ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

ダルイの優しさのこと・・・ちら見せの美学

・・・・ダルイの優しさのこと。

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・・・だるいけど・・・
 
人間って。 普段はあまり見えていないけど、たまにちらっと見えるモノに惹かれたりします。
あ、お下品な意味だけじゃなくてですよ。 強そうに見えない人が実は強かったり、ぼけ~っとしているようで実は切れ者とか。
 
雲隠れの上忍にして忍連合隊長・ダルイ。 個性派の多い雲隠れの中において 彼は数少ない常識的な感覚の持ち主でもあります。 五影会談に出発する時も、窓ガラスから飛び出ていかずに一人だけ扉から出て行ったり。 とにかく飄々としているし、感情をあまり表に出しそうもないし、だるそ~なこと以外には特に目だった個性がないような。。
 
でも彼の本当の魅力は・・・時折ちらっと見せる「心の優しさ」かな、なんて思ったりします。 いつもは掴みどころがないダルイだからこそ、ふっと見せるさりげない優しさに、惹かれてしまう。
 
で、彼の優しさがチラ見えする部分・・・
 
五影会談でのサスケ・鷹と雲隠れの戦い461話でのことですが、水月の首斬り包丁が折れてしまうんです。
で、水月と重吾が八尾との時切れ目を入れられてたからな」という会話をする・・・それを聞いた雷影が八尾という言葉に反応して「ピクン!」としてるんです。 そして、同じく水月と重吾の会話を聞いていたダルイは、
 
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「・・・・」
 
そして雷影の顔を、心配そうに見つめているんです。
 
ダルイも、なんだか悲しそうな、辛いそうな表情を浮かべているんですよね・・・雷影の悲しさをダルイも感じているような・・。
たった1コマの絵にチラッと一瞬見せるだけの表情なんですが、その1コマにがダルイという人の優しさが分かるというか・・・そしてダルイの優しさは461話でもちらっと見えています。 
 
ビーを倒して拉致したサスケが現れたと聞いて、雷影はドゴ!っと壁を突き破って出て行っちゃうんですよね。
その時、ダルイは一人、謝ってるんです。
 
「机と壁とか・・すみませんね」と。 
 
(で、シーには「コラダルイ、そんな事はいい 行くぞ」と言われてる)。
 
「器物破壊した上司の失礼を、部下が詫びる」というありがちな光景でもあるし、雲隠れの上忍として「雷の国」の立場を悪くしないようにとの気配りかとも思えるのですが・・・・・これもダルイの「優しさ」の表れだと思えるんです。 
ダルイは、なぜ雷影が机を破壊しちゃったか・・雷影の気持ちがよく分かっていたから、雷影の蛮行を許してあげてほしいという気持ちだったのではないかと思うんですよね。
 
というのも・・・
雷影が机を割ったのは458話。 ダンゾウがビーの事を話すんですが、「(尾獣をコントロールできた人物は)雷影殿の弟キラービーぐらいだったと、ビーの事を過去形で話しちゃうんですね。
それで雷影がカーッとなって、「ぐだぐだといい加減にしろ!」と机を叩き割った・・・。(それで一斉に護衛が飛び出す)。
 
過去形でいうってことは、亡き者として扱ったっていう事で・・・ダンゾウの心無い発言に、雷影は傷ついたわけです(だからといって机破壊しちゃダメですが)。 雷影が「持って行き場の無い悲しみと怒り」を机にぶつけちゃった、ってことをダルイはわかっていたし、そんな雷影が気の毒に思えていたんじゃないかな・・・
だから、ついつい「すみませんね」と謝ってしまった・・・
 
雷影を許してあげてほしい、雷影の立場を悪くしたくない、誤解されたくない・・という優しさだったのかな、と。
 
527話でも、金角のパンチに飛ばされたアツイとサムイを気にして後ろを振り返って「アツイ!サムイさん!大丈夫か!?」と叫んでいる・・・。そして銀角に「よそ見してんじゃねーぞガキ」と言われています。 ダルイっていう忍は、いつも自分のことより仲間を気にかけている。
 
術も、剣術(鉈ですが)にも冴えを見せるダルイですが・・・時折みせるそういう さりげない「優しさ」が魅力かな。
 
時々チラっと見えるものの魅力・・・ ダルイの「優しさ」もその1つかな、などと思っています。
 
 
 
☆駄文読んでくださってありがとうございます。
 
 
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