ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

10月10日、ナルトの誕生日! ナルトの「絵」で一番印象に残ってるのは‥

ナルト、誕生日おめでとう!

 

1999年に連載が始まって今年はもう24年も経つんですねぇ‥

 

 さて、ナルトの誕生日には《ナルトのどの術が好きか》《ナルトのどの場面が好きか》とか話してきたんですが、今回は《絵》。 

 ナルトの絵でどれか選ぶとしたら‥やっぱりコレかなと。

 

687話「お前は必ず」より

 

 これだけ見て《あぁあの場面ね》とすぐ分かっちゃう方もあると思うけど、ざっくりいうと これは終わりのほうのカグヤ戦の一場面‥  オビトが最後にナルトを守って死んでいく‥ その最後の言葉としてナルトに「お前は‥必ず火影になれ」と言うんですよね。 それにナルトが答えるのが この絵。

  なんといっても、このナルトの「顔」、表情がすごいなと。 いろんな感情が混ざった顔‥ 嬉しいのか悲しいのか、何と表現したらいいのか分からない表情なんですよね。 だけどぐっと迫るものがある。  

 絵の中に「・・・・」が書き込まれているけど、この一瞬にナルトの頭の中にはいろんなことが駆け巡ったんじゃないかと思うんです。 忍者になったあの日からの「全て」・・すべての経験と、出会った全ての人達の顔がね。いろんな感情が溢れそうなのを内に抑え込んで決意の《ああ‥!!!》を言ってるんだけど、この顔が もう「全て」を語ってるような気がするんですよ。 「ナルトの全て」をね、「ナルトのこれまで歩いてきた全部」を。

 

 で‥このナルトは、六道の力を得て九尾チャクラと仙人の力も使える《究極》の状態なんですよね。 目には狐と蛙の模様が出てるし‥ いろいろあって、ここまで本当にたくさん努力して、辛いことも嬉しいこともホント色々あって、いろんな人の助けがあってやっと《ここまで来れた》という絵なんです。

 この場面はオビトとの決着であり「ゴール」でもあったわけで、ここに至るまで本当にいろんなことがあった訳で‥  オビトは親の仇でもあり、ナルトが九尾の人柱力になった原因、すべてのはじまりである「九尾事件」の首謀者。 そして最後の「第四次忍界大戦」の敵‥ その敵と真剣勝負して長い時間闘って、ついに分かり合って認め合って、一緒に戦って「ありがとう」と言いあって‥  ラストに「火影になれ」と言ってくれた。 生まれた瞬間から運命づけられた「敵」と やっと和解した瞬間でした。 ゴールでもあったんです。

 だからこの時のナルトは「卒業式」の時に近い想いだったんじゃないのかなぁ‥ いろんな想いや「ここまでのこと」が一気にこみあげてね。

 

  それに、なんといってもオビトは ナルトにとって「鈴取り合戦の試験官」でもあります。 ナルトの物語は、オビトの慰霊碑の前で“オビトの意志”を試されて「忍者合格」を言い渡されて始まって、次の目標である「火影」に向かってナルトは歩いていって・・最後にオビトに「火影合格」を言い渡された。 ナルトの物語は、手っ取り早く言えば《忍者になったナルトが火影になるまでの物語》でもあるから、これは一番厳しい《火影試験》をクリアして「合格」を言い渡された瞬間でもあったのです。

(やっぱり「卒業式」的な感じかな‥)

 

 だからこの絵を見た時 こっちもいろんな感情が渦巻いちゃって、よくここまで来たねと嬉しかったり ゴールであり卒業なんだなと思うと寂しかったりしたんです。

 でもそんな「全部」が この1つの絵だけで伝わってくるんだから、やっぱり岸本斉史先生の画力は凄いやと‥改めて感じさせられた絵でもあったのです。 

 

(いい絵は他にもいっぱいあるけどね)

 

 ナルト、誕生日おめでとう!

 

 

☆駄文、読んでくださって感謝。

☆今週「ライブスペクタルNARUTO-ナルト-忍の生きる道」を観てまいります~

     遂に完結編! ちょうどこの絵のあたりもあるかなぁ・・後日、感想を!

☆外伝の感想に絡めて「封印」についても書こうと思いながら、ついのんびりしてました(いや、他の事やってた)これまた近日中に。

☆現在、過去記事をもとにした大幅書き直し(追加やら訂正など)新規記事作業中です。 頑張ってます;数十人分の人物考察です! これも近いうちに報告しますね。

 

(ナルト好きブログ! 2023/10/10)