ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

NARUTO ナルト506:ガイVS鬼鮫!! 今週号のWJナルト感想 (ジャンプ38 号)

NARUTO506:ガイVS鬼鮫!! 

イメージ 2
 
なんだか暑苦しい珍獣どうしの闘い・・・いや、一言で言うとガイ先生こんな強かったんだ、こんな美しかったんだ・・・と(いやルックスの話ではなくて←おぃ)
体術をあそこまで極めると あれだけ超人的な力を手に出来るのかと・・・ガイの技はまさに芸術。
 
でも・・・
 
イメージ 3

「こいつはたしか・・・フグとかいう魚・・・・?」
 
ガイ先生、やっぱり鬼鮫を覚えていなかったw  しかも珍虫だとか、フグだとか・・・
 
《・鬼鮫のプライド・・・》
 
アオバも「・・・ってフグですか?アレ?食べるとおいしんですよね!」とか悪ノリするし。
そういえば岸本先生、11巻で「フグはすっげーうめーぞ」って書いておられたっけ(私も食べてみたいw) 
鬼鮫って・・・水月にも「サスケ、そのうち美味いフカヒレでも食べさしてあげるからさ・・」なんてフカヒレ扱いされていましたね(※注意:鬼鮫は食べられませんぞ)
 
鬼鮫ってプライドの高い忍なのに、散々ですねw 
暁の中でも、特に鬼鮫デイダラの2人はプライドが高いような気がします(一度痛い目に遭わされた敵のことは忘れないというか) 
鬼鮫にとって、ガイって本当の意味で「天敵」じゃないだろうか? ガイって鬼鮫のプライドを傷つけるのが得意ですからw
 
鬼鮫は、敵に自分の名前を知られていると「これはこれは・・・私の名まで・・・光栄ですよ」なんて満更でもなさそうだった(っていうか嬉しかったんだろうなw・・16巻で)。 
だいたい、自分から「干柿鬼鮫 以後お見知りおきを」と名乗ったりしてるくらい自己顕示的。
霧隠れの七人衆であり(おそらく)元・暗部暗殺部隊だった鬼鮫にとって、敵のビンゴブックや手配帳に載って顔と名前を覚えてもらうことも一流の証だったのかもしれないw 
なのにガイときたら、2度目の対戦でも鬼鮫を思い出すことも出来なかった・・・・ 
過去に「蹴られた」ことより「名前と顔を覚えてもらえなかった」ことのほうが鬼鮫にはショックだったかも。
 
そういえば、鬼鮫・・・・鮫肌経由でビーからチャクラを奪っただけでなく、アオバから(鮫肌経由ではなく)直接チャクラを奪い取ってましたね。 (アオバは「秘術石針」で自分のチャクラを鬼鮫に流し込んで鬼鮫を止めようとした)。 これって、鬼鮫がチャクラを逆流させてアオバのチャクラを吸い込んだということでしょうか? 
今まで鬼鮫はチャクラ逆流させることで 鮫肌からチャクラを得て回復していたのかな?
 
(任務の特性上、一人は感知系がいて当然かと思いましたが・・・アオバは“情報を取ってやる”と言っていたけど感知系だったのかな。 雲隠れのほうはモトイが感知系らしい。)
 
にしても島にはツワモノぞろいで、鬼鮫は不利かと思いましたが・・・ビーは鮫肌にチャクラを吸われて倒れちゃうし、ナルトは怪我するし。 これで鬼鮫VSガイ『一騎討ち』のお膳立てが出来たというわけですね。
(しかしナルト・・・体が活性化する九尾チャクラモードで怪我って、どういうことw)
 
 
《・今週の「時空間忍術」》
 
で、今週も時空間忍術が登場しましたぞ・・・ガイと鬼鮫の「口寄せの術」。(ガイが見せる唯一の忍術かな) 
鬼鮫はやはり「鮫」でしたが、 ガイのほうは懐かしい「忍亀」さん! 5巻ガイ初登場の時に一緒に登場して以来? なのに、ガイの踏み台にされただけで落下・・・・(これで見納めかなぁ、忍亀さん)
口寄せ動物って、もっと「一緒に戦う」イメージがあったんですが、九尾事件の時の蝦蟇ブン太も実は“一瞬だけ九尾を押さえてもらうため”の口寄せでした。 こういう手軽?な使い方も意外と多いのかな・・・ 口寄せ動物さん、お疲れさまw
 
《・ガイの青春物語》
 
物語も終盤だし、未解決話の回収が進んでますよね~・・。 第一部の最後(つまり27巻)に出てくる「これからの彼らの課題」が次々に回収に向かっているような気がします。 
 
ガイの第一部最後の言葉は 「そろそろ青春も無理な齢かな」 だった。
 
このまま無理な青春を続けてたら、弟子達に「無理しちゃダメです」と同情される痛いオジちゃんになってしまう・・・;
「これからの青春」に対するガイ自身の答えが、ガイの物語の最後を飾るのではないか?と思ってます。 ガイ先生の物語は、この問題の解決無しには終われない! 
 
