ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTO ナルト517:オモイの「戦争」!! 今週号のジャンプ・ナルト感想 (WJ51号)

NARUTO517:オモイの「戦争」!! 

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奇襲部隊に不安MAXな男が一人・・・(オモイw)
 
オモイって、正直それほど思いいれのあるキャラでは無かったんですが・・・(私の場合は、ですが;)
で、なぜこのタイトル・・・"オモイの『戦争』"なんだろうか?
オモイって ごく普通の少年のイメージなんです、少なくともこの顔ぶれの中では『元気に呑気に陽気に』過ごしてきたんじゃないか・・・とw
雷影に召集された時も「体脂肪が高くなったのがバレたのか?」なんて考えカルイも「どうせプロテインの買い溜めに行かされるぐらいだろ」くらいに考えていた・・・(師匠があのキラービーだしw)。
 
慎重派で好戦的ではない、典型的「イマドキの忍オモイ」・・・
戦争に対して『まっ白状態』な彼みたいな忍が どういった新しい「答え」を出してくれるのか?
それがこの戦いの「鍵」になっていく・・・というのがこのタイトルなのかな。

カンクロウの「隈取」
 
カンクロウって毎回、顔の「隈取」模様が違いますね。 「隈取」ってのは役柄を表すものなんですが、カンクロウもその時の決意を「隈取」で表しているような気がします。
 
今回の隈取は比較的シンプルな、「火炎隈」のアレンジ風。
 
火炎隈の表すものは、武将としての勇壮豪快なイメージ。
今度の戦争は弟・我愛羅のことを考えると カンクロウにとっては特別な思い入れがあるわけで。
自分を奮い立たせる為に「取っておき」の隈取を選んだのか、という気がします。
 
今までカンクロウってパッとしなかったんですよね・・ 3人兄弟の真ん中ってのは立場的に微妙なのかな(真ん中さんごめんなさい)、しかし今度のカンクロウは正直見直したというか・・・なかなかカッコイイ隊長じゃん?w
カンクロウの好きな言葉は「好機逸すべからず」。奇襲部隊隊長に最適・・・でもそれが短気というか、早まった行動につながることもしばしばでした。 とはいえ、カンクロウが短気になるのは我愛羅のことを心配した時の「限定品」。・・・つまりめっちゃくちゃ弟想いの、いいお兄ちゃんなんですよね。
 
心配性オモイは、カンクロウが冷静なのが不思議で仕方ないらしいw
 
「隊長はオレとそんなに歳違わない・・・ 戦争初めてっスよね? 不安はないんすか・・?」 (カンクロウは18歳なので、オモイはナルト達と同じ16歳くらいかな)
 
《隊長が若い》って心配していたオモイは、出来るなら戦争経験者が隊長で「大丈夫だオレに任せてろ」とでも言ってもらいたかったのかなぁ。どこかまだ甘えているというか、まだ戦争を他人事のように感じているってことなんだろうか?
 
「・・・・」
 
「・・・・この戦争はこのオレ達の隊の奇襲の出来不出来で決まる・・・ 戦死者の数もな・・」
 
カンクロウの「・・・・・・」混ざりの言葉は、自分自身に言い聞かせてる感じがします。本当はオモイ以上に不安MAX(笑)なのかもしれないけど・・・ でも、
 
「成功する事だけを考えろ! 家族と仲間を守りたいならな!」
 
今度は(・・・・)無しでキッパリ! 弟・我愛羅のことを思うとき、カンクロウって頼もしくなる。
 
隊長としてキビキビと指示を出してるのも、正直驚いた・・ 普段ならこういう事はテマリ姉がサッサとやってくれちゃうから、カンクロウは目立たなかっただけなのかもしれません(真ん中って、やっぱり難しい?w)
それに敵のトラップに引っ掛かって軽率な行動をした味方を「早まりやがって!」と諌めて救出する・・・
 
前にカンクロウ自身もサソリを一人で深追いして惨敗してましたよね・・。 で、毒で苦しんでいる横でエビゾウ爺様に《仕方なかろうよ・・・冷静さを欠いて深追いしたコイツが悪いのよ 忍ともあろう者が》なんて言われちゃったりして;・・・学習してるんですね、カンクロウ
 
