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「見えない本物」・・・・四代目水影やぐらの謎と、マダラさんの謎 (水影達の発言からの雑考)

「見えない本物」・・・・四代目水影やぐらの謎と、マダラさんの謎 (水影達の発言からの雑考)

サスケも動き出しちゃって、ラストが近づいているんだなぁ~と実感させられた553話。ここまで話が進んでくると、出てくる話は全部大事な伏線と思えちゃうんですよね;「全ての道は、マダラの謎と第2の終末の谷へ通ず」みたいな・・・。
 
で、最近の感想や「別天神の穴について」雑考などで度々書かせていただいている話題なのですが・・・
『近頃頻繁に登場するキーワードである“目に見えない敵”“幻術”の話は、マダラの謎や四代目やぐらの謎に関わってくるんじゃないか』・・という点について。
今回は霧隠れの忍達(水影&鬼鮫)の言動と絡めて ちょっと考えてみようかと思っております。
 
・《五代目水影メイの発言》
 
さて・・・
「暁発祥の地」なんて有難くない言われ方されちゃってる霧隠れの里ですが、 二代目水影様の様子を見ている限り、全くそんな雰囲気はないですよね。四代目水影・やぐらも まだあどけない少年風で、彼も操られる前は ごくフツーの少年だったんじゃないかという気がします(完璧な三尾の人柱力ではあったけど)。
やぐらにかけられていた幻術は、やぐら本人も 周囲も気づかないほど巧妙な幻術・・・・やはりそれは《対象者が幻術にかけられていると自覚する事無く操る事が出来る、最強幻術『別天神(コトアマツカミ)』》だったのではないかと、思うんですよね。
それは現水影・メイの五影会談での発言からも まず間違いはないかと・・・・
 
「四代目水影を操っていた術とその瞳術(シスイの別天神) 何か関係あるかもしれないからね」 
メイのこの発言から、四代目水影やぐらにかけられた幻術と ミフネにかけられた幻術の「症状」はそっくりだったのではないでしょうか・・。
《何か関係があるかも・・・》という抑えた表現ながら、メイは確信に近いものを感じていたような気がします。
 
・《四代目水影やぐらと、鬼鮫
 
この点について、鬼鮫の回想と発言から考えてみますと(54巻でアオバさんが鬼鮫の脳内から読み取った、マダラさんとの出会いの記憶)・・・・
 
鬼鮫がまだ霧隠れの里にいた頃、四代目水影やぐらと会話をしていると 突如やぐらの背後に別人の気配を感じ取る・・・・・暗闇の中から突然現れた人物は「うちはマダラ」と名乗る男。この時、鬼鮫は初めて やぐらはマダラさんの瞳術で操られていたことを知ったわけです。
 
この時のマダラさんの登場の仕方ですが、暗闇(しかも建物の陰)からスッと突然現れてるんですよね。
だから建物の陰の隠れていたのか、あるいは見えない時空間のようなところから「スッ」と出てきたのか これだと分からないんです。・・・・いや、わからないからこそ「怪しい」んですけどねw
 
先日、「別天神の術の穴」についての雑考で書かせていただいた通り、私としては「別天神」という幻術は それほど長い時間効果が持続できなかったと考えておりまして・・・ 
誰かを長期間に渡って操り続けたい場合は、術者がそばに居て「術が切れかかったら再び術をかけ直す作業」をする必要があったんじゃないか・・という気がしています。
 
もし マダラさんがやぐらに別天神をかけて操っていた場合、やぐらの傍に居る必要があったのではないか・・とも思うのです。
《暗闇に「目に見えないように」そしてチャクラも感知されないように隠れながら・・・。》
 
そして、鬼鮫が言った言葉・・・
 
「そういう事ですか・・私が四代目水影様だと思っていた人物とは・・・アナタだった・・・ その写輪眼で四代目を操っていたとは・・」
 
(つまり《四代目水影様・・ ・いやマダラさん》ということですよね。)
 
で、このセリフは数年後に『トビと鬼鮫の会話』で繰り返されます(44巻で)。
 
「トビがまさかアナタだとは思いもしませんでしたよ」
「元水影様・・・ いやマダラさん」 
 
今度はトビと思っていた人物もマダラさんだった・・・。
 
これは、《トビもやぐらと同じ状況にある》という意味なんじゃないかと想像しているのですけどね~;『四代目水影やぐらの例』は、現在のトビとマダラの関係の「ヒント」として登場したのではないかと 勝手に想像しています;
 
マダラさんはやぐらの背後に潜んで瞳術で操り続けていたように、トビの背後に見えないように潜んで別天神で操っているのではないかとも思うんです(可能性という話ですが・・。) 術の効果が切れないように、柱間チャクラを利用して再び術をかけ直しながら・・・・(※1)(※2)
 
マダラさん・・・つまり「本物」は、チャクラも感知できないような状態で トビの後ろ辺りに見えないよう隠れてるんじゃないだろうか・・・と。
 
そしてこの仮説は、二代目水影ちょびヒゲ様の会話もそのヒントになっているような気がしています。
 
第552話での、二代目水影様と忍達の会話・・・全然攻撃できない忍達に向かって、二代目水影様が叫んでますよね・・・
 
本物を狙えっつってんだろ!!!』
『だからァ!!! 本物はどこなんです!?』
『だからオレの後ろ辺りに見えないよう 蜃気楼で隠れてるって言ってんだろ!!』
 
『だから今のオレを攻撃しても無駄だっつってんだろ!!』
 
これ、笑える会話でしたけどw いやいや、これも重要なヒントになる会話なんじゃないかと思うのです。
 
つまり、二代目水影様が言っている「自分の倒し方」・・・これが目に見えないマダラの「存在のしかたのヒント」になっているんじゃないかと思ったりするんですよね。 そして「姿もチャクラも消せてしまう」無サマも、マダラの存在の仕方のヒントだろうとも思ってしまうんです。
 
「目に見えない状態で、すぐ後ろに隠れている本物」・・・そして「姿もチャクラも感知できない姿」。
これらは、マダラさんの現在の在り方なんじゃないだろうかと・・・ついつい邪推してしまうんですよね;
   
とりあえず話も大詰めになってきた今・・・これから出てくる話に『余計な話』はなく、すべてマダラと第2の終末の谷につながっていくヒントじゃないかと思ってはいます。 
はたして、どの話がどの部分に当てはまっていくのか・・・皆さんそれぞれに想像していただければと思います。私の稚拙な邪推を踏み台にしていただいてw
 
 
 
☆長駄文、読んでくださって感謝。
 
 
(※1)
この時は、トビとは別人の「マダラさん」が登場するかわりに、トビ自身が仮面を外して「マダラさんと同一人物」であることを証明して見せてましたが・・・ 
でも、この時トビが鬼鮫に見せた「顔」は読者にはまったく見えないようになっているんですよね(首から下だけ)。 なので、あの時鬼鮫に見せた顔は「本物のマダラさんに変化した顔」だった可能性があるような気がしています。
つまり、トビの背後に隠れているマダラさんは この時は隠れたまま鬼鮫の前には姿を現さず・・・鬼鮫に「自分の秘密」を知られないようにしたのではないかとも思っています。 この時は前回と違って「どうやって登場したか分からなくするような隠れる暗闇」がありませんでしたので・・。
(※2)
この場合、トビもやぐら同様に生きた人間を操っているというのが前提での仮説になりますが;
あくまでも・・・仮説ですのでw
 
 
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