《・ガイVS鬼鮫
 
これで3回目になる「ガイVS鬼鮫」。 同名のタイトルもこれで2回目(前は258話)。
1回戦は16巻(イタチと鬼鮫が木ノ葉に来た時)ガイが「木ノ葉剛力旋風」で蹴りを一発。 2回戦は29巻、鬼鮫(「象転の術」で作られた偽鬼鮫)をガイが朝孔雀で決めている・・・ そして今度こそ決着?
 
ガイと鬼鮫・・・・因縁の組み合わせであり、珍獣同士であり・・・体術と忍術 違うタイプの忍同士でもあり、同じような壁にぶち当たっている同世代どうしでもあったりする。 
彼ら2人がぶつかると、「木ノ葉対暁」というよりはガイと鬼鮫、個人の闘いという感じがするんですよね。
 
なんだかあの2人、お互い相手に「見たくない自分の真実」を見ているのかもしれない・・・w
 
 
《・ガイ&鬼鮫 共通の「真実の自分」》
 
鬼鮫と鮫肌の関係って、『強い者と、その「強さ」を認めた者の』主従関係なんですよね。 「鮫肌は私しか認めない」・・・・・主人が部下を認めるのではなく、部下が主人を認めて従う主従関係。それって再不斬と白の関係に似た愛情や信頼関係で成り立っているのかと思います。だから鬼鮫は常に鮫肌の前では強くあらねばならない。 
 
「自分が認めた者に忠実に仕える」のが血霧時代の忍のスタイルなんだろうか。
鬼鮫は《自分より強い》イタチとトビには忠実に従い、鮫肌は鬼鮫に従う。 そうやって鬼鮫は自分の居場所を確保し、自分の存在意義を確認してきたのではないか。
 
一方ガイのほうも、弟子リーの前では強くあらねばならず「青春しなければならない」。
ガイとリーの師弟関係は、リーがガイを「最高に強くて、いつも青春してるナウい先生」と崇拝していることで成り立っている(とガイは思っている)。 そしてリーを育てることがガイの忍道。リーが自分から離れていったら、ガイは自分の居場所や存在意義を失いかねないのだ。。
 
最近ではリーは同期と話し合って(ガイに内緒で)行動するようにもなったし、少しずつ「親離れ?」行動を見せ始めている・・・でもガイの方は相変わらず。 
 
鬼鮫は鮫肌との関係において、そしてガイはリーとの関係において・・・・「自分の在り方」を再考しないといけない状況にあるんじゃないだろうか。 同じような壁にぶち当たっているガイと鬼鮫の闘いは、真実の滝に出てくる「真実の自分の姿」との闘いに似ているのかもしれない。  
2人とも、そろそろ相対的な自分じゃなくて 絶対的な自分を見つめなおす時期にきているんじゃないだろうか?・・・
 
 
《・「八門遁甲、第七驚門・・・開!」》
 
八門遁甲の第七驚門って・・・ヘソ下というかもっと下というか、最後の砦なんですよね;そこを開いちゃうって・・・。
 
八門はチャクラの流れを調節するダムのようなもので、そのリミッターを1から8まで順に開けていくと(体に負担はかけるものの)一時的に何十倍の力も出せるようになる。。
 
第一開門を開けることで一瞬体を活性化させるのは ある程度体術を使える忍なら日常的にやってるのかもしれません。 カカシも崖登りの業で「第一開門」を開けて登っていたし(11巻で)。
でもその『先』は別。
中忍試験でリーは第五門(杜門)まで開けて、筋肉断裂・体中の粉砕骨折という重傷を負ってしまったんですよね。 なのにガイは前の偽鬼鮫戦では六門景門まで開けて「朝孔雀」を使ったのに、大したダメージは無さそうだった; これは凄い。
 
