ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTO‐ナルト- 第549話:イタチの問い!! 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ34号)

NARUTO549:イタチの問い!!

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ついに出てきましたね~イタチのカラス。
 
今週は謎だったイタチの「真実」、ちょっとずつとはいえ見えてきたし、この4人が戦争の流れをどう変えるか・・・
なんだか面白くなってきましたね。
 
さて・・・
 
長門とナルト
 
『・・・少し変わったな ナルト』  『顔つきが・・』 (長門
 
長門が指摘したのは『九尾チャクラモードによる体の変化』のことじゃなくて「顔付きの変化」・・・つまり今のナルトには陰(闇)の部分が無い自信に溢れた表情になってることを「変わった」と言ってるんですね。
 ビーも「こいつはけっこう日陰者♪(だった)」と言っていますけど、ナルトに闇の部分があったことをすぐに見抜いちゃった人って、長門とビーぐらいですよね(あとは香燐かな)。
 
《どや顔するナルト》w
 
「思った通りだ」・・・長門の穏やかな笑顔・・・これ、この同じ笑顔で長門はこの世を去ったんですよね、ナルトを信じて。 (で、トビは長門のその笑った死に顔を見て落ち込んでましたけど)。 長門はナルトに弥彦を見てるのかもしれませんね・・。
で、その横でイタチはクールな反応をしているんですよね、 『何・・・・?』 とか『ここまで成長するとはな・・・・』とか。 ナルトみたいな不器用なタイプがよくここまで・・・という素直な感嘆もあるでしょうが、《うちは一族(エリート)でもない者がここまでの能力を見せたこと》が信じ難いという「うちは至上主義」が イタチの意識にも潜在的にあるのかな・・とも思わせるんです。 今週のイタチの台詞を見ていると、なんだかなぁ・・・イタチの《うちは一族としてのプライド》って、思っていた以上に高かったんだな・・と(これは後述)。
 
『・・なら 憎しみを克服できたって事だな・・・・ナルト』  (長門の言葉)
 
長門はナルトが憎しみと怒りで九尾化したのも見ているし、憎しみの克服がいかに困難か・・・自らの体験からもよーーく知っているわけで、ふとナルトの苦労を気遣う表情を見せますが、そんな気遣いを吹き飛ばすようなナルトの力強い感謝の言葉・・・
 
『とにかく皆のおかげでここまでこれた!』。
 
やっとナルトは皆への心からの感謝、堂々と言えるようになりましたね~。 これ、なかなかナルトには出来なかったのですが; 皆のおかげという《感謝》・・・これこそナルトが本当に憎しみを克服できたという証拠と言っていいんじゃないでしょうか。
「感謝」という感情は、相手の立場を考える心の余裕ができないと生まれないモノなのかも。
 
(イタチが 「・・・・」 と聞いているのは、ナルトの心の成長に驚いているのか、「皆」にサスケが含まれているのか・・等々思い巡らしているのかなぁ)
 
・カブトの「クク」笑い
 
『どうやらボクが先に見つけたようだね・・ 八尾と九尾・・・ この2枚のカードさえあれば・・・
あいつもボクの言いなりだ』
 
最後の穢土転生」と「もう1つの術」に加えてトドメの切り札「八尾九尾」・・・一体何を要求するつもりなんでしょうね、カブトは。 
これだけ穢土転生のパフォーマンスをしてるのは、「トビだけが持っているDNA」で誰かを穢土転生させようと仕向けている感じもするのですが。
 
『どんな顔して悔しがるのか・・・ 面の中の顔が見れないのが残念だ・・クク・・』
 
カブトの「クク・・」という、小馬鹿にしたような笑い。
トビが長い長い時間を費やして、やっとの思いで漕ぎ着けた「シナリオの最終ステージ」を、自分が簡単に引っ掻き回していることで優越感に浸って 笑いが止まらないってところでしょうか。
 
「肉体を削って戦う」忍達を見下し、直接戦わずゲーム感覚で大物すら従える・・・そんな自分を「インテリ」と酔いしれちゃってるようですが、結局は他人を見下し嘲笑することでしか自分自身の価値を認めることが出来ないのか・・・・
カブトは自分のアイデンティティーとやらをまだ認識できてはいないみたいですね。
 
