ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTO-ナルト- 613:頭 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ03号) その1

NARUTO 613:頭 その1

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「これで連合の頭は潰した」
「まぁ・・・ 基本だな・・・」
 
 
マダラ節全開(笑

いや、「シカクたち逝く・・!」なんて書かれてるし本当は厳しい状況なんで、笑っては怒られそうですが・・・ 
マダラは《念願の十尾の力を使って「連合の頭を叩く」ことに夢中》だし、オビトは《戦場の忍の「守るべきもん」を無くして絶望を教えようとしている》・・・だけど、シカク達はどうなったのかは「まだ不明」だし、まだ悲観は早いかもしれない・・とも思っております。
 
しかしマダラってのは、やはり大きな子供だなぁ・・・!
 
この前610話で、
「マダラ・・・アンタは十尾の力を使ってみたいだけだろ まるで子供だな
「違うな・・・ガキってのは・・・ 落ち着きのないせっかちのことだと交わしていた爺ちゃんと孫(仮に孫)の会話。これ、お互いズバリと言い当てた言葉なんでしょう、きっと。
 
二人が一緒に過ごした時間は短かったハズだけど、鋭い洞察眼を持ってるだけあって2人ともよ~く見抜いてるというか。 マダラにしてみりゃ、オビトは「やっと出会えた大切でかわいい理解者」だと思うんです、なのにああいう人だから、可愛いオビトのことも人前では「下っ端」なんて言ってしまう。 
でも、もしかしたらオビトが気づいてないところでマダラは「オビトを心配し気遣っていた」事もあったんじゃないだろうか・・・?本当は「愛の人」なんだから。
 
そしてオビトにとっても、無器用で誤解されやすいマダラ爺ちゃんは大切な存在だと思うんです。だから・・・カカシがマダラのことを「あんな奴」と言った時、オビトはうつむいて悲しい顔をしたんじゃないだろうか。
いや、確かにオビトにとってマダラ爺ちゃんがここへ来たことは「想定外」だったとは思うんです、だから爺ちゃんが飛んできちゃった時は『嫌な顔』もした。だけど嫌いだからじゃないと思うんです、計画の「お邪魔」だったからであって・・・だって爺ちゃんが来ると話がややこしくなるのだろうし、それに世界を敵に回す「悪役」をオビトは爺ちゃんにさせたくはなかったの「かも」しれない・・・(マダラは悪役をしてるとは思ってないだろうけど)。
 
で…この絵なんですが、マダラはホントに「楽しそう」ですよね。 
 
一方で、オビトは眉間にシワを寄せて少々お疲れに見えるんです(コキっ)。爺ちゃんの好奇心を満足させつつ、オビトは《秘かに》自分自身の計画を進めているような気がいたします。
 
 
《それも、暴走爺ちゃんの「下の世話」ならぬ「尻ぬぐい」をしつつ・・・》
 

今回は、超個人的に「ちょっと気になる絵」が、この絵《「トン」と「コキ」》を含め3つほどありました。
それは今週のタイトル《頭》と、今週よく出てくる《止めるという言葉とも関連してくるのですが・・・今週は「頭」と「止める」、この2つの言葉がヒントのように感じてしまうのです。 “十尾を”止めるのか・・・それとも、他の“何か”を止めるのか。それらは「その2(後半)」で述べさせていただくとしまして・・・
 
 
・まずは、今回のタイトル「頭」。
 
今週は、マダラの「まぁ・・・敵の頭を叩くのは基本だが・・・それにはまず十尾を止めないとな」という言葉で始まり、マダラの「これで連合の頭は潰した まぁ・・・ 基本だな・・・」で終わり。
マダラさんの「オレ様」な感じで始まって終わった・・・というのが表面上の印象ではありますが、イヤイヤイヤ、その水面下では連合側の「頭」シカクによる秘策がシッカリと進められようとしていますし、さらに・・・オビトによる「爺ちゃんの尻拭い作戦」も進められているのではないかと私は考えております。
頭VS頭、あるいは頭VS頭VS頭。
 
