ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

ナルトのおいろけの術と、ナルトの「甘え」について。

ナルトの おいろけの術と、ナルトの甘えについて・・・ちょっと。 

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「エロ仙人様~~~ 火ィつけてェん」 (皆の書、「新エロ忍術完成!」から)

ナルトが自来也になにか「お願い」する時は、おいろけの術を使えば即解決!w
3年間の修行中でのこと。このナル子の姿をみて、
《惜しい・・いや実に惜しい。あと少しでワシの本に出てくるヒロインのイメージにピッタリなんだがのォ》
と思った自来也。ってことは、あの「イチャイチャタクティクス」に出てくるヒロインは、あんな感じなんですね・・・; 
過去に出た、「気になるワード」が鮮やかに 回収されていく最近のNARUTO
「新エロ忍術」も、皆の書で「開発のいきさつと真実」?が明かされ、456話ではついに対木ノ葉丸戦wにも使用された(らしい。読者には見えなかったけどw)。
 

難易度Aランクの「ハーレムの術」 
 
「臨の書」をみると、ナル子1人の「おいろけの術」はEランクの忍術なのに対し 「ハーレムの術」はいきなりAランクに達しますw(これは「おいろけ強烈度」による評定ではなく、「ハーレムの術」が多重影分身というAランク忍術を応用しているからなんですけどねw)
 
Aランクの多重影分身に「変化の術」を組みあわせる発想は、まるで螺旋丸に風の性質変化を組み合わせたような高度な発想(かも)。 
ナルトって、実は忍術の才能あるんですよねw さすが、ナイス四代目の息子。
 
「多重影分身+変化」である「ハーレムの術」を修行していたからこそ?実戦で役立った例もあります。
ペイン天道戦、ラストでナルトが使った「多重影分身を瓦礫に変化させる術」。これはハーレムの術の応用に他ならない。日頃のエロ忍術研鑽の成果というべきかw
 
木ノ葉丸が使う「女の子どうしの術」「男の子どうしの術」に至っては影分身(Bランク)の術×変化の術、しかも2人の違う人物の変化するという実に高度なテクニックを用いている。これは、ナルトでもやらないことだ・・。
なのにどういうわけか、者の書ではこの術「Dランク」評価になっている。ちょっと評価低すぎじゃないのかえ?
ただの分身の術(Eランク)使用なら納得だが、木ノ葉丸が使っているのは「影分身」・・・。
Bランクでもいいような気がするぞ、コレ!w
 

ナルトがビーに使った、「あの手」。

492話、ひさしぶりにナルトの「ハーレムの術」を見た気がしますが、キラービーは全くひっかかりませんでしたねw  『おいろけの術《ナルコ単体》』ではなく、満を持して「必勝」ハーレムで臨んだのに・・・・あえなく撃沈w
ナルトにしてみれば、《なんでだめなんだ? 意味わかんねぇー》という感じだったでしょうか。。
今までのナルトの「常識」を覆す、キラービーという存在って・・
 
にしても、自己紹介もろくにしないうちにハーレムの術でせまるなんて;かなり無礼な話ですぞ?
ナルトってば、いきなり「教えてくれ」とか「協力してくれてもいーじゃねーか」って。教えてくれて当然といった態度ですね、アレ・・・。
 
「態度がでかいな・・・居直りかいなウィー?」といわれて、「はっ!」として目がきら~~んとなったナルト。
ビーのあの一言で、ナルトはあることを思いついたのだ。
《そうかぁ、ナイスなライムを言えばビーのご機嫌をとれる!》と閃いたというのも勿論あるんだけれど、それだけじゃあない。あの時ナルトがひらめいたのは「あの時と同じじゃん!あの手でいけば簡単じゃん!」ということだ・・。
 
あの時のあの手とは・・・ 自来也に最初に出会った時のこと。
(最初に出会った時とはいっても、自来也は赤ちゃんナルトには会っていたみたいですが)
中忍試験・本選を控えた1カ月休みの間。カカシ先生はサスケについて「千鳥修行」をしていたため、ナルトはエビス先生に託された。そしてナルトがエビス先生と温泉地で「水面歩行」の修行をしていた時・・・自来也と出会うのだ。
エビスを気絶させてしまった自来也に向かって、ナルトは失礼な発言をする;
「責任とって、オレの修行につきあえってばよ!」
でも、自来也には
「わしは口の利き方を知らん奴が大嫌いでのォ!!」と言われてしまうw
 
もっともですのォ!w さすが三忍は言葉遣いや礼儀には厳しい。忍界大戦経験者は厳しい「軍隊式上官・部下関係」で育っているから、敬語や礼儀はしっかり教育されているのだ。

大蛇丸だって、サイが分身を使って挨拶をしたときには注意していた・・
「目上の人間に話しかける時は ちゃんと顔を見せて話すのが礼儀よ」(297話)
この時のオロちゃんの言葉には、みょ~に納得してしまった。ナルト達ゆとり教育世代は、言葉遣いと礼儀がなっておらーん!w 
 
