ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTO ナルト520話:穢土転生の秘密 今週号のジャンプ・ナルト感想 (WJ02号)

NARUTO520:穢土転生の秘密 

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今週NARUTOは表紙&カラー扉絵。 久々の人気投票ですが、今回ナルト1位は安泰かな。 私は今回苦戦しそうなカカシに一票いれるとするかぁ・・・w
 
扉絵の九尾モードナルト、六道線がぴぴ・・・っと足まで延びて、甲にもうずまき封印が出現してますね。肩の渦も完全な丸になってるし。 最終的には、ナルトの右手螺旋丸とサスケの左手千鳥がぴーーっと繋がって六道線が完成するのかコレ?なんて想像して楽しんでいますが・・・・はてw
 
・さて、ナルトの尾獣螺旋丸修行。
 
2:8だとか、白黒チャクラとか言われても「オレってば体で覚えるタイプだかんよ」って・・・確かに読者も分かりませんw 
説明をぶっ飛ばして「ナルトは体で覚えるから」で済んでしまうところ・・・また岸本先生の幻術ではぐらかされた気もしないでもない・・。ただし、この九尾チャクラモードもそれなりに体に負担はあるみたいですね。
 
「大きな術であればあるほど術者にはそれ相応のリスクがある事も頭に入れておけ」・・・とは、343話でカカシがナルトに与えた忠告ですが(風遁螺旋手裏剣のこと)、「術のリスク」・・・これ何度も目にする言葉ですよね、万華鏡のリスク、イザナギのリスク・・・。大きな術には相応のリスク・・・これがこの先大事なキーワードになっていく予感がするんですよね・・・。
 
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「細けー事は気にしてらんねーつっただろ!」
 
・・・辛そうに顔を歪めながら、ビーに送ったナルトの上目遣い。そしてビーの意味深そうな「・・・・」。
 
この2人ならではの「何か」がピピッと伝わってる気がするんですよね~、これ。
 
ビーは現在の自分の置かれている状況を見抜いている様子ですよね。で、ナルトのほうはというと・・・すっかりおバカ丸出しで騙されているように見えるけれど、私は彼は状況をある程度掴んでいると思っています(514話でナルトが突っ伏していたのは、こっそり仙人モードで外の状況を把握していたと未だに思っているんでw) 
っていうのも、真実の滝修行をしてクシナに会い・・・ナルトはもう以前のナルトじゃない。
皆を信じて、今自分のすべきことをしようとしているんじゃないだろうか?
 
ナルトがビーを見上げた目は、「本当はわかってるんだってばよ・・だから細かい事にはこだわっていられない、修行を急がなくちゃいけないだろ?」というメッセージであり、それをビーもシッカリと受け取った・・・と考えてます。この2人には余計な会話をしないでも伝わるものがある・・・2人は今同じ気持ちでいるんじゃないか?と私は思っています(・・が、はてw)
 
・「昨日の友は明日の敵」
 
さ~て、トビとカブトの駆け引き、いい感じになってきましたね。 こういう駆け引きってゾクゾクします。
「ダメだ・・ 今ここで(アンコを)始末しろ この女はオレ達のアジトの正確な場所と入り口を見ている」 (トビ)
 
《オレ達のアジト》・・・トビがこの場で言う「オレ達の」とは、カブトのことも含めての「オレ達」という意味だと思うんです。 
前にも似たような状況がありましたっけ。 トビがサスケに向かって「あの女(香燐)いらないなら ちゃんと止めを刺しておけ 我らの秘密を知りすぎている」・・・と言ったんですよね。でもサスケに「我らだと・・・?オレがいつお前の仲間になった」なんて言われてちゃっている(51巻482話で)。
 
トビはカブトを信頼してはいないはずなのに、なぜか仲間扱いの「オレ達」
その一方で、カブトに向かって不信を顕にして「今日の友は明日の敵・・・かもしれん・・・」とも言って警戒してみせる・・・。
 
「今日の友は明日の敵」・・いかにも「裏切り」に懲りているトビが、日頃自分自身に言い聞かせていそうな言葉ですね~・・・。臥薪嘗胆的に、もう人を信じるな・・と。
 
それなのに「オレ達」に「我ら」・・・おそらくトビは無意識に言っちゃってる気がします。 本当は仲間を欲しいと思っている「潜在的願望」が「オレ達」って言葉につい、出ちゃったのではないか・・・? トビって・・意外とこういう脆さがあるんですよね。
 
