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NARUTO‐ナルト- 第550話:“別天神”(ことあまつかみ) シスイの万華鏡写輪眼・・・今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ35/36合併号) その1

NARUTO550:“別天神” (雑考その1)

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『やはり出たか・・・』
 
ナルトに仕込まれたイタチのカラスの眼・・・・あれはうちはシスイの左眼だったとは!!
 
シスイの右眼はダンゾウが持っていましたけど、左眼はどこいったんだ?って気になっていたんです。
まさか、イタチが持っていたとは・・・ね。
 
あのカラスがどういう場面で登場するか、散々話題にも出ていましたよね。 ナルトのピンチに防御として出るんじゃないかとか、サスケを制止する幻術なんじゃないかとか。
でも、結果は まさかの3つ目の答え『イタチの穢土転生を止めるために使われた・・・』。 
岸本先生の三択法「これでもなく、あれでもなく 第3の答え」にやられましたw
 
しかし・・・・いや~今週は泣けました、今週も泣けました。 託し、託される者だけが知る秘められた過去、その想い・・・そしてナルトの言葉に。
 
《イタチの万華鏡写輪眼に反応するように仕込まれていたシスイの万華鏡瞳術『別天神(コトアマツカミ)』。これが「木ノ葉を守れ」とイタチに幻術をかけ、穢土転生の縛りを打消し 操られ状態を解除する
 
(※すみません、今週の雑考は記事2つに分けてアップさせていただきます。 今週は35.36合併号(来週はジャンプ発売無し)ということもあり、気長に記事を読んでいただけたら幸いです;)
 
 
・最強高幻術「別天神」 (ことあまつかみ)
 
別天神(ことあまつかみ)」・・・・対象者が幻術にかけられていると自覚する事無く操る事が出来る、シスイの最強幻術。
 
この瞳術、ダンゾウが五影会談でミフネを操った術と同じですよね。 名前からして神々しいですが、その力も恐るべし・・・対象者本人自覚なく操れてしまう、神しか許されないような幻術ですよね。 
ちなみに日本神話でいう「コトアマツカミ」とは、天つ神の中の“別格の神”。 神話系の名前を持つ うちはの瞳術の中でも『神』の文字を冠するのは、別天神と神威だけ・・・・。
 
・穢土転生の解除って・・。
 
(カブト) 『侮っていた・・・! うちはイタチ・・・こいつは普通の奴とあきらかに違う! この穢土転生の術まで・・』
 
そりゃそーでしょうよ、イタチをそう簡単に カブトごときに操られても困りますって。
同等レベルの術を同系統の術をぶつけることで「相殺」する例は出てきた事がありますが(雷遁に雷切とか)、より強力な術をかける事で 術を上書きして「操りを解除」ってことも出来るんですね。 
 
ところで、四代目水影にかけられていた別天神に似た強力な幻術を解除したという青。 
彼はどうやって やぐらにかけられた術を解いたんだろう・・・なんてことが新たに気になってきました。 別天神(かどうか不明ですが)ほどの術を解除できるとは、かなりの人なんですね・・・青って。
 
 
・永遠の万華鏡写輪眼って・・・。
 
『本当の力・・・ 永遠の万華鏡を手に入れるために サスケはオレの眼を移植するとふんでいた そうなった時 移植したオレの眼に呼応してお前からそのカラスが現れ サスケに“別天神”をかける・・・・“木ノ葉を守れ”と・・・ そういう手筈だった』
 
《移植したオレの眼》・・・そうなんですよね、今サスケが持っている「永遠の万華鏡写輪眼」はサスケの眼じゃなくて『移植したイタチの眼』なんですよね。 
 
永遠の万華鏡、つまり視力低下しない万華鏡写輪眼の発現には 「眼」と「宿主である体」が「別人」であることが必要なわけですよね。 この永遠の万華鏡の仕組みって、どうなってるんでしょう。 
眼に宿るチャクラと、宿主である肉体のチャクラ・・・2人のチャクラが同量ずつ錬成されることで その眼はもう闇に向かう事は無い・・・と想像してます。
(これもまたエービー兄弟の「絶牛雷犂熱刀(ダブルラリアット)」のコツ、《二人の力をぶつけて均等に合わせる》法則が適用されるのかな~なんて思っているんですけどね、はて。・・・)
 
