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NARUTO‐ナルト- 第551話:長門を止めろ!! 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ37号)

NARUTO551:長門を止めろ!!

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ん~、イタチの須佐能乎。 サスケのと同じで指は6本、右手は2つに分かれてますね。 姿はなんとなく「六道のお兄ちゃん」のほうに似てるような気もするんですけどね~・・。
 
さて・・・完全体になった長門。 
 
足の怪我も癒えてるし、すっかり若返っているのは吸収した八尾・九尾の「尾獣チャクラ」のおかげなんだろうか。 この回復力・生命力旺盛なチャクラ、医療忍術とか若返り術に使ったら大儲け・・じゃない有効利用できそうなんだけどなぁ。
 
で、今の長門は完全にカブトの操り人形状態になっていて、話すこともできない。 
 
これだけ大勢の穢土転生ズがいるのだから・・・殆どの穢土転生は「敵の術に(条件反射的に)反応して戦う状態(感情だけ残って体は自動で動く殺戮人形化される状態)」にされてますよね(「オート操作状態」というか)。
 
一方で「完全縛り」にして カブトが完全に操作する「マニュアル操作」で動かれていたのは再不斬・白・七人衆達と長門・・・と、ごく少数だけですね。 で、マニュアル操作の場合は 術者が全て指示して動かしているみたいですね、次に地獄道を出すとか地爆天星を使うとか・・・カブトが全部長門に指示を出していますから。
 
むむ、ってことは56巻で穢土転生・白がカカシの雷切の盾になり再不斬に斬られたのも・・・あれもカブトの指示によるものだったということになりますね、白自身の無意識の行動では無くて。 
それじゃあカカシが沸騰して怒るのも納得です。
 
本当なら、長門の場合は「オート操作」で勝手に戦わせた方が強いような気もしますが カブトは「六道の力」をマニュアル操作してみたかったんじゃないのかなぁ・・その気持ち、分からんではないけど(おぃ)。 
 
 
・インテリと、大バカ・・?
 
(マダラに見つかる事なく 人柱力達をボクのものにできる方法っと・・ さて・・・他にどんなのがあったっけなぁ・・・)
 
う~んなんだか、シスイの眼と八尾九尾を「マダラより先に見つけた」ことで舞い上がってますね~カブト。
(ちなみにカブト、「マダラ」と言ってますね。本人に対しては「キミ」呼ばわりだけど・・このあたりは「今日のお題」で突っ込んでみます)
 
普段のカブトは冷静だと思うんですよ、頭もいいし分析も出来るし自称「インテリ」というだけはあります。
前に(54巻)鬼鮫の過去回想で 霧隠れの暗号班が自分たちを「インテリ」「頭脳派」と言って、鬼鮫を「肉体派」って見下してる話があったんですが・・・頭脳労働派が、肉体労働派を見下す傾向って どこでもあると思うんです。 
自称インテリ・カブトが、自称大バカの肉体労働派・ナルト達を なめてるのも事実ですよね。
 
でも。
 
《人間道で魂を抜いて、地獄道で自分の元へナルトとビーを運ぼうとしたカブトの作戦》は イタチの須佐能乎で止められ・・・
《天道の地爆天星でナルトとビーを捕獲しようとしたカブトの作戦》は、イタチの作戦「地爆天星の吸引力を利用して、それぞれの最強遠距離忍術を核にぶつけて破壊する」で止められる・・・。 
ナルト側には、今はイタチがいるってことをお忘れですかぃw
 
肉体派だけじゃダメでも、頭脳派が穴を埋めてくれる。 
頭脳派も肉体派も・・・「穴」を埋めてくれるお互いが必要だって事じゃないでしょうか。
 
 
・カブトの情報量
 
にしても、六道それぞれの能力をどうやってカブトは知ったんだろう? 実際にペインと戦ったナルトでさえ、人間道の能力は知らなかったというのに・・・。 
カブト、52巻で『ボクの情報量をなめない方がいい』と言っていただけはありますね。
 
でもこれと似たような自慢(?)を、自来也も言ったことがあるんですよね~・・・
『ワシの情報網をなめるな』って。(27巻で)
でも、ここでもキッシーの「繊細な言葉の使い分け」が生きてるんです。
 
カブトが自慢しているのは、情報「量」。 つまり一人で集めたデータの多さ。
自来也が自慢しているのは、情報「網」。 つまり信頼できる情報筋、知り合いを大勢持っているということなんですね。。2人の「差」はここらへんにあるんじゃないか、と。
 
