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NARUTO-ナルト- 第592話「第三勢力」 今週のジャンプ・ナルト感想  (WJ32号) その3

NARUTO 592:第三勢力 その3

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「全てを知る人間に 会いに行く!」
 
 
(その2の続きです)
 
そして水月&重吾とサスケ。

「オレはいったい・・」とサスケが見上げた先、そこに応えるかのように《石を崩して入ってきたのは》イタチ兄さん・・じゃなくって水月&重吾》。
 
しかし2人とも よくサスケの場所が分かりましたよね~、重吾が鳥を使って情報を得てるみたいですが、洞窟手前でサスケに倒されたイタチのカラスからでも情報貰ったのかなぁ・・w
にしても、重吾の鳥は「穢土転マダラが止まってない」事まで把握しているし、忍連合よりずっと優秀な情報網ですね(鳥の方が賢いようだな…)。 

サスケは「今さらお前らがオレに何の用だ?」なんて言ってますが、サスケにとっちゃ「今さら」でも 水月達にとっては「当たり前」なんですよね。 水月「ボクたち鷹」なんて普通に言ってますし、サスケに捨てられたとは思ってない。 ただ追いついた・・それだけなんですよね。 鷹の面々、本当にいい子たちなんです。
サスケもはじめは利用するつもりで選んだ彼らだったのに、頼みもしないのにサスケの事を身を挺して守ったり、互いに心配したり。 サスケは第七班に居た頃の自分と重なってしまって、彼らを「捨てた」…彼らのことが大切だからこそ、サスケは己の復讐に鷹の面々を巻き込みたくなかったんだろうと思ってます。

で、カブトに興味津々の水月「この腹から出てるのなんて まるででっかい・・」と危うく?言いかけた時、「そいつはもう放っておけ」とうまく水をさしたサスケ。 …さりげなくナイスw
っていうより、ちょっと前だったら《こいつは木ノ葉の忍とは言えない》とカブトをバッサリ“試し斬り”しかねなかったサスケが、「放っておけ」と言えるようになったんだから、やっぱり兄さんとの再会で変わりましたね。 
 
って…カブトの眼鏡は何処:
 
水月達が破壊して開けた穴から射しこむ「光」が、サスケを眩しいほどに照らしてますが・・外は真夜中のハズなので、これは月光でしょうか。 いよいよ《満月》無限月読のお時間ですかね…。
しかし、闇の中にいたサスケが「仲間によって」光に導かれるなんてのは、これからのサスケを示してるのかな・・なんて思えてきます。
ただし、光を浴びてるせいでサスケの表情に陰影が出来ちゃってまして、例の「影効果」…いわゆるヤマトの恐怖による支配顔になっちゃっており、しかも上目使いしてるので少々サスケの顔が怖く見えてます。
・・・ですがこれはキッシーの幻術です(笑
 
「さっきイタチとお前がカブトの穢土転生を止めたと言ったな…」 (重吾)
いつの間にか話したんですね、サスケ。…って、穢土転生を止めたのはイタチなんですが(笑
 
「だがマダラとかいう穢土転生は止まっていないようだぞ」
 
「!」と驚き、イタチが命を賭けて(って変ですが)里の為に止めようとした想い、シスイから託された意志を守ろうとした想いをサスケは思いだし、『・…そうか…止まっていないのか…』と考え込んでいますが、イタチの死に様が穢されるような気がしたんじゃないでしょうか。これは放っておけないだろうな・・サスケ。
 
と、その前にサスケは《マダラ》と聞いて誰をイメージしてるんでしょうね?
 
ここんところ、サスケはトビの事は「トビ」と呼んでいるので、トビは「本マダラじゃない」と気付いていると思ってます。 
トビは、サスケの前では「自称マダラ」を貫いていましたが、52巻で間抜けな白ゼツがサスケに「トビが・・」って言っちゃってるんですよね。 賢いサスケが聞き逃すわけもなく。
なので重吾が言ってる「穢土転生のマダラ」とは、本マダラのことだと、サスケは分かってるんじゃないか・・と受け取ってます。 
カブトがイタチとサスケに戦争の状況を説明してたハズなんですが(読者には内容は分からない)、その時にカブトから「マダラ穢土転」の話も出た可能性もあります。そして、イタチがあれだけ焦って穢土転を止めようとしたのも《本マダラ穢土転》を危惧してのことだった可能性はあるとも思ってます。
 
