ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTO-ナルト- 第566話:眼と獣 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ02号)

NARUTO №566:眼と獣

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ついに来たかぁーー・・・カカシ!!
 
いや、ついに来てしまったというべきなのか。
 
ナルトが、トビの仮面を「ひっぺがしてやる」発言をしたもんだから、近いうちには来るとは思っていたんです。
なぜなら仮面を引っぺがす時には「面の下の顔を知る可能性があるカカシ」が立ち会う必要があると思うからなんですが・・。
 
おそらくこれが岸本先生予言の「カカシメイン」の話であり、NARUTOにおけるカカシの物語を締めくくる話になるとも思っています。
その話にオビト(そしてリンのその後)が絡むのは間違いなく、「トビの瞳術」と「カカシ(オビト)の瞳術」の関連性、そしてシスイ、マダラ・イズナの瞳術との関連性から万華鏡の開眼についての話にも進んでいくと思われるのですが・・・・
 
ペイン戦で一度あの世に行きかけた時、カカシは何と心の中で叫び続けていたか。
それは・・・
 
《オビト・・・許してくれ》 ・・・でした。
 
毎朝慰霊碑の前に立ち、ひたすら・・・オビトに詫び続ける。それがカカシの「神無毘橋以降の人生」なんです。
・・・いったい、リンの「その後」に何があったんだろう。
 
カカシがここに来たという事は、ついにカカシがオビトとの話を「解決する時」が近づいているような気もするので 足がガクガク震えてくるような思いなのですが・・・でもカカシ贔屓としてNARUTO好きとして、しっかり冷静にこの先を見届けなくては。
 
そして今週、何よりも私が心を打たれたのは・・・
 
《絶対に絶対に、ナルトを守りつづける》 カカシの姿なんです。
 
皆さまも気付いておいでだろうか・・・第2部に入ってからのカカシは『命に代えてもナルトを、そして仲間を守り続ける』ことに“徹底”している、ということに。
 
仲間のピンチを間一髪で救い続け、修行中のナルトがフラッとするだけでサッと肩を貸し、自らの命と引き換えに仲間を助ける・・・彼は命懸けで大切な者達を守り続けているんです。サスケを失い、第七班をバラバラにしてしまったという後悔が彼をそこまで駆り立てているのだろうか。もう二度と大切な仲間を失いたくない、という思いで。
 
ナルトが自来也と修行に出たあの日からカカシはどんな思いで過ごしてきたんだろう・・・。
そして彼はどんな思いで万華鏡写輪眼を《開発》したのだろう。
彼は万華鏡写輪眼《神威》を得た時、その力を「闇」に使うのではなく「仲間を守るためだけに使う」事を心に誓ったんじゃないだろうか。・・・・「仲間を大切にする」事を大事にしていた、眼の本来の持ち主である「オビト」のために。
 
《ナルトのピンチ》の知らせに、誰よりも早く駆けつけたカカシ。それはかつての師・ミナトがカカシを何度も守ってくれた姿に重なります。
 
さて、いったん話を戻しまして・・・・・
 
 
・尾獣化したビーの『尾獣八巻き』。

巨大化してゴゴゴと竜巻のような渦を起こすその破壊力は圧倒的。これじゃ各里は尾獣の力を手に入れて人柱力システムを完成させようとするのも納得しちゃいます。
トビが予め遠くに避難したのは、あたかも八尾の「手」を読んでいたかのような行動なんですよね・・・「トビ」はそれだけ各尾獣をよく把握してる奴、って事です。
 
・そして本部と各部隊。
 
《五影はマダラを押さえられてる》
《第1第2部隊はもう少しで敵を殲滅》
《第3部隊は穢土転生あと1人で、そいつを封印すれば忍刀七人衆は全て封印》
《第5部隊は手間取っているが優勢》
 
五影はマダラを「押さえられてる」・・・・「抑えられてる」んじゃなくて「押さえられてる」ってことは、優勢じゃあなくて「五分五分」の攻防をしてるって事らしいですね。
で、第1第2つまりダルイ隊と黄ツチ隊がまだ白ゼツ駆除に時間を取られているのは、ゼツの数が多いせいだろうか。

