ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTO48巻・歓呼の里!! 感想「ジャンプ掲載時には無かった付け加えられた部分について」

NARUTO48巻・歓呼の里!! 感想「ジャンプ掲載時には無かった付け加えられた部分について」

48巻、表紙がいいですね自来也&ナルト、自来也&ナガト。
二人の予言の子と、彼らを繋ぐ師。
今回のコミックス、ずいぶん訂正&加筆されていました。間違い探しじゃあないけど、ジャンプ掲載時との違いを発見する楽しみもあって面白かったです。
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長門の満面の笑み!

(忍の世界を変革する者が) 
「ワシはお前だと信じとる そしてお前を信じとる」(自来也

信じていると言われて 長門が見せた まさか??の笑顔。
私は、日頃から?笑顔が見たいキャラクターとして長門我愛羅とシノ・・・を考えておりましたw 長門の笑顔が見られてかなり満足です。

長門自来也を懐かしく思い出している部分とナルトが決意を語る部分が4頁にわたって加えられていました。
長門もこんな笑顔で笑った事があったのか~と思うと少し救われる気になります。この笑顔、ナルトが「(四代目父ちゃんが)信じているって言ってくれた」と笑った時の笑顔とそっくりです。
この前もサイがカカシに信じてるといわれて嬉しそうに笑っていましたね。
自分が憧れている大人に「信じている」って言われた時。
それは自分の存在を認められた、っていう証しになります。
人生という名の道に迷った時wに、「信じてるよ」といわれた言葉が力になってくれる。

長門が「うずまきナルト・・お前を信じてみよう」と言えたのも、かつて自分が自来也に「信じとる」と言われた経験があったから・・かな。
信じてもらった経験があるからこそ、今度は自分が信じて託す気持ちになれたんでしょう。

加筆された部分で発覚した新事実。
それは大じじ様のお告げ(自来也の弟子が変革者になるという予言)の話を、長門に伝えていたということです。

加筆前の部分だけだと、長門にとってナルトとは=ド根性忍伝の主人公の名前を継いだ者であり、弟弟子という認識までだったのかな?となるんですが・・・
しかし「予言の子の話を長門が知っていた」エピソードが加筆されたことで、長門にとってのナルトは
「ナルト=ド根性忍伝の主人公、弟弟子、そして予言の子」という認識があった・・ということがわかります。これは重みが違う。
長門が「ナルトを信じてみよう」と決断できたのも、予言の子だとわかったから、というほうが理解しやすい。

そして新たに加わったナルトが「ド根性忍伝」の主人公らしく生きると誓う部分。
長門は、ド根性忍伝の主人公のことを「自分」だと認識してますから・・
ナルトとかつての自分を重ねることも出来たんでしょう。
「続編はオレ自身の歩く道」と語るナルト。長門は自分が歩めなかった道を、ナルトが続編として続けて歩んでくれると確信できた・・ってことなんでしょうね。
わかりやすくなった気がします。

自来也が言った「お前は忍の世の変革者になると信じとる」という言葉。
うっかりすればプレッシャーともなりかねないこの一言ですが、当時の長門、10歳にしては実にしっかりしている!
彼ならば・・と自来也は心から長門を信じていたんでしょう。
そして 輪廻眼という破壊神ともなりかねない危険な力を持った長門に・・「けして間違った道に進むな」と念を押しておきたかったのかもしれません。予言の子として、変革者として・・誇りを持てと言いたかったのかな。

真面目な長門は、その言葉を真摯に受け止めたと思います。自分こそ改革者・・
しかし続く痛みのなかで、次第にそれは苦しい重荷となり・・
痛みによる平和実現という歪んだ思想へと向かってしまったのでしょうか。
長門は真面目すぎたんだろうなぁ。


そして「希望の花」では、ラストにこんな絵が・・

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この絵、一瞬早とちりして自来也長門、弥彦の墓かぁ??と思ってしまいましたが、違いますねw
自来也、ナルト、長門の繋がりを表したモニュメント?

戦いに疲れきったナルトが、こんなに手の込んだものをあの時作ったのか??という疑問もありますがw、
いろんなことがあって混乱して、ナルトは里に帰る前に少し頭の中を整理する必要があったのかな・・・
そして何より、ペイン戦に決着をつけたこと、長門に出会って理解しあえたことを自来也の報告するために、作ったのかもしれないですね。

実は 私がすご~く疑問に思っていたことがこの絵で解決しました!w
「小南がくれた、希望の花束・・ おぃおぃナルトはどこに置いてきちゃったんだよ??」という疑問ですw
 あの花束には小南の想いが込められているのに、ナルト・・里に帰還した時には持っていませんでしたからね!ここに置いたのか!!納得。w

あと新たに付け加えられていたのが「歓呼の里」、2ページ分のナルト胴上げ&イルカ男泣き。そして木ノ葉丸たちが加えられています。感動シーンが倍量にw
個人的に感動したのは最初の部分です。
掲載時はナルトをカカシが出迎えて、おんぶして歩くだけでした。
ここは当初、ちょっとだけ不満がありました。。「死んだはずのカカシが出迎えたんだから、もっと喜べよ・・ナルト!」って。w
しかし新たに加えられた絵は、

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ナルトがぎゅっとカカシに抱きつく?ところ。
ナルト・・やっぱりカカシのことも気にしていたんだ!
カカシの死を知った時のナルトの反応・・・怒りをグッとこらえる感じだったので、私的には不足?だったのです。

グッとカカシを掴むことで、「生きたカカシの、生身のあたたかさ」を感じているんだなぁ~(カカシ先生、生きているってばよ)って喜びを感じているのかな・・
そして、苦しい戦いが終わり、安心できる背中でやっと安心できたのかな・・・・。たった1コマの追加だけど、温かい気持ちになりました。

で・・
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「重くなったな」!

なんだか受けましたw これはナルトが大きくなったから、という現実的なことだけじゃなくて「立派になった、一人前になった」ということを感じているんでしょうけど。
この絵、実用に使えそうです・・携帯の待ち受けにでもすると・・食欲抑制効果がありそうです。

48巻、感動話が多いですね。私は一番希望の花が好きです。
長門がナルトに思いを託し散っていくさまが、空に飛んで散っていく紙で表現されているあたりが美しい。・・悲しいけど感動です。
それに、カカシが復活した回でもありますw

希望の花最後・・「見ててくれ師匠!」になってますが・・・

ジャンプでは「見ててくれ エロ仙人!」でした!!w
さすがに感動のラストで エロ仙人じゃあ締まらないかな??

今後・・自来也は エロ仙人から師匠に格上げ?になるのでしょうか?w

☆サスケが「木ノ葉へ向かう」といった時の絵が、空間移動?させられて引っ越してましたw・・
で、その絵にある水月の首斬り包丁。
ジャンプ連載時には、八尾戦でつけられた傷が描かれていませんでしたw
今度はしっかり傷が入っています。こうじゃないと、五影会談で首斬り包丁が折れちゃう話につながりませんからね

☆「答」でナルトが長門に言った言葉、「お前は今までの暁の奴らみたいにただ殺戮を楽しむ奴らじゃねーのは分かった」というのが付け加えられてました。ペインが木ノ葉でやらかしたことは、最大最悪の様な気がしましたが、これはそのフォローかな。。

☆付け加えられた部分のエロ仙人・・じゃなくて自来也長門を教えていた頃の絵。前に描かれた絵より少し老けてますw 口元のしわがw 30歳くらいだと思っていたんですが・・ 

☆47巻のどっきり一言「ラストに向けて・・」訂正?されてましたねw
まだまだ続くそうです・・ ほんとかな???

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