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NARUTO-ナルト- 613:頭 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ03号) その2

NARUTO 613:頭 その2

その1の続きです)
 
カカシが《かなり大きなものを神威空間に飛ばした時》に、オビトの眼には《衝撃》が走ったりするんじゃなかろうか・・・と「その1」で申し上げましたが(その続きです)、
 
それで・・・今回の《頭》《止める》というキーワードから連想しちゃった過去のシーンがあります。
それが595話「皹」での一場面・・・ 【カカシが魔像の首《頭》を神威で飛ばそうとした時、オビトが《ピクン!!》と感じて神威を《止めた》場面】です。
 
あれは、カカシが神威で巨大なブツ(魔像の頭)を時空間に入れようとした事で、オビトの「眼」のあたり(頭あたりかな?)に衝撃が走ったんじゃないかと思うんです、それでピクン!!と気づいて押し出したのではないか、と。
で、今までのカカシですが、何かを神威でブッ飛ばしても《時空間に走る衝撃》を感じる事は無かったみたいですが、今ではもう神威空間は【カカシの空間】でもある。 だから、もし自分で大きなモノを時空間に飛ばしたり、あるいはオビトが大きなモノを神威で飛ばした時には、カカシにも「衝撃」が走るんじゃないだろうか?(仮説)。
 
そして、「今週気になった絵3枚」のうちの1つってのは、上記の仮定で考えた場合に気になるモノなんです。
 
 
・気になる、カカシの「くっ」!!
 
土遁で足場を崩された十尾が、次の尾獣玉を撃とうとしながらバランスを崩すのですが・・その直後にカカシが『くっ』 (!!)と何かを感じているコマがあります。・・・この描写、すごい気になったんです。
 
イメージ 1
 

下手な模写なんで、出来ればホンモノを見て頂きたいのですが、この絵は話の前後から判断すると《カカシが地面の揺れを感じて「くっ」と言ってるように見えちゃう》のですが、ど~も違う気がする。
 
というのも、カカシはそれほどバランスを崩してるわけでも無いし(ちょっと揺れてるぐらい)、十尾からの衝撃を感じている描写にも見えない。 なのに、かなりの大きな「!!」でして、しかも「衝撃を感じている部位を強調する直線」(定規で後光のように描かれてる線、何ていうのか分からない)がカカシの頭(というか眼)を強調するように集まってる気がするんです。しかも左眼をグッとしかめているんですよね。 
今週最初の・・十尾が忍連合攻撃を跳ね返した衝撃を耐えるカカシの「・・・・」「・・・!!」の絵と較べると分かり易いのですが、その絵とは違って、こっちのほうは《カカシの体の内部で衝撃が走ったような描写》にみえるんです
 
この描写、611話仙人モードのナルトが《連合の増援が集まってくるのを感知、あるいはシカクからの連絡を感知》しての「ビクン」 (!!)描写と大変似ておりまして、体内で何かを「感じた」描写臭い。カカシは左眼に、何らかの衝撃を受けたんじゃないだろうか?

で、もしカカシが「眼」(あるいは頭のあたり)に何らかの衝撃を感じたのだとしたら、この時、神威空間に何か巨大なモノが飛びこんだ・・・つまり、オビトが神威を使っていた可能性は無いだろうか?と邪推した次第です。
 
もっともこれは、オビトがカカシ同様の「視点のモノを飛ばせる神威」を使える事を前提にした話です(で、当然オビトもカカシと同じ神威が使えるだろうと思っています)。
 
そして、もう1つの気になる絵が、ラストのマダラとオビトのツーショットです。
 
 
・気になる、オビトの「コキ」
 
「これで連合の頭は潰した」 「まぁ・・・基本だな・・」 《トン》と調子に乗ってるマダラ爺ちゃんの横で、
《コキ》とお疲れ顔のオビト・・・これが気になっちゃったんです。マダラが「頭脳」を指して「トン」ってのは分かるんですが、オビトの「コキ」は何なんだってばね?って。
 
