ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

NARUTO ナルト505: 九尾チャクラ、開放!! 今週号のWJナルト感想 (ジャンプ36.37合併号)

NARUTO505: 九尾チャクラ、開放!!

イメージ 1
 
 
 アチョ~~!!船酔いしてて倒れてた分、ひさびさの登場で暴れてやるぜー!!
 
木ノ葉の気高き碧い珍獣、ガイ先生! いよいよ、読者期待通りの因縁対決、珍獣VS鮫・・・・いや・・・鮫じゃなくて、・・・虫?
さて、現実世界に戻ってきたナルトを迎えたのは・・・ 島のゆかいな仲間達。
涙の感動だった先週とは打って変わって、今週は爆笑。 そして愛すべき不器用で正直な人達にホッとする。
 
 
・「九尾解放と開放」
 
2008年46号の表紙、九尾化しかかったナルトの横に書いてある文字は「九尾、解放~」↓
 
イメージ 2

当時はペイン戦が始まった頃だったんですが「九尾解放」を見て、そろそろナルトも九尾チャクラ・修行?と思ったんですが、これは「開放」じゃなくて「解放」だった・・・。 つまり九尾を解き放って暴走させちゃうって意味だったんです。 (このあと、ナルトは八本まで九尾化)
 
 で今週のタイトルは 九尾チャクラ、「開放」です。
 
開放、戸を開けて出入りを許可する・・・・・つまりナルトの意志で九尾のチャクラを使えるようになったぞ、ということなんですね。 こういった漢字の微妙な使い分け・・・これもNARUTOの面白さの1つです。
 
・ナルト・・・大人になった?
 
ナルト、母ちゃんとの別れは辛そうだったけど、でも最後には前向き笑顔になった。やっぱり精神的にひとまわり逞しくなった気がする。
たとえば、ナルトがイメージしている「友達」の図。 これ、シノの姿がほとんど見えていない・・・・ってのは毎回同じなんだけれどw 今回は友達として木ノ葉丸達が入ってますね! 彼らを友達として対等に認めることが出来たってのは、ナルトも大人になった、ってことかな。 ペインに螺旋丸で勝負した木ノ葉丸をナルトが認めた、ってことでしょうか。 シカマルが言っていた「託される側から託す側にならねえとよ」っていう意識がナルトにも出来てきたってことかな? 
 
それと自来也を「自来也先生」って言っていること! エロ仙人は完全に封印したんですねw
長門と話を終えた後、ナルトは自来也のことを「見ててくれ、師匠!」って初めて師匠と呼ぶんです(実はジャンプ掲載時には「見ててくれ、エロ仙人!」だったw)。  甘えるばかりじゃなくて、自来也の遺志をシッカリ受け継いで、やっとナルトも一人前の弟子なれたって感じがします。 
 
 
・ナルトの「九尾チャクラ開放」モード
 
イメージ 3
 
九尾の(陽)チャクラを使ったナルトの「九尾チャクラ開放モード(チリチリモード?)」。 なんだかチリチリ~っていう効果音が気になるw・・・(チャクラが燃えるような音? )
ナルトの六道仙人っぽい姿については前の時に書いたので、今週は九尾チャクラのことを。
 
九尾チャクラ・・・厳密には「九尾の陽チャクラ」。 驚くのは、まずその「生命力」。 ヤマトの製材した木遁から枝が出るぐらいだから枯れ地も緑地に変えてしまいそう。まさに創造神の力。
 
そして肉体の活性化。 ナルトのあの瞬身! 黄色い閃光レベルの速さらしいですが、コレは九尾チャクラが細胞を活性化させるのでしょうか。 今のはまだ超高速移動の『瞬身』ですが いずれは時空間忍術(飛雷神の術)も使えそうな気がします。(逆に特殊な力も使わずに瞬身や 時空間忍術を使えたミナトは凄過ぎる)。
 
どうやら九尾(陽)チャクラは、「生命、活性、回復」、闇と対極の白い感じのイメージ (※チャクラの色そのものは赤だとは思います)
 ナルトがダメージを受けた時、九尾の力で急速に回復しますが・・・・これも九尾陽チャクラの生命力、細胞活性能力ってことでしょうか。 ミナトがナルトに陽を残したのもその理由かな。でも九尾チャクラにも憎しみの意志が混ざると猛毒化し人を傷つける・・・・(ナルトが九尾化した時自分の体を傷めたりサクラにも深い毒のような傷を与えていた)。
九尾の力っていうのは、意志次第で猛毒にも超回復にもなるってことでしょうか。 
 
それにしても、九尾も もとは十尾チャクラの一部にすぎないわけで、尾獣チャクラというのは本質的に何尾であっても同じなんだと思いますが・・・ 人々に恐れられた十尾の力というのも、憎しみの意志さえなければ 純粋な生命力に溢れた力なんじゃないだろうか? 
 
