ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTO ナルト479:イザナギ 今週号のWJナルト感想 (ジャンプ 08号)

NARUTO479:イザナギ

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イザナギ・・・最高にして禁断の幻術を破るには!?

ダンゾウが見せた大幻術「イザナギ」。
その前に、我々読者はど~も岸本先生の大幻術にかけられていたようですw

ファンブック「皆の書」で岸本先生とHUNTER×HUNTERの冨樫先生の対談があるんですが、読まれたでしょうか・・そこで興味深い話があるのでご紹介します。

岸本先生の考案された演出法「三択法」の話がでているのです。

三択法とは「AかB」という選択肢を読者に提示しておいて、それとは別の選択・結末を与えることで読者に驚きを与えるのだそうです。なるほど・・

今回は、その岸本流幻術「三択法」にまんまとやられたかなぁ~という気もする。なので、

えーーい、「解!」 (・・解けたかなぁ~?)



イザナギとは
「ほんの僅かな時間だけ術者のダメージや死を含めた不利なものを夢に描きかえる事は出来、術者の攻撃などで有利となるものは現実に出来る・・幻と現実の狭間をコントロールできる己自身へかける究極幻術」(トビの解説によるw)
敵にかけるのではなく 自分にかける幻術だったのです。悪いことを夢に出来ちゃう、夢みたいな術ですがw

三択法でいくと、イザナギは(香燐の分析では)
「影分身か?」「幻術か?」・・・ということでしたが、
でも感知できるダンゾウのチャクラは1つだけだし、サスケと香燐のチャクラは安定していて幻術にかけられている様子も無い・・はて?と思っていたら正解は

「その他の選択肢・ダンゾウ自身へかける幻術」だったのでした。チーン。

そして
イザナギを使用したその眼は光を失い二度と開くことはない」(トビ)
「約60秒ごとに1個ずつ閉じていく・・その間ダンゾウのチャクラは急速に減り続けてる」(香燐)
つまり眼が全て失われればイザナギは発動できず本体に攻撃可能となる。

かつてのマダラも、柱間戦でイザナギを発動した可能性はあると思いますが、どうなんだろう。


ダンゾウの可愛い夢・・?

残りの眼も少なくなって、ダンゾウが出してきたのが口寄せ「獏(バク)」。

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なんか、ダンゾウに似合わないなぁ・・かわいい!

悪夢を喰らい、象のような鼻(の穴)でズボーーーーっと吸引をする!(私としては、この手の術を使うのは「鼻の穴に紙ふぶきを吸った伝説があるかもしれないサブちゃん師匠」だと思いましたが)
夢関係のイザナギと 風遁を使うダンゾウにはぴったりの口寄せではありますね。

やっぱりあるレベル以上の忍はmy口寄せを持っているんですね~、口寄せは本来は禁術のはずなんだけど。この前のサスケの鷹といい、ダンゾウの獏といい・・・口寄せといえば時空間忍術。これからは時空間忍術の時代かな?きっと。

しかし、ダンゾウが使う術、どうして夢と関連しているんだろう?
およそ夢っぽいイメージないんだけどな、ダンゾウって。

ダンゾウの考え方には、強烈な人間不信(部下も信じられないほどの)、現実への嫌悪があります。 現実世界を受け入れたくない深い理由が何かありそうですね。

悪夢を食らうといわれる獏。
ダンゾウはこの世の全ての悪夢を葬ってしまいたいのか? ダンゾウが九尾をほしがる真意は、九尾の巨大なチャクラを使って「無限イザナギ」を行なうつもりだったのでしょうか?トビが「無限月読」をしたいのと同じで。

ダンゾウは「夢」で平和を、トビは「幻」で平和を作ろうとしているのかも。

ダンゾウが口寄せ獏の吸い込み能力で風遁の威力を上げましたが、逆にサスケは風を利用して火遁を強化させ 獏を焼いてしまいます;
風+火で火遁はさらに強くなる・・サスケの判断、正解だってばよ!

それで思い出すのがナルトの言葉。

「火を助けてさらに大きな火に出来るのは 風の力だけだってことだよ」(333話)

いつか、2人が力をあわせて戦う日が来るのかなぁ。

今回、久々にサスケの頭脳戦の醍醐味を味わいました! デイダラ戦以来かなぁ?
五影会談場ではど~も感情的になっていたし、今回も仇を前にして最初から飛ばしたり、イタチまで出しちゃって!って思ってましたが・・・

どうも最初っから冷静だったみたいです。


勝敗の軍配は?

サスケが最初から全力で飛ばしていたのにも理由があったのでした。
イザナギを解くためには攻撃し続け、眼と時間を使い果たさせる必要がある。それを早い段階でサスケは見抜いていたようです。

イザナギのカラクリを見抜いたサスケは、ついにダンゾウを「ラスト1個の写輪眼」まで追い詰めます。サスケももう須佐能乎無しの状態。
最後に相討ちとなったダンゾウとサスケ。

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イザナギ発動中なら、相討ちなので「ダンゾウのダメージは無効、サスケへのダメージは現実」になるのでダンゾウが勝ちとなります。
しかしイザナギが切れて現実なら・・ダンゾウもダメージを受けているはずです。

このダンゾウは現実なのか幻なのか?

