ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

NARUTO-ナルト-444:答 感想

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 ついに長門の過去、明らかになってきました。
そして、ナルトにも、新しい「進化」が!

ナルトが確かめたかったのは、自分の気持ちだったのでした。
自来也やカカシのことを思い・・(ってカカシは死んでませんw)やはり、ペインを許せない、と思ったナルトでしたが・・

長門が機械から飛ばした黒棒を 避けずにわざと受けたナルト・・
長門の乗っている機械、チャクラを送受信するだけじゃあなかったんですね。足元から黒棒がピューーん!と飛び出す仕掛け付。
長門が入っているチャクラ送受信機にしても、ペイン六道たちが眠っていたカプセル型機械(雨隠れの里にある機械)にしても、それにアンテナや配管だらけの雨隠れの里そのものも・・・高度な機械文明の国、というかんじがするのですが、ああいったシステムを作り上げたのは誰なのか??長門なのか、弥彦なのか・・
あるいは自衛のために、雨隠れの里が昔から作り上げてきたものなのか・・。

暁の中には、機械系に詳しい人っていないような気もしますが。どうなのかな。

驚いたことにナルト、黒棒を通して流し込まれる長門チャクラを跳ね返しただけではなく、九尾チャクラを長門に対して逆送信です。長門のほうが、逆に九尾の禍々しいチャクラを受けてしまった。

長門は黒棒を通してペインにチャクラを送ったりチャクラを感知したりしていたので、九尾チャクラを感知してしまったんでしょう・・
ナルトの中の九尾は、ナルトの体内に入ってくる「異質」のチャクラを拒否して跳ね返してしまいます。フカサクも拒否されました。強烈な拒絶反応?
前にペインの黒棒に刺された時のナルトは、まだ九尾チャクラをううまくコントロールできず完全に押さえ込むか、逆に乗っ取られるかでした。それをうま~く微調整できるようになったのですね。

驚いたのが、ナルトに起こった変化です。眼がぁ・・・!
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仙人モードのカエル眼×九尾眼! プラス模様の眼になっているではないですか!
これぞ、ナルトの最強状態の眼でしょうか。

眼っていうのは、体内に特殊なチャクラが多く作られた場合、それを反映するのでしょうか。
体内に仙術チャクラが練られるとカエル眼に。
そして九尾チャクラがあふれ出すと九尾眼に。
そして両方が同時に出たのが今回。カエル+九尾眼。写輪眼から万華鏡写輪眼になったような進化・・とでもいいましょうか・・・

永遠の万華鏡写輪眼においても、
マダラのチャクラを映し出した「万華鏡写輪眼の模様」にイズナ(弟)のチャクラを映し出した万華鏡模様が加わって、2人分のチャクラを映し出した、「マダラ×イズナ模様」になっています。
ナルトの新しい眼に模様がでるというのも、それに似ているような?

万華鏡写輪眼というのも、本人のチャクラで発動される写輪眼に加えて、
身近な人のチャクラを注ぎ込まれることで、新たに生まれる模様、新たに生まれる力なのではないだろうか?なんて思ったりしましたが・・はて。

※カカシの万華鏡の開眼はまだ謎ですが、ひっかかっているのは、彼が
「あるすごい術を開発したんだが」と言っている点。
身近な人が死んで後悔して開眼したなら、あんなに軽い発言はしないと思うのですね、カカシの性格から判断するとですが。
そして、デイダラに対して最初に神威を使う時、カカシは時間をかけてチャクラを練っていました。
カカシの写輪眼(つまりはオビトの写輪眼)、オビトから「眼軸ごと」移植されたものです。カカシの写輪眼は「オビトの眼軸」の働きによって動いているのだとしたら。
それにカカシ自身のチャクラを練りこんで流し込むことで、万華鏡写輪眼になるのでは?
チャクラの練り方を開発し「術を開発した」といっているのではないか・・・?と思ってしまったしだいです・・。

脱線しました。すみません・・
ナルト、自来也やカカシが犠牲になったことを思い出し(ってカカシ先生は死んでませんw)長門になぐりかかろうとします。
いつものナルトなら、感情に任せ、思いっきり殴りかかっているはずです。
しかし、自来也を思い出し、こぶしをひっこめる。。。
ナルト、自分の感情をここまでコントロールできるようになったとは。
これも仙術で精神修行をしたおかげでしょうか。自分をコントロールできるようになったから九尾もコントロールできるようになってきたんですね。
そして四代目との出会いも・・。九尾を誇りを持って力として使うことができるようになったし、封印式を組みなおしてもらうことでうまく九尾チャクラのコントロールもしやすくなったのかも。

「エロ仙人は 本当の意味で 理解しあえる時代が来るって・・
信じてるって言った」

あーーあの、この緊迫感あふれる場でも「エロ仙人」なんですねw
「だから、その呼び方はやめろっつーの」っていう自来也の声が聞こえてきそうな・・w

長門が本当に望んでいることは、
「本当の平和を、どうやったら実現できるのか?」納得できる最善の答えを 誰かが出してくれることなのでは?