サスケ…自分がマダラを止めねばと覚悟を決めたんじゃないでしょうか。
 
そして、重吾に話に水をさされた水月「そんなことより」と言って渡した「例の、大蛇丸の巻物」。

「なっ!すごいでしょ!?これがあればボク達鷹がこの忍の世界を…」

「・・・・・」
 
「これだ…」

「?」
 
巻物に何が書いてあるのか迄は、残念ながら分からなかったんですが・・水月とサスケではだいぶ違う解釈をしたようですね。水月は巻物の事を「ボクは君がこれを・・」とも言いかけて、これも途中で水をさされて中断してるのですが、大蛇丸の計画をサスケが実行すれば(おそらく六道仙人になれる)とでも言いたかったんでしょうか。だいたい、水月の発言は誰かに水をさされる(笑  
 
「全てを…知る人間…」
 
「……」
 
「…とりあえず会わなければならない奴ができた …オレは行く」
 
「え?…誰?」
 

大蛇丸だ」
 
「はぁ?」 (水月) 「ん?」 (重吾)
 
ここで来ましたか――っ、大蛇丸!! 
 
思わず叫んでしまいました、いや、首を長~くしてお待ち申し上げておりました(笑
 
そうこなくっちゃ、ですよ。サスケが言う通り、「あのしぶとい男のことだ あれくらいで消え去るものか」です(アンコの呪印を見つめるサスケ)。
 
あれだけ「生」にしがみついた大蛇丸が簡単にやられるハズはないんであって、どこに潜んでいても不思議はないような気がします。 前はサスケの中にも潜んでいたように、あちこちに潜んで「チャンス」を待っていても可笑しくはない。
はじめはカブトの中にも潜んでいるんじゃないかと思ってたのですが、カブトがアンコから大蛇丸チャクラを引き出していたので、アンコの中にだって潜んでいそうです。 それこそ呪印や細胞のある各所、白蛇化してどこに潜んでいるか分からない…。 (まったく意味不明という顔の水月と、何か思い当っていそうな重吾の反応の違いが、さりげなく面白い。 各々の反応が並べて描かれている事が時々ありますが、その都度面白がって見てます。)
 
そして「本体」は意外と龍地洞にいて、ヘビと化してるんじゃないでしょうか・・なんて。
 
さらに…
 
サスケは巻物の内容から《全てを知る人間》という言葉に《これだ》と閃いたようですね。
 
《全てを知る人間》とは誰のことなのか。
 
その言葉の直後に大蛇丸に会いに行く」と言ってるので、全てを知る人間とは大蛇丸のようにも受け取れるんですが、大蛇丸「とりあえず」会わなければならない人物であって、サスケが言ってる「本当に会いたい、全てを知る人間」ってのは「別」なんじゃないだろうか?(と、取りあえず解釈いたしました)。  
…「ロン毛」のことなんじゃないだろうか、とね。

カブト(あるいは大蛇丸)が《マダラのDNA》を入手したのは、ロン毛からじゃないかと想像しておりますが・・
サスケはイタチの記憶の中でロン毛を見せられてますし、あの「本マダラでもなく、トビでもなさそうな自称うちは一族の男」が重要なカギを握る人間だと理解してると思います。
  
イタチが遺した「課題」・・・イタチはあの「告白映像」に、さりげなくサスケに課題を与えた、と思っております(今んところ、ですが)。 あのロン毛がトビでもマダラでもないとサスケが解釈した場合、サスケは当然あのロン毛に会いたいと思うんじゃないか・・と考えております。
 
そして、大蛇丸はその「全てを知っている人間」の存在を知っている・・とサスケは巻物から解釈した、ということなんじゃないでしょうか? ただあの巻物には六道仙人の真理を極める為の事があるような気がしてたので、全てを知る者の正体とは・・。その為にいずれはサスケも仙術修行が必要になり、大蛇丸にやってもらわないといけな修行でもあるのでしょうか。
 