第5部隊カンクロウ・ミフネ隊VSチヨ・君麻呂らですが、ここにはあれだけの指揮能力を持つカンクロウがいるので心配ない!と思ってます。チヨって、ど~も同じ傀儡使いのカンクロウには辛口な気がするんですよね。天才であった孫のサソリと比較しちゃうんだろうと思うんですが(孫贔屓ってのもあるだろうし)・・・でも今ではサソリを超えたカンクロウの「著しい成長」を素直に認めてやってほしいもんです。
 
第3部隊の残る1人の忍刀七人衆「そいつ」とは・・・こりゃあ間違いなく水月の兄ちゃん「鬼灯満月」ですな・・。 
 
忍刀におびき寄せられるようにして水月がやってきて、満月との再会ってなことになるんだろうか。なにせ満月は「刀無し状態なのに、まだ一人残ってる」んだから・・・その強さは相当なはずなんです(あの水鉄砲もかなりコワい。) これはもう同じ鬼灯一族の水月じゃないと止められないか、とも思ってます。
 
 
・ビーの封印術《億怒端数煩流奴(オクトパスホールド)》
 
また巧いネーミング使ってきますね~・・タコ=オクトパスホールドですか。これはプロレス音痴な私でもさすがに『卍固め』は知ってますぞ・・・ ビーの墨分身卍固めはなかなか、カッコイイ(また稚拙な語彙ですみません)。
 
《ビーの封印術の1つだ!》と八尾が言うからには、ビーの封印術はコレだけじゃないんですね。
 
ビーって、前にもナルトの封印が「四象封印」だとヤマトから聞かされて「オレ様の鉄甲封印より堅いな」なんて言っていましたっけ。 彼は知識もかなりあるんですよね。大バカに見えてバカじゃない(それにひきかえ自分の封印が何なのかも知らなかったナルト・・・・ちょっと勉強しなさい!w)
 
しかし・・・・なんなんですかね、い~ち、に~とカウント中に地面から出てきたトビの「two」の手はw
 
ホールドに持ち込むためのカウントを、尾獣達の尾獣化カウントダウンに「上書き」しちゃう「トビの茶目っ気」。 これ、デイダラとコンビを組んでいた時以来の悪乗りで、久々に見た気がします。・・・この人やっぱり、ナルト達の「力試し」を楽しんでるようなところがあるなぁ・・・ますますわからん、トビの「真意」と「素の性格」・・・・
 
「あのお面ヤロー!地面に隠れてやがったってばよ!!」 (ナルト)
 
ナルトにとっちゃ「お面」はトビでもマダラでもなく「てめーはてめー」であり、自分から名乗らない奴は《お面ヤロー》だったり とげとげアロエヤローだったりするわけです。・・・・・やはりナルトはこだわってますね、「誰でもいい」って事は無い。敵であろうと味方であろうと忍も《一人の人間》であるべきってのがナルトに忍道ですから。
(トビの本体・・・一体何者なんだろう)
 
 
・人柱力総尾獣化
 
しかし、二~七尾総尾獣化しちゃいましたね、これじゃ本当に怪獣大戦争になりそうですが。
 
厳密に言えば「尾獣の力を人型に抑え込んだ(八尾で言うと)バージョン2」状態なんですが、当然動かしているのは「トビ(っていうかお面ヤロー)」。

《蟲食い(七尾)、猫爪(二尾)、蛭間(六尾=たんぱく質を溶かす強アルカリ)、珊瑚掌(三尾)、花果山(四尾、花果山とは孫悟空の生まれた火山島)・・そして完全尾獣化した五尾の「角折り」(五尾はイルカ馬。だけど鹿っぽい)》
 
《ヤバイ・・・! こいつらが今の状態で尾獣化出来るとは思わなかった!》
《ナルト ここは一旦引いて立て直すことに…・》 
(八尾)
 
ん~・・・八尾のこの《こいつらが今の状態で尾獣化出来るとは思わなかった》ってのが引っ掛かるんですよね;八尾は何故そう判断したんだろうか。
 
尾獣が実体化(つまり完全尾獣化)するための「条件」とは何なのか、52巻のガマ寅さんの説明によれば・・・
《尾獣のチャクラ全てに尾獣の意志がついてきて(憑代である)人柱力の意志を乗っ取った時に「完全尾獣化」する》。 (ビーと八尾のように完全和解していれば信頼関係ベースで出来るわけですが)。
 
