ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

NARUTO ナルト492:あいさつ 今週号のWJナルト感想 (ジャンプ21.22合併号)

 NARUTO492:あいさつ

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「まずはあいさつだ! オレ様のグーにグーを重ねろ ビートかましながらな!」
 
尾獣コントロール修行をつけてくれと申し出たナルトに、拳を差し出したビー。
「オッサンのグラサン、ウサン臭♪」 と調子を合わせるナルトに、ビーは意外な反応・・
一流の忍」ビーは、拳を重ねることでナルトの心が読めてしまったようだ。
ナルト自身も、気付いていない、ナルトの中にある深い闇・・・。

さて、ナルトとビーがついに出会いましたが、ナルトってば「タコのおっさん」「ダジャレ言う筋肉グラサン」とか・・ 
ンごら!言葉遣いがなっておらんぞ!w
 
 
珍獣、大集合・・・? 
 
まさか、この方まで島に来るなんて これこそ「導き」じゃあないですかw
船酔いしてアオバに肩車してもらっているのは、我らが木ノ葉の気高き碧い珍・・・
猛獣・マイト・ガイ先生(なんでガイ先生が来るの?)!
鮫肌の中にいる鬼鮫、ガイを見て「また珍獣が来ましたね」なんて思っていそうですがねw(ガイはまた鬼鮫を忘れていそう・・)。
もー、この2人の因縁、赤い糸で結ばれているんではないでしょうか?(決着でも結婚でもしちゃってください) 
 
ストレートに物言うヤマトは「ガイさんって船がこんなにダメとは知りませんでした」ってボソッと言うんですよね、これがまたw  ま、「こんなかっこわるい先輩はじめてみましたよ」(角都戦でのカカシに言った言葉)よりはマシかな・・。
でも確かに・・ガイは日頃からスピード、回転、圧力に耐えられるように三半規管も鍛えられているはずなんですがねw  こんなかっこ悪いところをライバルのカカシに見られなくって幸いでしたよね、ガイ先生!
しかし、ヤマトとガイにナルトを預けるなんて・・  カカシは何か覚悟している?一体何をするつもりだ。
 
しかしまぁ タコ牛に狐、鮫・・そしてガイ。珍獣大集合で楽しくなりそうです。
 
 
「あいさつ」。 
 
 
 
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「猛獣だけじゃない・・八尾の尾獣すら完璧にコントロールした お前と同じ人柱力だ
八尾のな」  
・・・・あのグラサンが八尾の人柱力と聞いて、早速ビーに弟子入り志願・・・・
 
森の中にある八尾の顔がついたかわいい「八尾ハウス」(クマのプーさんに出てくる家みたい)
この家、八尾コントロール修行をした時にビーが作ったんだろうか?
八尾の形に家を作るなんて、ビーの八尾への愛情感じるなぁ。
 
ビーはまず最初に、ナルトの目をジーっと見つめる(グラサンの奥に隠された、タコ牛目で?
タコ牛目だと勝手に断定してるんですがw)
ナルトのまっすぐな心と熱意は感じ取ったのだろうか?
 
で、その次の段階 拳をぶつけグーで「あいさつ」した時、ビーはナルトに何かを感じて「・・・」となるんですが、ナルトはど~も勘違いしたらしい。 調子に乗って「ウサン臭♪」と言ったのがマズかったと判断して、とどめの色気攻撃 「ハーレムの術!」w
 
 
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            (・・・全く効かなかったぞ!w ビーはナルトを無視・・)
 
男は皆この術に弱い!とか言ってるナルトだけどw カカシも きっと ひっかからないから!w
 一流の忍には通用しないのだ!(自来也と三代目は別。w)
 
いや、ナルトちゃんよ・・。 ビーは「ウサン臭♪」と言われて機嫌を損ねたんじゃなくって、ナルトちゃんの中の問題点に気付いて「・・・」となっていたんだと思うよ。うん・・。

 
ナルトの真実 

雲隠れの世話役・モトイに「ビーが修行を見てくれない」って愚痴をいいに行ったナルトw・・・
でもモトイはナルトが「挨拶した」と聞くと、 ビーにも考えがあると思ったようでナルトを真実の滝に連れて行く・・・。ビーにとってグーで挨拶するってのは、認めたという印なのでしょうか(ゴリラともグーであいさつしていたw)。
 