・九尾チャクラ開放モードの感知能力
 
九尾チャクラ開放モードでの感知は「憎しみや悪意の感知」。 光の中にいると小さな闇でもすぐに気付く・・・・ってことかな。 通常のチャクラ感知方式と違って、 悪意感知なら会ったことのない人の感知も「悪意」の場所で特定できる。 まだ見ぬ敵の感知も可能ってことになりそうです。
 
 
・ついに出てきた、鬼鮫~!
 
ナルトに「悪意と憎しみ」を感知されちゃって、ついに鬼鮫出てきましたけど・・・まだ半合体状態なんですねw  ハリセンボンにでもなったのかと思ったけど、どうやら肺呼吸対応の虫モードらしいです。  珍虫っていうより、触角あるし・・・??!
 
イメージ 4

ガサササ・・・っていう動き方と音、どう見てもゴキブリ・・・; 
35号の最後に岸本先生「部屋にゴキブリが出て凹んだ」って書かれていたけど、鬼鮫さん、アナタまさか・・・・w
 
ゴキ鮫化した鬼鮫を見ても一瞬で「暁の鮫ヤロー!」って思い出したナルト、やっぱり記憶力はいい。 3年前・・・自来也先生と綱手探しの旅に出た時に会って以来かな。 
(しかし鬼鮫、「憎しみや悪の感情を感じ取るようですね」って。自分で悪って言っちゃうんですねw 悪も彼には美なのかな)
 
 
・スパイとしての鬼鮫
 
あれだけ好戦的な鬼鮫が不利な状況と判断するや、さっさと逃げる。  
今回の潜入目的が「情報収集」だということを徹底してますよね。 このあたりが鬼鮫は「スパイ」としても慣れてるな~と思わせます。 さすがは元七人衆、霧隠れの暗部(マダラの後輩?)。 
 
 
・白ゼツの秘密再び
 
鬼鮫は身代わりとなった「白ゼツの分身=ゼツの成りかわりの術」について、こう説明をしていた・・・
「特別な分身でしてね・・・自分自身として遠隔操作できる寄生分身・・・・」
 
あれ、鬼鮫があの白ゼツ分身を「遠隔操作」していたんですね。 白ゼツが演技していたのかと思ってましたが(「ウマク芝居ヲウッタナ・・」と黒が白をほめていたので)。 鬼鮫が操作して、白ゼツがそれを感知して指示通りに動かされていた・・・ってことでしょうか。 
ってことは、白ゼツはいつも黒ゼツ(本体?)に遠隔操作されて動いているってことになりそうです。
 
そしてこの「遠隔操作できる寄生分身」というのが、今週のかなり重要なキーワードっぽい(臭いw)。
 
・「遠隔地からの操作」。
 
トビの体の一部にも白ゼツが使われていることはほぼ「確定」かと思ってるんですが・・・  個人的には胴体や頭は生身の体で、腕はゼツかな?と(お腹からは血が出ていたので)。 
ただ、ゼツが一部でも使われているということは鬼鮫の言っている「寄生」分身という表現にあたりそうな気がします。
 
ゼツが寄生分身として使われていることで、トビも「遠隔操作」が可能かもしれない。 もし、トビの「本体」が時空間の中に潜んでいたとしても。
 
たとえば、トビの例の『ズズズ~の吸い込む術』。 
この術がカカシのズズズ~術(神威)にそっくりなのに 大きく異なる点は「結界の作られる場所」が違うっていう点です。
時空間の出入り口には、必ず「結界」が必要ですが カカシの神威の「結界」は、視点に出来る・・・・・つまり、カカシが時空間に吸い込ませたいモノに視点をあわせればいいわけです。
でもトビの場合、結界は「お面の穴=自分の眼」に出来ます。 
もしトビの「本体」が時空間の中からトビを遠隔操作しているとしたら、視点(=結界の場所)がトビの眼の場所にできるということも考えられる・・・つまりトビは時空間内から遠隔操作されている可能性もあるのでは・・。?
 
