ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTO ナルト527:NGワード 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ11号)

NARUTO527:NGワード

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金角・銀角の忍具は雲隠れ最強忍具5つのうちの4つで、元は六道仙人が持っていた宝具らしいです。
 
人を縛り言霊を追い出す幌金縄(こうきんじょう)、言霊を斬って呪う七星剣(しちせいけん)、言霊を録音しNGワードを答えた相手を吸い込んでしまう紅葫蘆(べにひさご)、5つの性質変化を巻き起こす芭蕉(ばしょうせん)
 
・・・・って。西遊記に出てくる金角・銀角の話と同じじゃないかぁw
 
525話のコメントで5つの宝具の話について書いてくださった方があったんですが、ホントにそのままでしたね!
残る1つの宝具の名は、西遊記では「琥珀の浄瓶(じょうへい、羊脂玉浄瓶とも)」となっているから、やはりこれも「浄瓶」なのかなぁ。
 
にしてもNGワードゲームとはねぇ~。 
 
雲隠れといえばムキムキ筋肉試合になるかと思ったら、意外にも「頭脳」を使うサバイバルゲームみたいになってきましたね;
 
 
・金銀兄弟と九尾
 
金銀兄弟が「九尾チャクラを帯びている」理由・・・かつて雲隠れが九尾を捕えようとした時に金銀兄弟が九尾に食べられ、2週間腹の中で暴れ・・・たまりかねた九尾が吐き出したせいなのだとか;
(そういえばナルトも死の森で巨大蛇に食べられた時、腹の中で多重影分身して吐き出させたことがあったっけ。)
 
雲隠れが九尾を捕えようとしたこともあったんですねぇ。 ってことは、その頃九尾は自然界に『野放し状態』だったということでしょうか(トビが捕獲した時の三尾のような状態・・・?)
 
終末の谷の戦い後、九尾はず~っと木ノ葉の人柱力に封印されてきたはずですから・・・金銀兄弟が九尾に食べられたのは 終末の谷の戦い以前の話ってことになりますよね。 まだその頃は、どこも競うようにして尾獣を集めようとしていた時代だったのかも。
特に尾獣最大である九尾は どこも欲しかったでしょうね、 九尾を制する者が世界を制す・・みたいな。
結局、九尾を手懐けたマダラと 尾獣をコントロールできた柱間が忍世界の頂点に立ったということなんですね。・・・・やっぱり尾獣は、争いの元でしかなかったのかな。
 
雷影の話では、六道仙人の宝具は大量のチャクラを吸い取るので 《九尾のチャクラを宿したような輩にしか扱えない》らしいです。 (だったらナルトならOKってことですよねw)
 
でも絵を見ると、金銀兄弟は九尾に食われる前から 既に宝具を手に持っていますよね?
・・・っていうことは、2人は宝具を扱う力を得るために『九尾チャクラを手に入れる』目的で わざと九尾の体内に飛び込んだのかもしれないですねぇ。
 
尾獣の中に入れば尾獣のチャクラを手にすることが出来て、しかも「リスク」も無くチャクラを利用できるのだとしたら・・・それって すごくお得な話じゃないですか(もっとも、九尾のチャクラに耐えうるほどのチャクラを有した人じゃないとダメだろうけど。) 
 
 
・二代目の最期・・・?
 
金銀兄弟は、二代目雷影と二代目火影の条約締結の際にクーデターを起こした犯罪者らしいですが、綱手が言うには《二代目火影を瀕死に追いやった人物》だと・・・
 
・・・んん?瀕死
 
ダンゾウの回想(51巻)では、二代目はヒルゼンに火影の座を譲って(死を覚悟で)金角部隊の前に一人で出ていきます。 あの時に二代目は死んだものと思っていましたが、綱手の「瀕死」という表現・・・・むむむ、あの時死んだわけじゃなかったのか~。。
 
でも綱手《二代目も夢半ばに里の為に犬死しただけ》という言い方もしているし(158話で)、それに大蛇丸によって穢土転生された時の二代目の姿は若くて、金角部隊と戦った時とほぼ同じ姿なんですね。 つまりあの後、ほどなくして亡くなったことは間違いとは思うんだけれど・・・でもなんだか、意味ありげな表現ですよね。むむ、瀕死・・・・
 