滝の前に座ると見えてくるのは、なんと自分の真実。 これ、自分の鏡みたいなものかな?(怖いなw)
出てきたのは、なんとまぁ~カブト顔負けな邪悪なナルト・・・・
 
「どうして 一楽でサインを書かなかった?」
「あいつら・・・急に手の平を返したように お前になれなれしくしてきたもんなあ」
 
 
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  「うっとうしい奴らだったもんなあ・・・」
 
ナルト自身、焦りまくってビックリしてますねw  《自分ではそんなつもりじゃない!》って否定したかったかも。
いや、でも・・・これ、ナルトの本心なんでしょうね。

先週、ナルトは一楽で2人の忍からサインを頼まれて、照れてごまかしていたんですが・・・
結局あのあと、ナルトはサインしなかったみたいですね~。
またちやほやされて火影フラグなの~?とイヤな感じがしたんですが、あの描写には成る程 意味があったのだ。
 
さすがキッシー、無意味な描写はしないお方だのォ!!
 
よく見ればあの時ナルト、一瞬本当にムカっとした顔してるんです。 先週号処分しちゃった人は、ぜひコミックスになったら見てくださいw  あの照れ笑いも(書きたくない)と思う気持ちが作らせた、お得意の「ごまかし笑い」だったんですね・・。
 
真実の滝から現れた「邪悪ナルト」が真実の心だとしたら、ナルトはまだ自身の闇と過去を克服できていない。どうやらビーはそれを見抜いていたんだな、コレ。
読者やカカシですら?見抜いていないかもしれない「内なるナルト」を、目を見て拳を交わしただけで見抜いたビーのタコ牛眼力。 どんだけ~!
 
・・・いや、同じ苦しい道を歩いてきた人だからわかるのかもしれない。
 
そして、ビーの前でも見せた「お色気の術」や「作り笑い」。これってば、ナルトのトラウマの産物、ナルトの抱える「負(陰)」の象徴ともいえる行動なのです。
 

ナルトの「お色気の術」と「作り笑い」 
 
ナルトがお色気の術系を開発したのは、お楽しみとか「陽動」のためではない・・・。
自分を馬鹿にしてきた大人への「復讐の道具」として開発したものなんですよね。
「自分をバカにしてきた人達を見返すための」お色気の術。(お色気の術に関しては、後日 今日のお題にて!w)
 
そしてナルトの得意技「作り笑い」。
前に「ナルトの笑顔考察」でナルトが『本当に』笑っているところを1巻からずーっと探してみたんですが・・これが、実に少ないのです!
ナルトの笑顔ってのは、大体は作り笑いで 周囲を元気付けようとか 明るいキャラを印象付けるためのカラ元気だったりなんです。
孤独だったナルトが自然に身につけてしまった、ちょっと哀しい処世術というか、対処術なんですね。
 
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サイの作り笑いより「無自覚」なだけに、かえって性質が悪い・・。
作り笑いなんてのは誰でもするものだけど、ナルトの場合は人間不信、周囲への恨みが原因になっているってことが難しいのだ(本人は周囲を喜ばせているつもりなんだけどね。)
ハーレムの術にしても作り笑顔にしても、ナルトがまだ 他人を完全に信じていないためにやってしまう行動パターンの1つなのです。
 

ナルトが乗り越えていない、「闇と過去」 
 
 
九尾が父ちゃんが遺してくれた力だとわかってからは、ナルトもだいぶ変わったんですよね。 
でも、「キツネのガキ」「化けギツネ」として冷たい目で見られてきた苦しみは、英雄扱いされるようになっても簡単に消えるもんじゃあない。
 
だから、ペインを倒して、里の人々がナルトを英雄扱いして迎えた時(歓呼の里、450話)、ナルトはあまり嬉しそうじゃなかった。 全然笑顔じゃない!
(嬉しそうなのは、イルカとかカカシとか同期w ナルト自身じゃない。)
心の中では、《突然態度変えやがって・・なんなんだよ、こいつら!》って思っていたんだろうな・・。
 
人間ってのは、ほんとに勝手なものです。簡単に手の平を返すという軽々しい態度に、ナルトはさらに人間不信に陥り傷ついてしまったのかもしれない。
 

「尾獣」も、心を映す鏡? 
 