イメージ 2

ナルトみたいに左肩が外れたわけじゃないだろうけど、いや・・外れてたりして;
 
この「コキ」は、爺ちゃんのお付き合いへの気疲れもあるだろうけど、実際に何だかムチウチにでもなったのか、首あたりがお疲れなんじゃないのか?と・・・。
で、オビトが首あたりに《衝撃を受ける時》ってのは、神威で自分以外を飛ばした時なんです。
 
お気づきだと思いますが・・・オビトは何かを時空間送りにした時に、必ず最後に《カクン!》とか《ズン!》とか、かなりの衝撃を首に受けて揺らしてます。 (たとえば、コレ)
 
イメージ 3
 
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特に、自分の手で触れてズッと吸った時は首あたりへの衝撃が相当激しそうで気になってたんですが(笑)、手で触れない『視点飛ばしの神威(カカシのやり方)』を使った場合は ここまでじゃなくっても、吸い込む度に《ブツの大きさに応じて》何か衝撃を受けてるんじゃないだろうかと思えるんです。
 
今週カカシが受けた「くっ!!という衝撃」は、オビトが神威を使ったせいじゃないか?と先ほど書きましたが、オビトがもし『数発連続で巨大物を吸い込み(あるいは吸出しも)をしていたら』、かな~り首あたりにお疲れが出てしまい「コキ」になったんじゃないだろうか・・・・なんて邪推した次第です(笑
 
もっとも、オビトがどこまで遠くまで見えて、そしてどうやってマダラに感知されないでいられるのかは・・悩むところなのです。 そして一体オビトはマダラに内緒で何を、そしてなぜ神威を使っていたんだ?といえば・・・十尾玉を一瞬止めて(消したうえで) その間に「ターゲット」の人達を時空間へ避難させて移動させていたのかとも思うのですが、正直その点まだ今週の描写だけでは申し上げられません。 
 
だけど3つめの気になる絵ってのが・・・ラストページ、マダラとオビトの「トンコキツーショット」の真上の《2連続コマ》でして。
 
1つは(おそらく)十尾玉が飛んでいってる(ハズの)絵、その次に「ファ」と爆発が見えてマダラが「やっと当たったな・・」と言ってる絵。
 
で・・・気になるのは、右側の「十尾玉が飛んでいってるハズの絵」でして、これ・・・十尾玉、見えてますか?私の近眼のせいで見えないのか、印刷のせいなのか見えないんですよ・・・・ あるいは「遠くに飛んでいってるから、見えてない」のでしょうか(つまり描いてないのか)。これがよく分からない。
 
岸本先生が同じアングルの絵を続けて描かれるケースは珍しく、特に動きがあるモノを描かれる時は違う角度からスピード感、緊迫感を感じさせながら描かれる事が多いもんで、「あれ?」という描写だったんです。まるで一瞬「止まった」ような絵で、もしかしたらこの時、十尾玉がホントに「一瞬消えていた」んじゃあないか?とも思った次第です(つまりこの間、一瞬オビトが神威で出し入れしていたんじゃないだろうかと)。
 
もしかしたら、オビトが十尾玉を一度消して時間稼ぎして、その間にシカク達を神威で避難させてから、再度十尾玉を出して本部にあててたんじゃないかと・・・これは《マダラ爺ちゃんの為》なんじゃないだろうかと思っております。爺ちゃんが暴走して、さらに世間の評価を下げてしまうのを止める為の尻拭い・・・
 
かつてマダラに「恩返し」として申し出た下の世話ってところです(笑 
 
それが、カカシの「くっ」(!!)と、オビトの「コキ」描写として繋がってくるんじゃなかろ-かと思ったのです。 十尾玉を飛ばすのは「神威じゃ間に合わない」とカカシは言ってましたが、オビトなら間に合ったんじゃないだろうか(かなりコントロールが大変だったかもしれませんが)。
マダラを納得させつつ、裏で細工して後始末・・・もっともコレも、マダラがどこまで「見えているのか」にもよります(誤魔化せないかもしれないし)。
 
