ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

NARUTO ナルト473:ブラザー 感想 (ジャンプ 53号)

NARUTO473:ブラザー

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「ビー 遅くなってすまない」

今週のタイトルは「ブラザー」。
ビーがお兄ちゃんである雷影を呼ぶ言い方ですね。

ペインVSナルトでは、父親と息子の絆がサブテーマになっていたように思うんですが 鉄の国編ではブラザー・・兄弟の絆がサブテーマになっているような気がします。
ビーと雷影、六道仙人の息子兄弟、そしてイタチとサスケ・・。

先週号で、ピンチだったビー。這っていたのは、この前投げた鉛筆を拾うためだったんですねw
鉛筆に雷遁を流せたのは、この前鮫肌がチャクラを補給してくれたおかげかな。

でも失敗しチャクラを使い切ったビー、今度こそピンチ・・という時に現れた助っ人は、やはり・・雷影でした。ブラザー、今度こそ弟のピンチに間に合った・・。

鬼鮫が振りかざした刀を斬ったのは(たぶん)ダルイが投げた雷遁流し手裏剣。
小さな手裏剣だけど、雷遁チャクラを流しているから切味抜群ですね!

雷の忍達は武器にチャクラを流して使いますね、雷影に至っては自身の体にまで!
鬼鮫は刀にチャクラを流してはいなかった。それで小さな手裏剣(雷遁付w)に負けてしまったんですね。

「手裏剣ヲ持ッテイテモ達人ノ投ゲル小石二負ケル事ダッテアル ヨウハ力量ノ差ダ」(ゼツ・388話でサスケの写輪眼についていった言葉)
小さな手裏剣でも、果ては鉛筆でも・・チャクラを帯びれば強くなり、格上の武器にも勝る・・。

アスマが風のチャクラ刀を使う理由を「刃物の切味で勝負が決まる」って説明してましたっけ。サスケが強くなったのも、刀に雷遁を流して使うようになってからじゃないかな?(千鳥刀)

チャクラを流した武器+個人の能力で、忍の戦闘能力は飛躍的に上がる・・
木ノ葉の白い牙・はたけサクモが三忍を凌ぐと言われたのも、白いチャクラ刀のおかげかもしれません。

しかし増援でやってきた三人、かっこよく見えたなぁ~!
私的には、サスケ奪還任務の時、ピンチにやってきた我愛羅達の「木ノ葉同盟国 砂の忍だ」登場並のかっこよさ。「ヒーローは遅れてやってくる」のがNARUTOのお約束。

あれだけブラザーから逃げてたビー、やっぱりブラザーが来てくれたのは嬉しかったみたいですねw 昔から、いつもお兄ちゃんが助けに来てくれたんだろうな。だからビーは雷影に頭があがらないw


鬼鮫の誤算・・・雲隠れの絆

鬼鮫の誤算その1。

派手な術で目を惹いちゃったこと。そしてビーや八尾のチャクラを吸って使ったこと。それでシーに感知されてしまった・・

「派手にやりすぎるな お前の技は目立つ」って、前にイタチが忠告していたのにねぇ~w(16巻)

鬼鮫の誤算その2。

人柱力に増援が来るなんて思っていなかったのかも??
どこの里でも人柱力は冷たい扱いを受けていたし、実際見捨てられた人達もいた。

一匹狼の鬼鮫は、仲間とか助けてくれる人の存在とか・・そんな発想が無いのかもしれません。
昔の七人衆は一匹狼の集合体だったのでしょうし、暁だって自分の都合で集まっていただけの集団。
鬼鮫だって、暁メンバーが減っても冷淡でした。「あのゾンビコンビでも死ぬんですね」とか。