(でもトビの面の中の顔・・・そろそろ読者も見てみたい!w)
  
・イタチの真実
 
しかし、さすがの長門とイタチも「術者の命令」には抗えないようですね;

イタチの《火遁・鳳仙花爪紅》。 
以前サスケも中忍試験・死の森で「火遁・鳳仙花の術」は使ってましたが(46話で)「ホウセンカの種が弾けるような術」というのが術名の由来・・・・イタチの術名には「爪紅」が加わっていて、形態がさらに鳳仙花の花びらみたいに洗練され美しい(鳳仙花は昔、爪紅=マニキュアの材料に使われたらしい)。

イタチの戦い方は一言で言うなら やはり・・・美しいですねw  ビーの型破りな剣技も余裕でかわしたり、ナルトとの組手の動きも華麗・・。
 
サスケの事を案じる《イタチの問い》、やはりイタチはサスケが心配なんですね; 
しかしサスケが里に戻っていると期待していたとは・・・・意外と「甘め」に読んでいた感じもするんですよね、弟を信じたいという願望があったのはわかるんですが; 
トビが語った「イタチの真実」・・・クーデターも任務も「一応」今のところは真実みたいですね。
(やはりトビは基本的に嘘は言わないのかも。 彼は嘘をつかれるのもウソを言うのも嫌いなタイプなんじゃないか、と・・)
 クーデターの話が出そうになると『もういいナルト・・・』と辛そうに止め『名誉あるうちは一族に変わりは無いのだからな』と言ったイタチ。
 
なんだかなぁ・・・この言葉を聞くと、10歳の頃に《うちは一族はこの里の治安をずっと預かり守ってきた》 《うちはの家紋はその誇り高き一族の証でもあるんだよ》と誇らしげに語っていた気持ちを、イタチはず~っと大切に持ち続けていたんじゃないかな、と・・・。
 
でも、「里の人達に絶対口外するな」とナルトに口止めしたのは 《一族の名誉を守るため》以外にも何か隠している理由がありそうだなぁと邪推しちゃうんですよね; 「名誉あるうちは一族に変わりは無い」という言葉がど~も引っ掛かって。 うちはが「名誉ある一族」で在り続ける為に、タイミング的に『今』その話が表に出てはマズい理由がイタチにはあるんじゃないのか・・・とか。 
 
まだ何かイタチには「隠し玉」がありそうだとは思うんですよね、あのイタチですから。
 
・イタチの「まさか」と「やはり」
 
『まさか・・・マダラが・・・』
 
んんん・・・完璧な人と思っていたあのイタチから「まさか」という言葉が出るとは、正直まさかでしたw イタチが案外、トビの事を知らなかったという事も。
《一族抹殺》が里から下された任務だったことを、トビには秘密にしていたハズだったんですね、イタチ。
(ということはイタチは あの日ダンゾウとトビが会っていたことは知らないわけですね) 
 
でも、知られていての「まさか」。
 
ど~やら《イタチのことなら何でも知っている ・・まぁイタチはそのことに気づかずに死んだがな》・・・このトビの言葉(43巻、397話)は ある程度本当だったという事になりそうですが、気になるのはトビがなんでイタチの事を「何でも知っていた」のか??という事なんです。それもイタチに気づかれずに。
 
「4歳で戦争を見たから平和を愛するようになった」とか、「恋人がいた(イタチファンの皆さんすみません)」とか。
この調子だと、これらトビが言った事も事実じゃないかと思うのですが(ファンの皆様ごめんなさい;)、こんな話はイタチから直接打ち明けられでもしないと知らないような内容だと思うんですよね。 
 
むむ、そういう間柄って・・・・・兄貴のようだったという「シスイ」の影がど~もチラチラしてくる;(あ、でもトビの体=シスイとは思わないです、顔立ちが違うので;)
 
トビはトビで《イタチにオレのことは知られていなかった》事に安堵するようなセリフを何度か言っているし、よほどイタチに『知られたらヤバい事実』があったみたいなんですよね~・・。 
 
