ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTO ナルト502:四代目の死闘!! 今週号のWJナルト感想 (ジャンプ33号)

NARUTO 502:四代目の死闘!!

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・・・里の風間に時は流れる。 忘れ得ぬ、強き眩き伝説を残して。
 
四代目VS面男、時空間忍術の戦い・・! 
時空間忍術好きなのでw 、これかなり楽しみにしておりました。 
さて。 木ノ葉の、長~い一夜の戦いが始まった・・・

 
「泣くなサスケ・・・何があってもお兄ちゃんが絶対守ってあげるからな・・・」
 
 
イタチはいい子過ぎる! 今でもお兄ちゃんはサスケの眼となって、守ろうとしているんだろうなぁ。  
しかし、気になるのは こっちの言葉。

《 こんな時に限って 父さんと母さんが出かけてるなんて・・・ 》
 
両親揃って「西酒場」に飲みに行ってるってわけじゃなさそうですねw
小さい子に留守番させて、「一族の長」と「上忍」夫婦が2人揃って出かけたということは、うちは一族の大人全員が狩り出されるような大切な用事でもあったのだろうか? 
 
これ、何かありそうですね。 これもうちは一族に「疑い」をかけるために面男が仕組んだ、巧妙な罠だったりして・・。

 
仔?カカシ&ガイ (やってることも、見た目も今とあまり変わらないw)
 
「それよりガイ・・何か変な感じしないか・・?さっきから空気が冷たいような・・」

 見たかったんですよね、この時代のカカシ(とガイ)。 彼らこの時まだ14歳なんですが、ちょっと老けてるんで「仔」をつけるべきじゃ無さそうですw(特に1コマ目のカカシと2コマ目のガイ) カカシはポケットに手を突っ込んで、今のようなけだるさw(カカシ外伝から2年も経っていないはずなのに!) 体型も背丈もほぼ大人サイズ? 
 
カカシの服装、暗部に似ているが微妙に違う・・・ ベストがエプロンのようで(ちょっとダサいし)。 これ、カカシさんアナタまさか独自のファッションセンスなのか;
あるいは三代目直轄暗部の服装とは違うので「四代目火影直轄暗部」の服装なのでしょうか?(と思うことにするw)
 
このころ、ミナトは火影になった直後だったようですね。 ・・・というのも、ヒルゼンもまだ「火影執務室」で書類に目を通してお仕事しているんです。  引継ぎ中だったのかな?  
そのせいなのか、ヒルゼンの所轄する「三代目火影直轄暗部」もまだ存在している(クシナのお産に立ち会ったタジもその一人だった)。  戦後のゴタゴタもあっただろうし、三代目も後片付けで簡単に隠居するわけにもいかなかったのだろうなぁ。 
 

面男の「狙い」
 
三代目ヒルゼンは猿魔を連れ出陣。 ヒルゼンは面男の存在をまだ知らないので、「クシナの封印が解けたのか」と思ってるんですよね。
 
うーーん。 面男の考えが見えてきたような・・・。
 
面男の存在がバレなかったとして、そしてその日うちは一族が「怪しい動きをしていた」ことが発覚すればどうなるか?  おそらく上層部や一部の里の人々は、事件とうちは一族の関わりを疑いますよね。 
うちは一族は追い込まれ、うちは一族も里を恨むようになり、両者の溝は やがて「うちは一族抹殺」などへつながっていく・・・・ 
九尾事件はトビの目的ではなく、長い時間をかけた計画(シナリオ)の1つの通過点に過ぎないんじゃないだろうか。  
 
そのために、面男は自分の存在を知ったビワコや暗部達(そしてミナト)を口封じの為に抹殺する必要があったのかもしれない・・・。 
 
 
さて、時空間忍術合戦!
 
面男、今週九尾を口寄せしましたねw 汗

いわゆる「血で契約した口寄せ」ではなく 写輪眼で操った状態にしての強制的な口寄せ。 時空間忍術マスターならではの、かなりの荒技のような気がします;
 
しかしかつてマダラも、長い時間は九尾を口寄せできなかったらしい。これは時空間忍術には相当なチャクラが必要だから、だろうか。
(ナルトが将来時空間忍術を使いこなすには、やはり九尾チャクラが必要!)
 
