材です、白ゼツって。 増えるし、胞子状態で相手に気付かれずにくっついてスパイ行為はできるし。 チャクラの吸い取り・供給も可能で、 なりかわりの術でチャクラコピーして別人に成り代われる。 演技も上手いw 録画機能搭載、弾力性に富み衝撃を和らげる・・・。誰も入れないような地下にも潜行可能・・・。
 
黒ゼツの方は本体なんでしょうね、あれ。 食事の時は融合しないとダメみたいだし、胃とか腸とか臓器は黒部分にあるんでしょうか; (白ゼツはアロエゴム素材だけみたいだしw)
半身でも生きていけるものなんだなぁ・・。
 
 
☆トビって一体誰w
 
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アジトに戻って、せっせと白ゼツで右手を作り直しているトビの図。 なんだかなぁ・・・黒幕としての威厳ゼロw かわいい感じすらする・・・;
 
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左顔のほうは横線シワもなく、若いですね。 個人的には、この絵見てオビトだ~と叫んではまたヒンシュク買っちゃったのですがw  ど~も最近の展開ではトビの器はオビトでは無さそうな展開になってますね。 いや、でもなぁ~やっぱりあの顔はオビトだけど!w
 
 
☆「サクラの毒付きクナイ」の伏線
 
サクラが持ってきたクナイを見て、「シズネに教わった毒付きクナイじゃサスケは死なない 耐性を埋め込まれてる」と発言したカカシ。
 
過去にシズネが大蛇丸に向けて毒針攻撃をしているんですが、その時カブトがその毒針を拾っているんです。(156話で) 
毒といっても星の数ほど種類があるでしょうけど、「シズネスペシャルの毒」は、すでにカブトが入手しているのでカブトは解読済み。 つまり大蛇丸やサスケに耐性を埋め込んでいるということです。 
カカシがそこまで情報を把握しているのは勿論すごいけどw・・・ あの時のカブトが「毒針拾った」ことを伏線にして ここで生かした岸本先生も、凄いw
 
 
☆「止めておけカカシ そんな術はオレには効かない」
 
・・・とトビ言われて素直に神威をやめたカカシ。 大体トビって、神威をいつ見たんだろう? 実際に見たのかゼツ録画なのか?
デイダラ戦かペイン戦のどれかをゼツが録画していたのかもしれないけど、どうなんだろう?
それにトビがカカシの万華鏡開眼を全く気にしていないのは、なぜだろう。 トビ・・・カカシへの無関心度が、逆に不自然すぎる。 
 
☆カブトのヒンシュク穢土転生
 
最後の棺おけ・・・結局中身は普通にマダラだったのか? これも含め、今後「マダラ詐称疑惑」のトビの秘密が少しずつ暴かれていくでしょうか。 トビの秘密を暴くのはカカシだろう!と私的には確信しているんですがw(今年はカカシがメインのはずだし!)
これも、そろそろ判明しそうで楽しみではあります。
 
(そして)・・・・
今日、自来也の「ド根性忍伝」も発売されました! まだ少ししか読んでいないんですが、予想していた以上に「ちゃんとした小説」w 
本当に自来也のサインや、作者紹介もそのままド根性忍伝なんです。 期待以上w これから読んでみようと思います!
 
 
 
☆駄文、読んでくださってありがとうございます