ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

四影と、ダンゾウの思惑

四影と、ダンゾウの思惑

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五影会談、最初はバラバラだった里長たち。それぞれの里が抱える事情、そして思惑・・・最終的には、忍連合軍をつくり、八尾九尾は保護して参戦させないことで一致をみましたが・・この結論はどう働くのでしょう?

☆土影の思惑

岩隠れの忍は、「両天秤のオオノキ」と怖れられた土影の命令一下、どんな死地にも怯むことなく出撃する(兵の書による)・・

過去の大戦では、圧倒的な兵力で木ノ葉を苦しめてきた岩隠れですが、大戦後は軍縮に伴い、暁を傭兵としてきたことも発覚しました。
(里出身のデイダラを経由して暁と交渉を持っていたのかもしれないですが)

岩隠れの里の2人の人柱力、四尾の老紫、五尾のハンが暁に拘束されても騒ぎ立てられなかったのは、暁との結びつきが発覚するのを恐れて?

土影が、八尾と九尾を戦力として使うべきだと強調したのは、尾獣・人柱力の力がどれほど大きいかを知っているからではないでしょうか。
過去の大戦では、人柱力を戦力として使ってきたようですから・・暁が一~七尾まで持っているということは、八尾と九尾の力も加えないと対抗できないことを経験上知っているのかもしれません。


☆水影様の思い

霧隠れの水影様は、会談の最初から我愛羅に好感を持ったようでした。
水影さまが一番怖れているのは過去の時代に戻ること。
過去の四代目水影時代によほど辛い思いをしてきたんでしょうね。。
だから若い世代の力で時代を変えてくれることに期待しているんでしょう(長十郎に対する思いと同じかな?)

水影様の主張は「八尾九尾は保護拘束する」「隠しておく」こと。
我愛羅も八尾九尾は参戦させない考えですが、水影の「隠しておく」発言には我愛羅は「・・・」という反応でした。

我愛羅は「八尾九尾を隠す」という言い方にちょっと引っかかるものを感じたのでは?
同じ元人柱力として、人柱力を「厄介なもの」扱いするような発言に思えたのかも・・。
霧隠れでは三尾の人柱力が操られていた苦い経験から、人柱力は厄介な代物だという認識があるのかもしれません。

我愛羅の思い

我愛羅一人、九尾という言い方はせず「九尾のナルト」「うずまきナルト」という言い方をしています。
我愛羅は人柱力が物のように扱われたり、尾獣呼ばわりされるのが許せないのでしょうね。

我愛羅にとってみれば、八尾九尾を敵に渡さないための戦争ではなく、

「これは二人を守る戦争でもある」

結局は同じことなんですが、「八尾九尾」ではなく「二人」であり、
「取られないため」の戦争ではなく「守るための戦争」。

我愛羅の言葉に、同じ人柱力では無いとわからないこだわりがあります。
土影・水影とは この戦いに対する思いがちょっと違うかな?
大切な人を守るための戦いだと思っている我愛羅は、この戦争で大きな役割を果たしそうです。

会談がはじまったときは、我愛羅の言葉を聞こうともしなかった土影も しまいには我愛羅の冷静な判断を認め、きちんと話を聞いちゃってます。
やはり「アンタ達はいつ己を捨てた?」の一言が効いたんですね~。
あの言葉で、土影も昔の自分・・純粋でまだ希望や夢を持っていた頃を思い出せたんですよね・・・・
我愛羅、言葉で五影の心を動かせるまでに成長しましたね~。
精神面ではナルトよりずっと大人です。

雷影は他の里長の手前、「八尾」という言い方をしていますが・・
弟想いのお兄さんでもありますから、心の中では「ビーを守るための戦い」だと思っているんでしょうね。。。
なにせ、ビーが暁に拘束されたと聞いたとき、涙をダーッと流して「助けるぞ!」って言った人ですからw

ちょっと気になるのは、侍の国のミフネ。
彼は中立の立場のはずで、今の話し合いに口を出すべきではないんですが・・
八尾九尾を参戦させたほうがいいとこだわる土影に、

「今ここに世界初の忍連合軍が出来つつある・・」
「それに我々侍も参戦する」

最終的に土影を説得したのはミフネの「侍も参戦する」だから八尾九尾は参戦させないほうがいいという発言でした。

中立を守るはずの侍まで参戦するのは、世界の平和に関わる重大事だからなのか?
もしかしたらまだミフネは瞳術にかかっているのでは??なんてないでしょうか・・?

今この場に青がいないのでミフネの状況はわかりませんし、誰もミフネの幻術をまだ「解!」していなかったような・・。

シスイの瞳術と四代目水影にかけられた幻術が同一なら、一度かけたられた以上、誰かが解かない限り術は継続するものだと思います。
四代目水影も長年操られていて、青がその幻術を解いたといっていましたから・・

結局、四影の結論・・・誰の思うとおりになったかと言えば、まぁ水影様や我愛羅の意見どおりなんですが。。

実は、ダンゾウの思うとおりの結果になったともいえます。
ダンゾウ自身は逃げてしまい、この結果には無縁であり得はなかったように思いますが、
全てダンゾウの計算どおりなのではなんだと思います。自分が逃げ出すことも含めて。

ダンゾウがそもそも希望していたのが「忍連合軍を作ること」。
そして、ダンゾウは尾獣は隠しておくべきだという考え方です(ペイン襲撃の時にナルトを妙木山に置いておくことにこだわっていた)
結局、五影会談・・ダンゾウの思うとおりの結果になっています。
ダンゾウ自身が責任者に指名されることはありませんでしたが・・とりあえず、2つの目的が達成できたので、権力の座を掴むための方法はまた別に考えているのだと思います。
自分が逃げ出すことで「この決定にダンゾウは関与していない」ようにみせかけ・・実はダンゾウが主張したとおりに終わってしまったことに不安を感じます。

やはり、ここは土影の主張どおり「八尾と九尾はどこかに保護せず参戦させるべき」なのかもしれません。

はて・・・
(まだ1週間ある・・長いw)
今年はNARUTO10周年なので、表紙も多いし企画も多いし、岸本先生お疲れ様です。なので休載はしかたないですねw(というか今年初めての休みですよね??過労・・)しっかり休んでいただいて、いい話を作っていただかないと!
個人的にはですが、今後我愛羅がどうかかわっていくのか?
カカシにかなり大きな役目がまわってきそう(石碑のこととか、トビの瞳術の謎解きとか)なんで、噂されていたカカシの話ってのはこれからなんじゃないか?とか思っておりますw

しかし・・・なぜトビは石碑の話なんてしたんでしょうね?言う必要も無いのに・・
あれは、「木ノ葉にまだあるはずだからカカシに読んでもらえ」とでも言わんばかりです。トビの、思惑は何でしょう??