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NARUTO-ナルト- 605 :地獄 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ46号) その3

NARUTO 605:地獄 その3

(その2の続きです)
 
《怒りと憎しみで、ウオオオ・・・と叫毘、グルグルが完全に覆ったオビトの体から、2種類の枝が生えはじめる・・・》
 
白い枝と、ペインの黒棒と同じ「外道魔像とリンクする」棒。 
これ、グルグルから生えてるのかとも思ったんですが・・・オビトの右半身に生えてるので、これはグルグルではなくオビトに移植された柱間人造体から生えてるものっぽいですね。 オビトは体内に「黒棒のチャクラ」を持ってたから、穢土転人柱力ペイン達を操作で来たり 外道魔像をコントロールできたんでしょうか。 
 
ん~・・でも、このグルグルに巻かれた体から枝が生えたオビトの姿、もはや「トビ」というか人外の姿で、かなり不気味(小さな外道魔像にも見えますが)、ホラー過ぎる・・。
 
《一体ここは・・・》
《何だ・・・!?》
《・・・認めるか・・・!!》
《こんなもの・・・・・・》
 
《認めてやるもんかァ!!!》
 
オビトの心の声は、これと・・最後の1つだけ。あとはずーっと「ウオオオオ」の雄叫び。 完全に理性失ってますね、オビトは・・。 オビトはサスケ以上に純粋でまっすぐ真っ白なだけに、衝撃を受けたら崩れやすいのかも。
 
・・・大好きで「守りたい」と思っていた存在を、やっと守れるように強くなった。やっと、これで自分って存在を認められると思っていた・・・ 
オビトにとってのリンは希望であり、自分の存在価値を確かにしてくれる人。・・・なのにそこに待っていたのは最悪の結果。
「絶望」を見た少年の絶望と怒りは、痛いほどよく分かる。 リンの死は、希望の死・・・絶望の始まり。
 
にしても・・・オビト強すぎですね;
 
いきなり神威のすり抜けを自在に使い、柱間体から生えた枝(ようするに木遁)を使いこなしてるのが驚きなんです・・・どうしていきなり使えるんだってばよ?? 腕から生えた枝を刀にしてる姿なんて君麻呂みたいでもある(そして54巻で小南を突いた刀のようなものも、腕から出した木遁だったんですね)。 
グルグルがパワー担当なのかもしれませんが、でも「ラア!!」とか使ってる足技(蹴り)はオビト自身の得意技だし、初めて使う力に身を任せながらも とにかく強すぎる。 ナルトとかオビトみたいな「大器晩成型」ってのは、芽が出始めると成長は驚くほど早いんだろうか。 
《人は愛情を知った時 憎しみのリスクを背負う・・》 ・・・オビトの力も絶望と共に引き出されたんだろうか。
 
だけど木遁による串刺し的攻撃は、ハッキリ言ってこれ・・・残酷過ぎる・・・。マダラさんも散々木遁で残虐な事してましたが、木遁の攻撃はおそろしすぎる。柱間だって一度戦いともなれば、敵をこうやってナギ倒して圧倒的な力を見せていたのかもしれないですけどね・・
(リンを回収しようと迫る霧の忍に、オビトは枝を投げつけて印を結び「木遁・挿し木の術」で傘を開くように裂く・・・これも酷い)
 でも、霧の忍がリンに対してやったことは・・本当はもっと酷い事なのかもしれない。忍世界の闇が忍の心に与える傷は、もっと深い。
 
 
『木遁・挿し木の術をいきなり…!』
『オビト…君がマダラに選ばれた理由が分かったよ』 (グルグル)
 
えぇっ、オビト・・・何でいきなり「木遁・挿し木の術」の印を使いこなしたりしてるの?どうして印を知ってるんだ??
 
そしてやっぱり…マダラはオビトを「選んでいた」んですね。 偶然、神無毘橋の地下に落ちてきた子孫を棚ボタ的に拾ったわけじゃない・・・しっかりシナリオを作り上げていて、協力者として適性があるオビトをず~っと前から狙っていたということなんですね。 
しかし、あの極めつけの落ちこぼれ君の秘めたる能力を見抜いていた「マダラの眼力」ってのは、本当に驚きます。マダラがオビトを選んだのは、自分と同じ能力を持つ可能性が高い「血」のせいもあったと思いますが、性格面も若い頃のマダラ自身に似てたんじゃないだろうか。 オビトが柱間人造体になじんだのも、柱間の力(六道次男の力)に適性があったという事・・・ようするに「六道としての資質」をオビトは持ち合わせていたということなのかと思ってます。 
 
・・・しかし「印」まで「自然に使っちゃった」というのが気になるんですよね・・・オビト自身も知らない「潜在的記憶」が蘇ったんだろうか? ナルトが六道のジジイの生まれ変わり?的存在であるように・・・オビトも誰かの生まれ変わり的存在だったりするんじゃないだろうか(まさか柱間の生まれ変わりじゃないだろうけどw)
 
にしても・・・マダラに選ばれたりしてなかったら、オビトは全然違う人生・・表街道を歩んでいたんだろうなぁ。今頃この物語のタイトルも「OBITO-オビト-」になっていたりして・・。 
マダラ爺は今のところ「孫(ひ孫?)」を苛酷な人生に引き込んだ身勝手ジジイみたいになっちゃってますが・・今度こそ裏切らない「可愛い下っ端」を求めて、本当は絆を求めてるだけだったりしないだろうか・・・。過去に失った「絆」を取り戻したくて・・・。
 
