ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

NARUTO ナルト490:九尾の真実!! 今週号のWJナルト感想 (ジャンプ19 号)

NARUTO490:九尾の真実!!

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  結局オレは九尾の人柱力だ 本当はいつまでも逃げてらんねェ
     コントロール・・・ きっちりやってやんぜ 父ちゃん!
 
決め手はやはり、父ちゃんの「お前を信じている」! ついに覚悟を決めたな、ナルト!

さて、穢土転生で暁軍団を蘇らせたカブト。トビは「お前がここまでの器になるとはな」と言ったけど・・ ホント、ここまでの奴とは。
でもカブトのやっている事って、ハイエナがライオンの周りをチョロチョロしているようにも見えるんですよね・・。

《 カブトの「トビ攻略法」・・・言葉遣い 》
 
カブトはトビのことを「キミ」呼ばわり。 これじゃナルトやサスケに話しかける時と同じですw
カブトが暁のスパイだった頃、トビは「下っ端」だったから・・・・というよりは「仮面をかぶったインチキ野郎」として見下している感じがします。
(トビにタメ語で話すのは「トビの全てを知っていそうな」ゼツ位ですよね。)
それなのに、トビがカブトの申し出を受諾した段階でカブトは言葉使いを一変させる・・・
 
『物分りのいい方だ さすがうちはマダラ・・・ 器が違う』
 
「さすがうちはマダラ」、皮肉っぽいですね。(器が違う、も皮肉かな?)
トビが今後も「マダラ」を名乗れるかどうかはボク次第だよ、と脅しているようにも聞こえる・・

《 カブトの切り札 》
 
「ボクが何の手札もなく キミに会いに来るとでも?」
 
カブトが切り札として出したコマは・・「もう1つの穢土転生」。
 
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 「キサマ・・・ それをどこで手に入れた!?」
   
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 「色々とね・・・ 安心していいよ これは誰にも喋ってない」
 
トビの追い詰められた表情、珍しい!
トビって顔は見えませんがw 小さな穴から覗く写輪眼と、体の硬直具合で感情が伝わってきます (岸本先生の絵力!)

《 気になる、棺おけの「中」 》
 
切り札となった、最後のもう1体の穢土転生。 うーーん。読者には棺桶の中が見えない!w
「キミは断れない!」「キサマ・・それをどこで手に入れた?」「安心していいよ・・・これは誰にも喋ってない」
・・・っていうことは、「棺の中の人物」は誰だろう?
 
1・この人物は穢土転生で口寄せできる = 死んでいる。
2・この人物が穢土転生できることを口外されたら、トビにとってピンチ!になる人物。
3・そしてトビは、この人物は(死んでいるのに)なぜか穢土転生できるはずがないとも思っていた(「どこで手に入れた?」と驚いている様子から)
 
この条件を満たす人物を考えると、棺の中は「うちはマダラ本人」、あるいは「トビが器としている人物(私的にはオビト)」のような気がするのだが・・?

A. 棺の中が、マダラの場合
 
マダラは「死んでいる」ことを喋られたら、トビとしてはマズい・・・これ辻褄が合う。
ただしこの場合・・トビはマダラではない別人であることが条件になる。
穢土転生とは「生贄の体を死者の魂の器とし、塵芥が周囲を纏い生前の姿を形作る」。
つまり棺の中が「マダラ」の場合、マダラの魂は今現在 「穢土転生の棺の中」にあることになり・・・「トビ」はマダラではない全くの別人ということになるのだ。
(一体誰? 六道仙人関係?)
 
B.棺の中が、トビの器の人物の場合(仮に、オビトとか・・仮説ですw)
 
もし、マダラが(オビト)の魂をどこかに封じて体だけを利用している場合・・・
「それをどこで手に入れた?」とは「どこで彼の魂を見つけてきた?(封印したはずなのに)」という意味とも受け取れる。
そして穢土転生オビトを切り札として見せることで、暗黙のうちに「ボクはキミが別人の体を使っている事を知っているよ」(面の下の顔は別人)と脅しをかけたともとれる。
それが「安心していいよ・・これは誰にも喋ってない」につながるのかもしれない。
この場合「トビ」の器はマダラではないが、精神はマダラ本人という事が考えられる。
 
さて、皆さんは棺の中の人物・・・どう想像されるでしょうか?難しいです、コレ!

