ツイッターのほうではお話ししたのですが、読売オンラインにて、岸本先生のインタビューが公開されています! これがとっても興味深い内容でして、知りたかったことが書いてある・・!
たとえば、岸本先生は「原作」というけれど「具体的にどこまで」関わるのかとか、実はこれがすご~く気になっていたんです・・・ で、岸本先生は「ネーム」まで書かれているようですね。
第一話のネームも一部公開されていましたが、結構詳細まで岸本先生が描かれている。 岸本先生のストーリーやセリフが好きな自分としては、これは嬉しい! 岸本先生はネーム作りに専念されて、(先生が「自分を超えている」と太鼓判を押された)大久保先生が絵にして完成させる・・ならば、これは理想的な分担といえるんじゃないのかな。
そして新連載について、岸本先生は「必殺仕事人」や「大江戸捜査網」などのサムライと「スターウォーズ」などのSFを混ぜたとおっしゃってますが・・そういえば、NARUTOの終盤に出てきた「侍」もスターウォーズ風でしたね。
それと「父と子の絆」が描かれるというけど、NARUTOでもたくさんの「父と子」のストーリーが出てきましたっけ。 猪鹿蝶親子、ミナトとナルト、ガイとダイ、カカシとサクモとか・・・ 完結後の「外伝」にしても、ナルトとボルト、サスケとサラダ、大蛇丸とミツキとか「親子」の話だった。 終盤は特に「親子」の話が多かった・・・やっぱり先生も「親視点」になってきたんだなぁなんて感じてました。
新連載は、NARUTOの「終盤」で描かれたテーマとも重なるところが結構あるのかなぁ・・なんて想像してます。
(今回のインタビューのタイトルには「君も完璧じゃなくていい」とあるのですが、NARUTOでも「完璧である必要はない」ってのがよく出てきたし)
しかし「作品で何を伝えたいか」の問いには「テーマ的なものを押し出す気はない」「自由に感じてほしい」のだとか。
(NARUTOの時にも、同じような問いに同じように答えておられましたっけ・・自由に感じ取ってほしいと)。 結構、NARUTOでは「先生からのメッセージ」的なものは多かったような気がしていたんだけど(これも特に終盤)、だけど「強制的な道しるべ」ではなかったんだろうなぁと・・・解釈や受取りは自由なのかなと思ってました。
それと、NARUTOの反省点として「主人公以外の脇役の物語を描きすぎた」とおっしゃっていて「新連載ではその反省を生かす」とも・・・
えーっ、いやいやいや、だからこそNARUTOは良かったんですってぇ(個人的な意見としては)!
まぁその分長くなっちゃったんだろうし、確かに「最近ナルトを見てないなぁ~」なんて時期もあった(56巻とか)・・・
NARUTOほどじゃなくていいけど、許す限り「脇役のお話」も描いていただきたいものです。 主人公以外の人物の言動に心動かされる‥って事もたくさんありますから・・できれば;
だらだら書いてしまいましたが、とにかく興味ある方はぜひ、インタビュー(↓)を読んでみてください。第一話が楽しみになってきますよ!
☆岸本先生の「サムライ8」インタビュー(読売オンライン)