カカシの万華鏡写輪眼は、もしかしたら視力低下しないのではないか?という疑惑について。・・・・・(カカシ誕生日記事)
タイトル、長っ・・・;
昨年12月のジャンプフェスタにて。岸本先生はこう発言された・・・・「来年はカカシがメインです」。 そしてあれから9ヶ月が過ぎた・・・・
カカシメインの話とやらは、カカシが長年苦しんできた「自分は大切な仲間を守れなかった、約束を守れなかった」という後悔から立ち直る話だと都合よく思いこんでいるんですが・・・・はてw
その中で、第2部七不思議の1つ、「カカシはどうやって万華鏡を開眼したのか?」という謎もついに明かされるはずです。
カカシは万華鏡開眼については こんな言い方をしています。
「フフ・・・ま でも何だ オレもまだまだ若いからな・・・ こないだも・・」
「あるスゴ~~い新術を開発したんだが それが・・・」 (247話)
嬉しそうに、自慢しようとして・・・でもお腹がすいてたナルトに完全無視されてしまうのです。・・・そう、嬉しそうに自慢してたんですよね。
この自慢っぷりからみて、「親しい者の死」が引き金になって開眼したというのは考えにくいんです。 もしそんなことで開眼したのなら、カカシの性格上、嬉しそうに自慢したりするだろうか?と思ってしまう。
開発、という『人工的』な言葉からも、何かがキッカケで開眼したというよりは・・・調べ上げて、実験を繰り返し開眼させたのではないか、と思うのですね・・。
第一部でイタチの月読を喰らって倒れこみ、カブトにも「うちは一族ほどその眼を使いこなせていない」と罵倒され、サスケを失い・・・「このままではいけない」と思っていたはずのカカシ。ナルト不在の2年半に万華鏡写輪眼開眼方法を調べ上げていたのではないだろうか?
あらゆる文献を調べ、うちは一族にまつわる場所を調査して。なにせ暗部出身のカカシだから、情報収集はお得意のはず・・・。そして例の、南賀ノ神社本堂下の、うちはの石碑も既に調べ上げていたかもしれない。
その結果、「万華鏡開眼のきっかけが親しい者の死」ということを知ったのだろうが、まさか・・・・そんな状況を作ったとは思えないし、そんなことをして開眼したなら「開発」なんて言うはずはない。(と、思うw)
つまりこういうことじゃないだろうか。
・・・『なぜ、親しい者の死によって、万華鏡を開眼するのか?』というメカニズムを調査し、同じ状況を合成する。 それが「万華鏡の開発」ということだったのではないだろうか。
・万華鏡写輪眼開眼の仕組み?
「親しい者の死」がきっかけで開眼するとは言うけれど、結局は精神的な影響から体に変化がおき、それが引き金になるという事だろうと思います。
親しい者の死・・・つまり、耐えられないほどの悲しみ、憎しみ、後悔などの負の感情。
これってナルトが九尾化して暴走したりする時や、サスケが怒りや憎しみで須佐能乎をムクムクとさせる時の感情と似ているような気がします。 この時、体の中で発生する闇のチャクラは、陰チャクラなのではないだろうかと、以前から考えているのですが・・・。
悲しみや絶望によって体内で陰チャクラ(負、闇、冷たいチャクラ)が多く発生した時、写輪眼にも大量の陰チャクラが流れ込み、目に変化が起き・・・万華鏡写輪眼が開眼するのではないだろうか? (陰陽チャクラについてはまだ説明がないので、仮定上の話ではありますが。)
眼球が「体内に異常発生したチャクラ」に影響されやすい例としては、ナルトが九尾化した時には九尾眼になることや、 自然エネルギーを体内に取り込んだときには「カエル眼」になることが挙げられます。眼球はチャクラに影響され変化を起し易い部位、といえると思います。
つまり、万華鏡写輪眼を開眼するには (陰)チャクラだけを大量に練成し、眼に送り込めばいいのではないだろうか? (あとは、眼の素質次第かな)
カカシはそのメカニズムを調べ、開発したという事じゃないだろうか。
・カカシは、視力が低下しているのだろうか??
