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NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

父と子・・・カカシとサクモ。カカシは、はたけカカシとして復活する?(カカシ外伝から)

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幼かったカカシが、生きていくためには 父サクモを「封印」するしかなかったんでしょうね。
   父のことは口にしない。父と違った生き方をする。
そんな突っ張った生き方をしてきたカカシに、はじめて「白い牙は英雄だと思っている」といってくれたオビト。その言葉の直後に、カカシは父と同じ行動にでる・・・任務より仲間を助けることを優先する選択。そして、父の形見の 白光のチャクラ刀を手に敵を切りつける。・・・

しかし父を受け入れることができたその直後に、皮肉なことに写輪眼を手にいれてしまう。

カカシは、また「はたけ一族、サクモの息子」として生きるのではなく、
写輪眼のカカシとして生きる道を選択することになる。

千鳥を開発した後、神威までオリジナル技を開発していないカカシ。写輪眼を使いこなすこと、体を適応させることだけでも大変だったのだと思います。
木ノ葉崩しのとき、カブトに「うちは一族ほどその目を使いこなしていない」といわれ、かなり悔しそうな顔をしていたカカシ。しかもその直後にイタチの月読を喰らい、一族との差を思い知らされています。 このあと、カカシは写輪眼を「一族並みに」使いこなす修行をしたのでしょうね。それが「神威」開発につながったのだと思いますが・・(開眼経緯はまだ謎ですね・・)

しかしそれは、カカシの体に重い負担をかける結果になったとおもいます。
うちは一族でも写輪眼は、使うときだけで、ふだんは普通の眼ですよね。
カカシの左眼は常時写輪眼状態。いくら額あてで隠していても、いくらかチャクラを消費しているのではないでしょうか?これは体にかなり負担となり、チャクラを取られてしまう結果になるのだとおもいます。

イタチが里抜け以降、常時写輪眼になっていますね。あれってなぜなのか、きになっています。
わざと体に負担をかけていたのではないか?とおもっているのですが・・・
サスケとの戦いで寿命を迎えるように、イタチは自らの命を縮めるように、わざと常時写輪眼にしていたのではないか?(体を蝕ませていた?)と思ったりしたのですが。

だとしたら、カカシの左眼は、かなり体に負担をかけていると思います。

今回、カカシは「チャクラきれ」状態です。 なんでこんな形で戦闘不能になったのか?
これは、カカシがチャクラを喰らう写輪眼から解放されれば復活できる?という話の伏線かと思えます。
昏睡状態?の今ですら、カカシの左眼はチャクラを消費しているのかもしれません・・どんどんマイナスへと・・・・・。
カカシが復活するためには、チャクラを喰らう写輪眼を外す必要が出てくるのかもしれません。
そうすれば、チャクラを本来持っている能力に存分に使うことが出来るのではないでしょうか?
今まだ眠っている、白い牙としての能力を。

そして、今サクモと出会ったのは、なぜなのか?
父から教わるべきことがまだいっぱいあったでしょう。なのに父は逝ってしまった。
あるいは、カカシは父サクモの術をすでにいくらか教わっていたかもしれない。
でも、カカシは「封印」してしまったに違いない。父のあとを追わないようにしていたでしょうから。
しかしいま父と再会し、「はたけカカシ」としての自分を取り戻すのではないでしょうか。

そのために、父に出会った・・・・・

もちろん、カカシが写輪眼のカカシから はたけカカシに戻るためには、父との再会だけではなく、
オビトに出会って話さなければ カカシは過去を後悔するだけの人生は終わりにして未来へと目を向けることはできないでしょう。サクモと出会った後、オビトとも再会できるだろうと思っています。

さまざまな理由で、自分の心の中の父と向かい合えなかったカカシ。
本当は心のそこで、父と再会したい、父と話したい・・・そういう気持でいっぱいだったんでしょうね。
おそらく無意識のうちに。

ナルトの中で描かれる父と子。
終盤を迎えるにあたって一つのテーマになっていると思います。

今回も、チョージ、いの、シノ、みな父と一緒に行動しています。
それぞれ一族の血を受け継ぐ者として 父と戦い、父を見て さらに成長していくのだと思います。

カカシも、はたけ一族のカカシ。父と会ったのも、はたけ一族のカカシとして再生のためなんだと思います。

そして、これから ついに
ミナトとナルト・・・この2人の親子関係について描かれていくのでしょうね。



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