ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTO ナルト521:大連隊、戦闘開始!! 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ3・4合併号)

NARUTO521:大連隊、戦闘開始!!

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死してなお、その眼に闘気の炎を宿す。 鬼人・再不斬・・・ここに再び!!
 
再不斬も、よく見ると鬼鮫水月・長十郎と同じ「お魚歯」だったんですね。 波の国篇の絵ではそこまで判らなかった・・。
ジャンフェスで岸本先生は「今年はカカシの年とかいったけど全然ならなかった」と認めて?おられましたが、やっと今年最後のジャンプでギリギリ、カカシメイン間に合ったか?みたいな展開になってまいりました。
そして、やっぱり会っちゃいましたね、この2人・・・再不斬とカカシ。
 
・さて、まずはカブトとトビ。 
 
あの2人、毒牙をちらつかせて駆け引きやってましたが・・・・大局的に事態を見ているのはどっちなのか?判ったような気がします。 強気のカブトと、圧されているように見えるトビ。でも、所詮青二才のカブトと 長い年月物事を眺めてきたであろうトビとでは、知識も経験もやっぱり違う!
 
カブトは本気で穢土転生にはリスクが無いと信じているようですね。
先週トビが言った「図に乗るな・・・・」。あれは、忍術の理を無視したカブトへの「本心からの」忠告だったのかな、と思います。
『不老不死の術・不屍転生』『魂を操る術・穢土転生』といった『時』に手を出してしまった大蛇丸に、ヒルゼンが「時を弄ぶと ろくなことにはならんぞ・・・」と警告したように。
三代目の警告も、トビの忠告も・・・経験を積んだ忍にはわかる、『簡単な気持ちで人間が踏み込んではいけない領域』ってのがあるのかもしれません。
トビの「忠告」は、「敵」や「味方」という枠を超え『忍の先輩(人生の先輩?)』として若造の暴走を見過ごせなかったのでは・・・・?
 
「あまりにも素晴らしく強い術のため 術者の名が世間の隅々にまで行き渡る・・・ボクはいずれ うちはマダラより有名な忍になる・・ インテリのボクはそんな事望んでないんだよ・・・狙われるだけだしね」
 
「図に乗るなと言っている! 物事には全て反動がある 気を抜かずにいる事だ」
 
カブト、自分のことをインテリって言うかぁーー!w
 
忍って。戦って名を挙げる「肉体派」と、感知・医療・情報などの裏方的「インテリ(頭脳)派」に二分できるようですね。 目立たない実力者・インテリ派は肉体派を「戦闘おバカ」として冷めた目で見ているんじゃないだろうか? 若き日の鬼鮫に同行した霧隠れの暗号班も、「肉体派の鬼鮫」を軽蔑して『オレ達頭脳派・インテリとは合わない・・』なんて話してましたっけ・・(507話の鬼鮫の記憶で。)
 
《ボクはインテリ》 《有名になるのは望んでいない》・・・・カブトのこれらの言葉は、かつて戦いに明け暮れて名を挙げた「肉体(戦闘)派」うちはマダラへの強烈な皮肉ですよね~。
これは、トビの本体が「うちはマダラ」ってことなのか、あるいはマダラを名乗るトビを侮蔑しているのか・・??
『インテリが肉体派をバカにしたような』カブトの発言は、年長者のトビに対してかなり失礼だと思うんですよね。 なのに安い挑発に乗らず『気を抜かずにいる事だ』と釘をさすトビは『大人の態度』。余裕というか・・・・トビはカブトなんかより、もっと大局を見ている気がする・・・・
 
穢土転生の止め方(術者を操って「解」させるか、魂を封印する)を聞いたトビの一言は
 
「・・・」 「それが本当だといいがな」。
 
穢土転生には大きなリスク(反動)があるハズで、《そんなに簡単に止められるようなものじゃない》・・・とトビは考えているようですね。 トビは「穢土転生の暴走」「収拾をつけられるか」を真剣に心配しているのであって、カブトが嘘をついていると疑ったわけじゃあない。だからカブトの「キミに嘘をつく勇気はないよ」という返答は的外れなんですよね。
う~ん、「あの世とこの世の境」を知り尽くしているトビならではの言葉、『重み』があるな・・・。
 
『穢土転生ともう1つの あの術がある限り ボクは無敵だ・・・いずれ六道仙人の真理を解き明かしてみせる』 (カブト)
 
ん?・・・あの術って何なんだ?
 