そして、修行も「見てもらって当然」と思っているんだな、コレ。 実戦をほとんど知らず、先生に手取り足取り教えてもらうのが修行と思っているから、こんなことを言っちゃうのだろうか;カカシだって、千鳥はミナト先生に内緒で1人で開発したんだぞw

・・・・あ、話がそれましたw
それで自来也のご機嫌を損ねてしまったナルトが、切り札として思いついたのが「おいろけの術」作戦。
そしてこれが見事、これがはまってしまうのだ!w
 
(大人ってみんな すっごいこの術に弱い気がするってばよ)
・・・こうして、自来也はナルトの師匠となった。
 
ビーにたいしても、あの時の「あの手」をキラ~~ンと思い出したに違いない・・・。
焦ったナルトは、492話では いきなり最終奥義「ハーレム」発動。。。 
 
(どうだってばよ!!男はこの術に皆弱い!)
 
(4年前は「大人って」と言っていたのが今度は「男は」に変わってますが、思っていることはほとんど同じw) 
ここまでは自来也の時と全く同じパターン。ナルトも「この手を使えば簡単に修行を見てもらえる」とでも思ってたんでしょうねぇ・・。
 
んーー。大人をなめるなよ、ごら!w 

 
 ナルトはちょっと、甘えてないか・・・? 

確かに今までのナルトには、必ず誰かが「修行してあげよう」と手を差し伸べてきましたからねぇ・・・
カカシ、自来也、フカサク。彼らは献身的にナルトの修行に付き合ってくれた。それも手取り足取り。
自来也放任主義っぽく見えたけど、でもべったりとナルトに付き合ってくれましたからね)
やっぱりなぁ、いままで周りがナルトを甘やかしてきたような気がする。そして、それにナルトが気がついていない。
 
そもそも。ナルトが「エロ仙人を師匠としてゲットした成功例」と思っている、あの時のあの手にしてもです。
ナルトは「偶然通りかかった自来也が、おいろけの術に引っかかって修行を見てくれた」と思ってるんですよね・・・多分、今でも。
だからビーも「あの手」を使えば簡単に釣れると思っている・・・「大人って、こんなものだ」となめておるのだ。
本当は、自来也はナルトの修行を見る為に里に帰ってきたというのに。そしてカカシにも事前に断ったうえで(カカシにナルトの居場所をきいて)わざわざ出向いてきたっていうのになぁ。 

エロ忍術に ひっかかったのも・・・あれはナルトに調子を合わせてあげただけなのだ。
だって、すぐにそのあとで表情をキリッ!と変え「冗談はさておき 修行は見てやる」って言ってますからねw (もちろん、発作的に非常に嬉しかったでしょうけどw)

あの時自来也はナルトに修行をつけるつもりで来てくれたということに・・・4年たった今でも、ナルトはまだ気付いていない。
 いいかげん気付けってばよ!w
 
ナルトは自分が「里の為に、九尾の人柱力という犠牲になった」という被害意識が強すぎるのではないのか・・・? そして、「オレは犠牲になっているんだから、このくらいしてくれても当たり前だろ」的な甘えもあるんじゃないだろうか?

そしてナルトがそう思ってしまうのは、まわりがナルトに神経質になっていたせいでもある。。。
 
「ナルトは里の為に 九尾の化け狐の器れ物になってくれたのじゃよ」(第2話)
 
三代目の言葉が象徴するように・・・ナルトは里の犠牲となった存在として扱われてきたのだ。
だから腫れ物に触るが如く、九尾を背負わせてしまったということを負い目に感じて、ちょっと特別扱いしすぎたのでは・・・・?「九尾の人柱力」のせいで良くも悪くも特別扱いになっていることを、ナルトも当たり前だと思っているような。

だから、キラービーに対しても、いきなり「教えてくれて当然だろ、修行つけてくれと頼んでいるのになぜ言うことを聞いてくれないんだ?」なんて発想になるのだ。
「ケチ!」とまで叫んでますからね・・・;ケチって・・・。
大人(男)なんて、お色気さえ使えばオレの言うことをきく!なんて思っているのは・・・・ちょっと甘えてちゃっているのかな? けしてナルトが悪いわけじゃないにしても。
 
そして一番問題な点。 ナルトが「自分は里の犠牲者」という認識があるのは、ナルト自身が九尾を疎ましく思っているからだということ。 九尾は父ちゃんが命がけで遺してくれた、大切な相棒であるって事に気付かなくては!
そしてナルトを守ってくれている人達がいるってことにも気付いて、ちったぁ感謝しなければ、ねw
 
やっぱり・・・、おいろけの術を使うのは、木ノ葉丸との勝負がいいですね、ほのぼのとしてて?w
この時ばかりは、ナルトはけして「おいろけの術」を大人に媚びる道具として使うわけではない。
・・・・変化の術における芸術性を競い合う、忍術の「究極の真剣勝負」として、使っているのだw 
この時のナルトは、純粋な心でおいろけの術を使用する。   ・・・・・?
 
いつの日か、火影の座を賭けておいろけ勝負するその日まで? ぜひ2人には研鑽を積んでもらいたいものでありますw
 
 
 
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