ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTO-ナルト- 445:世界の天辺(WJ22/23合併号) 感想

        ?H2>NARUTO445:世界の天辺
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          出会い、希望、夢・・・
      その微かな光の中でさえ痛みは絶え間なく降り続けた。

今週号は 長門の回想PART2 弥彦と小南との出会い。。

先週、両親を目の前で殺されて、輪廻眼でにらみつけるところで終わっていましたけど、どうやらあの時はじめて神羅天征を行ったようですね。長門本人は何をしたのかわからなかったみたいでしたが。怒りで開眼したのか・・あるいはもともと輪廻眼を持っていたけど能力を発揮していなかったのか?そのあたりは語られていません。

輪廻眼の基本的な能力は、斥力(神羅天征)と引力(万象天引)なんでしょうね。そのほかに全ての性質変化を使えたり、全ての術を使いこなしてしまうという能力もありますが・・これらは自来也に修行をつけてもらっていくうちに開花したのでしょうね。

独りぼっちになってしまった長門長門はおとなしくて気が弱そうな子にみえるけど、両親を埋葬してきちんとお別れして・・しっかりした一面もみせてますね。長門の生まれ育った村は、雨隠れの里郊外のほうなのかな?周りはなにもなく、家が数軒あるくらい。 家の形はドーム型でかわいらしいかんじ。
のどかな景色です。
ペインがいつも見下ろしていた塔だらけの街とはかなり雰囲気が違います。
あの塔だらけの街並みはいつ作られたんだろう。半蔵がいた頃からかもしれないですね・・用心深い半蔵はアンテナをいっぱい町に張り巡らせて、警備網を敷いていたかもしれないので。

雨隠れは、ほんと毎日雨ばかり降っていて、憂鬱になりそうな国ですね。。
雨の中、お腹をすかして倒れてしまった長門にパンを差し出してくれたのは小南でした。。
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長門には小南が女神さまのようにみえたかな? 小南だって身寄りがなかったんだし 大切なパンだっただろうに。見ず知らずの長門を助けてあげるなんて、やっぱり優しい女の子だったんですね~・・・同じ境遇で、放っておけなかったのかな。。

長門もその貴重なパンを、ついて来た犬に半分わけてあげるなんて・・
優しい子なんですよね。。長門も本当は。

そして始まった、弥彦・小南・長門3人の子供達の共同生活・・

生きていくために食べ物を盗むしかなかった、
でもけっして逆境に屈することなく、一生懸命に生きてきた3人。。

小南と長門が生きていけたのも、弥彦がいたから。
弥彦はそんな苦しい毎日でも夢をあきらめていなかった。すごく前向きだった・・。
弥彦の夢   「世界の天辺取ること。世界制服」

両親を失って苦しんでいた長門にとって、弥彦の夢はとてつもなく大きすぎちゃって、現実からかけ離れたものに感じたでしょうね。
長門には思いつきもしない、ビックリなことだったと思います。
いつも雨ばかり降っている曇天の空を見上げたって、山の頂なんて見えっこない。。
そんな貧しい小国の孤児が、世界の天辺に立つなんて途方もないようなことに感じてしまう・・
でも、弥彦は真剣でした。こんな思いはしたくない、自分を生んでくれた両親にためにも。
弥彦の考え方は、プラス思考ですねー。逆境だからこそ、これを変えてやる。このままなんかじゃ終わらない。
弥彦は生きることも、夢をみることも、あきらめなかったんですね。。
雨ばっかふって陰気な空も、弥彦がいたら晴れになりそうなかんじがします。
太陽みたいな子なんですね~弥彦・・・。
長門や小南はどれだけ弥彦に救われたことだろう・・。

ただ、弥彦のその考えを聞いて、長門が思ったことは、
「それじゃ神様みたいなもんだね。戦いも無くすことができるかな?」

弥彦とびみょう~なズレがあります。
弥彦はいつかみんなのリーダーになって(小南と長門のリーダーであるように)世界をよい方向に変えてやるんだ、っていう強い意志があって。そして実現することを確信しているし、決意してる。
でも長門は「神様しかできない」ような実現不可能な冗談のような夢の話として聞いていたと思います。
不可能と諦めずに決意している弥彦と、最初から神のような話と諦めていた長門。考えの違いがのちに影響してくるんだと思います。

小さな光を翳らせてしまったさらなる痛み。

彼らを巻き込んだ忍達の戦い・・
それが、あの雨隠れの里長・半蔵と木ノ葉の三忍(自来也綱手大蛇丸)の戦いだったとは。
サンショウウオの半蔵って、ちょっと気になる人物です。たしか、異常なまでに警戒心が強く、セキュリティー万全にしてピリピリしていたっていう人物。一体何を恐れていたのか?
一人であの木ノ葉の三忍を追い詰めるほどのすごい忍だったみたいですし、また敵であるはずの三忍を許し、その実力に敬意をはらうなど・・なかなかいい人じゃないか?と思わせる人なんですが。
見た目は、ちょっと強面・・。眼が角都というか鬼鮫というか・・。
黒目と白眼が逆になってるし~。サンショウウオを口寄せしているので本人もちょっと両生類的な見た目なんでしょうかね。。