トビとイタチ。
お互いに秘密をどこまで知られているか腹の探り合いをしていた・・ってわけですね。
 
《マダラめ・・・ オレの事をやはり知っていたか・・・》
 
あれ、今度は「まさか」じゃなくて「やはり」知っていたか・・・なんですね。
 
「まさか」と「やはり」では意味が真逆なので一体どっちなのwとも思ってしまうんですが、要するにトビが自分の事を知っていたのは「まさか」ではあったけど、でも「やはり・・万が一という場合もある」とイタチはしっかり想定していた、ということでしょうか。 
 
「トビはイタチの全てを知っていたのに、イタチは自分の事を知られているとは思わなかった」という想定外、つまりトビにとって有利な《まさか》と・・・

「もしかしたらトビはイタチ(自分)のことを知っているかもしれない」という想定内、つまりイタチにとって有利な《やはり》、と。
 
(まさか)(やはり)を上回るのか、 (やはり)(まさか)を上回るのか。
どちらに転ぶかで、トビとイタチのどっちが《正しく先を見据えていたのか》が決まるような気がします。
 
・・・・・が。
 
イタチにはもう1つの トビが知らない「やはり」があるんですね。
 
「サスケはお前にまかせる」
「ハナからそのつもりだ!」
 
『・・やはりお前に託して正解だった・・・』
 
今のような事態に備えてナルトに託しておいた力(カラス)、このもう1つの「やはり」・・・これが最後にイタチの最後っ屁となって場をひっくり返すんじゃないのか・・なんて思ったりしますが、はて。
 
・イタチの烏(カラス)と幻術
 
『さて・・・どうなる…』
 
イタチは万華鏡写輪眼に変化させ、ナルトに「託した」反応を試そうとしているようですが・・・
どうやらナルトが万華鏡写輪眼を見るとイタチの力(カラス)が飛び出す一種の「転写封印」術みたいでしたね。
 
あの烏・・・何をする力なのでしょう。  
烏の目、万華鏡写輪眼のようになっていますが あの模様は初めて見ますよね、サスケの新バージョン模様なのか、トビかトビ本体の万華鏡なのか・・・一体この模様は何だろう。

万華鏡を「見ると発動する」転写封印術なら、カラスの眼が仕込まれた術を発動するとも思われるのですが・・・・・でも烏といえばやはり幻術のイメージなんですよね。
 
イタチは過去2回、ナルトに「幻術対応テスト(?)」を試みています、1度目は29巻259話、2度目は40巻イタチが烏を与えた時。 で、2度ともナルトはイタチに成長している事は認めてもらっていますが、結果は「まだまだ」・・・イタチがナルトの幻術能力を試したのもワケがありそうですし、自来也が幻術を破る修行をしっかりとナルトにつけていたことも「さすがは自来也」で、将来ナルトの身に何が起きるか正確に見据えていたんですよね。
 
二代目水影様も「陰遁」幻術を出しそうだし、ど~やらこれから先「幻術」との闘いが始まりそうな予感がバリバリ。 
 
とにかく・・・《幻術を破る力》をつけるのは今後トビとサスケに対抗するナルトにとって急務とは思うんですが、ただし本来なら(八尾とビーみたいに)ナルトの幻術を解く役割は九尾が担当すべきなんですよね。 ナルトは早く九尾とも和解しなくちゃ・・とも思うのですが。
 
でもなんだか・・・第二の木ノ葉崩しのようになっていってますよね、この展開。 穢土転生が使われ、会場中の人達が幻術で眠らされ、幻術を破った人たちだけがそれぞれの「闘い」をする・・・・これで本当に無限月読が発動されたら・・・再び同じような光景が繰り返されるのかもしれませんね。
 
 
長門、万象天引と口寄せ(増幅口寄せとコンドル)使ってましたが・・・気になるのは「輪廻眼と写輪眼両方をを使ったら何でもできる」、これが何を意味するか、なんですよね。
 
☆イタチは鬼鮫の死をどう受け取っているんだろう・・。
 
☆そろそろ「サクラの幻術素質」、出番なのかな;  
 
☆イタチの真実を知った長門、イタチの見方が変わりそうですね。
 
☆4日、コミックス57巻発売です!

 
☆長駄文読んでくださって感謝。
 
 
 
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