九尾がキューーンと口から砲弾を放とうとした時、ミナトが応戦したのは・・・「時空間結界」 
 
 
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           「ズズズ・・・・」
 
印を結んで、術式クナイを使って「心転身の術のような三角」を結んで結界を作る。結界に飛び込んだモノは、ズズズ・・・と別の場所(術式クナイのある場所)に飛ばされる。(四代目も言ってますが、これ飛ばす先はいい迷惑ですよねw 気をつけないと;)
なんだかズズ・・・って、神威にそっくりですねw
  
しかし飛雷神の術、自分自身だけじゃなく他のもの(術)まで飛ばすことも出来るとは・・・!
 
そして面男。 ミナトを掴んで、ズズズ・・・っと引きずり込もうとしましたね。これってばトビの術。
やはり面男=トビは決定、だろうか。
 
ズズズ~っと異空間に吸い込む術といえば、「トビのズズズ術」(まだ名前が公表されてないんですよねw)や、「カカシの神威」。  
これらは似ていますが、それぞれ結界の作り方が違います。 トビの術は自分の眼が結界のようだし、カカシの神威は視点が結界になる。この2つの術は空間を歪めて結界内に引きずりこむ点では共通しています。 
 
ミナトの術は空間を歪めて引きずりこむのではなく、術式がある場所に自動逆口寄せする「瞬間移動」タイプ。 そのぶん、トビに比べてミナトのほうが時空間の移動スピードが速い気がします。
でもトビのほうは術式が無い場所へも移動が可能で、使い勝手がいい。(面男はミナトのチャクラを感知して時空間を飛んできたんだろうか?) 
 
 
 トビの哲学?
 
で、面男はついに被っていたフードを外して髪の毛を見せた!
 
実は、ヘアスタイルが気になってたんです。だいたい岸本先生の絵はヘアスタイルで人物特定できるほど描き分けが細かいですからw
で、ちょっと天パの柔らかそうな毛だったら 当時のトビの「器」はシスイだったのか?とも思ったんですが・・・  まんまトビでした; これ私的にはちょっと意外でした。
 
43巻のトビの回想で、イタチがシスイ事件前後に「マダラ」と接触した時の絵があります。(九尾事件の5年後ぐらい)。その時のマダラは、お面こそ九尾事件当時と同じ模様のお面だけど、髪の毛がロンゲで 「かつてのうちはマダラ」そのものなんですよね。服は着物を着てるし。トビと全然違う。 なので、シスイ事件を境に、以前のトビと、今のトビは外見が違うのかと思ったんです。
・・・・でも同じだった。
 
じゃあなぜ、イタチが最初に会った時のトビだけ、外見が違ったのだろうか? あの時イタチが会った「マダラ」と、「トビ」は別人として存在するんだろうか。 
 うーーん。トビのヘアスタイルは、マダラやイズナとも違い、うちは一族で一致するのはオビトだけしかいない。 でも体型的には九尾事件時のトビは大人ですねぇ。(オビトなら15歳。) 
 ・・・ますます迷宮入りw

「うちはマダラなのか?」 「いや・・・そんなはずはない・・ 彼は死んだ」と問う四代目への 面男の答えは、いかにもトビ節全開。
 
「・・・・・さあ ・・・どうだろうなあ・・」 
 
木ノ葉を狙う理由を尋ねれば、 
 
「言うなら・・ 気まぐれでもあり・・ 計画でもあり・・」
「戦争のためでもあり・・ 平和のためでもある」
 
「・・・・」 
(ミナトは思いっきり意味不明な顔をするw)
 
 
ミナトへのトビの答え、これふざけているように見えて 実は真面目なんですよね。
 
トビの本当の答えは こういうことなんではないだろうか・・・? 
 
「木ノ葉を狙う目的は、個人の気まぐれ的な復讐のように見えるが 本当は長い時間をかけた計画の一部であり・・・  そして戦争を起すことが目的のようにみえるが、それは長い目で見れば平和のためなのだ」 ・・・・ 
 
・・・物事というのは、立場の違いや解釈によって受け止め方も違ってくる。
そして、本来両立し得ないと思われるものが しばしば共存してしまうこともあるのではないか?
 