今の尾獣達が尾獣化出来ないと八尾が判断したのは、そこに在るのは「尾獣チャクラ」だけで「尾獣達の意志」は無い、と思ったからだろうか。・・・だけど出来てしまったという事は、尾獣の意志はそこに在るが操られてるのか、あるいはトビの意志と尾獣の意志が共鳴しているのか。
八尾が「理解しかねる点」こそが、トビの存在そのものの謎を解くカギになってる気がします。
 
「同じ人柱力でも六対二では分が悪そうだな この手が触れたらオレの勝ちだ・・・」 (トビ)
 
あの瞬身を可能にした九尾チャクラモードなのに、背中に生えたサンゴのせいなのか、トビの接近に身をかわせないなんて・・。普通の人間相手には圧倒的な力を見せた「九尾チャクラモード」も尾獣の力の前には無力っぽいですね;
う~んナルトは九尾チャクラモードの「瞬身」だけではなくて、トビ以上の相手には時空間忍術を使う必要がありそうですな・・。
 
ナルト・・・「あの術(飛雷神と思ってますが)を手に入れる手段」である九尾の力完全開放は絶対必要だぞ!
 
・眼と獣
 
絶体絶命のピンチからナルトを救ったのは・・・・
 
《激 木ノ葉金剛力旋風!!》
 
トビがナルトを掴むため「実体化」の瞬間を狙ったガイの攻撃、その隙にカカシがナルトを救出する・・・・。

一瞬トビの手の方が早かったような気がしますが、トビの眼にカカシ&ガイが映ったんだろうか。
ガイは既に第六景門を開いてオーラを纏っての後ろ回し蹴り、「激」と「金」がついてる分、前に鬼鮫をぶっ飛ばした回し蹴り(29巻)よりもはるかに強力なはずで、こりゃトビも霊体化してかわさざるを得ない(さらに第七門まで開くと碧い汗をかいてオーラは二重になる)。
 
「ナルトを囮にオレが実体化するタイミングを狙ったか・・ 余計な邪魔を・・・」
「二匹増えたところで何も変わらん オレの持つ瞳力と尾獣の力の前ではな」
 
「カカシ先生にゲジマユ先生!!」
 
「こっちにも写輪眼がある」
「そして気高き碧い猛獣もな!」
 
確かにカカシとガイって、眼と(珍)獣ですねw
 
だけどいくら「眼と獣」とはいっても、相手は二~七尾までの巨大な尾獣の力と輪廻眼&写輪眼。 
・・・カカシとガイが対抗できるんだろうか?
 
特にガイは鬼鮫戦で事実上の最高技「昼虎」を出してますんで、それ以上と言ったら第八門「死門」になっちゃう(それは死を意味する)。 彼がどういう闘いをするつもりなのか正直読めない・・。
カカシのほうは、事前から覚悟を決めていたんじゃないかという気がするんです。 なにせサスケと再会した時、サスケをナルトに任せる代わりに「自分はマダラを」と決心してましたから。
 
カカシが「謎の写輪眼×輪廻眼男」を前にして堂々と「こっちにも写輪眼がある」と言った事・・・これはハッタリではなく本物の「自信」なんだろうと思うんです。カカシは自分の・・・いやオビトの写輪眼に自信を持って立っている。それも本当に自信があるんだと思うんですよ。

トビの写輪眼VSカカシの写輪眼。 (って、これ・・・同じオビトの眼だと思うんですが)

カカシの自信、それは・・・実はまだその眼の《本当の力、奥の手》をカカシは隠し持ってるんじゃないかという気がしてるのです。 それも「とっておき」の力を。カカシの自信はそこから来てる気がします。
 
カカシ・・・もう二度ともう、大切な仲間を失って後悔するんじゃない。
親友に託されたその力で、今度こそは仲間を守ってほしい。 
 
《この眼があっても・・・ちっとも先ななんて見えやしない
もし・・・お前が生きていたら・・・今のオレに何ていうんだろうな・・・》
 
《なぁ・・・ オビトよ》 
(27巻から)
 
・・・この「答え」は、きっと出されるはずだと思ってます。
 
 
書ききれなかった部分、今週「今日のお題」で追記を出していきます。
 
☆私としてはカカシの役割は「オビト」を救う事、トビの秘密を明かしナルトのその後のトビ本体との闘いを託すことじゃないかと思うのですが。
 
12月17日(土)、ジャンプフェスタNARUTOステージで岸本先生のお話、詳細レポいたします
 
☆来週はNARUTO巻頭カラー!
 
 
長駄文、読んでくださって感謝。
 
 
 
 
 
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