想定外の増援・雷影の登場で動揺した鬼鮫に、ある意味でトドメを刺したのは・・蹴飛ばした鮫肌が戻ってきて、ビーに健気にチャクラを補給する姿でした。

このショックで鬼鮫は判断が一瞬遅れちゃったんじゃないかな。。
雷兄弟の攻撃を前に「水遁・大鮫弾の術」を発動させようとしますが・・間に合わなかった。

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「絶牛 雷犂熱刀(ダブルラリアット)」

忍術と忍体術を較べると・・ 忍術のほうが発動に時間がかかります。

忍術はエネルギーをチャクラに変換し、さらに印を結んで発動しますが
忍体術は印を結ぶ必要がない。
(ガイたちの体術と違い、体にチャクラを流すのでチャクラ変換の手間は必要でしょうけど)

首が斬られた瞬間に「速すぎますね」って言ってたけど・・
さすがにあの状況、・・鬼鮫死亡??

鬼鮫の敗因は「絆の大切さを理解していなかったから」とも言えると思います。

八尾を相棒とし、弟思いの兄がいるビーと・・鮫肌を道具としか扱っていなかった鬼鮫の、差。 
それが思わぬ油断と、裏切りを招いてしまった。

忍の力を飛躍的に上げるもの。それは役に立つ道具だけじゃない・・。
共に戦う仲間の存在や、守るべき者がいること。 
これは再不斬戦やカカシ外伝でも語られていましたが、NARUTOの大切なテーマの1つですね。。

存在感があった鬼鮫の最期としては、あっけなかったなぁ。
ん~まだ先がありそうな気もします。
飛段みたいに首を斬られて生きている能力があるかどうかは?ですが。
今頃ボフン!って術が解けて鬼鮫がどこかから現れた、なんて展開もアリかな?(無い?)
鬼鮫、このままじゃ敵ながらかわいそうな気もします。鮫肌に逃げられたままで・・・哀しい。

にしても、雲隠れの兄弟強すぎですw あれじゃ、あの2人で暁を瞬殺しまくれるのでは?と思ってしまいますw 木ノ葉も頑張れ・・
でも、チャクラを流さない手裏剣を投げてる時点で木ノ葉が負けてる気がしますw

鮫肌はこの先、ビーについていくのか? 無残に首を落とされた鬼鮫の元に戻ろうとするのかな・・?


そして水月と重吾。やっぱり変装はすぐバレちゃいましたね。
だいたい水月が「オレたち」とか「ムチャクチャだよ」なんて口調で話している時点でばれちゃいますw
重吾の「やはり あまりいい案ではなかったな」がいい!w
水月の考えることって、だいたいロクなことが無いw(香燐によく睨まれてるけど)

フーの誤算・・・霧隠れの絆

変装の見破りと言えば・・水影様、見事でした。青が転落した瞬間、助けに入った水影様。フーがまだ心転身の術を解いていないことも見事に看破。

フーも青も2人とも感知系だから、接近する水影と長十郎のチャクラを察知してたんですね。お互い感知系同士の駆け引き。今週はシー、フー、青の感知系忍大活躍!

五影会談場でも、香燐、青、フー、シーの感知波?が交錯してました。
香燐がシーの感知能力のレベルの高さに、思わず自分のチャクラを消してましたっけ。
感知系どうしの戦い・・目に見えない世界でお互いを威圧する・・これも忍の戦いの1つなんですね。

水影と長十郎は、青が飛び降りるのを見て 即、心転身を疑ったのではないでしょうか?目の前にいるのは青なのか、別人なのか?

水影さまだけじゃなくて、長十郎も偽の青かもしれないと疑っていたんじゃないかな?
いつもの長十郎だったら「いや~危ないところでしたよ」とか「先輩でもさすがに不安でしたか?」なんて笑顔で聞いたりできない(怖くてw)

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「アナタは青じゃない・・私はその右目の術を解くことは出来ません・・このことは青もよく知っています それに青は長十郎の前でカンタンに謝ったりしません」

