ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

NARUTO-ナルト 452:ダンゾウに迫る!!感想(ジャンプ30号)

naruto452:ダンゾウに迫る!!

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根っからの心配性オモイが一段と重く考えるのは
師匠キラービーの安否!!
    (オモイカルイの凸凹コンビ好きです。特にオモイ・・発想がかわいいw)

サスケ処分命令が「新火影」ダンゾウから出されたことを知ったナルト、やっぱり、血がのぼってカ~~ッ!となっちゃいました。ナルト、最近しっかりして大人になったなぁ~と褒めたばっかりだったのにな。

逆に、先週はオロオロしちゃってたカカシ先生、今週は「大人のかっこよさ」を見せてくれましたっ! 先週はタズナの「サスケは?」という問いに答えられなくてナルトに助けられたけど。
カカシって咄嗟の言い訳やごまかしは下手なんですよ・・根が真面目にできてますからね。

ダンゾウに迫る!と息巻いているサクラとナルトを止めたカカシ。
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「少し落ち着け こんな時こそ冷静にならないと」

・・カカシが彼らにしゅっちゅう言い聞かせている事ですが、カカシは自分にも常々言い聞かせてるんでしょう・・カカシの冷静な状況判断が、今までどれだけ仲間の命を救ってきたことか!

彼の冷静な判断能力は、師である四代目波風ミナトのおかげ。
「あせっちゃダメだカカシ」
かつて、師のこの言葉を無視して敵に突っ込んで、カカシは失敗しています(カカシ外伝、千鳥を使いたくて敵に突っ込み、カウンター攻撃をくらった)
あの時以来、カカシは「あせっちゃダメだ」と肝に銘じているんじゃないかな。
だから強敵を前にしても、カカシはあせらず冷静に分析を始める。
その分析のおかげで 天道ペインの弱点も見抜けたんだしね。

あと、難しいお年頃?の弟子達に「うまく言い聞かせる話術」もミナト譲り?
ミナトはけっして怒鳴ったりしませんが、ダメなものはダメ!とはっきり言います。
そして「ン~、そろそろ・・いいかなぁ?」とか「いいかげんにしなさい」等、弟子達の様子を観察してから意見するのがミナト風。
高圧的に押し付けるだけでは弟子達も反発するし、いつまでも自分で判断できないまま・・・弟子の判断能力も育ちませんし・・
逆に曖昧にして甘やかしちゃっても、戦場では命の危険につながります。

カカシの場合は「待てって言ってるでしょ!(←前にデイダラ戦でもこんなことがあったw)」とか、「どうするつもりなの?」とハッキリ言うべきことは言っているけれど、語尾がオネエぽくって柔らかいwから高圧的にならない(待てって言ってるだろぉがあ!や どうするつもりなんじゃぁ!では怖い?)。

今週のカカシ、師としての輝き?を取り戻してくれたかな。ちょっと前まで「世代交代だな」や「オレは用済みだ」とか言ってひがんでいた??カカシとは別人のようだw 
サクモに「お前はまだやるべきことがある」って言ってもらったおかげなのかな。
カカシにはまだ「守るべき仲間がいる」。

「ダンゾウはお前達がそういう行動(サスケのことでダンゾウに文句を言う)に出ると考え済みだ」(カカシ)

カカシがナルト達を強く制止したのは、彼の鋭い分析からです。
サスケ処分命令を出せばナルトが黙っていない。それを口実に、ダンゾウはナルトを拘束する・・・
それこそダンゾウの狙いだと、カカシは心配しているのです。

まだ理解できないナルトにカカシは「お前は九尾を持ってる」と忠告する・・・・・・

ペイン戦で、ナルトが九尾を自力で押さえ込んだことをカツユから聞いているはずのカカシ。
九尾をコントロールした自信から少々気が緩んでいるナルトに釘を刺す意味もあったと思います。
九尾を狙っているのは暁でだけではない。
九尾を持っている以上、ナルトは常に危険を伴って生きなければならない。
それをナルトに注意喚起することが師であるカカシの責任でもあるのです。

「今はあまりはしゃぐな」といった時のカカシのまなざしは真剣でした。自分自身に言い聞かせているように。
彼は既に何か策を考え始めているはず・・・かわいい弟子ナルトとサスケをダンゾウから守るために。

暗部出身のカカシ、ダンゾウのこともよく知っているはず。暗部ならではの情報網もあるだろうし。。。ダンゾウの過去の悪事、ダンゾウの本当の狙いを調べ上げ追求していく覚悟をしているのではないか??

これはかなり危険な仕事ですが、カカシはナルトやサスケを守るためには 危険を冒してでも自分でなんとかしようとするだろうな。。。(無理しないでぇ、カカシせんせぇ・・)

謎の写輪眼男、トビの正体を突き止める仕事もあるし・・・カカシ、死んでいられないはずですw

一方、ダンゾウからナルトの監視を言いつけられたサイ。彼ら根の者はダンゾウにより舌に呪印を施され、秘密を口外したらダンゾウに殺される。こんなヤツが火影になったら、反発する者は即、死刑台行き・・・まさに恐怖政治・・。

ダンゾウの施した呪印は日向家が分家に施す呪印のようなもの。
恐怖を与えたり感情を奪うことで完全に人をコントロールしているかにみえますが。。

ダンゾウの大きな過ちは、「忍も完全に感情を殺すことなどできない」ということに気づいていないこと。

あの再不斬だって「忍も人間だ・・感情の無い道具にはなれないのかもな・・」と気づきましたからね。(話それますが、あのザブザは元水影のもとで「感情の無い戦う道具」として育ったのですよね・・元水影=トビ・・?)