さて、穢土転生について全てを説明することを要求するトビ、どうやら穢土転生の詳細は知らなかったようですね。
で、 「もちろん止め方もだ」・・・
穢土転生の止め方、これがトビが一番気になっている部分かと思います。なにせあの「切り札穢土転生」のことが、彼は気になって仕方ないはずなんですからw
 
「嫌だと言ったら・・」
 
「お前の欲しいものは一生手に入らない上ほしいものが別のものになる」
「自分自身の命だ」
 
輪廻眼の迫力あるドアップ・・・輪廻眼を得たトビには余裕がありますね。でもカブトを始末できないのはやっぱりあの「切り札穢土転生」のことがあるからなんでしょうね・・;
 
だが ここには生贄にする者がいない・・とカブトが言うと、トビはフーとトルネをズズズっと出し、トルネの首をへし折り 「フーを使ってトルネを穢土転生しろ」と命じる・・(ゼツ製のトビの腕、片手で小南を持ち上げていたし相当力がありますよね。)
 
トビが何のためらいも無くトルネの首をゴキッとした事は、さすがのカブトも「びっくり」だったようですが、私も意外でした。 久々にトビが九尾事件の時のような残虐さを見せたので・・・これいつものトビと同一人物なのか?
 
しかしカブトのことだから、巻物に生贄ぐらいストックしていそうなものなんですよね~。・・・本当に生贄にする者を持っていなかったのかなぁ~・・。
トビは輪廻眼を使って脅してくるけれど、本気で人を殺めることが出来るのか?・・・カブトはトビを試したような気もします。 一方でトビのほうも、カブトの前で躊躇なくトルネの首をへし折って見せることでカブトを威圧したかったんじゃないだろうか(駆け引き)
 
そして穢土転生されるトルネを見ながら「これが術式か・・」なんて写輪眼で(おそらく)コピーしているトビ・・
 
カブトはトビが穢土転生をコピーする事は承知の上だと思うんです。穢土転生をトビに「教える」ことで、トビが誰かを穢土転生することを カブトは期待しているんじゃないか?と思えるんですよね 
・・・おそらく、今カブトが穢土転生できなくて、トビにしか穢土転生できない人物を・・・(これこそカブトの真の目的かと。)
 
・穢土転生とは。
 
カブトの説明によれば、
 
・穢土転生は死者の魂をあの世から口寄せする術(これは木ノ葉崩しの時の暗部による説明どおり)
 
・そのためには一定量の肉体(DNA)が必要
(これもかなり以前から噂で言われ続けていた通りでしたね。。木ノ葉崩しの時には「血の契約によらない口寄せ」と説明がありましたが、結局は血(それに変わる個人情報)による契約が必要ということなんですね。
 
屍鬼封尽され死神が魂を持っているされている人(歴代火影)は不可能。
 
・穢土転生を考案したのは二代目。
(二代目が究極の時空間忍術である「魂のあの世からの口寄せ」を開発できたのは、彼が「時空間忍術」を使える忍だったからこそなのだと思いますが。)
 
つまりカブト(および大蛇丸)はせっせと死体を掘り返していたってことらしいですねぇ・・。ゾッとしますが、元々死体を弄ぶことに抵抗がないカブトにはお手の物だったのかもしれません。
 
不老不死、そして死者の復活・・これこそ大蛇丸が求めた究極の忍術なんでしょうね。木ノ葉崩しで三代目にこの術を披露したのは、「プロフェッサー」と呼ばれた三代目へ大蛇丸が自分の力を誇示しかったのでしょうか。(この点については近いうちに今日のお題にて別記)
 
 
・「術のリスク」
 
そして、我々読者がもっとも気になっていた部分・・・
 
「六道輪廻眼やイタチの写輪眼のような稀少な能力もそのままにね」
 
んっ、輪廻眼や写輪眼もそのままなんですね。 
そういえば今週・・・白が血継限界「氷遁」を生前のまま使っている・・・ってことは、やはり瞳術も使えるって事になる・・。
それに、カブトのこの一言は「自分も写輪眼と輪廻眼を手札に持っているんだ」とトビと互角である事を強調しているんですね。今度はカブトがトビを牽制ですね。
 