ところで、しつこく申し上げておりますが;カカシは万華鏡開眼後も視力低下している描写が『まったく無い』のです。 (この戦争でも相変わらず右眼は瞑って 左の写輪眼だけで遠くを見てますし・・。)
カカシの場合は「オビトの眼がカカシという新しい宿主を得ている」わけで、カカシが万華鏡写輪眼開眼したと同時に永遠の万華鏡状態になったんじゃないだろうか?と考えています。 
カカシ外伝ではオビトが「眼軸ごと(写輪眼を)移植してくれ」という例の“謎の言葉”を残していますが、眼軸に残るオビトのチャクラとカカシのチャクラが錬成されているのではないか・・・と思うんですよね。
 
もっともマダラ×イズナの永遠の万華鏡の場合「眼の模様」は二人の万華鏡写輪眼の合体形になってますが、カカシは元々自分の写輪眼を持っているわけじゃないので、眼の模様は「オビトの万華鏡オリジナル」そのままかもしれません。 
 
 
・うちはシスイ・・・そして彼の万華鏡写輪眼
 
さて・・・今まで謎だった「シスイ」。 25巻でその名が初めて出てきてからというもの・・・・彼は“うちはの物語”のキーマンだと思ってずーっと気になっていたんですよね。 シスイの死の真相、瞳術、家系・・・・全てがカギになるような気がしています。
 
1.術の発動間隔について
 
『(シスイの別天神をイタチが今まで使わなかった理由は)しなかったんじゃない・・・できなかったからだ 当時はな シスイの万華鏡は再発動まで十数年かかる 千手柱間のチャクラでもないかぎりな・・・』
 
な、なんと、別天神は一度使うと充電に十数年もかかるとは・・・・気が遠くなりますね。。
ダンゾウが柱間の細胞を移植したっていう理由も、「別天神」発動間隔を短縮するのがメインの目的だったかもしれませんね(柱間細胞のおかげで数時間ぐらいで再発動できたようですから・・・柱間細胞、どんだけ;)。
でもシスイはその幻術で恐れられていたはずなのに、十数年に1度しか発動できなかったとしたら あまり使ってはいないことになりそうですね。 う~ん・・・。
 
しかし、イタチが持っていたシスイの左眼なんですが・・・・今までの十数年間「充電時間」で使えなかったということは、十数年前に1度「別天神」を発動しているということになりますよね。 
十数年前というと・・・・第3次忍界大戦末期が17~8年前、九尾事件が16年前、シスイの自殺が10年ぐらい前です。 この間ぐらいに発動されていることになりますが、いつ誰を操るために使われたんでしょうね~別天神
ちょうどやぐらの時代にも重なりそうだし、「トビ」の出現にも重なる頃でもあるし。 
 
シスイは誰を操ったのか、あるいは「させられたのか」・・・・ これ、かなり気になります。
 
 
2.須佐能乎まで開眼する写輪眼は「稀」
 
イタチが預かっていたシスイの左眼万華鏡の能力は『別天神』。
そして、ダンゾウが持っていたシスイの右眼万華鏡の能力も、おそらく『別天神』。
 
・・・・つまり、シスイの万華鏡は左右の眼とも同じ万華鏡の瞳術なんです。
 
実はイタチ・サスケのように右と左の万華鏡瞳術が異なり「須佐能乎」開眼条件を備えるケースのほうが「まれ」なんじゃないかと思うんですよね。 で、これについては過去の言及からも推測は出来ていたんです。
 
《月読と天照・・・二つの能力を開眼した時にこの眼に宿ったもう一つの術だ》 (392話イタチの言葉)
《須佐能乎まで開眼する写輪眼は稀だ・・・》 (467話、トビの言葉) 
 
彼らの発言からも推測できるように、両眼ともに同じ瞳術を宿すほうが「普通」であって イタチサスケ兄弟のように右と左の万華鏡瞳術が異なる眼は「希少品」なんじゃないか・・・という気がしています。 
 
通常は《万華鏡写輪眼の能力は、右も左も同じ》、これ・・・・・かなり重要な新事実の認定なんじゃないかと思うのです。
 
というのもですね、これは現在行方不明のオビトの「右眼」の万華鏡も「神威」である可能性は高い、という事になるんです。 トビのズズズ・・・・という時空間系の万華鏡瞳術(これ、私としては万華鏡瞳術と断定してますが)が神威にそっくりなのは、トビの右眼がオビトの写輪眼である可能性が非常に高いのではないか・・・と、今の段階ではそう考えてます。
 
 
3.存在を「消す」?
 
