ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTO ナルト第537話:夜へ・・・!! 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ22号)

NARUTO537:夜へ・・・!!

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いやぁ~もう月の眼計画発動するつもりなんですね、トビ。
 
にしても夜空に浮かぶ月、外道魔像、トビの丸い面・・・
この3つ、妙に重なって見えるんですよね。本来この3つは「同一」じゃないかと思えてきます。つまり、「十尾」。
 
トビが実際に『月の眼計画』に向けて動き始めたのは48巻453話・・・『虎視眈々といくのはここまでだ 〝月の眼計画〟を急ぐとしよう』と言って天を仰いで見せたあの時からです。
あれからテンポよくシナリオを進めて来たのも、全て『月の眼計画』実行日からシナリオを逆算しているからだったのでしょうか。
 
空が済んだ季節の、満月の夜を「実行日」と決めて。
 
 
・さて、外道魔像ですが。
 
今週号の魔像を見ると、巨大とはいえ意外にホッソリしてて、 しなやかに立つ姿は艶めかしささえ感じます。
以前、長門が半蔵と戦った時に口寄せした魔像は マントのようなものを羽織っている姿だったんですが、今の魔像は着物姿で服装が微妙に違います。 魔像が着替えなんて するんだろうか?w
アジトに鎮座する姿は六道仙人にも見えるんですが、今週見た感じでは リンクした当時の長門に似ている気もしました; グサグサ背中に棒が刺さっている姿は、リンクした外道みたいにも見える・・・う~ん。
 
・シカマルの「忍のセンス」
 
殆どの忍が「何だアレは?」と反応してますが、「外道魔像」の情報は一部の忍しか知らないんですよね。
シカマルは隊長・準隊長レベルの連合会議で外道魔像の情報を手に入れていたらしい。
・・・っていうか、シカマルって中忍なのに他の上忍よりも重要な仕事を与えられているのは、ちょっと不思議です。 ちょい「シカマルばかり活躍しすぎ」のような・・・・。シカマルファンの方、ごめんなさい。
 
でも、アスマがシカマルのことを「忍としてのセンスもいい」と言っていたのも 確かになぁ~と納得する点もあります。 
例えば、魔像を見てすぐに《イヤな予感がする・・》と言っている点。
 
目の前の状況が、頭の中の膨大な情報の1つと結びつくと感じたから「イヤな予感」になるんですよね。 そして速い分析につながる。 これは頭脳の良さというより直感力なので、 こういうのも「忍のセンス」なのかもしれません。 
 
例えばカカシもそういうところがあって、48巻でダンゾウが火影に任命されたと聞いた時、ナルト達が「えっ、あのダンゾウが!?」という反応をしている瞬間に カカシは『イヤな予感がするな』と言っているんです。
シカマルと同じで、瞬間に1つ先を読んでいるんですね・・・だから即座に状況を判断し、ナルト達に冷静に指示を出しています。 こういう「センス」ってのも、忍の才能の1つで 上に立つ者には必要な要素だと思います。
 
ダルイは まだこの時は 『でかいってだけじゃな~』なんて言って、角都に「大した状況判断だ」と突っ込まれてますけど(角都、さりげなく面白い)。 まぁダルイがそんなことを言ったのは、泰然自若とした彼の性格のせいでもありますよね。
 
(トビの左眼(輪廻眼)がアップになり) 『行け・・・外道魔像』
 
(右目の写輪眼がアップになり) 『・・・あそこか・・・・・』
 
九尾事件の時、九尾に命令していたのと同じように魔像に命令していますね~トビ。
でも今回魔像を操っているのは「輪廻眼」、外道としてのトビであり 写輪眼では本来の目的「九尾チャクラの代用品」金銀兄弟(が封印されている宝具)を探していたようですね。
 