二代目といえばミナトと同じような時空間忍術を使えた人だから、いくら相手が金角銀角でも 時空間忍術で飛んで逃げることは可能なんですよね。 ヒルゼン達が安全なところまで逃げるまで時間を稼いで、そのあと時空間忍術で飛んだっていうことなのかもしれないですが ・・・ うーん、ますます謎キャラ、二代目・・・。
 
 
・雲隠れの助っ人アツイとサムイ・・
 
ん~、やっぱり「アツイ」っていたんですね(笑
 
まだ雷影(エー)の名前がわかっていなかった頃、雷影の名前はエーアツイのどっちかだろうな~なんて言っていたんです、冗談でですが・・;  アツイはそのままアツイ、血の気が多い短気なタイプですねw
 
今までの雲隠れのイメージといえば、筋肉とか、刀とか、あとはクシナやヒナタを誘拐したり・・ とかく「力」ばかりを求めてきた里という印象だったんです。
でも、意外と「言葉」を大事にする里でもあるんじゃないか?という気もしてきました。 
雲隠れの人名って「感情を表す形容詞」だったり、アルファベットつまり「文字」だったりするし・・・それに、三代目雷影やダルイが 肩に刻んだ雷という『文字』に誇りを持っていたりしますから。
 
 
・言葉の大切さって・・・
 
「昔からこう言う“沈黙は金なり”とな 口は災いの元だ」
「言葉なんてのは嘘で人を騙すための道具だ」
 
金銀兄弟の言ってることも一理あるなぁ~と思うんです。 忍っていうと黙ってクールに仕事をするイメージあるしなぁ・・・忍にとって、感情を表しかねない言葉というものは〝余計なモノ〟とされてきたのかもしれませんね・・・
 
サムイが口癖で言っている「忍らしくクールにしなさい」・・・これも余計なお喋りはするなという意味もあるだろうし、デイダラがトビに『〝暁〟のメンバーなら口数少なくもっとクールに振る舞え』と言っていたこともあったっけ(もっともデイダラのほうがお喋りだけど!)
銀角が言ってるように、忍にとっての言葉とは、人を騙したり手懐けたりするための〝道具〟でしかなかったのかもしれません。
 
でも、ナルトの今までの闘いをみると、ほとんどが「言葉」の闘いなんですよね。 今までナルトが勝利を決めてきたのは 必殺技というよりは「ナルトの言葉」ですから。
 
再不斬に「初めて負けた」と思わせたもの・・・それもナルトの言葉でした。 
《お前はホントに何とも思わねーのかよォ!!? 》 《あいつはお前の為に命を捨てたんだぞ》 
ナルトの感情いっぱいの言葉が 閉ざされてきた再不斬の心を揺さぶったわけだし・・・
 
我愛羅にしても、長門にしてもナルトの言葉に動かされて変わったんですよね。
 
本当に大切なモノは強い武器じゃなくて 感情のこもった言葉だってこと・・・それをナルトの生き様が証明してきたわけで。
 
「オレは諦めねェ」 「信じてる」 「ありがとう」
 
・・・これらの感情を表す言葉が忍達の感情を解放したり救ったり、生き方を変えてもきた・・・・
 
『強い武器』は 新たな「憎しみ」を生み出すだけだけど、 『感情のこもった言葉』は「信じる気持ち」を生み出すことが出来る、ってことかな・・・これが平和への答なんだろうか?
 
 
・ビーと「言葉」
 
『・・・言葉をバカにすっと ビーさんに怒られるっスよ・・・』
 
ボソッといったダルイの言葉。 
 
ナルトがビーのラップをバカにした時、雲の忍が 『演歌の小節とラップのビートを合わせたオリジナルスタイル 演歌ラップです!』 と誇らしげに言っていたのが印象的だったんです (正直、あのラップのどこがいいんだ?と思ったんですけどねw)
雲では、ビーの「言葉を大切にする姿勢」は尊敬されてるんですね。。
 
ビーの『演歌ラップ』・・・サブちゃん師匠の指導を受けたあと、多少演歌風になったんでしょうかw(演歌ラップって・・・w アニメでは声優さん苦労しそう) 
いや、実は今まで私、何故『サブちゃん師匠』って登場したんだろう? さかんに「情念」を強調していたけれど何につながるんだ?ってよくわからなかったんですよ(おぃ)。 でも・・・
 
《情念》・・・・『心に湧く感情や 心に起きる思念』 (←広辞苑による)
 
演歌でいう情念とは、もっとドロドロこテこテっとした感情を言いそうですが、言葉に盛り込まれた情念・・・「コテコテの感情」こそが、心を揺さぶる正体なのかもしれません。・・・『敵』の心すら動かしてしまう、正体。
 
人柱力として周囲の冷たい目と冷たい言葉に傷ついてきたビーは、言葉の重さっていうものを身に沁みて感じていたのかもしれません。
・・・だからなのかな、彼が言葉を大事にするようになったのは。
 
 
・サムイは何故吸われた?
 