 
・コレがアレな一流の忍
 
現実世界に戻ってきたナルトの「おっしゃー!」という叫びに、「うわああ!」って腰抜かしそうに驚いてるヤマト・・・。(おい、暗部一の手だれでしょ~がw) 
しかも「うまくいったの?」「コントロールできたの?」って・・・せっかちに訊ねちゃうところがヤマトらしいんだけど、やっぱり時々オネエ口調が混ざるなぁ・・・・。 これもカカシの影響なんだろうな。
 
「アレコレソレでは分かりません!わざとだ!君達はわざとやっている!それだけは分かるぞオー!!」
 
ビーとナルトの拳を交わしてのアレそれ会話にイライラするヤマト、お気の毒・・・。 この前、ヤマトは居眠りという大失態やっちゃってますから 今度こそは「あれがコレでわかりませんでした」なんて報告するわけにはいかないのだ!w
 
そしてもう一人・・・
 
「青春の中でもがく若者を放ってはおけない!」 (ガイ)
 
ガイって、リーとの一番最初の出会いもそうでした。 忍術が使えなくて『もがいていた』リーに、「青春の勲章はさりげない熱血だぁ!」と声をかけたのだった・・・。青春してる?人を見ると、おせっかいしたくなるのがガイのいいところ(とも言える)。
しかしガイのことを「この人ちょっとアレなんで」とアオバが言えば、モトイは「いえ・・・」って。ここでもアレで通じちゃったw 
(モトイさん、雲隠れ式熱血ともまた別種な熱血で驚いたかなw)
 
「(ガイの)本性は人じゃない気がしますが」とか、結構アオバって毒舌なんですね~。 
でも彼はガイより年上なのにガイに敬語使っているところみると、忍世界では年齢じゃなくてj階級優先なのかな?(アオバは特別上忍だから階級的にはガイの1ランク下)
 
 
・ガイの「真実の滝」修行・・・?
 
ガイに闇なんてなさそうに見えるんですが 出てきましたねw これ闇というよりガイの本音?
 
「正直青春青春って・・・言ってる場合でもないだろ・・老けたオッサンが無理をすると体を壊すぞ」
「リーの手前青春でいかなきゃいけないのは分かるが・・・誰もそんなお前の無理矢理な青春を望んでいないんじゃないか?」
  
ガイ、これ・・・・図星だったかなw 
 
前にもリーについていけず「そろそろ青春も無理な齢かな」なんて心の中で(こっそり)思ってたことがあったっけ。(27巻) 本人も、そろそろムチャなことは出来ないってわかってるんだけど、認められないんですよね。 なぜなら「先生だから」。
 
今回ヤマトがついてきてるのはわかるけど、何故ガイなの?って思ってましたが・・・・
ガイの「ナルトを守る先生として来た」って発言から、ど~もカカシの代わりにってことで頼まれた気がします。 (カカシは何か他の仕事があるんでしょう)
 
ライバルカカシの弟子をシッカリ守らないと、ライバルとの約束を破ることになる。
そして何より「若者を守る」ことが、ガイの忍道。でも、ガイはいつまでも弟子を「子ども扱い」しすぎなんですよねぇ・・・。
 
前にカカシは「師としてのありかた」をガイから学んでいるんですよね(中忍試験で)。 で、今はカカシはナルト達を一人前の忍として対等に扱っている。 今度はガイがカカシから学ばなくちゃいけないかな、次の世代を信じて託す事も先生の仕事だってことを。
 
今回の島流し(違うw)、いつもリーベッタリなガイの「子離れ修行」になるといいのだが・・・・w
 
 
☆滝から飛び出してきたゴキ鮫を「コイツが俺の真実の姿・・・?珍虫??」って思うガイって・・・・やはり鬼鮫のこと覚えていないのか。 
 
☆炸裂した「木ノ葉壊岩升」(木ノ葉流重流暴エルボかな?)かなり強烈!
 
☆ヤマトも一流の忍なら、拳での会話出来ないのかな・・?
 
☆「これからはラーメンばっかじゃなくて野菜もちゃんと食うってばよ」・・・ 
カカシがナルトの部屋に貼った「野菜を食べよう」って標語は全然効果なかったけどなぁ。 
 
☆今週は合併号に付き、来週はお休み・・・次のジャンプは23日(月)発売!
 
☆来週はガイVS鬼鮫、そして忍界大戦とかいてあるけど(・・・まだそんなに進まないなろうなぁ・・w)
  
☆駄文読んでくださって感謝です。