 『シスイは片眼を里を守る為に使えとオレに託し 眼の存在を隠すように頼み死んだ 後眼をめぐる戦いが起きぬよう 己の眼を潰したように見せかけ己の存在を消した オレはその手伝いをした シスイが最後にオレと会った時はすでにダンゾウに片目を奪われた後だったが・・・』
 
存在を消す・・・?手伝いをした、と? ・・・むむむ。
 
シスイが眼だけではなく己の体も「消す」必要があったのは、穢土転生される可能性も考えてのことかもしれませんね。 カブトがシスイの死体はどこにもなかった(だから穢土転生できなかった)と言ってましたからね~・・(520話で)。 カブト、シスイの体を探したんですね;
 
・・・にしても《消す》っていう表現は、独特ですよね。 これ、異空間にでも己を転送したような表現・・・と私は受け取ったんですが、どうでしょう? 
 
しかもイタチが『手伝った』・・・・これもどういう意味なんでしょう? 何を手伝ったのか具体的には触れられていませんが、イタチがシスイの体を「消す」のを手伝った、つまり異空間に送り込んだような・・・そういう意味に受け取れたのですが、皆さまはどう考えられたでしょうか。
 
もしかしたら・・ですが、イタチがシスイから預かった左眼万華鏡を使って シスイを異空間に送り込んだ・・・つまり『神威』のような術を使って異空間に飛ばした可能性もあるんじゃないか?なんて考えたんです。 
おぃおぃシスイの左眼は神威を使えないだろう・・・・と言われそうですが、いや、これがもしかしたらアリなんですよね (この術は別天神と違い、再発動に十数年もかからないと思われますが・・・。)
 
1つの万華鏡写輪眼に2種以上の能力を持つことは、サスケの万華鏡が1つの眼で幻術(イタチの月読レベルでは無いけど)と炎遁・加具土命の2種を使ったりする例からも不可能じゃないと思うんですよね。 
そして、シスイも「時空間瞳術」を使えたかも・・・と考えるのは次の理由からです。
 
(ビー) 『うちは最強の幻術使い・・・ 瞬身のシスイか?』
《うちは一の手だれ・・・ 瞬身のシスイと怖れられた男だ》 (222話より)
 
忘れちゃならないのは、シスイは最強の幻術使いであると同時に「瞬身のシスイ」として名高かったという点です。
 
シスイの瞬身といわれる術が雷影のような「瞬身」(超高速移動)なのか、あるいはミナトのような「時空間忍術」なのか・・・・それはまだ不明ですが、一般に時空間忍術の認識度は低く、「瞬身の術」と間違われる事が多いんです。
 
543話では エー達雲隠れの忍もミナトの飛雷神の術を見て「瞬身」と言っていましたし、カカシ外伝で飛雷神の術を見たリンが「先生の瞬身の術」と発言していることからも 普通は見分けがつかないらしい・・・。
なので、シスイの「瞬身」もトビのような時空間瞳術であった可能性も現段階では否定はできないのです。(断言も出来ないですけどね;)
 
シスイがイタチに左眼を託した理由も、その眼で自分を時空間に消してくれるように頼み「イタチはその手伝いをし」その眼を預かった・・・・という事じゃないかとも想像しています。 可能性という話ですけどw
 
(もしも、ですがシスイが神威も使えたとしたら・・・シスイとオビトは同じ能力を持つことになるので、この2人は兄弟じゃないかという仮説を私も推しているのです。 年齢的にもシスイとオビトは近いと思うし、性格的にも里を想い千手とうちはの対立を望まなかったなんて・・・なんだかなぁ、似ているんですよね、この2人・・) 
 
 
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