長門は 自分がやっていることが最善とは思っていないのだと思います。
でも他に方法が無いからしかたない・・というふうに。。
だからこそ、綱手に話しかけたり、ナルトに答えを聞こうとしたんだと思います。

ほんとうだったら、憎い仇である木ノ葉の火影、問答無用で殺すことも出来たかも。でも、神羅天征で里を破壊する前に、一度は綱手と話し合おうとすらしました。長門は復讐より 「わかってほしい」「教えて欲しい」という救いを求める気持ちのほうが強い。

そして時々人間的な感情を捨てきれないことも・・。無茶とわかりつつ、ナルトを守ろうとして飛び込んだヒナタに対して、わざと急所を外しておいたり。
カカシにトドメを刺さずに去ったのも・・・どうせもう動けまい、というのもあっただろうけれど、あそこまで一度は天道ペインをおいつめたカカシに対して同じ忍として敬意を払った部分があると思います。(おそらく無意識に、ですが)。。無駄に殺すことはしなかった?

それでも、相手が話し合うつもりが無いとか、態度を変えないとみると・・・感情的になって里を破壊したり・・容赦なく殺したり・・。

けっこう長門は、感情が不安定です・・。

心の底では 「誰か、憎しみの連鎖を断ち切る、もっといい方法を答えてくれよ!」と救いを求めていたのでしょう。自分でも、今やっていることに100パーセントの自信はなくて。
重吾が誰かに殺人衝動を抑えてほしかったように、長門も誰かに止めてほしいのではないだろうか?

平和な世界の実現について悩む長門に、最初に「答え」を提示したのがトビ(マダラ)だったのでしょう。
暁をたちあげ、尾獣を集めて兵器を作り、痛みで支配し平和をつくることをすすめたのは・・・おそらくトビ。純粋な長門を、あの饒舌な話術で手懐けた。長門にはトビが勧めた方法が「一番現実的」と思えたはず。でも、「理想的」ではなかった、おそらく。

真剣に長門の言葉に耳を貸し、一緒に悩んでくれたのはナルトがはじめてだったのでしょう。
長門、はじめて・・少~し表情が柔らかくなりました。

そして、長門の過去を聞きたいというナルトに対し、長門がついに過去を語り始めました。
今までは、おそらく「お前らには関係ない」といって、話すことのなかった過去。
長門はつらい過去を心に封印してきたんだと思います。
どうせ話したところで誰にもわかってもらえない、わからせるには同じ痛みを与えるしかない、そう考えてきたはず。そんな長門が過去をナルトに語るというのは、ナルトに対して心を開き始めた証拠。

「オレの最大の痛みは2つある」「そのうち一つが両親の死」

両親はやっぱり木ノ葉の忍に殺されていたのでした。だから、感情的になって木ノ葉を潰した・・。
そして、その痛みで長門は輪廻眼になっていたのでした。。

自来也と出会ったあと、岩隠れの忍に対して輪廻眼で攻撃していたのが最初なのかと思いましたが、もっと以前に輪廻眼になっていたのですね。

というか長門はいつも髪で眼をかくしていたし、輪廻眼以外の眼をみせたことがないので、、もしかしたら最初からずっと輪廻眼で、それを隠していただけかもしれません。両親は非戦闘員で普通の人のようですが・・
長門だけが輪廻眼だとすると、突然降臨した力なのか、あるいは実の両親ではないのか。そのあたりはわからないです。。

長門の回想の絵。影をうまく使って描いた絵で、緊迫感がつたわります。
自来也の訃報を聞いて悲しむナルトの扉絵と同じような描き方です。
寂しく悲しい思いが伝わってくる感じです。さすが、岸本先生の絵、すばらしいと思います。

きっともう一つの痛みというのが、弥彦のことなのでしょうね。

仲間を救えなかった後悔・・
それは長門自来也もカカシもナルトもみな抱えている後悔、痛み。

ナルトだけは、それを諦めたり忘れたりしない。サスケを救いだす・・・
それを何度挫折しても、けして諦めていないナルト。
平和に対する気持ちも同じ・・ど根性忍伝の主人公のような答えを言うのか・・?
来週はついに 弥彦のことが語られるでしょうか?しばらく回想が続くかな・・・?