ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

奈良シカク・はたけサクモ・波風ミナト・・親父の話いろいろ (NARUTO登場人物雑考)

今年のNARUTO その2.親父の話いろいろ(四代目、サクモ、シカク)

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四代目火影波風ミナト、木ノ葉の白い牙・はたけサクモ、木ノ葉上忍班長・奈良シカク・・・木ノ葉お父ちゃんズ。(ご存命中のシカクを混ぜるのもおかしいですけど、すみませんw)
今年は木ノ葉のお父ちゃんzにドキッとさせられました、いろんな意味で。
父と子の再会、父と子の信頼の絆・・。

奇しくも同じペイン戦の最中に、カカシ・ナルト2人とも死んだ父親との再会を果たしました。
まさかの四代目登場・・・まさかのサクモとカカシの会話内容スルー・・・。
特にこの2人。今日(4日)出た「皆の書」では木ノ葉の英雄その1その2として紹介されてる、大物ですw
(※「皆の書」ちょこっとだけ感想 )ナルトもカカシも偉大な父親を持ったな・・。


イーブン四代目との対面

まさかのご本人登場で、まさかのご本人の口からの告白。
なんといっても驚いたのはやっぱりミナト様の「天然っぷり」。

「成長した息子に会うのは楽しみでもあったから、イーブンってとこかな」
(439話)

さらっと「息子」だと言っちゃうし、感動の再会を「イーブン」だと言っちゃうあたり。さすが大物!

四代目って、あまり感情に流されないんですよね。その冷静さゆえ九尾事件のときにもあれだけの手立て(一人でトビと応戦、九尾を封印、ナルトの意識に自分も封じるなど)をすることが可能だったんだろうと思います。

ナルトがいきなりパンチしてくるなんて思ってなかったみたいだけどw、怒るナルトにも笑顔で謝るところは四代目らしい。気分を切り替えるのも上手い。
ナルトのほうが性格が繊細で、何かあれば感情を爆発させるタイプ。ナルト、性格はクシナ似なんですね、きっと! ナルトが意外と気を遣う性格だっていうのは、前にも触れましたのですが 気遣い笑顔がとっても多いっていうことからもわかります。
小さい時から冷たい目で見られていたことで、ナルトは人の心の機微を察するようになったのかな?

「オレってば四代目の息子だったんだ!」って本当は皆に話したかったんだろうけど、皆が隠しているから自分からは言い出せなかったんでしょうね。

綱手のバアちゃんに話したい事がいっぱいあったんだってばよ)ってつぶやいたナルト(451話)。綱手(火影)なら真実を知っているだろうと思っただろうからミナトと会った話をしたかったんだろうなぁ。。なのに綱手は昏睡中。ナルト、がっかりしてました。

それだけにカカシが「四代目は何ていってた?父親ってのは息子に色々言いたがるもんだろ 」と言ってくれたときは最高に嬉しそうだった!(455話:繋がり!)でも、嬉しかったのはカカシもなんだと思う。

2人とも、父親に「信じている 木ノ葉を頼んだぞ」「お前にはやるべきことがあるはずだ」と託されて帰ってきた喜びを誰かと分かち合いたかったんだろうから。
なんだか、カカシとナルトの師弟の絆が強くなったんじゃないかな?
もう自来也もいないし・・これからはナルトとカカシの絆が強くなっていって欲しい。

23年間自分を戒めていたサクモ

いつか息子に会うときを待っていたという点で、サクモも四代目と同じです。
でもサクモが死んだのは、カカシが7歳くらいのときだからずいぶん長いこと同じ場所で待っていた計算になる!(23年間も!)

四代目の場合は16年間ナルトの生活を見ていたから退屈なんてしなかっただろうけどwサクモさんのほうは真っ暗~な何にも無い空間で、焚き火を見つめるだけの生活。これを23年間して待っていたんだから、なんとまぁ辛抱強い人なんだろう!

