ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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サスケの衣装変化考察 その2

 

  サスケ繋がりを断ち切る衣装変化・後編イタチの真実後

 
 
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     人は愛情を知った時・・・
         憎しみのリスクを背負う(トビ)

 

イタチとの壮絶な戦いの後、トビとゼツによって海辺の暁のアジトに連れられたサスケ。このときのサスケ、まだ目がうつろ・・・ちょうどイタチ兄さんのことを思い出しているときです。海を眺めているんですが・・海を渡った先には火の国があるんでしょうか・・。

 

トビの話を聞いたあと、サスケは新しい衣装に変えましたね。
イタチがサスケから大蛇丸を排除したにもかかわらず、いまだに下半身は大蛇丸風。(なんだかなぁ・・ちょっと変わった服装だよね)
木ノ葉に対して恨みを持ってしまったサスケは、いまだ大蛇風であることで今度は強烈に「反木ノ葉」を示しているのか。 それともまだ「蛇」から抜け切れずにいるのか。
イタチがサスケから大蛇丸を引き出し、それを処分してくれたわけだけど、サスケの「下半身まだ大蛇丸風」を見る限り、サスケはまだ完全に大蛇丸の影響から抜け出せていない・・とみるべきなのかもしれない。
 
 
大蛇丸のアジト時代のサスケの衣装は、完全に「大蛇丸の弟子風」でした。 上も着物風、下もまさに大蛇丸風・・・ サスケ自身は、ただ「大蛇丸を利用するため」におとなしくしていただけであって、けして「大蛇丸の弟子になった」「大蛇丸に支配されている」とは思っていなかったはずです。だから大蛇丸を逆に取り込んで「これでおしまい」と思っていたかもしれない。 それでも、大蛇丸はサスケの中にしっかり「残っていた」。 大蛇丸は、サスケが考えているほど「生易しい相手ではなかった」ということなのでしょう(イタチはその点、大蛇丸の事をよく把握していた)。 まぁなめてたんですよね。
 
サスケは、大蛇丸を「倒した」と思っていた。 だけど、大蛇丸はサスケの中に潜み、復活のチャンスを狙っていた・・ それを承知していたイタチが、サスケから大蛇丸を「取り除いてくれた」。 これでもう完全に「脱オロ」となったかと思えたが・・・下半身まだ大蛇丸風だった。
 
この衣装、いったい「いつどこで誰が」用意したのかは謎で、もしかしたら上半身用の服はトビが用意した可能性もある。 イタチとの戦いでサスケの上半身の服はもう駄目になっていたが、あの状況でサスケが「どこかにお買い物に行った」とは考えられない。 今度はトビがサスケを「手なずけた」わけで、上はトビ風(うちは風)に替えられた・・(トビに洗脳された象徴)とも考えられる。 だが、下半身の衣装はまだ駄目にはなっていなかった。だから「変えなかった」のは「まだ着られるから」という単純な理由で、「ダメになった上着だけトビが用意したものに変えただけ」かもしれない。
 
でも、サスケの衣装変化に意味があるのだとしたら・・・
 
サスケはイタチの真実を知り、チーム名も蛇から鷹へと変えた。
新たな目的を知って「自分の意志で」歩み始めた・・ように見えるけれど、
 
本当はまだ「トビ」と「大蛇丸」の影響から抜け出しきれていない・・ということなのかもしれない。 サスケ本人は、トビや大蛇丸に感化されたとは思わず、自分の意志で決めている(逆にトビや大蛇丸を利用してやってる)ぐらいに思っているかもしれないが、まだ・・サスケは「自分」を取り戻せてない、という事を象徴しているのではないだろうか。
 
最後に、またもしサスケが衣装を変えるときがあるのなら・・それは「第7班のメンバーとして」木ノ葉に帰ってくれる時かな(だといいんだが・・) そして、その時こそようやく脱おろちファッションになるの・・かな?と想像しています。

 

長文読んでいただいて感謝。




2009/6/20(土) 午後 10:20




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