・「オイラ達芸術コンビをなめんなよ」
 
デイダラ&サソリの芸術コンビ、息が合ってるなぁ・・。
人柱力狩りは基本個人プレーだけど、そうじゃない敵に対しては暁って上手いコンビ技を使ってきますね(飛角もそうでしたが)。サソリが木ノ葉の偵察部隊(ムタ、ランカ、トクマ)を生きたまま「傀儡」にして操り(操演・人身冴功)、デイダラが爆破・・。
 
「操演・人身冴功」、前にチヨがサクラを操って動かした「チャクラ糸で人を操る」術ですよね。もともとは戦場で傀儡を失った術者が傀儡の代わりに屍を操った術らしいです。今のサソリは人形を持っていないようなので、敵を傀儡代わりにするというのは傀儡師としては当然の手段ってことなんですねぇ。。
とは言っても、サソリが操るのは「生きたままの敵」。 
これじゃあ連合軍は味方と戦わなくちゃいけないわけで、事実上穢土転生忍と同じじゃん・・・; 
 
・オモイの『戦争』
 
《仲間の死を嘆くヒマもないのか・・・ 戦争ってのは》
《って 考えるヒマもねーのかよ!!》
 
・・・・『とりあえず雲流三日月斬り!』・・・・
 
木ノ葉流三日月の舞いってのは月光ハヤテが使ってましたが(三人に影分身して斬る)、
・・・・でも「とりあえず」って、何なんだw (オモイが乗り気じゃないってのが見え見え)
 
しかし、"暁"が仕掛けてくるのが「味方」を使った攻撃ばかり・・・しかもサイの兄まで使われていることに、ついに怒ったオモイ。
 
「仲間を傷つけさせるよーなやり方 オレが絶対許さねエ!!」
 
なんだか最後のオモイの絵、カカシ外伝のオビトの絵(27巻144頁)を思い出しちゃいました・・・弱虫だったオビトが、仲間を傷つけられた事に怒って《ここは・・・仲間はオレが守る!!》と言ってクナイで岩隠れの忍を倒した本気の一撃の絵にそっくり!
 
敵を睨んで、刀を本気で構えるオモイ。 「とりあえず」モードから「本気」モードになりましたね。。
こういう「仲間」を想いで正義感が強い、そして気持ちの優しい男が本気になると・・・・めちゃくちゃ強くなる。(来週のオモイ、かなり期待。)
 
 
・サイの「絵本」
 
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サイが攻撃して倒したと思われた敵は、サイの「兄さん」シンだった・・・・・
 
「逃げろ弟よ・・・こんな体だ・・ お前らに勝ち目はない・・!」
 
「兄さん!!?」と動揺するサイ、硬直しちゃってますね(そりゃそうだよ・・・)ついにカブ穢土転の一番恐れていたことが現実化してしまったというか。
 
以前兄さんが死んだ時に どういう顔を作ればいいか分からなかった》と言って サクラをムカーっとさせたことがあるサイ。
あれからサイは感情を取り戻し、今ではすっかりいい表情で爆笑するまでになった・・・。皮肉なもんですね、感情を取り戻して「自由」を手に入れた時 死んだ兄さんと戦わなくてはいけない運命が待ち受けようとは・・・。
 
サイが描いた絵本、サイとシンが敵を次々倒して行って、最後のページで2人が「会う」場面だけが空白になっていました。サイは「兄さんと手をつなぐ絵」を描くはずだったと思い出すのですが、ヤマトは「サイは兄さんと戦って(兄さんを殺した?)」と考えていた・・・・
あの絵本は将来の恐ろしい運命の「予言」になってしまったのだろうか・・・?
 
サイも、もし感情を取り戻していなければこれ程までにはショックを受けなかったかもしれない・・・。『だから忍は感情が無いほうがいい』ってのがダンゾウの理論ですよね。
サイとシン兄さんの対面は、忍というものが「感情をなくした道具」である事が正しいのか、そうじゃないのか・・・そのどちらであるべきかを証明するものになるんじゃないかと思います。
 
サイが兄さんに見せたかったはずの絵本。最後のページを「2人が戦う」ではなく、「2人が手をつなぐ」で完成してほしい。それが出来てこそ、本当の意味でサイは「根」(掟に縛られた忍)の束縛から解放されることになる・・・!
 