第六景門を開けると、「ゴォ!」・・・・チャクラが地響き立てて動物達もビクンと驚くほどの振動が。 
そして「第七驚門」。 体の上から第一第二・・と下りてきて第七驚門って一番下。底から湧き出すチャクラというか(ちなみに最後の第八門は心臓で、開けたら死んでしまうらしい)。
第七驚門を開けると「ドゥ!」・・・・これはもう爆発? 水を押し退けるほどの衝撃・・・・碧いチャクラの衣は雷影の雷遁の衣とも違った強烈さ。 忍体術に比べると体術って今ひとつと思っていた自分を許してくだされ、ガイ先生w
 
鬼鮫もある意味「リミッター外し」をたまに行ってますね。 普段は命令に忠実なのに、プライドを傷をつけられると ドSで獰猛なハンターとしての本能が現れ、リミットを外して「いたぶりたくなる」らしい・・・w)
 
体術VS忍術の闘い、まずは第六景門開状態の「朝孔雀」VS「水遁・千食鮫」。 
以前の「五色鮫」と比べたら比較にならない鮫の数・・・ナルトの多重影分身みたいですね、あの数w
ガイの「朝孔雀」・・・鬼鮫の説明によると「正拳のあまりの速さに空気摩擦で炎を宿し 空気を叩く衝撃波と炎で相手を破壊する体術」。 実はネジの(柔拳)空掌とガイの朝孔雀が基本的に似ているような気がして違いが今ひとつすっきり分からなかった私(チャクラを放出して衝撃を与えるという点で)・・・; 鬼鮫のわかりやすい説明は実に有り難かったw
しかし「朝孔雀」って美しい技ですねぇ・・・。
 
そして、最後の体術VS忍術は第七驚門を開けた「昼虎」(昼ドラって;)VS「水遁・大鮫弾の術」。
大鮫弾の術はビー戦最後に出せずじまいだった術ですね。鬼鮫のとっておきの切り札なのかもしれません。
 
イメージ 4
 
「昼虎!」 「水遁・大鮫弾の術!」
 
木ノ葉の気高き碧い猛獣・・・・碧っていうと、澄んだ青空や海の色、生い茂った森林の緑を表すみたいです。 ガイの「碧いチャクラ」は純粋で生命力溢れてるんですよね・・・・彼の力も陽チャクラなのかな?
 
イメージ 5←碧って・・・・こんな色かな(イメージですw)
  
 
虎と鮫では どちらの歯が強いのか?w
勝負は来週に持ち越しですが・・・・とりあえず「引き分け」になったところに、滝の奥からナルトが飛び出してくるような気がしますがw はて。
 
 
《・気になる、鬼鮫潜入ミッション》
 
なんだかなぁ~、今回の潜入ミッション、トビの真の目的が図りかねます。
 
情報がほしいんだったら、ゼツのほうが確実なんですよね。 
それに八尾を狩るのもビーがサブちゃんと一緒にいる時が絶好のチャンスだった。トビ、本気で八尾を狩る気はあるのか?と思ってしまうんですよね、これ。
 
確かにこのガラパゴス島(仮称)はお水系・鬼鮫には地の利がありますが、トビが鬼鮫に潜入ミッションを命令した時には 島に行く事は予想できなかったハズなんですよね。 トビはあの島のことを知っていたんじゃないのかな。
八尾九尾をあの島に集め、鬼鮫を向けたこと・・・・トビの真の目的は情報収集や八尾狩りとは別にありそうな気がします。
 
 
☆毒舌アオバの一言 「強い人ってのは なんでこう鈍感なんですかね ったく」w
 
☆鮫肌・・・今回もビーに懐く仕草を見せながらもビーを噛んでチャクラを奪いつくしたしw 本当は鬼鮫に忠実?・・・どうなんでしょうね、あれ。  
 
鬼鮫は今でも故郷・霧隠れに愛情を持っているんじゃないだろうか。 今も七人衆であることに誇りを持っているようだし、カカシが水分身を使った時には「よくもここまでウチの里の術を」って・・・「ウチの里の術」って言い方、霧隠れに愛情を感じるんですよね。
 
☆再不斬もそうでしたが、鬼鮫もいつか里に帰りたいと思っている気がする。
鬼鮫にとって鮫肌は今や唯一心を許せる「同郷の同士」なんじゃないだろうか。
 
☆長駄文、読んでくださって感謝!
 
 
 
イメージ 1☆←にほんブログ村ランキングです。 ポチよろしくお願いします(PC画面のみ可能です、恐縮)