《 「どこで手に入れた?!」とは・・?》
 
いずれにせよ「どこで手に入れた?」というトビの言い方がひっかかるのです。
いったい『何を』どこで、と言っているんだろうか?
 
穢土転生の材料として必要なのは、生贄とする別人の生きた身体と死者の魂だけ(のはず)。
普通の口寄せとは違い、穢土転生は血で契約するのではなく印も違う。最後に手を「パン!」と合掌するように合わせ 祈るように「魂を呼び寄せる」。
つまり「どこで手に入れた?」の意味は「その魂をどこから呼び出した?」という意味と受け取れるのです。
どこって、魂はあの世にあるに決まっているでしょーよ?と思ってしまうのだがw
あのトビの焦り方を見ると、「その魂」は通常のあの世には無かったはずなのに?!という意味なのかと思えてくる・・・
 
つまり棺桶の人物とは
「肉体的には滅んだが、魂はあの世には行っていないはずの人物」、なのだろうか?
 

《 この世と、あの世の「狭間」 》
 
たとえば・・・穢土転生暁軍団にいない残りの1人・飛段。
彼は現在も奈良家の森に「生き埋め状態」のはずです(体は腐ってる状態・皆の書による。NARUTOLOVEさん感謝!)
肉体は滅んでも「不死」の飛段は、魂が「あの世」には行ってない・・・だから「通常の穢土転生」では出てこない。 死んでいるのに魂だけは「この世とあの世の狭間」に留まっていた人の例・・・他には「白い牙・サクモ」。

焚き火の場所でずっと息子を待ち続けていたサクモは、カカシに許してもらえて「母さんにやっと会えるよ」(あの世に行ける)って言うのです。
・・・って、サクモさん、アナタ死後20数年もあの世に行っていなかったんですかぁ!w 
 
そして気になるのは 狭間に留まっている魂は「輪廻天生」で復活可能なのではないか?ということです。現世に「器となる身体」さえあれば。
もしかしたら、マダラや「トビの器」となっている人物の魂は「狭間」にあるのかもしれない・・・
マダラは復活に必要な、完璧な「器」を入手してから輪廻天生する計画だったのかも?
カブトの「二代目と大蛇丸を超える」穢土転生とは、「狭間(異空間?)」からも魂を呼び出せるという意味ではないだろうか・・

《 つまり、トビって・・誰? 》
 
「トビ」とは、岸本先生の三択法理論でいくと
 
1・うちはマダラ
2・マダラを名乗る別の人物
正解は1、2ではなくて3番「その他!」ということになりそうですがw
 
個人的にはトビとは 1,2でもなく3番「精神は誰か(マダラ?)、器である体はオビト」だと思ってるんですが(で、右半身は「マダラチャクラをコピーした」ゼツ素材。)
しかし、完璧にマダラではない別人の可能性(答え2番、精神も体もマダラとは別人)も出てきたかな?とも思います。
ま、いろいろと考えられると思いますがw
トビのお面もよく見ると最近ヒビが増えていますし! 読者の前で面を取る日はそう遠くは無いかも(ドキドキ)
 
予想妄想できるのも今のうち!w

《 結局、カブトは何が目的なんだろう? 》
 
「ボクの興味は忍術の純粋な真理」
「その探究のためにはサスケ君が必要なだけ・・・生きた若くて繊細な うちはの人間が欲しいィ」 
・・・ゾゾッ。大蛇っぽいですね、コレ。
 
大蛇丸の言葉に、これとソックリなのがあるのです。
 
「全ての術を手に入れ この世の真理を全て理解する」
「私はさらに若く 美しく 強いからだを手に入れる」
「その通り・・・・サスケくんですよ」 (14巻、121話)
 