・カブ穢土転と「つながり」
 
「1つになった」忍連合。 でもそんな簡単にうまくいくわけじゃあない・・・ってことが、徐々に見えてきたような・・。
 
里が違えば考え方も感覚もかなり違う。 現に木ノ葉のザジのお気楽呑気な考え方が仲間を危険に晒した事で、岩隠れのイッタンは「だから気を抜くなと言ったのだ!!」と声を荒げる・・・
 
おまけにサソリが操っている忍は木ノ葉の忍だから、他里の忍は「敵」とみなして戦う事も出来るだろうけど木ノ葉の忍はとても「仲間と戦う」なんて事は出来ない・・・そこで忍連合内で不調和が生じる。
 
カブ穢土転の思惑は、「忍連合」なんて美しき仲間達の絆も いかに脆く変わりやすいものなのか・・・・それを証明し、彼らに現実を見せつけることなんじゃないだろうか・・??
 
つながり、つながり・・・とこだわるナルトに、カブトが冷たく言い放った事があった。
 
《・・君を見てるとホントに憐れだよ・・》
《人は変わる サスケ君はもう昔のサスケ君じゃあないんだよ》
 
ナルト達がサスケの変わってしまった姿に愕然として「つながり」の空しさに絶望する姿を想像して嘲笑うカブト。。
でも、本当はナルト達の「絆」が悔しかったからなんじゃないのか?負け犬の遠吠え的な感じがする・・・。
 
スパイとして潜入先を裏切り続け、真のつながりを「持てなかった」カブトにとって、崩れる事の無い「仲間のつながり」とは羨ましく嫉ましく、憎悪の対象なんじゃないだろうか。
忍連合なんていう「つながり」で1つになろうとしている忍達に、つながりの「モロさ」を露呈させ、裏切りや不信、憎しみの現実を突きつけようとしているんじゃないだろうか・・? 
つまり本当はカブトも・・・・味方を「裏切り続けなければならない」ことに苦しんでいたんじゃないだろうか? 鬼鮫が「同胞殺し」という己に課せられた宿命に苦しんでいたように。
つながりを持ちたくても持てない宿命を恨み、つながりを口にする人々を嫉ましく思えたのかも・・。
 
忍連合は、サソリに操られた他里の忍や穢土転生された「他里の忍」とどう向き合うのか?
そして他里の人達の気持ちを互いに思って、穢土転生軍に向きえるのかどうか?
・・・これって、かなり難しいことなんじゃないだろうか。
この戦争、"暁"との戦いというよりも それぞれ 『自分達の内面』との闘いになりそうな気がします。
 
過去に戦争を経験し、同盟なんて「口約束レベル」で信用できないと思っている世代はどうしても不信になりがち・・・そこを「偏見の少ない、戦争を知らない世代」が古い世代を変えていってくれればなぁ・・・。
 
オモイのように木ノ葉の忍のことも自然に「仲間」と言ったり思ったり出来る人物が、この戦争を「解決」へ導いてくれるのだろうとオモ・・・思います。
 
 
☆カブトの尻尾蛇がアンコの呪印あたりにかみついて縛り上げてますね・・・まるで大蛇丸
ヤマトのように毒で眠らされているんじゃないだろうか・・・?
 
☆連合軍、カブトが大蛇丸の術「穢土転生」を使ってくることを予想済みだったとは・・。
 
☆穢土転生を止める方法は魂を封印するか、動きを止める術で対抗するしか無いらしい。
 
☆最終的にはカブトを拘束して幻術をかけて術を解く・・とか。 動きを止める術っていったら、シカマルの術やカンクロウのチャクラ糸で拘束するのも有効そうですが長時間拘束となるとなぁ。
 
☆邪民具(ジャミング)って、本来は違う周波数の電波を流して妨害するものらしいですが・・・ここでは敵の感知を妨害する術ってことらしいです。
 
☆515話ででていた「地図」、大陸に書かれていた「隠れ」は「隠れ」の誤植だったそうですw
 
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☆先週、油女ムタさんを女性と間違えました、すみません・・・男女の見分けが下手で(土下座)
 
 
☆長駄文読んでくださって感謝。
 
 
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