「・・・ただ・・・うちはシスイの死体はどこにもなかったし 自来也の死体は人の入れない水圧の深海の中」
「ダンゾウの右目や六道ペインの武器にならまだ彼らの個人情報物質がそれなりに・・・・」
 
「図にのるな・・・」
 
むむっ、シスイ!・・・最近気になっていたんですよねシスイ。トビの写輪眼について何度か記事を出したんですが、考えれば考えるほどシスイの眼が疑わしくなってきて。似てるんですよね~トビの右目の写輪眼能力と、シスイの眼が。
 
九尾事件の時、トビは右目の「通常写輪眼」で九尾を操っていますが・・九尾を操れるレベルの通常写輪眼といえばシスイの眼。そして「瞬身のシスイ」という通り名はトビの時空間忍術系の万華鏡写輪眼能力を連想させる・・・。トビとシスイの眼は極めて似た能力の眼じゃないか、とも思えるんです。
しかしシスイの右目はダンゾウが持っていたわけで、トビの右目とシスイの右目は「別物」なんです。でも眼の能力は「凄く似てる」。
 
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(今週のシスイ。眼が濃ゆく髪の毛は天然でトビとは明らかに別人)
 
うちは一族で、通常瞳術が激似といったら「兄弟」ですよね。私の考えではトビの体と眼はオビトだと思っているので、ぶっちゃけシスイとオビトが兄弟だって疑惑が私の中ではさらに膨れ上がってます。疑惑、ですがw  トビがシスイの眼を欲しがったのは、シスイの眼(兄弟の眼)を右に移植する事で「永遠の万華鏡」にする事を望んでいたのではないか・・・とも思ったりしたのですが、はて。
 
カブトには穢土転生できなかった人物達・・シスイや自来也カブトは「意図的」にトビに穢土転生を教えたように思うんです。 
「図に乗るな」・・さらに別の人物の名前を出しそうなカブトを牽制したのか・・六道仙人やイズナとか(トビの正体が誰かによりますが)  トビが穢土転生するとしたら、うちは一族か、六道仙人か・・
 
 
「これだけ都合のいい術だ・・何かリスクがあるハズだ・・・」
 
「ククク・・」
「何よりこの術が素晴らしいのは 術者に何のリスクもない事だ!」
 
しかし普通・・・大きな術にはそれ相応のリスクがあるハズで。
 
カブトがリスクに気づいていないとしたら、洞察眼を持つトビの方が先にリスクに気づくのかもしれないし・・
もしカブトがリスクを知りながらトビを騙しているのだとしたら・・トビはカブトの術中にはまる事になる。
 「リスク」についての真実はどうなのか?これでこの二人の勝敗も分かれるのでは。
 
・忍連合、これからの闘いは?
  
地中に蠢くゼツ大群、どうやら連合軍各5部隊に2万ずつ振り分けられて向かっているようですが・・土遁で掘り返すよう命じられた黄ツチ率いる第2部隊。土遁というと、奇襲部隊で岩隠れのイッタンが地面をドカーン!っとやっていましたが、とにかく派手w パワフル親父っぽい黄ツチの、豪快な土遁を期待しちゃいます。
 
サイ達奇襲部隊が攻撃しているのは、再不斬と白を含むモロモロ部隊。
そして奇襲部隊があげた狼煙を確認したのが カカシ率いる第3部隊。
 
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「赤いのろし・・ 奇襲部隊だ ・・・行くぞ!」
「ム!」
 
ガイ、いつのまにか復活してるしw どうやらカカシは再不斬と再会しそうですね。 
来週は我愛羅隊が敵に衝突するようですし、いよいよ全面的に戦闘開始?
 
 
☆カブト、アンコを引き入れていたけど・・蛇の動きと連携が気になる・・。 
 
☆シスイの死の謎・・そろそろ判明するでしょうか。 
 
☆感知部隊の大きな球体、45巻木ノ葉の結界班が感知している球体と似てる・・
 
☆サイ・・・上忍並みの活躍・・・・
 
☆54巻、12/29発売です。
 
☆19日(日)、ジャンプフェスタNARUTOステージ(岸本先生出演)後、今年も会場からレポします。
 
 
☆長駄文、読んでくださって感謝。
 
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