ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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ナルト46巻 カカシ考察その六 カカシ最後の情景

ナルト46巻 カカシ最後の情景

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425話「はたけカカシ」で、カカシが三途の川?にむかうとき思い浮かべた最後の情景、2つ。
それは、カカシにとっての最大の痛みと最高の思い出。

最大の痛みは、いうまでもなく オビトへ申し訳ないという後悔。

オビトを救えなかったこと。その償いとして、オビトのために生きてきたにもかかわらず、オビトとの約束を守れずリンを守れなかったこと。

最高の思い出は、木ノ葉の新しい子供達の成長・・
木ノ葉の未来の希望を見ることができたこと。
つまり、それをオビトに見せてあげることができたこと。

「お前の目になって先を見すえるのはどうやらここまでのようだよ」

カカシが思い浮かべた「ここまで」が、なぜ「今」ではなく、
3年前・・・ナルト達がまだ12~3歳の頃なのでしょう??

①カカシにとっての 12~3歳

カカシが写輪眼のカカシとして生まれ変わった、つまりオビトの死に直面したのが12~3歳のころです。
カカシの時計は このときで一度止まっています。そして、オビトの年齢も13歳で止まっている。

カカシが第7班を受け持ち、ナルト達の先生となった時、
ナルト達と、オビトやリンを重ね合わせて見ていたんだと思います。
なつかしい、ミナト班。
できるならあの時に戻ってやり直したい気持ちもあっただろうなぁ。
今はいない3人に会いたい気持ちもあるだろうし。
ナルトはオビトに性格がそっくりだし、うちは一族の生き残りであるサスケをオビトのかわりに守りたい気持ちもあったとおもいます。

カカシが枕元に飾っているミナト班と第7班の写真。
どれも12歳くらいのころの彼らの写真。まだ悲しみと直面する前の小さな幸せだった時間です。ナルト達とオビトたちを重ねていたカカシ・・・
思い浮かべる光景は、ナルト達が12~3才のころになってしまうんでしょうか?

②カカシにとって、つかの間の幸せだった時間。。。

ナルト達をうけもったばかりのころ。まだ、この頃は暁による襲撃もなかったし、 ・・・サスケもいた。
サスケの里抜けは、カカシにとってかなりショックなことだったんだと思います。

カカシはサスケに千鳥を教えている・・
それは中忍試験を前にして、先生として似たタイプのサスケを強くしてやりたかった・・というだけではない気がします。

千鳥は、オビトが完成させてくれた術。
その術を、うちはの生き残りであるサスケに伝えたい。
・・それがオビトが生きていたことの証を、次の世代まで繋げることだと、
カカシは思ったのではないかな?

そのサスケを守れなかったことは、カカシに新たな苦しみを与えたと思います・・。

オビトに見せられる将来は、サスケがまだいた あの頃まで・・。
カカシの時計は、ふたたびあの頃で止まったのでは・・。
思い浮かべる最後の情景、カカシにとって明るい希望の未来は、サスケがまだいたあの頃・・・カカシにとってつかの間の幸せな時間・・なのでしょうか。


カカシが気を失った時・・修羅道ペインの部品が頭からカランと落ちます・・
これは修羅道ペインの3つ目の顔?も戦闘不能になったことを示すと同時に、カカシも戦闘不能になったことを示し・・

そして最後にうな垂れるカカシの絵、背景は破壊された里の風景がひろがっています。カカシの「死」(死んでませんが・・)と、里の崩壊・・・
一つの時代が終わったことを示していると思います。

それは今までの「苦しみ」の終わり・・・
憎しみの連鎖を抱えていきてきた忍の世界の崩壊と、
カカシが抱えてきた過去の苦しみの終わり・・・

瓦礫の街は、これから新たな希望に生まれ変わることを示す絵なんだと・・
カカシも過去の苦しみを断ち切って、未来に生まれ変わることを予言する?絵なんだと思います!
カカシ先生はかならずもどるぞーー!


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