ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

NARUTO ナルト476:サスケVSダンゾウ・・・!! 今週号のWJナルト感想 (ジャンプ 03・04号)

NARUTO476:サスケVSダンゾウ・・・!!

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オレはとっくに眼を閉じた・・・オレの目的は闇の中にしかない 

   NARUTO11周年・・・サスケ第二の復讐劇の幕が開く!!


連載11周年巻頭カラーで見開きになった扉絵には 屋根から雨雫がとめどなく落ちていくなか、一人ぽっちで雨を見つめるサスケの姿が描かれています
今のサスケはこんな気持ちなんですね・・せつなくって、胸が締めつけられます。涙溢れる。サスケ・・君を思ってくれる人達がいるのに。。何故眼を閉じる??悲しくせつなくなる。サスケの深い闇は、ただ闇・・として片づけていいもんだろうか。

一方、橋上でサスケとダンゾウが対峙するのを 悠然と高い所からながめているトビ(自称マダラさん。) 
全ての出来事は彼のシナリオの通過点に過ぎず、ダンゾウもトビが動かすコマの一人に過ぎない・・そんな気がしてきます。彼が忍世界のシナリオを動かしてる、という感じ。

面の奥にあるはずの写輪眼はカラーの絵には描かれていません。

穴の奥に覗くのは、ただ吸い込まれそうな漆黒の闇があるだけ・・。
トビがたまに面の奥に見せる写輪眼。実体化する必要の無い時は、写輪眼もブラックホールのような「時空」の闇の中にあるのでしょうか・・・?


ダンゾウの右腕に嵌められた写輪眼はギョロギョロと回転していて、ストックとして植えられているだけではなさそうです。これは「眼軸ごと」移植されて機能しているのだとしたら・・どこからその知識を得たんだろう? サスケはダンゾウの腕の眼について訊ねますが「色々あってな・・話すと長い」・・って!それを聞きたかったのに略されてしまいました。

ダンゾウは「印」を結んでから右腕でサスケを突きます。見たことのない印ですが、あの印なんだったのでしょう? あの時、幻術を既に発動していたのだろうか?

サスケ、戦闘開始早々須佐能乎を使ってますね、天敵を前に気持ちが焦っているというか。トビはサスケに試練を与え続けて サスケの須佐能乎の闇をさらに育てたいようです。 トビがサスケに期待しているものが膨大な闇(陰)の力としたら・・
その目的は今の九尾に欠けた陰チャクラの補充なのでしょうか??
(九尾の陰チャクラは四代目が封じたから 今の九尾は陽チャクラしか無いのです)
そうでもしないと十尾完全体にはなれないし。


さてナルトは・・

ナルトは我愛羅が去ったあと、硬直しちゃってる!

(ナルトが想像するサスケは、前に会った時の・・おろちゃんファッション姿;今のサスケではない。あれから再会してないんですもんね)

ナルトって単純に見えて実は繊細。 落ち込むと一人では立ち直れないんですね。今回は我愛羅が彼流のやりかたでw激励してくれたけれど。

 修行の時も 一度にいくつか説明するとわからなくなっちゃう子だから、色んなことがありすぎてパニックになってしまったんだろうか。

今までナルトはサスケを追っかけることに夢中で、「繋がりを諦めたくない」と、それはそれはがむしゃらに、ただそれだけだった。 サスケを連れ戻すこと=生きることだった。そして一歩ずつ、サクラと一緒にサスケに近づくことが、励みだったのに・・・サクラちゃんまでサスケ処分の決意をしたことは、ナルトには「ありえない」ことだったのだと思います。でも、ありえない状況や一度にいろんな難問を解決する能力がないと火影にはなれないんですよね、ここは試練だぞ、ナルト!