ま、こんなおバカな発想をするのは多分私ぐらいですので、相変わらず妄想乙、くだらね~なぁと軽く笑ってスルーしてやってください。 
でも・・真剣に気になったんです。すごく、気になった。
 
なので・・シカクやいのいち達のことも、遠隔地の人達についても、とりあえず来週号まで安否は未だ「不明」としておこうと思います。一応。
 
 
・ついでに十尾のことをちょっと・・・・・
 
十尾、つまり《海を飲み地を裂き山を運ぶ》とも言われる“でいだらぼっち”、あるいは天目一箇神”。これもまたウィキ情報なんで、ご存知の方もあるかと思いますが「参考」までにちょっと・・・
 
天目一箇神は一目連(いちもくれん、ひとつめのむらじ)とも同一視されているということで、本来は《片目が潰れてしまった龍神でもあるらしいです。  そして、《一目連神社の社殿には扉がないが、それは一目連が神威(しんい=神の力)を発揮するために自由に出入りできるようにとの配慮》なんだそうで。 で、その神威とは暴風のことらしいです。社殿の扉から神威が出て暴風を送り出す・・・日本の神話とNARUTOの話をごっちゃにしてはならないと思ってますが、でもちょっとコレは面白いなと。
 
NARUTOに登場する術で『神』の名がつくもの(神威、飛雷神の術、神楽心眼、別天神など)は本来“神の力”であり神の領域の術なのではないかと考えておりましたが、十尾は国造りの神であり、全ての祖でもあり、自然エネルギーそのものであり、まさに「神」そのもの。 神に対峙するには、神の力の一部であるこれらの術(具体的には神威と飛雷神かな)が必要になるんじゃないかと考えたりもいたします。 そして、いずれサスケも「神」の名を冠する術を手にするのではないか、とも思ったりで(もっとも天照・加具土命も神の文字はつかずとも神の名ですが)。
 
ちなみに、最近カカシに対して抱いていた個人的なモヤモヤ感ですが(笑)・・・今週はだいぶスッキリしております。613話のカカシの表情、久しぶりに実にいい! ただ険しいだけではないし、ぼわ~んとした眼でもなく火の意志が滾っている。《それでもアレを止めなければオレ達は皆終わる・・》にはこの戦場は自分が率先して背負って立つという覚悟を十分に感じる事ができました。
 
だけど・・・
 
『戦場では忍達がその皆を守る為に戦っている・・・それを無くそうという訳だ』とシカクも言っていたけど、しばらくは大切な者を守れなかったら、お前はどうするのか? それでもお前はまだ自分を、希望を信じられるのか?というオビトの問いが続くのかもしれない。 ナルトもカカシも答えを出していってくれるでしょう。間違いなく、カカシは…何とか、どーにかしてくれるでしょう。 そしてきっとオビトの本心を真っ先に理解してくれる、そう確信出来ました(あの「くっ」が、オビトの気持ちを感じるキッカケになってくれると思いたい)。
 
 
真っ暗い展開に見えますが、小さい希望やら小さな救いが、この戦場には在る。
 
 
 
 
 
☆長駄文読んでくださって感謝!
 
☆忍としての覚悟を決めたシカクやいのいちはカッコいいですねぇ・・。本部の忍も、戦場の忍を守る・・・
 
☆で、父さんの最期の言葉を聞いたシカマルとイノの表情が毅然としてる。いのは泣いてはいるけど、前みたいに「ただ泣いてるだけ」じゃない。成長してるな・・・
 
☆オビトは無限月読世界で「絶望と地獄」体験をさせるんじゃないかと考えてましたが、この世界で「体験」させる事になる展開もありそうですね(あくまで「体験」のような気が致しますが;)
 
☆何か書き忘れてる気がするので・・気まぐれに追加するかもしれません。
 
 
次号は22日(土曜日)です!今年最後のジャンプ。
 
 
※コメント欄は別欄に設けさせていただきました、よろしくお願いいたします
 
 
 
 

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