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NARUTO‐ナルト- 第550話:“別天神”(ことあまつかみ) 別天神とは? 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ35/36合併号) その2

NARUTO550:“別天神” (雑考その2)

(すみません、後半続きです。長文申し訳ない・・・もう少しおつきあいください)
 
4.別天神(ことあまつかみ)という術
 
別天神の術の「持続時間」ですが、ミフネの場合はダンゾウの万華鏡が途切れた時点で その効果も解除されてるんですよね。 でも・・・「別天神に似た幻術」をかけられた四代目水影・やぐらの場合、青が幻術を解くまで ずっと操られ状態だったわけで。
 
なぜ、やぐらにかけられていた術は長期間持続されていたのだろうか・・?
 
何処からか、千手柱間のチャクラを得た存在が 「別天神のような術」をずっと かけ続けていたんじゃないか?・・・と思えるような状態なんですよね。 
この「四代目水影やぐらの操られ方」・・・これも何かの伏線描写なのではないか、と思えてなりません。。 
 
以前「トロイの磁遁について」の話でも述べましたが、やたらと詳しく術の説明がされている時は、その術は再び重要な場面で登場する・・・》というルール?があります。 シスイの「別天神」・・・これも今後大事な局面で再登場しそうな予感バリバリなんですよね・・・。
 
 
・託す・・・ということ
 
25巻 222話・・・シスイのことを、うちは警務隊が「一族の為だったらどんな任務でも先立ってやる男だった」と言った時、イタチは睨みつけるようにして彼等を見ていたんですよね。 
「見た目や思い込みだけで 人を判断しない方がいいですよ」と。  
 
そしてシスイの遺書には、《任務に疲れた。 このままではうちはに未来は無い。 そして、オレにも・・・。これ以上、“道”に背くことは出来ない》と書かれていた・・・・ 
シスイは稀有な能力を持ってしまったために「道徳的に反するような任務」を強制され、己の眼が平和とは違うことに利用されることに苦しみ 己の存在を消す決断をしてしまったのでしょうか、里の将来のために。 
なんだか・・・辛すぎます。
 
イタチが最後に会った時のシスイ、既に右眼はダンゾウに奪われていましたが ダンゾウとシスイには何らかのつながりがあったようなが気がします。 シスイを死に追い込んだ直接の原因と、ダンゾウが彼に強いた任務に何か関わりがあったのでしょうか。
 
イメージ 1
 
 
イタチの回想の絵・・・背後に滝があるので これは身投げしたと言われた南賀ノ川の上流ですよね。
 
シスイが死んだと言われるのは「夜」・・・夜までシスイとイタチは何を語り、シスイはどうやって「消えていったのか」・・・。イタチはどんな辛い思いでシスイを見送ったのか。
 
『オレの遺したサスケが里の脅威になったのだとしたら・・・ 眼を預かった者としてそれは シスイの気持に反した事になる』・・・・
 
《眼を預かった者》・・・重い言葉ですね。
 
《里を守ってほしい》というシスイの意思、自己犠牲を教えてくれたシスイの意志を守る為に イタチは自己犠牲を厭わず「里の為に」任務を遂行したのかもしれません。
 
以前サスケとの戦いでイタチはこんなことを言ってましたよね、
《元来うちは一族は 万華鏡写輪眼の為に友と殺し合い・・・永遠の能力を得る為に親兄弟で殺し合い・・・
そうして力を誇示し続けてきた 汚れた一族なのだ!》と。
 
争いも実際にあったのかもしれないですが、でも本当はどうだったのだろうとも思うんです。
 
うちはの「眼」とは、大切な者に自分の意志を託すもの・・・・眼を託す者と託される者の絆と信頼の証だったのではないか、と・・・ 千手に火の意志があるように、うちはには「眼」で託される意志というものがあったのではないのか、と。
 
思い出すのは518話のカンクロウの言葉、《アンタの技術・・・そして造った傀儡は朽ちる事のないもんだ そこに宿る魂を受け継ぐ後世の操演者がいてこそな!》・・・・これ、写輪眼にも同じことが言えると思うんですよね、このカンクロウの言葉・・・本当にいい言葉だなぁと思うんです。
 
弱冠13歳だったオビトが親友カカシに自分の左眼を託したのも、うちは一族としては それがごく自然な「自分の意志の託し方」だったからなのかもしれません。
イタチにも、カカシにも誰にも知られない「壮絶な過去」があった・・・・イタチは里を想い、弟を想い、そして兄のように慕った「シスイ」の想いを背負い、シスイの死に様を守る為に生きてきた。
 