大蛇にかなり侵食されているのか、カブト?
死者を交渉材料に使う汚いやり方も、かつて綱手と交渉した時の大蛇丸とそっくり(縄樹とダンを蘇らせるかわりに手を治療する交渉)。
・・・でも、大胆不敵な笑みは「カブト」特有のもの。カブトは大蛇丸を利用しているだけで、侵食されてはいない気がする。
 
カブトの強み・・・それはどんな悪い条件でも生き残る術を知っている雑草の強み。
大木の陰で生きてきた彼は、今度は自分が「大物を喰らう捕食者」になりたいんじゃないだろうか?
 
そしてカブトは暁のアジトを木ノ葉に知らせるような真似をして、両者をぶつけて楽しもうとしているようにも見える。かつて大蛇丸が、木ノ葉崩しの動機をこう語っていた・・・
「今は"木ノ葉崩し"という風で 『私が』風車を回したい・・・・」(116話)
 
カブトは"忍界大戦"という嵐を起こし、自分は高みの見物をしようとしているのかもしれない。

《 ついにゲロ寅、ナルトに蔵入り 》

ゲロ寅の説明によると、九尾の力は「九尾のチャクラ」と「意志」でできており、チャクラだけを引き出せばナルトの力に還元できるが、憎しみの塊である九尾の意志まで引き出すと、精神を乗っ取られてしまう。
九尾コントロールには、憎しみの感情を断ち切る事が大切なようだ。
 
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今までナルトが九尾化したのは、怒りや憎しみの感情を持った時。完全に九尾の意志に乗っ取られれば、九尾は完全復活してしまう (陽チャクラだけでも可能なんですね。ナルトのチャクラが補充してしまうのだろうか)
これ、サスケも同じですね。憎しみに呼応して冷たいチャクラがサスケを支配し乗っ取る。そして平気で仲間を殺そうとする・・。
 
以前ナルトが九尾化して、サクラちゃんを無意識に傷つけてしまった時と同じです。ナルトが契約に躊躇していたのも、そんな過去があったから。
 
自来也とナルトの3年間の修行。自来也はナルトにどうしても九尾のコントロールを身につけさせたかったようですね(失敗に終わったが)
それも、愛弟子ミナトへの思いゆえ。(このことは、後日別記事にて)。
 
そしてナルトは契約の印を押す決意をし、ゲロ寅がナルトに蔵入りした。

父が託した力・・・長いことナルトを苦しめてきた力を、ナルトは自分の頼もしい力に変える日は近い!
 
「まずは タコ探しじゃな」

《 で、肝心の「タコ」は? 》
 
・・・大切な会議中、話を聞かずにライム制作に没頭中w  

「ムカつくってばヨー ♪」
 
なるほどw ナルトが「ってばよ♪節」をビーに教える交換条件で?尾獣コントロールのヒントを教わるんでしょうか?w 
(というか、人柱力はまとめて保護でしょうか)

「八尾がバカで助かりました」鬼鮫)wって。
いや、ビーはおバカではないと思いますぞw (鬼鮫は忠実に任務をこなしてますね・・)
 
彼のライムによる「平常心」こそ、尾獣コントロールに欠かせないコツのような気がします。
 
☆トビ、あの「穢土転生」は相当やばかったみたいで 立ち去りながら後ろをチラ見してましたね、大物なのにw
 
☆ナルトが「ヤマト隊長」って何度も話にだしたw 最近踏んだり蹴ったりのヤマトへのフォローかなw
 
☆アンコ、「みたらし隊長!」ってw なんだかなぁ。「マイト隊長」「はたけ隊長」も変だけどw
 
☆気になる みたらし隊員のトビの呼び方「マダラと名乗ってる"暁"の男」「"暁"の仮面の男」
・・・ここにきて急に「トビ=マダラ」は怪しいフラグ、たちまくり。
 
☆今週号の中からいくつか「今日のお題」として記事出していく予定です。
 
☆ご意見ご感想お待ちしております。
 
☆ご訪問&駄文読んでくださって感謝。

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