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羽化したチョウジすらブッ飛ばす魔像に、黄ツチが出した『土遁・山土(サンド)の術』・・・これ「サンドイッチのパンの部分」に岩隠れマークが入ってるんですね、土遁って各術者とも「アート」にこだわりがあるんですよね~これが結構面白いです。
カカシがペイン戦で使った「犬の彫刻入り」土遁・土流壁とか、木ノ葉暗部が使った「ブタ形の」土遁・落とし蓋とか・・・それぞれ術者のセンス?を感じますw
しかしここでも例の法則・・・・「土遁は雷遁に弱い」。黄ツチの土遁に対して、魔像は背中の枝(棒?)から「カッカッ」と雷遁を発射・・・・しかも巨大な魔像だけにパワフルな雷ですね(ダルイの黒斑差も迫力ですが。) 
さすがは「外道」すべての性質変化を使いこなすのでしょうが、これもトビが操っているのかな・・。
 
・さて・・・結界をぶっ壊してきたナルトとビーは。
 
ナルト、道中も「チリチリ」化してますが・・・この状態では「悪意」を感知するはずなので、ナルトは外道魔像の場所を感じ取りそうです。 彼らは急いでいるようですが、チンタラできないなら ナルトは早く父ちゃんの飛雷神の術を 早く覚えなさい!と言いたいw)
 
ビーがナルトに協力して結界を壊したのは「想定外」だったようですが、ビーは最初っからこのつもりだったんじゃないのかな??
結界班はともかく、雷影エーはビーに甘すぎるってばよ;っていうか懲りないのかな・・・微笑ましい兄弟ですが。
 
結局雷影と綱手も参戦ってことは、雷影VS雷影父、綱手VSダンはありそうですね。 
魔像の大暴れで穢土転生達の封印が解けてますから、ダン、ヒザシ、角都の話は、まだこれからだと思います。
・・・・やっぱり、ヒザシとネジ、ダンと綱手は見たい!
 
・例の代用品
 
さて、やはり代用品とは「金銀兄弟の九尾チャクラ」でしたね;魔像を暴れさせたのも、宝具を奪うための陽動で奪ったらサッサと退散・・・。
 
ダルイは、九尾チャクラを敵に渡すことも「マズイ」と思ったでしょうが、それ以上に敵に『サムイとアツイ』を取られることを心配したのではないでしょうか。 その想いもあって《その忍具は渡せねーよ!》と言ったと思うのですが・・・
でも、トビは(おそらくアツイとサムイも封印されている事までは知らないような気がするので 《欲しいのは中のものだから後で忍具は返してやる》なんて言ったのかもしれません。・・・・・でも「返す」ってw
 
これ、冗談じゃなくてトビはある程度本気で言ったと思います。 トビって、あれで「余計なこと」まではしない人ですから。
 
・だからシカマルは褒められる・・・?
 
トビの目論見を見抜いたシカマルは、トビに『お前・・・敵にしておくには惜しい男だ』なんて褒められる。
 
前に毒舌角都にも(こいつ、かなりの切れ者と褒められてましたが、シカマルって本当によく褒められてますよね~。 でも、トビがシカマルを褒めたのは「分析」もさることながら「トビを影で捕まえた」からかもしれません・・・。
シカマルが影真似影縛りで捉えたのは、宝具をズズズッと吸い込むために トビが『宝具に手で触れて実体化した瞬間』だったのだ。 
 
これ・・・今まで何人もトビと対戦してますが、『トビが実体化した瞬間を突けた人』は、ほとんど皆無・・・過去に「四代目火影」だけだと思うんですが そのぐらい至難の業なんだと思います。
それで《連合にもするどいのが多少いるな》という お褒めの言葉につながったのかな・・という気もします。
 
・・・というか、トビって本当によく敵のことを褒めますよね。 いい分析だとか、いい部下を持ってるとか、ビーは完璧な人柱力だとか。 
なのにカカシの「神威」に限ってはスルーしたり「そんな術」なんて言うんですよね、これって『かなり不自然』なことなんですよね~。
 
そして、トビは相変わらず体術ばかりですね。。 宝具の見張り達にも、やっぱり「体術」(蹴っ飛ばしw)使ってるし・・;
前にダンゾウが香燐を蹴飛ばした時、《体術とはな・…》なんて言っていたくせに、トビこそ体術ばっかりなんですよね~・・ま、これも「余計なことはしない」トビらしいところでもありますが。 
 
 
・カブトの目論見
 
『奴め もう金角銀角を・・・ 八尾のチャクラは一握りしか封印していない 足一本分・・・少し慌てすぎな気もするけどね』 (カブト)
 