「あの胸クソ悪い大蛇丸に会ってでも やってもらわなければならないことがある」
 
「一族…里…」
「全てを知る人間に会いに行く!」
 
あの人物なら、「一族」のことも 答えを持っているんじゃないか・・とサスケは考えてるんじゃないかと。
 
最後、横並びに3人描かれている、3戦場に並び立つ“うちは一族”。
 
中央にサスケ、左には十尾を復活させようとしているトビ(ちょいと千年殺しに無警戒状態になってますが)、
そして右にマダラ…カッコいい絵です。
 
で、マダラさんは「大変珍しいことに」手を例の《定位置》腕組みでもなく、さっきまでしていた《先頭さんの前へならえ》でもなく肩のあたりを気になさっていますが よもやの肩こり・・・いや、
 
えぇえ?…まさかの

大蛇丸呪印でしょうか??
 
 
アンコの呪印の絵がアップになった直後の絵ですので、おそらく「呪印」じゃないか、と思われるのですが(って違ったらすみませんw)。 
しかも《先ほどまではお肌にもツルっつるで鎧にも「穢土転ヒビ」が無かったマダラさん》。 
鎧にヒビが入り腕にもヒビが入り始めてますね。…明らかに「体に異変あり」です。
 
まさかマダラに大蛇丸が・・・としたら、とんでもない展開になりそうですねコレ。マダラの中から大蛇丸がコンニチワってのは正直嫌なんですけど、あの人何処からでも出てきますからねぇ…。
前に大蛇丸の登場のしかたほど度胆を抜かされるモノは無い》と誉めたんですけど(笑)、
 
でも…大蛇丸さん、アナタ、まさか;
 
これ、カブトが仕込んだのか、予め大蛇丸がDNAにでも細工してたのか。万が一、マダラが穢土転生の札を自分で解除した場合に大蛇丸の呪印が発生するように仕込んでいたのだとしたら、実に面白い展開なんですが、もしマダラの体を引き裂いて「アハハハ~」なんて出てきたら正直悪夢です(苦笑 
 
もっともマダラに仕込んであるとはまだ限りませんので、ただの想像という事でご勘弁を。

最近カブトの回想や台詞の背景に出てくる大蛇丸の絵」が一段と《妖しい美しさ》を湛えていたので、気になっていたんです。 
カブトの話では、大蛇丸は自然界の法則や原理を研究し尽くしてきたというし、カブトはただその研究に協力しただけ… カブトも知らない未知の「真理」を大蛇丸は知っていた、ということじゃないでしょうか。
 
大蛇丸はカブトに《己を導き出す組織・里を作る どこの国にも属さない音隠れの里》と言ってましたが、大蛇丸が目指していた「先」には、国や里なんて単位はちっぽけな制約にしか見えないような世界があったのかもしれません。
そろそろ大蛇丸も、ただの残忍なオカマではなく『科学者としての本分』を十二分に発揮していただきましょう!
 
サスケもまだ下半身はオロちゃん風ですし、草薙の刀はまださしてるし、結局まだ脱オロには至ってない・・でも、それなりの理由がありそうです。
 
サスケは「胸ク○悪い」なんて言ってますけど、やっぱり大蛇丸もサスケにとっては大事な師匠と言えるんじゃないかと思ってます。彼との出会いが無ければ今のサスケは無いし、呪印(重吾の体)への適合、自然エネルギーを利用する能力(麒麟)等々・・・サスケが仙人に近づくための基礎は出来なかったと思ってます。
 
この出会いもまた、見えざる神の手による運命の導きの1つだったのだ、と…。
 
いずれはサスケも、龍地洞で仙人修行・・なんて思ってますが、大蛇丸にしてもらいたいことというのも、仙人修業関係の可能性もあるでしょうか。だとしたら、全てを知る人間というのは・・ 
 

だけど、いつもビックリな登場をしてくれる大蛇丸
 
 
 
どこに居ようと、思いっきりド派手に最後を飾っていただきたいと熱望いたします!
 
 
 
 
☆でも、もしマダラの所からオロチが出てきたら、サスケはマダラにも会いに行く・・?
 
 
☆長駄文、読んでくださって感謝。
 
☆次のジャンプは7月14日(土曜日)です!(更新は、たぶんお昼前頃に・・)