「母さんほどじゃ(早死にじゃ)なかったが」とか「やっと母さんに会える」なんて発言から、天国の奥さんに会いたかったはずなのにそれも我慢して待っていたサクモ。。それだけカカシが心配だったんだろうな・・
っていうか、カカシに許してもらわないことには奥さんに合わす顔が無かった?
たぶん、ですが・・・カカシ母さんは最期に「カカシを頼むわね」ってサクモに頼んだのでしょうね。「ああ・・」って約束したはずのサクモさん。
なのに幼いカカシを置いてきちゃったんだから。。。 

サクモ、「お前との約束を守れなかったオレだ・・」なんて後悔しっぱなしだったんだろう(誰かさんに似てますw)。炎をみながら「馬鹿だった自分をいつまでも戒めたくなる」って思っていたのかな?(これも誰かさんみたいだが。)

カカシ、オビトの死から18年もたっているのに今も後悔&慰霊碑参り。
いいかげん立ち直ってよ~と思ってましたが、23年間も後悔してたサクモのほうがウワテでしたw

しかし気になったのは、サクモさんが23年過ごしたあの空間。
普通死んだら年取らないはずなのに(ミナトみたいに)、サクモはリアルに年取ってました。あの場所では、時間は現世と同じに過ぎるようですね。
よっぽど現世への強い執念がある場合、自分の意志であそこに留まれるんですねw だからといって生き返れるわけじゃないみたいですけど。

現世への強い執念と言えば、マダラもそうだと思いますが・・彼もあの空間の住人だったりして。。。

サクモはカカシに許してもらえたのは意外だったみたいですねw
7歳くらいで別れた頃のカカシは、既に中忍になっていたし天才と騒がれて生意気なガキだったと思うので・・今みたいな「徳のある」大人に成長しているとは思っていなかったのかもw(カカシが徳のある人、っていうのは火の大名側近のお言葉w)

カカシの言葉を聞くまでは気弱な話し方をして、表情も死んだみたいな顔になっていたサクモだけど(って死んでますが)、カカシに許してもらってからは表情がきりっとして「お前はまだやるべきことがあるはずだ」と「木ノ葉の白い牙」らしいかっこいい親父に戻ったようでした。
これなら、奥さんに会いにいける。あのどよよ~んとした顔のままじゃあちょっとね・・・。


IQ200以上?奈良シカク

シカクと言えば、家では奥さんに頭のあがらないお父ちゃん。
でも、上忍班長!上忍のトップ、とってもお偉い方だったんですね!
奈良家は木ノ葉でも名門だろうし・・奈良家の邸宅、かなり立派そうなお屋敷だし。。

IQ200のシカマルが、将棋で勝てないシカクの頭脳って・・どんだけ。
でも優れているのは頭脳だけじゃない。判断力、人を見極める目が鋭い!

以前、隊長としての初任務だったサスケ奪還を失敗したシカマルへのアドバイス・・
「本当に仲間を大切に思うならな 逃げることを考える前に仲間のために 
てめーがより優秀になることを考えやがれ!」これはかっこよかったですね~。
そして今年のペイン戦でも ペイン本体の元へ一人で行くと主張したナルトを受け入れ、
「ここはナルトの言うとおり一人で行かせてやろう ナルトに託してみよう」といったのもシカク。
これだけ状況を冷静に分析したり人を見る目がある人は、木ノ葉ではシカクとカカシくらいなんじゃないだろうか?

シカクがナルトを信頼したのは、シカマルがナルトを信じているから。
つまり、シカクはシカマルを信じてる。

アスマの弔い合戦を密かに計画していたシカマルを、影からそっと見守っていたのもシカク。「無茶だから止めろ」とも言わなかったし、口出しもしなかった。シカマルならできると、信じていたからなんだろうな・・。

シカクが信じているのは、シカマルやナルトだけじゃない・・・
自分の一つ下の世代、カカシのことも信じています。
火影選挙の際、火影候補としてカカシを推薦したのはシカク。
自分が立候補してもいいかと思うけれどwそこを自分より若いカカシを推す・・これも次の世代を信頼できる、シカク自身の器の大きさがあればこそ!

本来ならシカク自身も火影の器だと思うのですが、火影になるためには知名度や血筋、誰の弟子かが必要なのかもしれません。(火影の弟子というのが条件?)
大名会議では、カカシが名声もあるとか白い牙の息子だとか、四代目の弟子という話が出ていましたので。シカクさんはちょっと地味なのかな。

シカクの唯一の弱点は奥さんw でも、尻に敷かれているようでいて実は上手に奥さんを立ててコントロールしていそうですw シカク、女性の扱いも上手です。。

435話、シズネが死んで落ち込むいのに対して
「シズネ先輩の死を無駄には出来ねえ・・本体ってのを見つけ出すまでは泣きごとは無しだ!」といったシカマルに
「・・シカマル、もう少し やんわりとだな・・」
と注意したシカク父ちゃん。

木ノ葉きっての軍師、女性には優しいですw

来年は、親父達に託された息子達がどんな活躍をそれぞれ見せてくれるのでしょう?・・