ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

NARUTO-ナルト-436:平和 (ジャンプ13号) 感想

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         神と崇められた男の情念・・・
         その「痛み」ゆえ何人も近づけなかった情念。

今週は新たな展開でした!

ついにペインの正体が明かされました!
いのいちが推理(というか解明)した結果・・・
雨隠れの高い塔に死体を運んではペインを作り、その高い塔からチャクラを送信し黒棒をさしたペインを動かす実験場としていた・・
しかしチャクラ送信者は、チャクラを受信する者の近くにいることが常識なので
今ペインの本体は、木の葉近くの一番高いところからチャクラを送信していることになる!ということ

んまあ これってば シズネが解明したことと近いですが・・・。
(高いところということが いのいちが解明したことでしょうか)

つまり 本体長門は現在は雨隠れの塔の中にいるわけではなく、木ノ葉近くにきているということですね。。。
自分はてっきり 長門は雨隠れの塔にいて 全く動けない状態なのかと思っていました。
やっと、捜索隊(シカマル、いのいちが中心?)が動き出しそうです。

しかし、山中いのいちは かなりの人なんですね。心を読んだりする特殊能力だけではなく頭もいい分析派だったんですね~。
お父さん世代が活躍するのはいいことです。だっていのいち達は綱手より10歳くらい年下?で一番中心になって活躍する世代のはず。今まで影が薄すぎたのです・・・
いろんな世代がそれ相応の活躍をして支えあわなければ!
ナルト一人で戦っている今の状況、けしていいもんじゃあないですよね。

そして天道ペイン(というか弥彦ペインといいましょうか)につかまっているナルトですが・・

弥彦ペインが「平和を生み出し正義を成すこと」が目的である、と淡々と語りだしました。。。
・・・「オレの師匠を、オレの先生を、オレの仲間を、オレの里を!」と叫ぶナルト・・
(あーー、先生は、まだわかりませんぞ?!)

それに対してのペインの返答は
「オレの家族を、オレの仲間を、オレの里をこの里と同じようにした木ノ葉の忍が」
・・・言っていることがナルトと同じです。ペインがしたことは まさに復讐。

オレの仲間を・・ つまり弥彦でしょうか?
弥彦が殺された原因は 木ノ葉などの大国が起こした戦争のようですね、どーも・・・。

木ノ葉などの雨隠れを囲む三大国が 雨隠れを戦場として互いの利益を争い、
やがて安定していったのに対し、戦場となった小国は多くの痛みを残した・・・

雨隠れをかこむ三大国、つまり火の国(木ノ葉)、土の国(岩隠れ)、風の国(砂隠れ)。
その狭間にある雨隠れや草隠れは小さな里で、常に戦場となってきたようです。

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          (参考までに・・)

第二次忍界大戦、第三次忍界大戦と 木ノ葉は自国に敵を侵攻させないように
雨隠れや草隠れを舞台に戦闘をしてきたのは事実のようです。
第三次忍界大戦末期の「神無毘橋の戦い(カカシ外伝)」も岩隠れ(土の国)と木ノ葉(火の国)の戦いですが、戦場は小国の草隠れの里でした。
あの戦いで木の葉のミナト班は供給ルートを断つために橋の破壊活動をしていますが、
草隠れの里の橋を壊しちゃっているんですよね・・・。

ナルトは自来也が「忍の世界に憎しみがはびこっている」と語るのを思い出したナルト・・「お前なら平和を作るためこの憎しみとどう向きあう?」と問うペイン・・

ペイン(というか長門)は、なぜナルトにこんな質問をするのでしょう??
さっさと連れ去ることも可能なのに。
綱手と話した時は「問答無用」というかんじだったペインですが・・・・

おそらく、長門自身、木ノ葉をここまで壊滅させたことを、どこかで「悪」と感じているからなのだと思います。しかし自分がした行為を「正当化」し、「平和のためと同意してもらう」ことで自分は正しかった・・・と自分を納得させようとしているのだと思います。

また、同じ師をあおぐ「兄弟子」としてなのか・・?
ナルトが若く過去を知らない世代だから、新しい意見を持っているかもしれないと期待しているのでしょうか?
綱手はたしかに古い考え方ではあります・・実際第2次第3次忍界大戦を戦ってきた世代だし・・・。今まで木ノ葉がしてきたことは正義だと信じて疑わないところがあります。