以下、私の考えですが・・あのダンゾウは現実かなと思います。

「現在、眼がラスト1個状態で最後のイザナギ発動中」のはずなんですが、それはサスケの作り出した「幻」じゃないか?と思うからです。
実は・・サスケはまだ月読を続行中で、時間を完全にコントロールしダンゾウの「残り時間と残りの眼の数計算」を狂わせているんじゃないか?と思うのです。

「サスケはイザナギを使わせ続けこの術の効果時間を減らさせるため 常に最高最速の須佐能乎で攻め立ててきた・・サスケはとっくに気づいていた どっちが先にバテるかだ」(トビ)

どっちが先にチャクラを使い果たしてバテるか・・
確かに二人の持久戦になっているのですが、本当にそれだけだとトビは思っているのだろうか・・?
ダンゾウVSサスケ・・これは体力戦というよりも、ダンゾウが開戦直後に言ったように「眼で語る戦い」にほかならない・・と私は思うのです。


眼で語る戦い

これはあくまでも私の「よく外れる推測」なのですが(カカシ並に予言を外します!)

実はかなり前の段階からサスケの「月読」による「時のコントロール」が行われているのではないかと疑っております。

イザナギを看破したサスケは、禁断の幻術である「イザナギ」を超える至高の「月読」でダンゾウを圧倒した・・まさに眼で語る戦いになっているのだと思います。

では、サスケによる「月読」発動はいつか?

戦闘開始時のダンゾウの印「卯、亥、未」を冷静に見ていたサスケ。あの時からダンゾウの幻術が始まったことを、サスケは見抜いていたはずです。

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サスケの眼。
通常の写輪眼状態でイタチのあの「月読」を看破した眼であることを忘れてはならない・・!(忘れかかっていたのは・・・私ですw)

イザナギを見破ったサスケは、猛攻撃でダンゾウの眼を浪費させていきます。
この段階では、トビは「バテるぞ・・能力を確かめるにしてはやりすぎだな」なんて言っています。トビはサスケが術を見破りすでに作戦に出ていることにまだ気づいていなかったようでした。

トビが気づいたのは、多分次の段階。
サスケがダンゾウの腕を切り落とし、ダンゾウがサスケに呪印を施した時かな?(477話)

この時サスケは「バツ!」と眼を見開くんですが、万華鏡の瞳孔が大きく開いた状態になってます。そして至近距離でダンゾウを睨んでいる・・

この瞬間サスケが「至高の月読」に覚醒し、時間コントロールが始まったと解釈してます。
あの時にトビの眼がどーん!とアップになったのは サスケの術発動に気づいたからだったのかも。

 
サスケの作戦その1

考えてみれば サスケがダンゾウを騙すために打った芝居が2つあったのです。私も騙されてたけど・・
1つ目は、サスケは「時間を操ることは出来ない」とダンゾウに思わせること。
あの不自然なイタチの天照を出した時です。

ダンゾウは簡単に見破ってこう言っています。

「幻術時間を操ったイタチの月読とは 天地の差だな」

まんまとダンゾウは「サスケの幻術は時間を操れない」と思い込むことになるのです。
これこそサスケの作戦だったと考えられるのです。 

あ~あ・・・先週の感想で「サスケの月読は時間を操れずイタチレベルではない」と書いたのも・・・私です。前言撤回し、サスケの眼はイタチの眼を全てにおいて超えている!と言っておこう(でもこれも推測で、また外れていたらごめんなさい)

でも考えたら、ダンゾウと交差した後、今までサスケはずーーーっと左眼を閉じたままです。おそらく右眼でずっと月読を続行中なんだと思います。

そして現実には時はもっと早く流れている・・そしてダンゾウの腕の眼ももっと速いスピードで閉じているんだと思います。


サスケの作戦その2

サスケの作戦その2は、現在の残りの写輪眼の数を錯覚させること。

ダンゾウがチラチラ戦闘中に腕を見ていましたが、それは残りの眼の数と残り時間をチェックしていたからですよね。サスケは気づいていた・・

サスケはダンゾウに向かって
「右腕の10個全てが閉じた時 術が解けるようだな」と言い放ちます。
香燐が「バカ!何で自分から?(黙っていればいいのに)」って言ってますが、サスケが自分からそんな事を言ったのも「作戦」のうちだったのではないかな。
それはダンゾウに「現在の眼の残り数」を確認させるため?

実際には サスケの時間の操作によって「ダンゾウが認識している残り写輪眼の数」と「本当に残っている眼の数」との間には誤差が生じているんだと思います。

問題はシスイの写輪眼や肩についている顔の眼までカウントされるのか?なんです。
香燐も「まだ眼はストックがあるかもしれない」と言ってるし。
それらも数に入っていたとしても、サスケはそれも計算していると思われます。

「10個全てが閉じた時」とサスケが個数を強調したのも「サスケは10個までしか認識していない」とダンゾウに思わせておきたかったのかもしれません。

数を勘違いさせる幻術といえば・・今は懐かしい中忍試験。
コテツが幻術で作り出した「3階」を、サクラとサスケが「ここは2階だ」と見破っていたっけ。あの幻術とはレベルが違うけど・・

これは、サスケの眼が「イタチを超える月読」を行える眼に成長したということになるのではないでしょうか。

イタチの月読は、幻の世界のなかで時間・空間・質量を支配する。
サスケの眼は、現実の世界の時も幻術で操ってしまうのではないでしょうか(半分意味不明w)

それこそ「無限月読」という究極の月読を行おうとしているトビの、望んだとおりの眼なのかもしれません。。


☆来週、決着!らしいです!さて?

☆計画を明らかにしていないダンゾウがこれで完全に消えるとも思いにくいなぁ。

☆イタチのことを尊敬しているかのような話し方をしたダンゾウ、これ本音かも。

☆サスケらしい戦いが見られて面白かったです。さすが、カカシの愛弟子!w

☆香燐、結局戦いのレベルについていってないのだが

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   ・・サスケのために必死。いい子だなぁ


☆長駄文にお付き合いいただき感謝!