ナルト、肩があがっちゃってて力が入りすぎ! あれじゃ呼吸も浅くなる・・。
過呼吸(っていうか精神的理由だから過換気症候群)で倒れちゃうナルト。ちなみに・・Wikiによると10代や女性、几帳面な人に多いっていいますが、ナルトって几帳面・・というか繊細なんですね。

ナルトの夢の中でまた誰かが出てくるとしたら、今度はクシナ? イタチの力がナルトに何かを語るのだろうか? 意外なところでは九尾とか・・ナルトが意識の世界に入ると、九尾にも会えますから。

鬼鮫戦でキラービーが焦った時、八尾がアドバイスをしていたけれど・・あんなふうにナルトの中の九尾がいい相棒になってくれたら最高だなぁと思います。「いつか」・・

この前トビがナルト達にどう語ったのか、略されてて分かりませんでしたが、今回「ナルトが思い出しているトビのセリフ」から少しだけ、それがわかりました。

「サスケは全てを失い一人になった 木ノ葉の平和の代償がそれだ・・
そんなサスケを責められるか・・・?」

トビはいったいナルトに何を考えさせたいのだろう?
 
ナルトとサスケを本当に戦わせたいんだったら、こんな言い方をするんだろうか?

トビが語った歴史といい、過去から続く因縁に「平和的に決着」をつけたいかのように聞こえてくるんですよね・・ でも一方でサスケをどんどん闇へ追いやっているものトビであるのも事実。


カカシのナイスガイポーズ

合理的に物事を進行させてくれるwヤマトが「で どうします?」とカカシをせっつきますがカカシはずーーーっとナルトを見つめながら考えてました。
ナルトみたいにパニックにはならないけど、カカシだってかなり混乱してる様子。
ナルトの心理がわかってしまうだけに、さらに深刻に考えているハズ。ヤマトみたいに合理的に割り切れるわけでもないし・・

いつも人前では飄々としているカカシが、これだけ苦悩の顔を見せたのは珍しいと思います。


「・・・・・・・・・」 上を向いて苦悩するカカシ。


一呼吸おいた後、「よし・・・!ヤマト お前はナルト連れて里へ向かってくれ オレはサクラを連れ戻す サクラじゃサスケに敵わない 死にに行くようなもんだ」と真剣な顔のままでナイスガイポーズしてますが、気分的には複雑なんでしょうね。

最近ナイスガイポーズが癖のカカシ。
復活後のカカシは ナルトを一人前の火影に育てることを生きがいにしているんだと思います。ナイスガイポーズは「師として生きることを忍道」とするガイを見習ってのことかな?(私的解釈では、ですが)。でも今日のカカシのナイスガイポーズは元気がない。「・・・」が多いのは、何か胸に秘めた思いがあるからか。

カカシはサクラのもとへ行く決意をします。サクラのもと・・つまりはサスケのもとへ・・?


カカシとサスケ

カカシとサスケ・・もう3年以上会ってないんですよね。
サスケに関しては、カカシの脳裏には今までの失敗と後悔が去来しているはずなんです。 中忍試験中にサスケが大蛇丸に呪印を施されたのが最初の失敗でした。
封邪法印を施したり、サスケが呪印に頼らないようにするために千鳥を教えて精一杯フォローするんですよね・・

2度目の失敗はイタチの帰郷。
危険を察知したカカシは先手を打つんですけど月読で寝込んじゃって、サスケはイタチに会ってしまった・・焦ったサスケはナルトにケンカを売って千鳥を発動。
その時にお説教したのがサスケと会った最後になりました。

その後もサスケの里抜けを止められず、天地橋任務にも参加できなかったカカシはこの時もサスケに会えなかった。イタチとサスケの戦い後、必死にサスケを追ったもののあと一歩で届かずでした。ことごとくサスケとすれ違いになってきたカカシ。ナルトと同じように苦い思いをしてきたはずです。師として弟子を守れなかった責任。

トビに「フッ・・サスケの師として友としてお前らはサスケの本心をわかっているつもりでいたんだろが・・とんだお門違いだ」(462話)といわれたことも、かなりショックだったはずです。