『この戦争は負けは許されない 念には念…』 (トビ)
 
あの八尾の『タコ足分身』も、一応「八尾のチャクラの一部」としてカウントされてたんですね; 
 
っていうか、なんでカブトは『タコ足一本分だけ魔像に封印されてる』事を知ってるんだろう? 恐るべしカブトの情報網ですが、彼に人間の知り合いや友達がいるとは思えず;そこらへんの蛇から情報集めてんじゃないかと疑ってしまうのでありますw
 
しかし『焦り過ぎ』と言うカブトと、『念には念』と言ってるトビ。感覚にズレがありますねぇ。
 
カブトが金銀兄弟を穢土転生したのは、トビが「九尾チャクラの代用品」として使うことを計算しての事だったんですね。 「焦り過ぎ」なんて苦言を呈したくなるのも カブトは自分の計画成就のためにトビを利用しようとしてるからなのだと思います。
しかしまぁ~カブトってのは、徹底して『他人に仕事をさせる』人ですよね、暁のビンゴブックを木ノ葉に渡して邪魔者を片付けさせたり、穢土転生の忍達に戦わせたり、トビさえ利用しようとしているし・・・。
他人を動かして自分は隠れている事を「インテリ」とカブトは称しているようですが、これも今までスパイとして道具扱いされてきたカブトの逆襲なのかもしれないですね。
 
・そして、月の眼計画
 
月の眼計画とは、トビの説明によれば ≪尾獣チャクラを全部集めて十尾を復活させ、十尾の人柱力となって瞳力を強大化させ、月に己の眼を投影して無限月読発動する≫ってものですよね。
 
尾獣チャクラが満タンじゃない状態で十尾復活できるのか?という疑問がありますが、トビは「念には念」と言ってる・・・つまり金銀兄弟抜きでも実行可能だが、念には念で九尾チャクラの予備を用意したという事なんだと思うんです。 満タンでなくてもOKなようですね。
 
満月・・・
 
しつこいようですが;NARUTOにおいて「満月」は特別な意味を持ちます。 
九尾事件の夜も、うちは一族の抹殺の夜も、マダラと柱間が終末の谷で戦った夜も、必ず「満月」。
我愛羅の中にいた一尾が満月の夜に暴走したことでも、満月が尾獣を興奮させるのは明らかです(91話で)。
 
そして月とは 《六道仙人が己の死に際に チャクラを抜き取った十尾の「本体」を封印し空に飛ばしたもの》。
十尾の本体が外道魔像かとも思っているのですが、満月の夜に十尾の「本体」がフルパワーになるなら 尾獣チャクラも増幅して器を満たすことになるのかも・・?
 
しかし仮に無限月読が発動された場合ですが、月読を破れる人がいるでしょうか。
 
尾獣と共生する人柱力、写輪眼を持つ者(サスケ、カカシ)あたりかな、と想像していますが・・
もしかして、イタチがカカシに「月読」を体験させたのも「無限月読」への耐性をつけるためか、警告だったのか・…なんて考え始めています。
 
どうやら今夜が「開戦初夜」。
 
トビがかつて言っていた、
 
『いよいよだ・・・・・ 』 『そうなれば・・・・・全てが本来の形に戻るのだ・・・』
『この・・・うちはマダラの力が』 (40巻) 
 
その「いよいよ」が 「明日」なのでしょうか。 
 
トビの『この戦争 負けは許されない』は深い意味がありそうな気がします。 
私としては、トビは最後には輪廻天生で戦死者の復活を考えてるかも?なんて思ってるんですが、負けたらそれも叶わなくなるし、ナルトとサスケのことも ありますからトビは「負けられない」のでは・・・。
 
なんだかなぁ~、ゼツが大地そのものならトビって宇宙的な存在に見えてきました。
「マダラ」が曼荼羅を意味し《悟りの境地である宇宙の真理》を意味するのだとしたら、『マダラ』とは宇宙的神的な存在の総称で 時代ごとに姿を変えているような気もします。 
 
戦争後半戦は、長い長い一日になりそうですね。
 
☆カカシはまだ七人衆と交戦中、やはり首斬り包丁で戦ってるんですね。
(サイがかなり疲れてる)。
 
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☆長駄文、読んでくださって感謝。