ときどき九尾が話しかけてくる「悪魔のようなささやき」。
 
「ワシとお前の力をみせつけてやれ・・・・・」
「全てを壊せ・・・苦しむものを 全てなくせ」
「誰を・・・・ころしたい?」・・・・・・
 
これ、九尾の言葉というよりは「内なるナルト」の声だったのだろうか、と思ったりします。
ナルトの心に残っている、人間不信や過去の苦しみへの憎しみの声。
自分自身の闇だと思いたくなかったナルトが、自分とは別の人格=九尾が語っていると思い込もうとしていたのではないだろうか?
 
尾獣が「憎しみの塊」なのは、人間どもが憎しみに利用してきたせいかもしれない。
尾獣とは使う者の心を映す鏡・・・・・つまり、ナルトが過去のトラウマを克服し 憎しみを乗り越えない限り、ナルト自身の邪悪な意志が「尾獣コントロール」を不可能にするのではないだろうか?
あの邪悪なナルト、あれは己を知り己を克服せよということなのかな?という気がします。
 

ビーにはあって、ナルトにはないもの・・・
 
今回、ちょっと感動したのは 雲隠れの忍達とビーの本当の信頼関係です。
モトイはビーのことを「英雄の中の英雄」と称し、ナルトがビーを悪く言った時には本気で怒りましたね・・・
 
「てめーに ビーさんの何が分かる! それ以上グダグダ言ったら オレがゆるさねーぞ!ガキ!」

これ、かなりの感動w モトイさん、いい人じゃないか!
これを聞いたナルトも驚いていました。だって人柱力のために本気で怒ってくれる人がいるなんて、ナルトには信じ難かったのかも・・。
 
ナルトってば、こんな言い方をしていました・・・
 
「オッサンもオレと同じ人柱力だろ!」
「同じ人柱力ならオレのこともう少し分かってくれてもいいだろーに!」
 
人柱力の苦しみは人柱力にしか分からないと思っているから こんなことを言ってしまうのだ。

実際、ナルトは「ペインを倒してくれたから」英雄なのであって、人柱力として認められたわけではない。まだまだ木ノ葉では九尾は忌むべき力扱いなのだ・・。
 
しかし雲の忍たちから「八尾のキラービー様」として敬愛されるに至るまで、ビーはどれだけ苦労してきたのだろう? ビーのグラサンの下には、過去に受けてきた苦しみの眼が隠されているような気がする・・
ビーが辛い思いをしながら努力して掴んだ現在。 その道程を里の人々は知っているから、ビーの生き様と人間性を心から尊敬しているのでは。
「英雄の中の英雄」という言葉は、ビーの人間性と生き様にたいして向けられているんじゃないか?と思われるのだ。
 
ナルトは「人柱力の苦しみは人柱力にしかわからない」と決め付け、自分と他者に大きな境界線を知らず知らずに引いてしまっている。
ナルトにとって、辛い過去は蓋をして二度と見たくもないモノ。ビーはおそらくしっかりそれと向き合って乗り越えてきた。
そこにまだナルトとビーには差があるような気がします。
 
さて真実の自分を見て、自分の憎しみとどうやって向き合っていくのか?
鮫とタコ、ガイ三つ巴の戦いも楽しみですが・・・次回は10日だってばヨー♪
 
 
 
☆ビーのライム帳・・ほんとにダジャレだらけw いや、拳じゃない小節(こぶし)の効いた、「演歌ラップ」w
 
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☆人柱力監禁、ナルトには「極秘任務」  ビーには「休暇」と伝えてあるんですねw なるほど・・2人が喜んでだまされるための「嘘」、二人の性格の違いがよくわかる・・

☆この島で 雷影はビーの八尾コントロール修行につきあったらしい。兄の愛情・・。
 
☆個人的には鬼鮫さん、味方になってくれることを希望なんですが・・
 
☆ヤマト、今度は仕事しっかりしてますねww
 
☆カカシは何してる?忍連合軍情報部隊とか情報関連かな。
 
☆次号は5/10発売です!
 
☆51巻、4月30日発売! 表紙ちょっと、こわいなぁ。
 
次回から、ジャンプ感想は 朝6時頃のアップに変更いたします。
(詳細は、自由に語り場にて)
 
☆駄文お読みいただいて感謝。
 
☆次回まで時間がある・・  GWだし、ちょっとかわった?お題の小記事 いくつか出していきます~! 
 
 
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