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トビの写輪眼について・・・トビの「普通(通常)写輪眼」の能力

トビの写輪眼について・・・・トビの「普通(通常)写輪眼」の能力

 
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う~~ん・・・・次号休載だと、先が長いですねw
 
今週の514話の感想で少し触れたんですが、土影による「かつてのマダラの瞳術」の幻術能力の「凄さ」の指摘。 
 
「相手がマダラなら強い瞳術がある・・・奴の瞳術にかかれば太刀打ちできん」 ・・・
 
ヤマトほどの忍であっても、マダラの幻術には勝てない・・・それほど「かつてのマダラ」の幻術は強力だったらしいんですよね。 土影も「相手がマダラなら」という言い方をしてますが、これが「相手がマダラ(の眼)では無いとしたら」w話が変わってくるわけでして。
 
今のトビは右目の写輪眼で小南を幻術にかけ、 長門の輪廻眼の在り処を聞きだしましたよね。トビの右写輪眼が強力な幻術を使うのは確かなわけですが・・・だからといって、即それが「マダラの眼」と言えるか?といったら否と思うんです。 感想で書ききれなかった、その点をもう少し突っ込みながら 「トビの通常(普通の)写輪眼」の能力を考えようかと思います。
 
 
・では・・・かつてのうちはマダラの「万華鏡瞳術」とは?
 
かつてのマダラとは、イタチ曰く「うちは一族で最初に万華鏡を開眼した男(イズナと並んでですが)」。
そして「その眼で九尾を手懐けた最初の男」。
(これ、最初の男ってのが 引っ掛かりますw 最初と言うのなら、二番目の男もいるのかいな?ってw)
そしてサスケの話では「うちはの石碑」にこう書かれているらしい・・・・
「失明、それが九尾をコントロールする力(つまり万華鏡写輪眼)を得るための代償」と。
 
2人の会話をあわせてみると、かつてのマダラは万華鏡写輪眼を開眼したことによって九尾を操る能力を得た。・・・・・(つまり、かつてのマダラの「万華鏡写輪眼の固有瞳術(能力)」とは、九尾を操るほどの強力な『幻術』だった、ということになる。)
 
逆に言えば、かつてのマダラは 万華鏡を開眼するまでは「九尾を操るほどの能力はなかった」・・・・優秀な写輪眼を持っていたとしても、マダラの普通(通常)写輪眼では九尾を操る事までは出来なかった、ということかと思います。
 
 
・九尾事件の時のトビの「眼」は?
 
九尾の力を得る(万華鏡を開眼する)ことの代償として失明したマダラは、弟イズナの眼を得ることで『永遠の万華鏡』となるわけですが・・ 
その後、柱間との『終末の谷の戦い』では『永遠の万華鏡』を使って九尾を操っているんですよね。
 
 写輪眼で動物を操る場合、その眼には術者の写輪眼の模様がそのまま映し出されます。
 
『終末の谷の戦い』の絵(43巻)の九尾の眼・・・もしマダラが永遠の万華鏡で九尾を操っているのなら、九尾の眼も「マダラの永遠の万華鏡の模様」になっているはずなんですよね。
なのに、この絵・・・九尾の眼は・・・白丸状態で、はっきりと描かれていない!w
(これ、のちの九尾事件時の九尾の眼と比較できないようにするための作者の配慮?策略?だと思いますがw)
 
で、一方で『九尾事件』のほうの九尾の眼(501話)。 こちらの九尾は眼がはっきりと描かれています。
が、この「操られた九尾の眼」。 かつてのうちはマダラの「永遠の万華鏡の模様」ではありません。普通の写輪眼なんですよね。
 
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(九尾の眼はキツネ眼→通常写輪眼・・・そしてそれが拡大されたようになっていきます。)
 
この時のトビは左目は仮面で隠し、右目の写輪眼だけで九尾を操っています。
その時トビの右目は(絵のまま受け取るのであれば)万華鏡ではなく「通常(普通)写輪眼」であり、《ギン!》と睨んで九尾を幻術にかけています。 九尾の眼も「普通の写輪眼の模様」。
 
・・・・・なぜ万華鏡写輪眼ではなかったんだろう?
 
 
・九尾事件時、トビが「通常写輪眼」で九尾を操った理由
 
で、九尾事件の時のトビは「ズズズ・・」という吸い込み瞳術も使っています。四代目との激しい時空間忍術合戦でしたよね (11月4日、この戦いが収録されている53巻が出ます!)。
 
このズズズ・・・の時空間瞳術は、現在のトビも愛用している術ですよね。。 己を時空間に吸い込んだり他のものを吸い込んだりしている・・。この時空間忍術はトビの「右目」を時空間への結界としています。
つまり、これはトビの「瞳術」であることはほぼ確かで、しつこいようですがカカシの万華鏡瞳術「神威」と激似です。
 
そしてこの瞳術を使う時、トビは決して読者に「右目」を見せる事はありません・・・。
この前の小南との戦いでは お面が取れて右目が露出しちゃっているのに、1度目は「手で右目を隠して」、2度目は「後ろを向いて」・・・ご丁寧にも けっしてこの瞳術を発動している時の「右目」は見せませんでした・・!
ま、読者に「万華鏡」の模様を まだ見せられない事情があるのでしょう・・・・w(これがマダラの万華鏡模様なら隠す必要が無いのですが)
 