しかしオビトの「血」も気になりますが、グルグルの素性がさらに怪しい。
 
オビトがマダラに選ばれた理由を気にしていたりとか、明らかにそこらの白ゼツとは違うんですよね・・そして「挿し木の術」を知ってる等知識も豊富。 マダラに忠実に言われたことをこなし、オビトをうま~くここまで誘導してきた感じはあるけれど、だからと言ってオビトに判断は任せてるし 力添えだけして黙って見守っている・・・なんだか「試験官」みたいというか。 マダラの月の眼計画の「協力者」としての適性をチェックしてる感じなんですよね。
 
私としては(現時点までは、と強調)グルグルとは十尾の意識が柱間人造体を動かしてる存在じゃないかと考えてるのですが・・・
 マダラとタッグを組んで元の自分・・十尾復活、そして「無限月読」を組むつもりでいたんじゃないだろうか・・だからマダラに協力してるんじゃないか、とね。 グルグルの今の姿は、本来の姿(外道魔像)を小さくした姿であり、マダラから「オビトを引き入れるシナリオ」を任されていたけど、この先何かがあって無限月読のタッグを組む相手をマダラからオビトに変えたのではないか?と思ってます(この数週書いてることの繰り返しですみません)
だから、オビトが言ってる『約束の相手』そして「組む相手」とは十尾の意識(グルグル)じゃないかと考えてます(オビトは目的について「完全体になること」とか言ってましたけど、あれは十尾(グルグル)代理としての発言だったのかなとも思ってます)。
 
オビトが付けてた「グルグル仮面」は、グルグル代理として生きる証でもあったんだろうか・・・ 
 
グルグルの喋り方を真似したりして、グルグルを思いながら・・・ うちは一族の彼が「獣」の力を託されて、必死に頑張ってきたんじゃないだろうか。 それって・・・カカシの写輪眼が、オビト代理として生きる証でもあったのと似てると思うんです。
オビトの遅刻を真似したりして、オビトを思いながら・・・ うちは一族では無い彼が「眼」の力を託されて、必死に頑張ってきた・・・オビトとカカシはホント対称的に似た人生を歩んできたんじゃないだろうか。 
それって・・ナルトサスケの関係に、すごく似ている。
 
オビトもカカシも、それぞれ《託された側として、託されたものを守ろうとして・・・だけど迷っていた》のかもしれない。 二人とも仮面やマスクをして、本当の自分を無くしてるところなんて、同じじゃないかな・・
 
そして、今のオビトの状況なんですが48巻長門の回想に似てますよね、長門達がダンゾウと半蔵に騙された時の回想と。
小南が人質に取られ弥彦が自害し、怒りで長門が外道魔像を口寄せしてリンクし、長門の背中にグサグサと黒棒が突き刺さり・・・長門は「ペイン」となった。あの時の長門も、大切な者をころされウオオオ・・・・と叫んで魔像とリンクし、大勢の忍の命を奪っていった・・・・
 
で、あの一件と、このオビトの件・・・第三次忍界大戦中ですから時期的には近いと思うんです。
長門の「外道魔像とのリンクテスト」と、オビトの「柱間人造体とのリンクテスト」…これがほぼ同時期に行われたこと。 そのどちらもが「マダラにとって必要な確認作業だった事」・・・それを考えると怪しいのはやっぱり 
「ダンゾウとマダラの関係」なんです。
 
長門の一件は、ダンゾウが半蔵と組んでやってたのは分かってるわけですが・・今回のオビトの一件は今のところダンゾウの関与は証拠がありません。でも、オビトのダンゾウへの怒りを考えると やっぱりダンゾウが関わってるとしか思えないんですよね。 
ダンゾウがノノウ・カブトという医療忍者を利用してたことを考えても、リンを利用してた可能性はあると思っています。だけどダンゾウとマダラをつなぐモノと言えば、今のところ「思想が似ている」という点ぐらい。・・・徹底した武闘派、血霧の教育システム(生徒同士の殺し合い)が根の養成システム(仲間の殺し合い)と同じということぐらい。繋がりがあったという証拠はないんですけどね。だけど、気になってるのは・・・「マダラの左眼と、ダンゾウの右眼」の関係なんです。
 
実は、マダラ爺さんが「なぜ右眼に眼を移植しないでいるのか?」という点が気になってたんです。には誰かの写輪眼を入れてるのに、右眼は閉じたまま・・・。なぜ「もう一方の、対になる眼を移植しないのか?」と。 
で、この頃のダンゾウって既に右眼は包帯姿なんです。583話でノノウを説得(脅迫?)しに来た時に、そっと右眼を出してノノウを幻術にかけてるような素振りを見せてるんですが・・・この時はもう写輪眼を入手してたと考えてます(時代的に「シスイの眼」ではないけれど)。 
ダンゾウは誰かの写輪眼を右眼に持っていたのかもしれない・・・そしてマダラは誰かの写輪眼を左眼に持っていた・・・。 どなたの写輪眼かは存じませんが、もしかしてこの二人が持ってた写輪眼は同一人物の写輪眼じゃないだろうか?
 
オビトの「閉じた左眼」に、カカシから送信されてきたリンの映像が映ってたのが気になるんです。あれ・・閉じてたからこそ、ペアの眼の映像が見えたんじゃないだろうか?とね。 だから「もし、マダラの左眼のペアの眼がダンゾウの右眼なら」・・・マダラの閉じた右眼にダンゾウから送信されてくる映像が映ってるんじゃないだろうか?と・・・。あくまで、憶測ですが;
 
 
 
※そして、怪しい「霧隠れ?の忍」のことなど・・「その4」へ続けます。
 
 
続きは夜になるかもしれません;
コメント欄はその4に設けさせていただきます・・遅くなりますがよろしくお願いいたします。
 
 
 
 
 
 
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