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干柿 鬼鮫 (NARUTO登場人物雑考)

        ?H2>干柿鬼鮫のこと
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「昆布のおにぎりはイタチさんの・・・わたしはえびマヨ・・
 あれ?おかしいですね。 プリンなんてものは買っていないはずですが・・」

「それはオレのだ・・」

「イタチさんのでしたか。糖分の摂りすぎはお体に障りますよ」

「・・・・・」

今日のお題は、干柿鬼鮫です。
鬼鮫は見た目より若く32歳。霧の忍刀七人衆の一人として「大刀・鮫肌」を持つ。
鮫肌は「斬る」のではなく「削る」(チャクラも食らう)
持ち主を鬼鮫以外認めず、他者が持とうとすると拒否し棘で攻撃してくる。
大刀鮫肌を手にしたければ、現在の所有者・鬼鮫に勝って奪うしかない。


誰とでも戦いたい好戦的なところは、霧隠れ出身らしいともいえるんですが、
再不斬や水月とちがって、態度は礼儀正しく、口調も丁寧。
ま・・言っている内容は「足の一本でもぶったぎっておいたほうが」とか「この方けっこーうるさいですね。殺しますか」とか残酷なんですが。

水月も、罪の意識なく平気で残酷なことをしますし。古い霧隠れの習慣を身につけている忍は、殺すことになんのためらいもなさそうです。感情を殺す訓練をしてきただけはある・・
水月が育った頃には「生徒同士の殺し合い」と言う悪習は変革されていたはずなんですが・・・水月が残酷なのは周囲の大人・先輩達の影響なのかな)

暁の仲間が減っていっても、鬼鮫の反応はクールです。
「あのゾンビコンビでも死ぬんですね。」とか「あの逃げ腰が逃げ遅れるとは」とか・・。彼には仲間とかいう意識はないのですね(暁メンバーに仲間意識があるとも思えないですが)
いちおうリーダーペイン(長門ですよね)は「仲間にそういう言い方はよせ」と言ったりしていますが・・。長門だけは、あの寄せ集めの暁でも いちおう「仲間」という意識はあったのでしょう。かつての「弥彦隊」のような。
トビも「デイダラ、サソリ、飛段・角都・・彼ら無くしてここまでの進展はなかった」なんて殊勝なことを言っていますけれど・・・
メンバーそれぞれは、己の美学や忍道のためだけに参加していただけだと思えます。

鬼鮫が暁に参加している目的は不明です。自分より強い忍と一緒に行動し、さらに強い相手と戦いたい・・ただそれだけのような気もします。ひたすら戦うことに生きる道を見出す・・再不斬とも似たものを感じます。あるいは再不斬がクーデターを企てたことがあったり鬼鮫も国家破壊工作などの過去がありますから・・霧隠れ再建を企てている可能性もあります。 現在の水影体制に不満があるのでしょうね。(かつて血霧の里と呼ばれたことに比べ、穏健派な体制になっているのだと思います)

鬼鮫はイタチと組んでいましたが、年下のイタチに対して丁寧な口調で まるでイタチの部下?のように行動していました。 
自分に絶対の自信を持っている鬼鮫も、イタチの実力には一目置いていたかんじです。
もしかしたら鬼鮫が暁に加わったのも、イタチによる勧誘(デイダラのようにイタチの幻術に魅入ったとか・・)があったからなのかもしれないですね~。
イタチには「勝てない」、、そんな尊敬のような感情を持って接している気がします。
そして自分より「強い」と認めた忍(イタチ)と行動を共にすることも 鬼鮫にとって生きがいだったのかも。

イタチに対しては「お体に障りますよ」と気遣ったり、久々に帰った木ノ葉では「どうです茶でも・・」とイタチをだんごやに誘うなど(イタチが甘いもの好きであることを知っていて気を遣った?)なかなか細やかです。見た目に似合わない・・・。
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鬼鮫の術は やはり水遁。とくに水を鮫の形にする攻撃が得意です。
「水遁・水鮫弾」とか「水遁・五色鮫」など。。
いずれもチャクラ量が膨大な鬼鮫らしい、豪快で派手な術です。
鬼鮫の強さは 鮫肌を自在に操る怪力と 臨機応変に使い分ける多彩な術を持っていること・・。
どんな場所であっても、水遁・爆水衝波でバトルフィールドを水で満たし有利な地形に変えてしまう。
そして水遁という術は攻守ともに優れた使いやすさがあります(水鮫弾や五色鮫のような攻撃、水分身や水牢の術などで攻撃を防ぐなど)
ただし、大きな体と大きな刀を持つためか、スピード面ではいまひとつなのか?
ガイのスピードにはついていっていない。。

ただし、以前カカシやガイと戦ったときは、鬼鮫は本来の力ではなかった(ガイ班戦は偽鬼鮫だったし) まだまだ鬼鮫の戦闘力はそのチャクラ量とともに未知数・・

ひとつ、私がわからなくて悩んでいる部分があります。
44巻、トビが仮面をとって鬼鮫に顔をみせ「一番身近なお前を騙していてすまなかった」というと・・・鬼鮫
「そういうことでしたか・トビがまさかアナタだとは思いもしませんでしたよ・・・アナタが黒幕なら私の立ち回りもやりやすい・水影さま・・いやマダラさん」
という部分。

鬼鮫は、うちはマダラが水影だったことは知っているようなんですが・・
ただし マダラが生きているとは思っていなかった様子です。
元水影は 死んだと思っていたんでしょうか。

デイダラとサスケが戦った後、サスケも死んだと思い込んでいた鬼鮫が、
イタチに「これでうちは一族もアナタ一人になってしまった」というと
イタチが「あいつは死んでない・・それに・・」といいかける・・
鬼鮫が「どういうことです?」

鬼鮫は、マダラが生きているという認識は全くなさそうでした。

うちはマダラが水影をやめたあと、まだどこかで生きている可能性がある・・・とは思っていなかった。霧隠れにおいて、元水影は殺された あるいは死んだということになっていたのか。
あるいは、鬼鮫の言う「マダラさん」とは「うちはマダラ」とは別の人物なのか。

水影さまという敬称に対して、マダラさん、っていう言い方は軽い感じがします・・。
それに、「いや、マダラさん」と言い換えているところを見ると・・
マダラが元水影になりすましていた・・という意味にも取れますし。
いろんな解釈ができそうです・・どういうことなんでしょうね??

マダラじゃなくて別人の「真鱈さん」だったら怒りますw

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