なんて重い枷を一人で背負って生きてきたのだろう・・・・イタチの壮絶な人生は想像を絶するものがあります。
 
『イタチ・・・ 信頼してくれてありがとう  もう心配ばかりしなくていい・・・』
『アンタは里の為に充分すぎるほどやったじゃねーか 後はオレに任せてくれ』
 
ナルト・・・・!本当に成長しましたね。 
 
イタチの話を聞いている間のナルト・・今までとは全然違うんです。視線はずっと真っ直ぐにイタチの眼を見つめ、逸らさない。 イタチの言葉を1つも聞き逃がすまいとする真剣な眼差しは、イタチへの尊敬のまなざしであり、イタチから託された想いを大切に受け止め 責任を果たす「約束の眼」のような気がします。
 
信頼してくれて「ありがとう」・・・こんな言葉が、ナルトから出るようになったんですね;
 
先週号549話の感想で書きましたが、ナルトが《皆のおかげでここまでこれた!》と今まで素直に口にできなかった「感謝」を口にすることが出来た、これにも驚かされたんです。
今までだったら「やっと認めてもらったってばよ」と喜ぶだけだったのに、今度は信頼されたことを「ありがとう」と感謝できる・・・・ これはナルト自身も愛情によって生かされている事を知ったからこその言葉なんだと思います。 愛情を知ったからこそ、イタチの想いもよく分かるんですよね。
 
それに、なんだかなぁ・・・イタチに労いの優しい言葉をかけてあげたのは、ナルトが初めてなんじゃないだろうか・・。
 
別天神でサスケを止めるというのはイタチにとって非常手段「最後の方法」だったと思うのですが、ナルトならきっとサスケを「本当に」変えてくれると・・・・・イタチは今度こそ確信できたのでしょう。
 
『・・・弟は お前のような友を持てて幸せ者だ』
 
そう言って微笑む様子を見せたイタチ。 彼も今、久しぶりに「幸せな気持ち」を感じているかもしれません。 
 
イタチは、自分とシスイの意志をナルトに託した・・・「うちは一族では無い」ナルトに。
これも、うちは一族という枠にこだわらず「里」を愛したシスイの意志に適う事になるのかもしれませんね・・・。
 
 
・さて・・・今度は長門の「輪廻眼」。
 
今度はいよいよ、長門の輪廻眼の本領が発揮されそうですね。 一人で六道+外道を扱える能力の強さはハンパないですね~・・コレ。
 
神羅天征で天照を大地ごと吹っ飛ばし、尾獣チャクラを人型に抑え込んだバージョン2のビーから餓鬼道で八尾チャクラをグイグイ吸って活力を取り戻し(赤毛に戻ってるしふっくらしてきたし若返ったし・・・足も治った?)、しかも今度は人間道で九尾チャクラをナルトから吸い上げ・・・・っておぃ;
 
カブト、どうやら勝負どころと思って長門の縛りを強めたみたいですね、長門が攻撃に専念しているところを見ると感情も縛られてしまったのでしょうか。
 
八尾チャクラと九尾チャクラという尾獣チャクラを得た輪廻眼を持つ長門は一体どんな力を持つのだろう・・・
それこそかつての十尾の力を持つ六道仙人に近い能力を持ってしまうのではないでしょうか。 これが・・・カブトの狙いだったのかもしれません。
しかし、尾獣チャクラを吸われたら2人とも危険な状態になるはずで、これピンチかもしれないですね・・・。
ここでまた新たな力出現となるのかどうか・・・。 う~ん。
 
 
 
 
☆戦争中でもない当時、うちは一族としては例外的に『木ノ葉の額当て』をしていたシスイ・・・。
 
☆戦争中もうちは一族全員が額あてをしていたとは限らないですよね。
うちは一族の描写って少ないので分かり辛いですが、今まで木ノ葉の額あてをしていたうちは一族というとイタチ、サスケ、シスイ、オビト、カガミぐらいでしょうか。 彼等だけがうちはの中で「例外的」に里に友好的であろうとしていた人達なんだろうか。 
 
☆いや、フガクだってシスイの事件の頃までは 額あてはしていないものの「渦の国マーク」入りの上忍服と木ノ葉のベストを着ているんですよね。 実はフガクも操れていたという可能性はないのだろうか。
 
☆「サスケにはオレの死を利用していろいろしてやりたいことがあった」と言ったイタチ。 
やはりまだ何か、ありそうですね。
 
☆イタチの言葉を聞いている時のナルト・・・こういう真剣な時、彼は「だってばよ」は出ない。 そしてビーも珍しくラップが出ていないですね・・;
 
☆ なんだかなぁ・・・ やはりサスケにとってイタチは いつまでも偉大な兄として在りつづけるんだなぁ・・という気がします。
 
☆シスイの瞳術、写輪眼を託す話から・・・(贔屓目抜きにして)カカシの話につながっていきそうな気がしていますが・・・。
 
☆次回は22日(月)です。来週はジャンプはお休みです
 
☆今週は自由に語り場を更新するつもりです、ジャンプもお盆休みなので 気軽に気楽に、くだらない話から難しい考察までwナルト談義ご参加お待ちしております。
 
 
☆いつも以上の長駄文、ここまで読んでくださった方 本当に有難うございます。感謝。
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