幼いころは幸せだったのに、同じように7歳で家族を悲劇的な形で失ったカカシとサスケ。写輪眼を持つ者同士。そして千鳥を与えた唯一の弟子。カカシのサスケへの思いは深い。

うちはの生き残りであるサスケを守れないのでは、オビトにも申し訳ないと思っているはずです。

「掟を破るやつはクズ呼ばわりされる・・けどな仲間を大切にしないヤツはそれ以上のクズだ」というオビトの言葉。 仲間を守るために掟を破ったサクモの生き方を「誇りに思う」といったカカシ。

カカシはこの忍道を曲げないと思うので、仲間を見捨てる(サスケを殺す)判断はしないと思いたいです。そのために「火影」として掟を破ることは覚悟しても・・。
友として、師として・・・何をしてやるべきなのか?これが来年のNARUTOのテーマなのでしょうか。。かつて三代目は大蛇丸に師として厳しい判断を出来なかった・・
自来也も友として大蛇丸を止められませんでした。

この重いテーマをカカシとナルトは影の名を背負うものとしてどう向き合っていくのか? 来年の話はカカシメインということので、すご~く気になります。

さて場面変わって、

サスケVSダンゾウ。

サスケの「イタチに一族抹殺を命令したのか」という質問に、ダンゾウは
「あいつ(イタチ)はそんな男ではないと思っていたが(しゃべるような男じゃないと思った)」・・
怒りからサスケの闇はさらに深くなり、須佐能乎が形を成していく(指6本ツノありのサスケの須佐能乎。)

あれだけの須佐能乎、体に負担が大きいはずですがサスケはあまり痛みも感じていないみたい。
それを今度は写輪眼でじーっと見つめるトビ。観察したり時空間忍術を使うときは写輪眼を見せます。

香燐は恐怖を感じながらもサスケからあまり離れずにいるのは・・サスケが心配だったのかな?

「自己犠牲・・・忍本来の姿」
 
ダンゾウの言うことは時々かっこいいのも事実。ただ自分の野心のためなのか、それとも彼の考えは何だろう。 トビはダンゾウとサスケをぶつける事も計画通りだったようだし、ダンゾウもサスケの闇を増大させるためのコマにすぎない・・小さな存在に見えてきました。


「それ以上イタチを語るな」

憎しみでダンゾウを潰すサスケ。。心が完全に凍てつき悲しみを持て余し、怒りに全てをぶつけているのか?
でもサスケ、本当は・・イタチの真実の姿を見抜けなかった自分自身に一番怒りを感じているのかもしれないけれど、それを認めたくないのかもしれない。サスケのこの闇はなんだろう。

しかし、潰したはずのダンゾウがサスケの後ろに現れます。
香燐はダンゾウのチャクラを別に感知しなかったのだろうか・・。香燐も驚いてますから。
写輪眼でも見切れない影分身なのか、それとも腕の写輪眼による幻術(高度な感知すら遮るようなもの)だったのだろうか?それともダンゾウはチャクラを消せる?

「そうだな 次は眼で語る戦いにしよう」

ダンゾウの印。さて、この印は・・・?
これ基本の印には無く、イタチが天照をする前の印と同じですが・・(っていうか表紙のナルトと同じですね)チャクラを練る印でしょうか。





☆次号05・06合併号は1月4日発売!

☆コミックス49巻も1月4日!

☆忍犬が木ノ葉に伝令・・久々にパックン登場か~?

☆4コマナルト。 キバって現実的で面白い。


☆カカシが写輪眼を得たいきさつを知らないサスケ・・誤解しそうで心配

☆ダンゾウの頭の中?の絵・・部下の制服が根じゃなくて全員火影直轄暗部イタチ風。なぜ?

☆来年カカシメインにまだ動揺中。 カカシ先生頑張れ!

☆今年もお世話になりました。来年もナルトにはまります!よろしくお願いいたします!