ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

弥彦のこと・・・(NARUTOにおける3大おひさまキャラ、その1)

弥彦のこと・・・(NARUTOにおける3大おひさまキャラ、その1)

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NARUTOに登場する太陽(おひさま)的なキャラというと弥彦、オビト、ナルト・・・この3人が浮かぶんです。この3人に共通するのは「あったかいチャクラ」! (感知系じゃないだろうがw) 
 
いわゆる「少年漫画の主人公っぽい性格」とでもいいましょうか・・。ナルトは主人公なんだから当然としても、弥彦・オビトも主人公をはれるキャラじゃないか?と。 ナルトとかち合わないのは、弥彦もオビトも「過去のお話」にしか出てこない人物だから。 
ただしこの2人とも、NARUTOのストーリー上重要な影響を与えている人物であることは間違い無いんですけどねぇ。
 
442話のカラー扉絵では、ナルト・サスケ・サクラと長門・弥彦・小南が描かれてるんですが、弥彦の背景には当時の雨隠れの里ではありえない「青空」が。 たしかに青空が似合うんですよね、弥彦は。その笑顔は眩しすぎるほどで、明るさと前向きさでは3大おひさまキャラの中でもピカイチかも。
長門や小南が闇の中でも光を見失うことがなかったのも、弥彦という存在があったからなんだろうなぁ・・・。
 
・「仕向けた」とは?
 
弥彦がトビのシナリオに巻き込まれたのは自来也が去った後なのかな、気になるのはトビ(マダラ)が「“暁”を弥彦に立ち上げるように仕向けたのはオレだ」といったことですねぇ・・。
 
「立ち上げるように仕向けた」という言葉は、「立ち上げることを勧めた」とも違うと思うんですよね。 実際に接触して唆した、というよりは「そういう流れに持っていった」ということなんじゃないか、と。 弥彦が平和の為に行動を起こす「キッカケ」をトビが与えた・・・とでもいいましょうか。
 
そしてそのキッカケとは、第3次忍界大戦の勃発ではないかと考えています。 
つまりトビが弥彦に“暁”を立ち上げるように仕向けた、っていうのは トビが第3次忍界大戦の「キッカケ」を作り、雨隠れを戦場にするように仕向けたって事じゃないだろうかと。
 
・では具体的にどうやってトビは「第三次忍界大戦のキッカケ」を作ったのだろうか?
 
当時のトビは霧隠れで四代目水影を操っていた時代と重なるかもしれませんが、ただし当時のトビは「力はなかったはず」なんです。 で、彼が戦争を起こすのに利用したのは「情報をうまく使うこと」だったのではないか、と。
 
第3次忍界大戦のきっかけの1つには、三代目風影の行方不明事件というのがあります。
 
266話、砂隠れの重役達の話によると、「三代目風影が何者かにさらわれたのだ」 「三代目の所在を巡り様々な憶測が流れ 戦争が起き国々が荒れた」。
そしてちよバアの話によれば、 「十年以上も前じゃ・・・三代目が突然里から消えたのは・・・」。
 (三代目風影行方不明事件、事の真相はサソリが三代目を傀儡にしてしまっていたのですが)
 
問題は「様々な憶測が流れ」という部分。つまり、砂に「木ノ葉あるいは岩隠れが三代目風影誘拐に関わっているらしい」という誤情報をばら撒いた人物がいるらしい、ということです。
それがトビ操る四代目水影であった可能性は十分あるんじゃないか?と睨んでいるんですけどねぇ。
 
しかも当時の霧隠れといえば、情報を扱う部門である「暗部」は優秀そうなんですよね(暗殺部隊と追い忍部隊といえば再不斬・白、青や鬼鮫がいたわけで)。それに情報の漏洩をおそれて自里の暗号班を処分してしまうほどの徹底ぶりでしたからね・・・。 
トビ自身に力はなくても、霧の「優秀な暗部」と「水影」の立場を上手く利用して世界の情報を操作していた可能性はあるんじゃないかと考えてます。
 
岩隠れ・砂隠れ・木ノ葉を戦争に追い込めば狭間に位置する雨隠れの里は再び戦場になる。 弥彦が「暁」という組織を立ち上げ、里を世界を救う動きにでるのは必至・・・これがトビが「弥彦に暁を立ち上げるように仕向けた」シナリオなのかもしれません。
 
そして、もう1つトビの介入。 「オレ達の組織はあっという間に有名になった」 (446話長門の言葉)。 暁を立ち上げさせておいて、暁の情報を半蔵側に流す。これもトビが仕向けたことだったのではないかと疑っております。 そしてそれは、弥彦を悲劇に巻き込むことになる・・・・。
 
長門がずっと忘れられない、あの時の弥彦。
 
話が少し外れるような感じなんですが、実はちょっと気になっている絵があります。
509話小南の回想中、弥彦が一人で雨空を見上げている絵(ジャンプ41号、85ページの左上のコマ)。
 
なぜかこの1枚の絵だけ、弥彦の服装が「現在の、赤い雲の暁のマント」になっているんです。当時の弥彦の服装(当時の暁の服)とは違う・・・。完全にペイン天道になっているんです; なので「このコマだけ描き間違いか?」とも思ったんですが・・・。
 
でもこの絵は、368話(40巻166頁)に描かれている「雨隠れの里で雨をあげようとしているペイン天道」の絵に重なっています。 (共通する「関」の文字看板もある) 「雨虎自在の術」で雨をあげてこれから「雨隠れへの侵入者」を狩ろうとしている部分です。 
 
この時のペイン天道の絵が、509話の回想の弥彦と重ねられているっていうのは、どういうことなんだろう?? 長門(というかペイン天道というか)が雨空を見上げるたびに、かつての弥彦の姿と あの言葉を思い出していた、ってことを意味しているのだろうか・・・。?
 
「この国は相変わらず泣いている 痛みに耐え続けている」
「昔は泣いてばかりのこの国が嫌いだった ・・・だが今は救ってやりたい・・・心からそう思ってんだ」
「泣き虫だったオレと似ててほっとけなくてな・・」
 
あの弥彦の言葉。 長門と小南は雨を見る度に思い出していたのだろうか・・。 
 
41巻、自来也の前で弥彦のことを「ああ・・・いたな そんな奴も  とっくに死んだよそんな奴は」 などと冷たい言葉を放った長門。 
 
当時あの言葉は恐ろしいほど冷たく聞こえたんですが・・・今読み返すと『弥彦のその後』について話すことは、長門にとってはあまりにも辛すぎたのではないか?と思え、あの言葉は悲しく響いてきます。長門の耐え難い痛みを感じる・・。 
 
長門と小南にとって 弥彦は太陽であり「帰る場所」でもあったのかな。 
そしてその帰る場所には・・・もう雨が降ることはないのでしょう。 扉絵の弥彦の背景に描かれた青空のように。
 
 
☆その2はオビト、その3はナルトのことを予定・・。
 
☆話が半分トビの話になってますねw←笑ってごまかすな
 
☆だらだらとした駄文・・・恐縮です;読んでくださって感謝。
 
☆4日発売のジャンプ44号はNARUTOはお休みですが・・・次のジャンプ(次のナルト)は9日(土)です。
 
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