カブトが求めている忍術の真理、つまりは六道仙人の真理。 それは大蛇丸が言っていた、《全ての術を手に入れ この世の真理を全て理解する・・・》 《長い年月をかけ全てを知り尽くした者こそ"究極の個体"と呼ぶに相応しい》と同じと思うんです。そして大蛇丸が『究極の個体』になるための器として欲した、《若く美しく強い体》サスケ。 
そしてカブトも大蛇丸と同じようにサスケを欲している・・・
 
つまり、カブトが言うもう1つの「あの術」っていうのは、大蛇丸『不屍転生』(転生の術)を「さらに進化させた形」なんじゃないだろうか?
かつて大蛇丸も「穢土転生」と「不屍転生」をセットで手に入れた結果、自惚れて木ノ葉崩しを起してサスケを手に入れようとしたように・・・・・カブトもこの2つの術で大蛇丸を超えて「究極の個体」になろうとしているんじゃないだろうか?
 
「黒ゼツ・・・お前はそろそろ あっちの方の段取りをしろ」 (トビ)
 
ん?・・・「あっちの方」って何なんだ?
 
あっちとは外道魔像のことでしょうか。 白黒ゼツはサスケの見張りもあるはずなので、白がサスケにくっついて、黒は『段取り』係って事でしょうか。 
外道魔像、結局サスケにコントロールさせるつもりなのか、別の手立てを考えているのか・・・いよいよトビ自身も動き出しそうですね。
 
・モロモロ穢土転生VS連合軍
 
さて、大連隊もそれぞれ動き出しましたね~。
 
大まかに言うと、白ゼツ軍団は地中をズーっと進んで忍連合本部に向かっているようです。で、各連隊は白ゼツと穢土転生に後方で足止めを喰らいそうな気配・・・・
一方で奇襲部隊と合流したカカシ隊は、暁アジトに近づいてきてますね~。
 
暁奇襲部隊の感知系・中吉が チヨ・君麻呂・半蔵らを増援として呼びにいった・・・・つまり彼らは奇襲部隊に合流したカカシ隊との戦いに加わりそうですね。 チヨVSサクラ、君麻呂VSリー?
 
チヨが呟いた、「穢土転生・・・二代目火影扉間のときより洗練されておるな」・・・
 
むむ、二代目は砂との戦争に穢土転生を使ったようですね!敵の捕虜を使って殺された味方を穢土転生すれば、確かに戦争では効率はいい。 しかし、二代目自ら「禁術」に指定したらしいので(大蛇丸に穢土転生された時 初代二代目は「禁術」と言っていた)、二代目は危険性(リスク)も充分承知していたってことだと思うんですよね・・。
 
・黄ツチ隊VS白ゼツ
 
ど派手な土遁・開土昇掘でウジャーーーーっ!と吹き出した、2万白ゼツ(気持ち悪すぎ!)
 
ミフネはゼツを「ただの人間ではないな」と言ってますが、人間なのか植物なのか、マダラの創造物だからどっちにも分類できないっていうことなのか・・。ヤマトエキスが入って強化されたゼツの戦闘力はどの程度あるんでしょうね。
増援に来たキバ、シノに黄ツチ隊のヒナタで班揃っちゃいましたね。そしてネジがいるってことは・・・・ここに木ノ葉穢土転生組・アスマ、ヒザシ、ダンが来そうですね。
ヒナタがネジと互角に「八卦空壁掌」してる姿、実に堂々としてて ちょっとビックリ。ペイン戦でナルトに告白してからヒナタも脱皮できたのかな?
 