「眼の変化」を見せられない事情がある・・・ということからも、この「吸い込み」瞳術こそ「トビの右目固有の 万華鏡瞳術」であることは ほぼ確実かと思っております。
 
で、万華鏡写輪眼の瞳術は通常、「1つの眼に1つの固有瞳術」を有します。 
イタチの右目は天照、左目は月読とか・・・カカシの左目は「神威」とか。
 
(イタチとサスケは右と左の万華鏡では違う能力がありますが、全ての万華鏡開眼者が「右と左では違う瞳術」とは限らないのではないか?とも思っています。両目とも同じような能力ということもあるのではないか?と。 
両目で違う瞳術を有する事によって開眼する「須佐能乎」まで到達する写輪眼は稀らしいので・・・)
 
万華鏡写輪眼の瞳術は「1つの眼に1つの固有瞳術」とすると、九尾事件時のトビの(右目)万華鏡の瞳術は「吸い込み時空間瞳術」1つだけ、ということになります。 
つまり、九尾事件のトビが九尾を操った幻術は「万華鏡」瞳術ではなかった・・・
やはり絵の通り「普通写輪眼の幻術」だった、ということかと思います。
 
一方でかつてのマダラは、「万華鏡」でしか九尾を操れなかった・・・・
つまり九尾事件(以降)のトビの眼は「かつてのうちはマダラ」の眼とは違う眼である、といっていいのではないでしょうか・・・・?
 
 
・疑問点その1) では・・・万華鏡ではなく通常写輪眼でも、九尾を操れるほどの幻術が使えるのか?という点。
 
かつてのマダラの眼ですら、九尾を操る事ができたのは「万華鏡を使って」のことであって。。
現在のトビが「通常写輪眼」で それほど強力な幻術が使えるか?というのは疑問ではあります。
ですが・・・これは可能かと思います。
 
《写輪眼は1つの忍具》・・・優秀な忍具もあればそうでないものもある。 そしてその優秀な忍具を使う人物の能力によって、さらにその忍具の力は優秀にもなる・・。
 
例えば、うちはシスイの眼は脳内に入り込んでコントロールしてしまう最高クラスの瞳術だったようですが、その幻術は万華鏡写輪眼ではなく「通常の写輪眼」によるものです。 
トビもダンゾウのシスイの眼を欲しがっていたぐらいですから、九尾だってコントロール可能なレベルの眼ではないかと思うんですよね。。。
 
イタチの幻術に比べたら「天と地の差」がある程《弱い》なんて言われてしまったwサスケの幻術。 そのサスケですら、通常写輪眼で雲隠れの上忍シーを幻術に落としています。
(一方で 雷影にはサスケの万華鏡による幻術ですら効かなかったけどw)
 
なので、レベルの高い写輪眼をレベルの高い忍が使えば「通常写輪眼による幻術」であっても最高まで極めることも可能なのではないか?とも思います。 
 
つまり・・・・九尾事件の時にトビが使った「九尾を操る幻術」は「通常写輪眼」でも可能だったのではないか?ということなんです。(眼さえ優秀であれば。)
 
 
疑問点その2) では・・幻術を使ったのは、右目ではなく「隠された左目」だったのではないか?という可能性については?
 
九尾事件当時、仮面の下に隠されていた左目の能力は不明ですが・・・・この左目で九尾を幻術にかけた可能性は少ないと思ってます。
・・・というのも、幻術というのは基本「眼を見せて」かけるものじゃないかと思うんですよね・・(イタチのように指1本でかけちゃう人もいますがw)
 
(例、イザナギ
幻術の一種である「イザナギ」も、目を隠していては発動できないようでした。
イザナギ対応用に ダンゾウは隠していた右腕に移植された写輪眼を出していましたし・・・・トビもイザナギを使うために、手でお面を「ガッ!」と割って『イザナギ用の左目』を露出していましたから。
 
(例、シスイの眼) 
あと、ダンゾウが五影会談でシスイの幻術を使った時。
あの時は右目を包帯で隠したままだったようにも見えるのですが、これも実は、一瞬だけシスイの目をミフネに見せている疑惑があります。
 
というのも ダンゾウがミフネに幻術をかけた瞬間というのは、雷影が机を破壊して護衛が一斉に飛び出してきた瞬間なんです(49巻458話)。
この時のダンゾウの顔、隠れていて描写されていないんですね(そして、ミフネはダンゾウの正面位置に立っている)。
しかも、この騒ぎは わざとダンゾウが引き起こしたんですよね。。 雷影に向かって、ビーの事を「(尾獣をコントロールできたのは)ビーぐらいだった」と過去形で話して(死んだもの扱いして)・・・で、雷影を刺激してるんです。 
なのでシスイの幻術であっても 幻術に落とす瞬間は「眼を見せる」必要があるのかと思います。 
基本幻術は「眼を見せる」・・・
ということで、九尾事件の時も幻術を使ったのは「見せている右目」によるものだと考えていいのかな、と思います。
 
 514話の土影の発言は、当然トビが「かつてのマダラ本人」だという前提での話です。
しかし、今のトビは「かつてのマダラの体」でも「マダラの眼」でもない(と思う)んです。
 
ただしトビの右目は、「通常写輪眼」でも九尾を操るほどの能力を持ち合わせている。。。
 
そういう意味では、現在のトビの右眼は かつてのマダラの眼とは異なっていても 較べて遜色がない「かなり優秀な選び抜かれた写輪眼」といえるのではないでしょうか・・・・?
  
 
☆ちなみにこれも感想のほうでも書きましたが・・・カカシも通常の写輪眼でそこそこの幻術を使います↓
 
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この時のカカシの写輪眼、ぐるる・・・・と勾玉たちが回転するんですw(48巻)。
九尾事件時の操られた九尾の眼が、ずずずぅ・・っと広がったように見えたのは、トビの眼も「ぐるる・・・」と回転したからではないか?とも思うんですよね・・。
 
 
 
☆次は、トビの面の謎と、トビの写輪眼の謎の1つについて・・・を。
 
☆長駄文、読んでくださって感謝!
 
 
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