  平和のための戦争、愛情があればこそ生まれる憎しみ・・。
 
トビのことをよく知っていたと思われるイタチは、こんなことを言っていた・・・
 
「・・人は誰もが己の知識や認識に頼り 縛られ生きている それを現実という名で呼んでな」

「しかし知識や認識とは曖昧なものだ その現実は幻かもしれない 人は皆 思い込みの中で生きている そうは考えられないか」 (42巻385話)
 
「一族などとちっぽけなモノに執着するから 本当に大切なモノを見失う・・ 本当の変化とは規制や制約・・ 予感や想像の枠に収まりきっていては出来ない」 (25巻222話)
 
トビが見抜いている「本質」に、イタチも気付いていたんじゃないだろうか・・?方法論に違いはあっても、トビが目指す平和や一族の未来については理解できるものがあったんじゃないだろうか、とも思います。
 
 ただし、トビがこんなまわりくどい計画を立てているのも、根本的な考えに「諦め」があるから。

「すでに希望などお前らにはない!」 
トビは永遠に変化しない忍システムにうんざりし、諦め・・・ その結果シナリオを作って気の長い計画を進めてきたのではないだろうか・・・?
(今のトビは、ナルトに希望を見つけているような気もしているんですが)。
 
 
時空間対決の決着・・・・ミナトの螺旋丸VSトビのズズズ吸い込みの、決着をつけたのはミナト。
 
 「飛雷神二の段だよ!」

どちらの攻撃が早いかで決まる、時空間忍術使いどうしの一騎討ち。
投げつけたクナイに一瞬で飛んで、トビの後ろを取るなんて凄すぎる!その手があったか、という感じです。 頭いいな・・・・・四代目。
 
ミナトの飛雷神の術、術式が必要というのは不便かと思いましたが、いろんな使い方があるんですね! 術を臨機応変に使いこなすあたりは、螺旋丸と影分身を組み合わせていろんな発展をさせるナルトも似てる気がする・・・・
 
トビVSミナトの話は、クシナは本当は見ていないはずですよねw
なので、実際にナルトに語ったのかどうかはわかりませんが・・・ もし四代目の戦いを聞いたら、ナルトも「オレも飛雷神の術を覚えるんだってばよ!」と思うんじゃないだろうか? 
トビに対抗するにはトビ以上の時空間忍術が絶対に必要になってくる(はずw)。
 
二代目も時空間忍術を使ったようだから、二代目→ヒルゼン→自来也→ミナトと、その理論や術式は伝えられているのかもしれない。(使えるかどうかは別として)。自来也が修行中にナルトに飛雷神の術の、基礎を教えていた可能性もあるのでは? (うまくいかなかったのだとは思うが)。
 
ナルトの影分身と飛雷神の術を併用できたら、怖いもの無しかも? 
 
 
ミナトが強い理由・・・何となくわかった気がします。
 
ミナトの「敵の能力分析」、実に冷静で早い!
 
面男の攻撃すり抜け能力、攻撃する時だけ実体化することをすぐに見抜いていく。
そして 面男の意味不明な言葉分析には深入りせず どちらにしろ・・ただ者じゃない!」との一言でくくって終わりにしちゃう割り切りのよさ! そして
 「この際アナタが何者なのかはいい」って一言で片づけてしまうしw
 
一瞬の遅れが命取りになる時空間忍術対決では時間を無駄にしない。
 
そして「ここでケリをつけておかないと」「オレはこいつをここで仕留めなければ!」と、何が一番優先するべき事なのかを即断即決する。 無駄なことはせず、無意味なこともせず。
 瞬身(&時空間忍術)のみならず、分析と判断のスピードの速さもミナトの強さの秘密なんじゃないだろうか。 それは弟子のカカシにもしっかり受け継がれている気がしますぞ。
 
 
来週はいよいよ、九尾との対決・・・? 三代目やカカシ達のあの日も気になります!
 
 
☆二代目って時空間忍術使いだったんですね! 「穢土転生」という究極の口寄せ(時空間忍術)を使えたわけだし・・
 
☆次号34号はNARUTOがポスター巻頭カラー!
 
☆いのシカチョウトリオ、あまり今も変わってないw
 
☆面男、あれで螺旋丸をかわしているんでしょうね・・・ 四代目は「やつは攻撃を全て見切った」と言っていたので。。
 
 
駄文、読んでくださって、ありがとうございます!
 
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