・ここからが本番・・・
 
「よく気づいたな・・・白」 (再不斬)
 
サイの鳥を見て「不自然」だと気づいた白に、それを褒める再不斬。
 
白って、もともと霧隠れの追い忍部隊で死体処理を手がけていたから カブトに近い『インテリ』派なのかもしれませんねw(青、白、中吉、鬼鮫に処分された暗号班、やぐらを操っていたロン毛マダラ・・・着物姿が霧では「インテリ」部門制服?) 霧隠れでは、確かに肉体派・頭脳派と役割分担がはっきり分かれていたっぽいですね。
 
「秘術・魔鏡氷晶」、白の瞬身は『光速移動』。砂のパクラ、岩のガリ・・彼らは血継限界の忍ばっかりのようですが・・サイ達のピンチを救ったのは・・カカシ、ガイ、リー。
 
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カカシって、さりげなく いつもいいタイミングで助けに入ってるんです(ペインからイルカを守ったり、サスケからサクラを守ったり、屋上でサスケとナルトの衝突を止めたり。) かっこいいヒーロー型登場を本人も多少意識しているような気がしますw(ナルトがサスケからサクラをお姫様抱っこで助けると、「オレ以上にいいタイミングだよ」なんて言ってたし)。でもナルトのように目立たないんですよね(苦笑
 
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「ここは現実の世界 もうお前達の来る場所じゃないのさ・・」
 
カカシの眼。 ちょっと怖くみえるんですが、悲しげでもあるんだなぁ・・・。
 
連隊長クラスはカブトが穢土転生を使ってくる情報を持っていたのか、カカシも最初から穢土転生出現を覚悟していたようです(サクラは驚いているが)。
カカシの冷静で悲しげな眼・・・・・魂達が弄ばれていることに心を痛め、彼らと対峙する『覚悟』を決めてきたような目だと思います。
 
『お前らのおかげでナルトは己の忍道を見つけることができた そしてお前らの墓の前で誓ったんだ あの時からブレない忍に成長した』
 
4巻で「オレはオレの忍道をいってやる!」って誓ったナルトに、カカシはオビトの姿を重ねて『ハッ』としていたんじゃないかな・・・。そしてそのキッカケをくれた再不斬達に感謝もしてるんだと思うんです。ナルト大橋の上で「天国へ二人一緒に行けるさ」と祈ったカカシだけに、辛い覚悟が あのカカシの無表情っぽい目に満ちているような気がする・・・。
 
「少しは昔話が出来たかな? そろそろ本気で行くよ・・・」・・・カブト、アンコから大蛇丸チャクラを吸収して、ついに穢土転生を「殺戮人形化」させ始める気ですね。ここからの「モロモロ達の戦い」こそ、カブトにとっての「本番でありお楽しみ」・・・ 昔話をさせてやったのは親切心なんかじゃなく、話をさせて心を通わせる事で「戦いを辛くさせる」のが目的なんじゃないのかな。。
カブトは個人的にカカシにライバル心を持っているしイジワル心も全開?・・・忍達の「つながり」とやらの脆さを、見せ付けてやろうという魂胆だろうか。
 
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「カ・・・カシ・・・オレ・・たち・・・を・・・ 止め・・・」
 
再不斬、鬼人モードに入っちゃいましたね・・・ガトーたちに怒りを向けて「鬼」になった時のようにこのモードになると、再不斬はン倍に強大化するような気がします。
 
カカシは木ノ葉崩しの時、穢土転生の初代二代目を屍鬼封尽した三代目を見てるんですよね。
『穢土転生』出現の可能性を聞いた時、カカシの脳裏には三代目の最期が浮かんだはずです。
死神への魂の譲渡・・・術者にも封印される側にも辛い術でしか解決できない「穢土転生」の悲惨さ。
・・・・カカシはどんな決断をするのか・・・? 再不斬の言葉が切ない・・・。
 
いよいよ来年、カカシ年に期待します!
 
 
 
☆次号は、新年1月4日(火)発売です!
 
☆その前に・・・54巻、12/29発売! 表紙はガイと鬼鮫の暑苦しいオッサン。
 
☆駄文読んでくださって感謝。文章寝ててすみません・・・あとで多少訂正加筆するかもしれません;
 
☆コメント歓迎です!
 
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