で、この戦い・・まだ三忍が若いw
大蛇丸がちゃんと木ノ葉の忍として真面目に戦ってる・・。まだこの頃(第2次忍界大戦ですね)は、表向き?大蛇丸はちゃんと仕事していたんですね~。
大蛇丸の里抜けは、この戦争と次の戦争の間かな?第3次忍界大戦の最後にはオロちゃんいませんでしたから。(カカシが小さいときのことは知っているけど写輪眼を入手したあとは会っていなかったようなので)
ま・・今大蛇丸はカブトの中でどうなっているのやら。いまさら触れられることはないのでしょうか・・・

雨隠れの里って、半蔵みたいな強い忍が治める里なのに、大国の戦場にされて踏み荒らされちゃうなんて どうなってるんだ~?という気もしますね。

半蔵、もうちょっと自分の里の警備もしっかりすればよかったのに。

確かに、雨隠れってのは 砂・木ノ葉・岩隠れの三大国にはさまれているので気の毒なんですけれどね。。踏み荒らしておいて救済もしない大国も確かに酷いんですけど。

その戦いに巻き込まれて、彼らの大切なチビ(わんちゃん)が死んでしまった。長門達にとって大切な友だちだったのに。かわいそうに。。

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「こんな戦いの続く世界なら ボクがこの世界の神様になってやる!」

弥彦も「神になる」と発言しましたが・・長門のいう意味とちょっと違うかな? 長門は「ありえない」という気持ちを込めて神といいましたが、弥彦は本気だったんでしょう。本気で神になろうと決心したんだろうなぁ。

ただ・・弥彦は長門のような能力があったわけじゃないから、神といっても
「この世界の天辺に立つ」世界を征服するという意味でしかないんでしょうけど。長門のように、本当に神になる・・というのとはちょっと違っている気がしますが・・。
弥彦は熱いタイプだから、カーッとなると、「相手もやっつけてやる」ってなるんでしょうけれど、本当は優しくて明るい子。自来也と別れる時涙を流した子です。冷酷な復讐とかできないんじゃないのかな。。
そして長門と違うのは、弥彦は諦めない性格だと思うことです。。彼はどんなに痛みがあったとしても、本当の平和を作ることを諦めなかったんじゃないかな・・長門が諦めの果てに、今の方法を思いついたのとは違って。

「もしお前が生きてたら・・今のオレになんていうんだろうな」
これはカカシがオビトの慰霊碑の前でつぶやいた言葉ですが、長門は、そんなふうに立ち止まって考えたことは無かったのかな・・?
必死になって一度も立ち止まらずに、神であり続けるために体に鞭うってきたんだろうな。。ナルトとの戦いをみてても、無茶してばかり。血を吐き、ゼエゼエ言って、命を削ってまでして・・・。こんなの、弥彦が見てたら・・絶対「違う!」っていって止めそうなんだけど。
長門がこんなに死に物狂いになって止まらないでいるのは、辛い現実を受け止めたくないからなんじゃないかな、実は。
両親の死も、弥彦の死も、ぜんぶ自分が守れなかったせいだと 本当は思っていて・・
その償いのために、寿命を削って「弥彦を生き返らせ(ペインにして)」弥彦のために戦っている・・そんなつもりではないでしょうか。
長門にこう言ってあげたい。
弥彦が生きてたら・・今の長門になんていうんだろうな。

世界の天辺。ペインはいつも雨隠れの里の塔から街並みを見下ろしていましたね。「暁の目的は世界征服」といいながら。
長門は雨隠れの高い塔で世界の天辺にいるつもりになっていたのかな。
弥彦の夢をかなえてあげたい、その一心で。

次号予告は「ペイン誕生の瞬間が!最大の痛みへ!」

・・・いよいよ弥彦のことでしょうか。。ペインがどのように作られたのか、そのきっかけ、そしてマダラの関与があったのか・・すごい気になるな~
でも、合併号だから・・次は11日発売!--先だなあぁ~~~!

☆最新コミックス46巻、5月1日発売です!
表紙・・カカシ、ペイン、ナルト。
あのーーー。「カカシ最期の時・・・!?そしてナルト帰還!!」
止めてくれません?煽るの・・・!もう。先生は死んでませんw
ま・・・「!?」て書いてありますからね。
ナルト帰還は「!!」ですから笑 集英社さんのイジワルー!笑

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