ここでひとつ気になっている事があります。「カカシの左目は、視力が低下しているのだろうか??」という疑問です。 今のところですが、カカシが視力低下して困っている描写が全くないんです。(描き忘れじゃないだろな・・・;)
戦闘中は右目を閉じて写輪眼だけを使って戦っていますが、遠くのものも見えているんですよね。 つい最近、サスケと戦った時もシッカリ見えているようでした。
サスケなんて、八尾戦で万華鏡を初めて使った直後に もう、目が霞んでコップををひっくり返したりしています。 でも・・・カカシはまだ大丈夫そうなんですよね。 コレが不思議でならない。
それで・・・もしかして、カカシは「闇に向かわない万華鏡」を開発したりしてないかい??っと疑ってしまった次第です。(誤解かもしれないんですけどねw)
開発段階で、「万華鏡は闇に向かう」ことをカカシが知っていたとしたらどうだろう?
カカシは「闇へ向かわない万華鏡」を開発しようと考えたのではないか?という気もするんです。失明では、あまりにリスクが高すぎる。 オビトから預かった、大切な写輪眼・・・・
「お前の目になって・・・これから先を見てやるからよ」と託されている以上、簡単に「閉じてしまう」わけにはいかないはず、なんであります。
・で、カカシは開発段階で、「万華鏡はいずれ失明する」事を知っていたかどうか?
29巻で、カカシはイタチに会った時、「イタチよ・・お前の視力 どこまで落ちている?」と聞いています。
これは「既にカカシも視力が低下している」とも受け取れるのですが、「うちはの石碑」をすでに読んでいたために「万華鏡は光を失う」ことを知っていた、とも考えられるのです。
(石碑には、万華鏡の代償として視力を失うことが書かれている。)
開眼同時に闇に向かう・・・予めそんな事実が分かっていたら、カカシは「闇に向かわない方法」を考えるんじゃないか、と思うのです。
・「失明しない、万華鏡写輪眼」は存在するのか?
つまり、なぜ万華鏡写輪眼は光を失うのか?ということを調べればいいと思うのです。
九尾化したあとのナルトは体にダメージを負うし、須佐能乎は細胞を蝕む。
陰チャクラだけが体内に多く発生した場合、体を蝕んでしまうのではないだろうか。陰チャクラによって開眼し 闇の力を使う「万華鏡写輪眼」は、眼にダメージを与えて行き しまいには完全な闇となる。。
ところが、ナルトが手にした九尾の『陽チャクラ』は生命力にあふれ、木には葉が茂る。
なら、陽チャクラによる「万華鏡写輪眼」の開眼だった場合、目が闇に閉ざされることがないのでは・・・・?(1つの仮説です。)
通常チャクラというのは陰陽でバランスが取れているのだと思います。 万華鏡写輪眼が、どちらか一方のチャクラが増大しバランスを崩した事による「変化」なのであれば、「陽チャクラのみ」を体内で発生させた場合にも眼に変化が起きるのかも、しれません。
そう考えたとしたら・・・・カカシが『陽チャクラ』のみを練成して万華鏡写輪眼を開眼させることも可能だったのではないだろうか?
「すご~~い新術」とカカシが自慢した、万華鏡写輪眼。
闇の力ではなく、光の力(陽)による、「闇に閉ざされることのない」万華鏡写輪眼だったりしないだろうか? (1つの仮説です。←しつこい)
・「永遠の万華鏡写輪眼」は。
ちなみに、マダラの永遠の万華鏡が「光を失わなかった」のは、イズナの愛情(陽)の力による眼の変化が起きたせいではないだろうか・・?
(この方法で誰もが新しい力を手に出来るわけではない・・・)というイタチの言葉から、たとえば兄弟から眼を強引に奪った場合などは陽の力は作用せず、永遠の万華鏡にはならないのかもしれない。
イタチは「マダラはイズナから眼を奪った」といい、トビは「弟は自ら眼を差し出した」と言っている。
もし、事実がトビの言うように「弟が自ら差し出した」のであれば、その眼には愛情(陽)がこめられており、永遠の万華鏡になった・・・ということではないだろうか。 イタチの眼にも、サスケへの愛情(陽の力)がこめらているはず。サスケにどのような変化をもたらすのだろう?
今後、カカシがどうやって開眼したのか。 そしてカカシもやっぱり視力低下しているのかどうか?
このあたりにも注目しながら、「来るはずの」カカシメインの話とやらを、じっと待つ事にしたいと思いますw カカシ先生、お誕生日おめでとうございます。
9月15日。
☆・・・今回は、仮説ということで。いつも駄文読んでくださってありがとうございます。