NGワードの「アツイ」を言ってしまったアツイが紅葫蘆に吸われてしまったのは分かるとして、NGワード「クール」を言っていないサムイがなぜ吸われちゃったんだろう?・・・これ、皆様わかりましたか・・?
私は分かりません!w
 
NGワードとして録音された「アツイ」って言葉。 アツイが吸われちゃった直後にサムイも言ってるんですよね、『アツイ!』って。 一度録音登録された言葉なら、他の誰が言っても吸われてしまうってことなんだろうか?
今、「だるい」が録音されてしまっているから、もし他の誰かが「ダルイ!」って言ったらその人が吸われてしまう・・なんてことはあるのかな?(なんだか、めんどくせー・・w)
 
ナルトなんて、だってばよを録音されたら厄介ですよねw シカマルの「めんどくせ~」もめんどくせ~。。。
 
このサバイバルゲーム。 終わらせるには、彼らの忍具の1つでも奪い取れればいいんじゃないか?とは思うんですけどね~・・。あるいは「5つ目の宝具(おそらく浄瓶)」が決め手になるんでしょうか(西遊記では 残りの1つ「浄瓶」も紅葫蘆同様に吸い込む能力があるらしい)。 最終的には、金銀兄弟をひょうたんに封印することになるのかなぁ・・・。
 
でも、ちょっと気になるのは・・・・「金銀兄弟」って本当に極悪犯罪人なんだろうか?
 
二代目雷影にクーデターを起こしたのは事実なのだとしても・・・う~ん気になるんですよね。
穢土転生・金銀兄弟は 体こそ縛られていても、今はまだ感情までは縛られていないハズ。 なのに、はじめっから雲の忍相手に戦う気満々。 
同じ里の忍達に対して、何故あんなに戦闘意識むき出しなんだろう? ・・・ただの戦闘好きなんだろうか?
 
でも、彼らはダルイ達を見て「同胞」と言っていた。 同胞って・・・親しみと愛情がある表現ですからねぇ・・・
彼らは後輩相手に「言葉ゲーム」を楽しんでいるようにしか見えないんですよね。 
それに、ダルイ達を試していたんじゃないかと思われるところもあるんです。
 
サムイを人質に取って「動くな、女を殺すぞ」と脅した時・・・ダルイはその言葉に騙されず、先に金角の腕を斬り、すぐに嵐遁・励挫鎖荷素(レイザーサーカス、前に出てきた時はだったけどで銀角を攻撃サムイを助けた・・・その時サムイは目で合図を送っていたようでした。
 
で、銀角は「そうくるよな・・・さすが雲隠れの忍だ二人共」と褒めているんです。 
 
なんだかなぁ~。
これ見て2巻の「鈴取り合戦」を思い出しちゃったんですよね。
 
カカシがサスケを抑え込んで「サクラ!ナルトを殺せ!さもないとサスケが死ぬぞ!」と脅して見せて、チームワークを教えたことがあったんですが それに似ているんじゃないか、と・・。
 
金角銀角も かわいい「同胞」の後輩達を試している・・・ってことはないだろうか?
 
 
 
☆アツイが言った、『ぎょうぎょうしい忍具みてーだがしょせん道具! オレ達の魂こもった熱い忍術にゃ敵わねェーぜ!』。
六道仙人の宝具とやらも、持つ者の心次第で本当の力が発揮されるのかも・・・。
 
☆サムイもアツイもあまりにもアッサリ吸い込まれてしまったので、戻すことは可能なのだと思いますが・・・
あの瓢箪、中はどうなっているんだろw
 
☆いずれは六道仙人の宝具、ナルトが使うことになるのかな・・・トビはあまり関心が無かったみたいだけれど。
 
☆雲隠れって、熱いかクールかどっちかしかいないの?w
 
☆銀角が狙う、サムイの姿・・・なんだかちょっとエロいです。
 
 
☆長駄文、読んでくださって感謝。

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