そして「頭」を失った忍達は、烏合の衆の術になり果てずに いられるのかどうか(シカマルもカカシもいるから、まぁ・・・とは思っていますが)。
 
しかしマダラって人は、親分肌というか「余計なおせっかい焼き」でもあり、ちょいとズレた親切な人でもあると思うんです。 穢土転されたばっかりの時には、カブトの希望に応えて見事な戦いっぷりを披露して手本を示してみたり(560話「うちはマダラ」)、穢土転生の本来の使い方は「道連れ」だと教えてやったり。 あるいは「オレを殺るなら直に殴り倒し封印するしかない」と確認させたり・・・等々。基本的に今の忍達を酷評してますが、それでも前回612話では「信じられんな・・」なんて褒めたりもする(で、嬉しそうだった)。今回の「ド派手に十尾玉ぶっ放し」も、マダラにしてみりゃ「頭を叩くってのは、こうやるものだ」と基本を教えてやってるつもりなのかもしれません。 たぶん・・・・彼は「教えてる」つもり。
 
マダラは、人生を投げうって「平和」と愛だけの世界を真剣に実現しようとしてるのに、こんなんだから悪者のように言われちゃうんですよね。そして一度死んでも丸くはならず、相変わらずのマダラ爺ちゃんのことを心配してるのは「年寄り想い」のオビトじゃないかと思うんですよ。で・・・オビトは「次だ!」なんてマダラ以上に派手に暴れているけれど、ど~もコレが怪しいんです。オビトは元々すぐに無限月読をするつもりだったわけだし、今は「マダラに合わせてるフリ」をしてるように見える・・・
 
とりあえず計画を進める為にも、マダラを納得させつつ、連合には「絶望」という試練を与えつつ・・・
 
 
・そして・・・シカクがカカシに確認した「情報」ですが。
 
シカクは何を確認したんでしょう、前の尾獣達との戦いでオビトが使っていた「尾獣を止めたチャクラの鎖」のことなのか? あるいはオビトへの攻撃のことだとしたら、オビトのすり抜け持続時間が《5分間》なのに対して ナルトが九尾との共闘モードで居られる時間が《7分間》と微妙に上回る事の確認だろうか(最初の時はナルトも持続5分だったけど)。 
 
シカクが「遺言」として遺した「十尾を止める策」とはいったい何なのか・・・マダラも驚かせるような策炸裂だろうと期待しちゃうのですが、連合の頭脳IQ200越え奈良シカクに対してマダラとオビトの頭脳もなかなかのモンだと思うんですよね。 マダラは戦闘系で肉体派でもある一方で、柱間細胞の培養やら人造人間作り、六道の研究等インテリ研究者の側面もあるオールマイティな人。
さらにオビトは、そのマダラが「あいつのことだ、何か考えがあるんだろう」と一目置くほどの頭脳だし、マダラ側もシカクにも引けを取らないんじゃないだろうか。結局は、忍の戦いも「頭脳」の戦いのような気もします。
 
 
・そして…十尾ですが。

リーも今じゃ難なく「第五杜門」を開けるようになったんですね(成長したなぁ!)、だけど、せっかくの「忍連合の術」もパワーアップした十尾にあっさり蹴散らされるとは・・・ そして、十尾の力は本来ダメージを受け難い仙人モードのナルトでさえ『左肩の骨がハズレちゃう』威力だし、キバが『チビりそうになるほど』だし(って・・・知るか!笑) それに、感知水球でも、別の星が出来ちゃいそうなほどのパワー。
 
で・・変化した十尾ですが、ブサ可愛い四つん這いの赤ちゃんから「不気味な二本足立ちの子ども」に進化したというか・・・ 
 
背中はフシギダネっぽいし、不完全なせいなのか左腕は途中までしかない。体もギスギスの栄養不足で今にも倒れそうだけど、これは八尾九尾のチャクラが不足してるせいだけではなく、一~七尾までの尾獣チャクラが白ゼツ製造で減らされてるから「不完全」なんだと思われます。 でも、いったいなぜ、オビトは「わざと」不完全にしたんでしょうなぁ・・・。

眼だけじゃなく鼻の穴も耳も1つだけだけど巨大、その瞳力も聴力も嗅覚も『全世界を感知できるぐらい』のものだろうと想像しますが、この調子だと まだもう一段階ぐらいは成長しそうですね。
赤ちゃん状態から急激にココまで成長したのは、外から自然エネルギーを摂りこんだのか・・あるいは大きな攻撃を受ける度に進化してるので忍術をエネルギーとして取り込んだせいもあるんじゃないかと想像してますが・・・はて。
 