頭脳派も、肉体派も・・・いくら優秀でも1人だけでやっていれば、どっかに「穴」が出来ちゃうものです。
カブトが「自分一人でここまでやってきた」自信・・・・自分の欠点「穴」に気づかないリスクがありそうですねぇ。
 
・さすがは・・・イタチ。
 
『余裕でいるんじゃない 分析には冷静さがいる』
 
《地爆天星の強すぎる吸引力を逆に利用する算段》・・・狙わなくても攻撃すれば地爆天星の「核」にあたるというイタチの作戦。 
・・・さすがはイタチさん、ですね。
 
これって、ダンゾウの口寄せ獏(バク)の「強すぎる吸引力」を利用して サスケが火遁を獏に吸い込ませた発想とそっくりです。 「吸引力を利用する方法」・・ これ、小南もトビ相手に「起爆札を吸い込ませる方法」をとっていましたけど、いずれ何かの応用として使われそうな予感がします。
 
未だにナルトって、何かあった時には「だー!」とか「オレのアホ!」とかパニックになっちゃう傾向がありますね;
イタチに「冷静に」と言われて目からウロコ的に《ハッ》としてましたけど・・・
 
でもこれって、今までも散々カカシ先生にも言われてきた事でしょーよ!w
 
『こんな時こそ冷静にならなきゃ うまく事は運ばんぞ』とか、(48巻で、ダンゾウのところに乗り込もうとした時)、
『落ち着け・・ 考え無しに突っ込めば全滅だ』とかね(30巻で、デイダラ・サソリに突っ込もうとした時)…全然学んでないんかぃ!
 
う~ん、でもサスケの兄であるイタチに言われるから 新鮮なのかな・・。
 
『どんな術にも弱点となる穴は必ずある!』
 
うう~ん、これも今後何かのヒントになりそうな言葉・・・(さすがは13歳で暗部の分隊長になった男。)
 
「穴」といえば、「心の穴」を埋めてくれるのは仲間(兄弟)の大切な言葉だという話が出てきましたよね(AB兄弟の話で)。 どんな完璧と思われる術にも穴がある・・・逆に言えば、その穴埋めとか自分の欠点である「穴」を埋めてくれるのは・・・仲間なのかもしれません。 
ナルトは、冷静に分析できるサスケと組むのが本当はベストなんですよね・・・サスケと似たイタチと組んでみて、それを実感するんじゃないのかな。。
 
・イタチの術『八坂ノ勾玉』
 
やはりイタチ、未公開最強忍術を持っていたんですね~。
須佐能乎が持つ(と思われる)三種の神器「剣、鏡、玉」の「玉」にあたる「八坂ノ勾玉(やさかのまがたま)」。 
写輪眼の三つ巴模様そのままの《3つ勾玉+輪》の手裏剣のような術ですね。
最後の神器「八尺瓊勾玉」がいつ登場するのか・・・・前々からご意見をいただいていましたが、個人的にはナルトや六道仙人が首につけている勾玉が「八尺瓊(八坂ノ)勾玉」と思ってたんです;
 
サスケの須佐能乎の攻撃は「弓と矢」ですが、これも実は「八坂ノ勾玉」なのかもしれません。 イタチのような「写輪眼の手裏剣型」はしてませんが、「弓、矢、そして右の第2の手」それぞれに「3つの変形勾玉」が使われているんですよね。 同じ『八坂ノ勾玉』を、違う使い方をしていた・・というだけだったのかな、と。
 
で、結局ナルトや六道仙人が首につけている勾玉も「八坂ノ勾玉」なんじゃないかと思うんです。
陰遁の長男側にも、陽遁の次男側にもそれぞれの「勾玉」がある・・・・・勾玉とは、六道仙人の陰遁、陽遁そして陰陽遁の象徴なのかなという気がします。 
 
勾玉って・・・いろんなところで変形で登場しているんですよね。
 
ナルトのお腹の9尾の封印も「勾玉型」、そして写輪眼の模様は全て勾玉(万華鏡写輪眼の模様も変形勾玉だったり、反転勾玉だったりする)。 「勾玉」については過去記事(「499話新たなる封印の感想」)で書いているので詳しくは省略しますが;陰陽、太陽と月、尾獣を表す模様ともいえそうなんですよね。
 