サイは「根は汚い仕事もしてきたが、それも木ノ葉を下から守るため」と信じている様子ですが、実際はダンゾウ個人の目的で汚い仕事をさせられていたはずなんですよね。なにせダンゾウはペイン来襲のとき、地下に逃げ込んでいた人間ですから・・・サイがその事実を知ったらどう思うだろう?

サイをはじめ根の忍達も、いつか自分達の意志で動き出し感情を取り戻す日が来るはず。

ナルト達がサイとサスケの話をしていた時に、オモイとカルイが登場、サスケのことを問いただす彼らといきなり軽い(挨拶程度の?)戦闘になる・・・

重軽コンビ、さすがはキラービーの弟子だけあって太刀筋もプロレス技(エルボー?)?もかなりのもの。ナルトたちは、彼らからの話ではじめてサスケが暁に入り雲隠れの忍(キラービー)を拉致したことを知るのですが・・・

ここで、ナルト達木ノ葉と 雲隠れの間に「サスケ」をめぐる認識の違いが明らかになります。

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木ノ葉でも抜け忍は抹殺するのがセオリーとはいうものの、サスケの場合は「犯罪者である兄に復讐をするために里を抜けた」のであり、大蛇丸のもとに行ったのも呪印をつけられてしまったからだからなんとか許されたのかもしれない・・ そして現在サスケは暁に拉致されたという認識なので「救出の対象」。

一方雲隠れにとってみれば、サスケは2人の人柱力(ユギトとビー)を拉致した暁のメンバー。サスケはとんでもないヤツということになる。。。

そのわりには雲隠れの対応は穏やかにみえます。サスケを勝手に処分せず、火影に書簡で伺いをたてている。(木ノ葉が飛段や角都などを「処分」するにあたって、彼らの出身里に許可なんて取っているとは思えないし)

ただし・・この「丁寧さ」に、雷影のしたたかさも垣間見えます。

書簡で木ノ葉に責任を問いただすことで、五影会談を有利に進めようとする下心。
そして「サスケを処分してよい」と許可を得ることで、写輪眼を手に入れるチャンス・・さすが、白眼を手に入れようと画策したことのある雷影だ。
(ま、サスケの死体?はダンゾウが渡すつもりは無いと思うが。。)

雷影、弟キラービーを本気で心配もしているようだが、ちゃっかり外交に利用しているところなど、ただの筋肉男ではなさそう。
さすが大国の主。そして2人も人柱力を抱えていた里の長・・。
そして暁には「雲隠れ出身の抜け忍」がいない。これは大きな発言権がありますね。

そういえば、土の国(岩隠れ)も2人、人柱力がいたんですよね。岩隠れも木ノ葉と長いこと戦争していた、かなりの軍事国家です。土影もかなりのやり手のはず。
ただデイダラは岩隠れ出身の抜け忍で、暁に入る前からいろいろ爆弾テロ(アート?)に加担していたらしい。そんなのを放置していた責任があるので、あまり発言権ないかな・・。

そして現在の水影。鬼鮫とは対立しているようですし、暁に対して強硬姿勢にでるかな? 
サスケ包囲網がひろがりつつある・・・

サスケが暁に入ったとわかったことで、木ノ葉もサスケに対する対応を変えざるを得ない。ダンゾウにとっては嬉しい話だろうな。写輪眼(九尾を操ることができる者)はダンゾウの敵だから。
ダンゾウの九尾へのこだわりは異常だ。彼の火影になる目的は九尾入手なのかな。かつての九尾事件も、ダンゾウが手引きしていたんじゃないか?とも思えるんですよね。火影の座を狙っていたダンゾウとしては四代目が邪魔だっただろうし、九尾入手目的だったのかもしれない。ダンゾウがうちは一族抹殺を命令したのも、クーデターを防ぐためというよりは九尾を使えるうちは一族を抹殺したかっただけなんだろうし・・

(んにしても、ダンゾウもトビも、カカシには無関心?なのが疑問なんですけどね。とくにトビ・・カカシと対面したのにカカシに全く無関心だった・・。
カカシが万華鏡を持っていることも知っているはずだし。
ふつう暁のメンバーはカカシに会うと「コピー忍者はたけカカシ・・」って挨拶するんですけどねぇ。トビだけ無視したのが、みょ~に気になるんですよね。)

ま、木ノ葉は今まで大蛇丸やイタチといった「大物」抜け忍もなぜか抹殺しませんでしたし(できなかったのか)五影会談、厳しいな・・・

サスケは衣装を暁マントに替えた時点で、木ノ葉の敵になってしまったのだから・・これはサスケVS木ノ葉、サスケVSナルトを意味する・・・
トビの狙いは、サスケとナルトを戦わせることなのか・・・?
(九尾を操る者VS九尾の戦い?)

悪い大人たちからナルトとサスケを守るという、カカシの重要ミッションは今だ続行中だ。。。

来週はいよいよ五影会談??久々の我愛羅、そしてまだ見たことのない(はずの)水影、土影も楽しみ。次回はナルト、巻頭カラー!

☆火影の正式就任には、上忍衆の信任投票が必要らしい。だから、ダンゾウは・・きっと・・無理w
・・今週のカカシの頼もしさを見ると・・・
やっぱり六代目はカカシってフラグ??と思ってしまったのは私だけ?

☆サスケが復讐したいと思った気持ちがわかったというナルトだが、今サスケが復讐しようとしているのが木ノ葉だと知ったらどうするのだろう・・
☆オモイカルイ、キラービーの無事を知ったらナルト達と和解するだろうな。
☆いつのまにか、ナルトとサクラの身長差がかなり開いていた・・・。
「でかくなったな、ナルト」
☆サスケ処分を聞いてカッカとしているサクラとナルトにキバがびっくり・・ほんとはキバのほうが熱くなりやすい性格なのにな。

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