それにしてもこの状態での「十尾玉」は、世界中どこでも「射程圏」になっちゃうみたいだし、その破壊規模は他の尾獣玉とは比較にならないほど大きく、一発目の爆発はデイダラのCOを巨大化したみたいだし(真上から真下に落ちたか、地中に一度沈んでから爆発したような形なんですよね)、今まで尾獣達が作った尾獣玉の跡ですら やたら小さく見える。 
 
これじゃもう狙われたら、それこそ時空間にでも逃げないと、助からないのでは・・?
 
 
・そして「リンク」の話。
 
「そろそろ十尾のコントロールが難しくなってくる・・ 柱間細胞を使って繋がりを強くしておけ」
 
今まで余裕でマダラ立ちを通してた爺ちゃんも、さすがに不安定になって十尾との「リンク」を強化してきましたね。十尾はあの眼と耳、鼻で遠くまで感知して目標を見定められるのでしょうけど、実際に操作してるのはマダラとオビトなわけでして、彼らは十尾と視界を共有してるのか、一体どこまで彼等が見えているのか気になるところです(ヒアシもかなり遠くの町まで見えているようだけど)。
 
「・・・この状態の十尾がどれほどの力か・・・」
 
確かめてみたくはないか・・? まずは・・・」
 
 
ってぇ・・・爺ちゃん・・・・(・_・;)
 
 
やっぱりオビトが前に言ったみたいに《アンタは十尾の力を使ってみたいだけ》でしょ?!
 
それもまた「確かめてみたくはないか・・?」なんて・・・オレは子供みたいに言ってるわけじゃないぞ、お前もそう思うだろ?なんて同意を求めるところは、マダラは子供っぽいというよりも、やや赤ちゃん返りしたお年寄りっぽいのかな? マダラのこういう茶目っ気を知ってる人は、いったいどれだけいるんだろう・・・ 
 
だけど、手に入れたブツは老人がオモチャにするにしては危険すぎる。そして、それに従うオビトも・・
 
「ああ・・・奴らに教えてやるのさ・・・ 」 
 
「絶望をな」
 
・・・とまぁ、これまた「逝っちゃった悪人面」で、見事に闇全開。 
 
これ、十尾とリンク強化したことで十尾の闇部分に支配されたか、あるいは体内に埋められたまま?のマダラの意志(黒棒)に支配されてるのかとも思いましたが・・・やはり本人の「演技」のような気がいたします。「影効果」の、恐怖による支配顔のトリックにはもう、騙されませんぞ。
 
マダラとオビトの二人が現在どれだけ「リンク」してるのかも気になるのですが、もっとも彼らの輪廻眼はリンクしていない可能性が高いし(マダラにはオビトの状況が見えていなかったので)、視界は共有してないんじゃないかとは思ってます。あるとしたら「黒棒によるリンク」でしょうか。

そして「リンク」といえばですが・・・
 
やはりオビトの眼とカカシの眼のリンク・・・・こちらのほうは《同じ神威空間》を共有しておりますし、今やカカシも神威空間を自由に使えるようになったので、確実にリンク度は上昇した考えています。 
例えば、今までは『カカシの写輪眼が見たモノを、オビトも視野共有で見る事ができた』みたいですが(リンの時など)、でも今はカカシも神威空間を使えるようになって「開通」したことにより、もしかしたらですが・・『オビトが見たモノを、カカシが視野共有で見る事ができる可能性』も出てきたんじゃないか?とも考えちゃうのです。
 
もっともオビトだって、いつでも《カカシの写輪眼が見たモノが見える》って訳じゃなさそうなんで、何かしらの《大きな衝撃があった場合》のみ、ビリビリっと眼軸が刺激されて見えていたんじゃないか?と思うのです。
 
或いは、カカシが《かなり大きなものを神威空間に飛ばした時》に、オビトの眼にも《衝撃》が走ったりするんじゃなかろうか?と・・・・・
 
 
(すみません・・・その2へ続けさせて頂きます)。