長門は、尾獣を集めて強力な兵器を作って恐怖による平和をつくろうと・・真剣にそう思っているようですね。かなり偏った考えですが、長門は真剣に平和を願っているようです。   復讐、残る痛み、更に復讐・・憎しみの連鎖。

「人は決して理解しあうことの出来ない生き物だと悟らざるを得ない」

長門のこと言葉・・とてもむなしい。人間はけっして理解しあえない・・それが彼の結論だとは・・・・。あまりに悲し過ぎます。

何度も裏切られ、傷つき、仲間を失い・・
立ち直ろうといくら努力しても、また大国によって踏み荒らされていく。。。。
長門の言いたいこと、わからないでもない。
おそらく弥彦を失った時・・大国にも痛みを分からせなければ結局何も変わらないということを感じたのでしょう・・
弥彦が言っていた「痛みわけ」 
弥彦に変わって忍の世界をかえてやろうと、長門なりに真剣なのです。

そして。。。ついに本体「長門」が登場しました・・

体中に黒い棒を無数に刺し、(特に背中)、骨と皮のようにやせ細り、吐血しながら。。。
体は何か装置のようなものに固定されています。ペインシステムと直結しているのでしょうか?手足の部分からそれぞれ6つの管のようなものとつながっています。
これがペイン六道にそれぞれつながっているようです、あのペインたちが寝ていたカプセルにつながっているのかどうか・・・???

しかもいる場所は、屋外のようです。塔ではない・・山のようなところに見えます。
小南が寄り添い、装置に手を添えています・・・
装置をいじっているのか、ただ長門のそばで看ているのかはわかりませんが。


こんな装置が必要とあれば、長門はあまりお出かけはできそうもないのですが・・・
原則雨隠れにいるのでしょうか?たしかにペインはあまり出かけていない気がします。
用があるときはトビがペインのもとに出向いていますし。
出かけたとしても雨隠れから近場なんでしょうか、チャクラ波が届く範囲?

今回木の葉にペイン六道が出向くために長門も移動するとしたら、ちょっと大変そうです。これは準備に手間がかかりそうです。
雨隠れを出発する時、小南が準備係りをしていました・・で「準備が出来た」といっています・・・これは長門の準備okということでしょうけれど・・
しかし、あのいでたちで移動するにはリスクが大きすぎる。
他国にまで行けるとは考え辛いです。
雨隠れと木の葉は地続きです、長門がいる場所は雨隠れ領土内の、木の葉側にある一番高いところということかな???

ずいぶんやせて痛々しい姿ではありますが、顔立ちやヘアスタイルは変わっていない長門。ん~やっぱりナルトの世界では、ヘアスタイルは子供の時から変わらないのが大原則だなぁ、うん。(髪型が変わった例はおそらくマダラくらい?マダラとトビはヘアスタイルが違う。変だと思うなぁ・・うん)

気になるのは「憎しみの連鎖を止めるために暁をたちあげた」といっている点。

暁をつくったのはトビかと思いましたが・・いや、トビが黒幕でペインに暁を結成するようにしむけたというべきなんでしょうか。尾獣について長門に教えたのもトビなんでしょう。トビの目的と 長門の目的は違っているとは思いますが・・。

ナルトは、ただ怒っているだけではなく・・長門の言葉を真剣に受け止めているようです。
自来也ですら、出せなかった憎しみがはびこった世界を平和にみちびくための答え。
ナルトも今までここまで真剣に考えたことはなかったはず。
長門たち小国の人々の痛みをしらなければ、真の平和なんてつくれるわけはないです。
将来ナルトが火影になるためには、避けて通れない現実の問題です・・。
どうする、ナルト!火影になるための試練とでもいいましょうか・・。

きっと答えは・・・師自来也が遺した「ど根性忍伝」
父ミナトが わが子に託した「ど根性忍伝」の主人公の生き方。
・・・・「あきらめねえ」「オレが諦めるのをあきらめろ」
・・・ここに答えがあるような気がします。

長門、きっとナルトに未来を見出してくれるのでしょう。
だから・・・フカサクやシズネを返して欲しい・・・。(カカシは早く自力で戻りなさい!)
ナルトが長門を説得するのが先か、捜索隊が長門接触するのが先か・・・。
ナルトの影分身もまだ一体 妙木山に残っているしなぁ。

次週、急展開!とあります・・
いよいよ、ペインとの戦い、決着??(まだまだかなぁ~~~~)



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