水影様と長十郎・・青の性格や言動をよく知る仲間だったから見抜けた。日頃のくだらない会話が役に立ちましたねw

根においては私語も禁止だろうし、性格による個性なんて無い(根には感情が無い)。だから根のフーには、こんな会話でばれるなんて予想できなかったかもしれません。

この戦い・・感知系の駆け引き戦でしたが、勝負を決めたのは 仲間の絆の強さでした。

しかしフー・・「食えないババァ」なんていっちゃダメ!w
サクラに「ブ○」、チョウジに「デ○」っていうくらいダメな言葉ですよ、それw 

水影様の怒りの鉄拳を喰らった青・・
「私が言ったわけではないんですが・・」ご愁傷様w
でも、笑顔の水影様と長十郎。なんだか家族みたいに微笑ましい3人です。。。
良かった。これで青に何かあれば、木ノ葉と霧隠れの間に波風立っちゃうところでしたよ、ほんと。


ダンゾウ一行、だいぶ木ノ葉に近いところまで戻ってきたみたいですが・・どうするつもりなんでしょ。

サイと、仲間の絆

さて・・ナルトの元に、分身のサイがやってきましたねぇ

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「さっきサクラが君に言おうとして言えなかった本当のことを言うよ」

いきなりですか!・・・おいおい。

サイの発想はシンプル。サクラが言わなかったから、自分が言う。

最初に比べたら、サイも少しずつ人の感情を理解できるようになって来てますけどね。。まだまだかなぁ。

最初の頃は、レベル1。命令されたことを感情抜きで任務遂行。だから日頃も、感じたことをストレート発言。それが数々の問題を引き起こすことにw

やがてレベル2に。感じたことを、考えてから行動に移す。
ナルトの苦しみはサクラの約束が原因になっているのではないか?
ナルトを救うためにはどうしたらいいか?考えてから行動できるようになりましたね。。今はこの段階?

でも、レベル3「行動したら、結果どうなって相手はどう思うのか?」まではいっていない。
サイが本当のことを言ったら、ナルトはサクラに負担をかけまいとして自分でサスケの問題を処理しようと考えるのでは?
サクラがナルトのためを思って行った演技も無駄になる・・

サイは、サクラの言動を表面的にしか受け取ってません。でも、リーとキバは第七班のことだからサクラの気持ちを尊重しようと思ってるんじゃないでしょうか。
だからサクラの行動に疑問を持ちながらも、黙ってついていってる。
仲間を信頼する絆があるからかな・・?サイには、まだそれがわかってないかも。

まぁ危ない橋を渡ろうとしているサクラを助けるためには、サイが話してくれたほうがいいのでしょうが・・。

「表面的な言動に隠された、人の心を読む」
これは今後のサイの課題かな? ちょっとレベル難だけど。感情を完全に取り戻すためには、サイも色々と経験していかなくちゃね。

兄弟や仲間との絆。お互い必要とし助け合う存在の大切さ。
ビーと鬼鮫の闘い、青とフーの戦いが改めて教えてくれた気がします。

鬼鮫 復活してくれないかなぁ?
鮫肌はやっぱり 鬼鮫と一緒のほうがかわいいってばよ~。



☆ナルト背表紙最終号。

一等でゴールしたのは・・なんと意外性のおたまちゃん!
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               「一等賞でちゅ」
(おたまちゃんって勝手に呼んでますがw本名は不明)

☆さぶちゃん、結局与作ネタでヘイッホーだけ?w

☆さすがシー、干柿鬼鮫だとすぐわかりましたね。長十郎の情報が役立った?

☆鉄の水月を見破った侍。凄みがある。何者?(彼も隻眼)

☆背中丸めてるカカシ。寒いの?年寄り臭いってばよ。
サイを分身だとあっさり見抜いたのは、さすがだけどさぁ。

☆雷影、雷虐水平をやった左手が利き腕だったんですね・・あ~あ

☆雷影、ビーに「一人でチョロチョロしおって」。完全子ども扱いw

☆長十郎、お魚歯を見せるとやっぱりかわいい。

☆皆の書、4日発売!

☆長駄文お読みいただいて感謝!