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水月と香燐・・「じゃあな」のもう1つの物語 (NARUTO登場人物雑考)

水月と香燐・・「じゃあな」のもう1つの物語


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「もう一度 あの時の顔が 見たかったなぁ・・・」

香燐がずーーーっと忘れられなかった、自分を助けてくれたサスケの優しい顔。
あの時抱いた恋心を香燐は「そっと自分の胸のうちだけに」秘めてきたんですよね。
大蛇丸の部下になったのも、きっとサスケに会えると思ったから。

あんなに強情な香燐だけど、本当は初恋の人にずっと心を寄せる純情な人。
そんな「本当の自分」を知られるのがイヤなのかな・・・プライドが許さないのか、恥ずかしいのか・・。

でも、香燐が大切にしまいこんできた「自分だけの極秘事項」を知っているヤツが一人だけいた。

鬼灯水月。(2/18誕生日、おめでとうw)


「ホントはサスケとずっと一緒にいたいだけなんじゃないのか?」

「ホラ図星だ だからろれつが回らなくなる バレバレ

ホントは知ってんだよ・・・昔キミはサスケに・・」

   「!!」

・・・香燐は本気で怒り、水月を殴る(352話)サスケの前でだけは言って欲しくなかったんだろうなぁ。

結局このときはここまでしかわからず、「昔香燐は サスケに・・」のあとがわからなかった。いったい、2人の間に何があったんだろう??といろんな妄想が・・・w

結局、水月が言おうとしたことは
「昔、キミはサスケに助けられて、それからずっとサスケが忘れられないんだろ」
ということだったんですよねw

香燐は水月をやたら避けていましたが、水月が「自分の秘密」を握っていると感じていたからみたいですね、ど~やら。


香燐が水月を天敵とした理由・・・

348話。香燐のもとにサスケが来て、「蛇」に勧誘します。
この時、香燐は嬉しいやら、戸惑うやら・・・。
サスケに誘われたのはすごく嬉しいんだけど・・水月も一緒なことに「不快」な顔をしています。天敵なんだろうか?と思うくらい水月を嫌っている香燐。。。

で、香燐は水月を排除する作戦?まで実行し、水月を締め出したり、違う方角を教えて騙そうとしたり、「水月なんて 要らないだろ・・・アレ」なんて言ったりw

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      「うるさいから、水月は嫌いだ!

「うるさいから」・・・それが香燐にとって一番心配の種。
いつ、何をしゃべるかわからない。そしてついに、香燐の不安は的中し「キミは昔・・」と話そうとした。

《やっぱり知っていた!」》
香燐はかなり焦ったんでしょうね・・自分だけの秘密だと思っていたのに、やっぱり水月は知っていた。しかもサスケの前でばらそうとした。
自分の思い出に誰も土足で立ち入って欲しくない。そんな気分だったのでしょうか・・・香燐、本気で怒ってましたw 

でも、ちょっと疑問が起こる。
なんで水月が サスケが香燐を助けたことを知ってるの?
それともう1つ。
香燐はなぜ、水月が自分の秘密を知っていると思っていたのか?

つまり・・あの「じゃあな」の話には、続きの話があったんじゃないだろうか?


4年前の7月・・あの時、あの場所で

あの話には、こんなオマケ話があったのかもしれない。(推測ですw)

獅子連弾を鮮やかに決めて、爽やかに去っていったサスケ。
それを、ぽーーーっとして見惚れていた香燐・・・。

実はその一部始終を見ていた少年がいた・・ それは霧隠れの下忍、鬼灯水月

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「なんだよ、かっこつけちゃって・・」なんて声が後ろから聞こえて、驚いて振り向く香燐・・水月はすぐその場を立ち去ったが、香燐は水月の後姿を見ていた・・・??


あの時、水月は見ていたのかもしれない。そして、香燐もそれに気づいていたのではないだろうか?
そして・・・霧隠れの少年に邪魔されちゃたけど、あの時の「香燐とサスケの出会い」の思い出は・・ずーっと香燐にとって宝物だった。
だから、大蛇丸の実験場に連れてこられた水月を見たときは、香燐は「げっ!あの時見てたやつだ!」と思って嫌な予感がしていたのかな?w
(もしかしたら、忘れてるかもしれないけど・・・)なんて期待も少しはあったんだろうけど・・・(でも覚えてたw);

4年前のあの夏の日・・
もしかしたら、こんなふうに水月、香燐、サスケはあの場所で顔をあわせていたのかもしれない。


水月の香燐への想い?

水月って、よく香燐のことをからかってますw
「へー低能な動物達もチャクラを感じ取ることができるのか・・
いや低能だからこそか まるでカリンみたいだね」
なんて言っては蹴飛ばされるw 

香燐が怒るとわかっていながら、からかう。これも水月の「愛情表現」?w。

水月って幼児のようにあどけないところがあるから、自分が構って欲しい人には ついちょっかいをだしてしまうんだろうな・・。
香燐には兄弟のような、幼馴染のような親しみを感じているのでは・・。

水月が香燐に持つ「親近感」・・・それは水月も4年前の3人が共有する思い出を大切にしているからなんじゃないだろうか?
水月も あの時の「さりげなく優しかった」サスケを知っているのかもしれない(もしあの時見ていたなら、なんてカッコつけたヤツだよ!なんて思っただろうけど)。そして、サスケに一目ぼれしていた「かわいかった」香燐の事も知っている?

だから水月にとって、鷹の仲間は「最近になって集められた烏合の衆」ではなく、
ずっと前から知っている友達のような気持ちなのかもしれない。(重吾とのつながりはわからないが・・)
あの日の思い出を宝物にしているのは・・実は香燐だけじゃなくて水月も、なのかな。

サスケは蛇のメンバーとしてあの3人を選んだ理由をこういっていました。

「こうなったときのことを考え力のある忍を前もって選抜しておいた」・・・

でも本当は・・・サスケもあの時、3人があの場にいたことを覚えていたのでは?

しかし、もしそうだとしたら・・・

4年前のあの日から、サスケには「第七班」とは別に「鷹」というもう1つ別のレールが敷かれていた・・ということになるのかもしれない。
サスケは鷹と共に「飛び立つ」運命が決められていたのだろうか。

大蛇丸の呪印を受けてしまったあの死の森で サスケの運命は少しずつ違った方向に動き出していたのだ・・