そして、勾玉の形は数字の「6」にも見えるんです。
 
6とは六道仙人、ナルトや仙人の6つの勾玉、写輪眼の6つの勾玉(両眼合わせて)、須佐能乎の指が6本であること等々、6(=勾玉)に由来するものが多いんですよね~・・。
 
で「6と勾玉」の一番分かり易い例が 54巻107頁の描写です。 
 
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六道仙人の後ろに描かれている「眼」の絵・・・中心に陰陽遁を表す勾玉(2つ巴)、それを取り囲むように「6つ」の勾玉・・・。
 
ついでに気になるのが、六道仙人の手の「陽遁(右手)」と「隠遁左手)」・・・これも勾玉型をしているんですよね。
 
そして、ちょっと脱線しますが(おぃ)・・この絵を見ると、なんだか連想しちゃうシーンがあります。
35巻でヤマトが「血継限界」を説明している部分なんですが・・・・。
 
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『右手に“土”』
 
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『左手に“水”』
 
 
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パン!
 
右手と左手を合わせて、「木遁の術」 ・・・。
 
つまり、六道仙人が使ったという「陰陽遁」も、こういうことなんじゃないでしょうか。
 
『右手に“陽遁”』
『左手に“陰遁”』
 
パン!・・と右手と左手を合わせて、「万物創造の術」 (想像を具現化し生命を与える術)・・・・
 
ということはですね・・・ナルトとサスケが再び終末の谷で「ぶつかったら」。
 
『右手にナルトの“陽遁”』
『左手にサスケの“陰遁”』
 
パン!・・と合わせたら・・・・?
 
前から「ナルトの右手の螺旋丸」 「サスケの左手の千鳥」を合わせる理由をあれこれ考えているんですが(※)、これは二人がぶつかれば、『陰陽遁』が生まれる・・という事を意味してるんじゃないかと:。
 
トビは九尾をすぐに狩るわけでもなく、ナルトが「陽遁(九尾チャクラ)」を使って最大限に成長するのを待っている感じしますよね。で、サスケの「陰遁(須佐能乎あるいは写輪眼の力)」も最大限に成長させようとしている・・そして二人を「ぶつける」と言っている。
 
ナルトとサスケがぶつかって、生じるもの・・・それは最大の「陰陽遁」でしょうか。
トビはその力を何に使うつもりなんでしょう。十尾の封印を解くためか、仙人の力を解放したいのか、それとも・・・。
 
 
長門の「三部作」二作目・・・
 
『オレから言わせりゃ・・・お前は三部作目の完結編だ ・・・一部が自来也・・・完ペキだった・・・』
『だが・・・二部作目ってのは たいがい駄作になる オレのようにな・・・ 師にも認めてもらってない』
『シリーズの出来ってのは三作目・・・完結編で決まる!駄作を帳消しにするぐらいの最高傑作になってくれよ・・・ナルト!』
 
長門の言葉を受けたナルトの「ナイスガイポーズ」。
 
サクラに「サスケを連れ戻す」とナイスガイポーズしたものの、結局サスケを連れ戻せなくて それ以降出来なかったみたいでしたが・・・やっと出ましたね。
約束を守れる自信をとり戻せたんですね、ナルト。
 
長門の目から「操り状態」を表す闇色が取れて 「操り解除」されたみたいですね。 
で、体がボロボロと崩れていってるので封印する前に「昇天」してるようにも見えるんですけど、長門は十拳の剣で封印されるのか昇天するのか、どっちなんだろう。
 
《師にも認めてもらってない》の一言が切ないですね・・・・確かに、自来也は自分の「自来也豪傑物語」の続編を『うずまきナルト物語』としていて、長門は二部作目とも認めてもらってない(当然ではあるけど)。 
長門の物語は一度は道を見失いましたけど でも最終的にはナルトにつなぎましたから 長い目で見れば必要な話だったんですよね。
 
 
長門の二部作目、タイトルをつけるとしたら・・・・・
 
「希望の懸け橋」・・・かな。
 
 
 
修羅道ってどうやって使うのかと思ってましたが・・体がマシーン化するんですね;六道使った長門の強さ、流石でした・・が、もっと見たかったな。
 
☆イタチ、このままナルトに同行してくれるといいんだけどな。(八尾九尾を放置する本部の考えが理解できないしw)
 

(※)過去記事「サスケが左手で千鳥を発動する理由」 参考までに・・ 
 
 
☆長駄文、読んでくださって有難うございます。感謝。
 
 
 
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