ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

ナルトは本当におバカなのか・・?という話。

ナルトは本当におバカなのか・・?という話。

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ナルトっていうと、どうも「おバカなイメージ」がついちゃっているようで。
 
サイには「単純で頭が悪い」と言われ、キバにも「成長してねーって事だろ!バカはバカ!」なんて言われ方している・・・。
確かに難しい説明は苦手なようだし、単純におだてに乗っちゃったりする・・。アカデミー時代にお勉強ができなかったことも、いまだに影響しているかもしれない。 一度そういうイメージついちゃうと、なかなか拭えないんですよね・・・(学生の皆さん、要注意!・・w)
 
今回のおバカな「Sランク任務」も、ちょっと前までは本気で信じていたようだし。そういう単純なところが、さらに「やっぱりおバカ」という印象を皆に与えてしまっているようだが・・・
 
ただ、ナルトは全てにおいておバカなわけではない。
 
人の心を読むことについては、誰よりも鋭い勘を持っている・・・いや、勘というより、思いやる優しさといったほうがいいかもしれません。 
そういったナルトの精神面での成長を感じさせたのが、つい最近アニメでも放送された次の部分・・・。
 
48巻の451話。ペイン戦後、里の復興に協力するためにやって来たタズナ・イナリに久々に会ったナルト達・・・・
 
「サスケはどうした?あいつとも話したいんじゃがの」 と尋ねるタズナに、カカシは
 
「あ・・・」
「じ・・・実は・・サスケは・・・その・・・あの・・・」
 
この時、カカシはオロオロしちゃうんですよね・・・。カカシは日頃「口上手」を自慢していますが、それは「乗せるのがうまい」という意味であって、ごまかしたり嘘をつくのは苦手。口からでまかせは言えない人なのです。 なので、どうしよう?としどろもどろになってしまった・・
 
一方でナルトのほうは、その状況で(ちらっ)とサクラの顔を見ます。 うつむいてしまって、くら~い表情になっているサクラを「・・・・・・・」と見つめたあと、ナルトは笑顔を作ってオロオロ状態のカカシをフォローする・・・
 
「サスケなら」
「今はちょっちケンカしちまって里の外へ出かけちまってんだ」
「なに・・・すぐに連れ戻してくっから!帰ったらあいさつしてやってくれってばよ」
「そうすりゃサスケも喜ぶと思うし・・・ なっ!サクラちゃん!」
 
・・・・実にナイスw いやナイス過ぎますって。 
 
で、そのあとナルトはカカシとサクラに言うんですよね、
 
「オレはサスケの事わかったつもりだった・・・ でも本当はわかってなかったんだ サスケの痛みを知らねーで一緒に笑えるわけねーんだ」 って。
 
ペイン戦後、ナルトは「自分」よりも「周囲の気持ち」を優先する事を覚えたように思います。
 
「ナルトって名前と諦めないド根性・・・それから痛み・・・」
「それが師匠と兄弟子から受け継いだもんだ!!」  と小南に語ったナルト。
 
自分のことよりも、先ず他人の心の痛みを思う・・・・それがいい意味でナルトを成長させた気がします。そして52巻でも、サスケと久しぶりに対面したナルトは、
「お前のやってる事は・・分かるってばよ」 なんて言うんですよね。 
この言葉にはカカシもサクラもびっくりな表情をする・・・・自分の感情より、相手の気持ちをまず考える・・・それが今のナルトです。
 
そして今週の514話。 あのタズナとの会話部分に似ているな・・と、ナルトの精神面での成長を感じたのが次の部分です。
 
「・・・・・」 (ナルト、伏せている)
 
(くそ!外はどうなってる!?) 
「な・・・なんか今日はや・・・やけに地震が多い日だね・・・」・・・ヤマト
「そ・・・そうですね~~~~~!」・・・アオバ
 
この時、ナルトは既に外の異変に気づいていた・・・というのが私の超個人的な考えですが、それでナルトは外に出て状況を確認しようとしているんですよね。
 
「・・・・にしてもおおすぎだってばよ!それに地震で天地ってひっくり返るっけ・・・?」
「いやーあまりに揺れたから天地ひっくり返って見えただけで・・・」
「・・・ ・・・・そうかなぁ・・・?」「・・・オレってばちょっち外見てくっから!」
 
この時ナルトは、ヤマト達が外の異変に全くきづかないのを不思議に思い、彼らの出方を見たのだと思います。 本当に気づいていないのか?それとも何か隠しているのか?
 
で、ヤマトがさらに「無理な言い訳」をしたことで 、ナルトは疑問に感じたようでした・・・
《ヤマト隊長がこんなことを言うのはおかしい・・なぜこんな《下手な》演技までして、何をごまかそうとしているのか??》
 
「・・・・・」
 
あの時、無言で考え込んだナルトが思い出したのは・・・・鉄の国での、我愛羅のあの言葉だったのではないでしょうか。
 
「ナルト・・・言っておくがこれは八尾と九尾 ・・・つまりお前を守る戦争でもある」
「そして忍の世界の為・・  風影としてオレは全力でお前を守る」  (51巻474話)
 
ヤマト達が自分とビーを「全力で守ろうとしている」ということに、ナルトは気がついたのではないだろうか・・・そして、ビーと自分がここにいる理由にも。
 
でも、 ナルトがあえて「うん!分かった!」「オレってば任務に集中する!」なんていったのは、ヤマト達が自分たちを守ろうとしている「気持ち」を大切にしたかったからでは無いだろうか・・?
 
このあと、ヤマト・アオバは外に出てきていますが・・・それはナルトが再び生態調査を「何の疑いもなく」始めたからなんじゃないか?という気がしますが・・・
でも、ナルトは外の状況を察しているはずなので、今の自分に何が出来るか何をすべきか?を考えているんじゃないかと思います。(・・・と思いますw)
(これが、もう少し前までのナルトなら周りの制止も聞かずに、外に飛び出して行ったような気がしますw)
 
見た目は単純お馬鹿なままのナルトですが、人の気持ちを察することができるし、思いやりの心を持っている・・・。難しい話はわからなくても、Sランク任務の基準を知らなくってもw、人の気持ちを察する事で状況を読めてしまう。 そういう意味ではけしておばかではない・・・というより鋭く賢いと言ってもいいのではないでしょうか。
 
それとも・・・・・・本当に外の状況に気づいてなくて、相変わらず「バカはバカ!」(キバ談)のまま・・・だったりしてw
 
 
☆駄文読んでくださった方有難うございます。。
 
 
 
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