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NARUTO ナルト523:伝説の忍刀七人衆!! 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ07号)

NARUTO523:伝説の忍刀七人衆!!

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無梨甚八・桃地再不斬・鬼灯満月
通草野餌人・西瓜山河豚鬼・栗霰串丸・林檎雨由利  
 
七人衆、やっぱり皆フルーツ系、名前も見た目もかなり個性的・・。このメンバー歴代最強らしいですが、霧隠れにある刀はヒラメカレイだけで もはや七人衆は長十郎だけらしいです。
水月が刀集めにこだわっていたのは、単なる好奇心だけでは無さそうですね、ど~も・・。
 
・さて、戦場のほうはいかに?
 
第3連隊は視界の悪さにパニックになってますが カカシ隊長は相変わらず冷静ですね~。
カカシって、まずは敵の出方を窺い、迂闊に突っ込んだりはしないですよね。戦場での勇み足は命とりだってこと、カカシは過去の失敗でよーく学んでいますから。 (カカシ外伝で)上忍として「隊長」になった最初の日、開発したばかりの千鳥を披露したくて突っ込んでミナト先生に助けられ、そのせいでチームは一旦後退せざるを得なくなった・・・あの苦い経験が今の慎重なカカシを作ったんじゃないかと思ってます。
 
522話でカカシは「敵の連携と手の内がわかった」と言ってましたが、敵の作戦の要は再不斬の「霧隠れの術」で、視界を奪ってパニックを起こさせることにあるとカカシは判断したようですね。まずは再不斬を拘束して、霧を晴らすことを第一と考えたようです。
 
一方でカブトもカカシの戦い方も熟知してますから、カカシが《はじめのうちは様子見して少し経った頃に攻撃に転じる》ことを計算済みなんですよね~。
なので、そのタイミングを見計らって切り札の「七人衆」を出してきたんですね。モヤシめ、よくわかってやがる・・。
 
さて、カカシの作戦とは。
 
奈良一族(みんな同じちょんまげ風ヘアスタイルw)の「影真似影縛りの術」の捕獲拘束と、山中一族(ポニーテールw)の感知能力と心転身の術を使い、さらに砂隠れのアキ?マキ?(どっちなんだょーー;)の縛りによる連携プレイ。うま~くチームの能力を利用しつつも、再不斬と闘うという一番危険な役目は自分が負うってところが、いかにもカカシらしいなぁ・・・
っていうか、再不斬と白に”自分達を止めてくれ"と直接頼まれた責任をカカシは感じているんじゃないかな。。。
 
カカシって、シカマル並みに『一瞬で十手先を二百通り思考する素早い分析力と最善手を選び出す勘』があるように思うし、それに加えて冷静沈着で豊富な経験を備えている・・・カカシがいると、何とかしてくれるだろう~という安心感があるんですよね(って思うのは私だけだろうかw)
 
 
・カカシの闘い
 
「再不斬と闘いオレが奴の影を踏みつけ 影を合わせる」
 
こうやって影真似影縛りで再不斬を拘束しようという作戦なのですが・・・それはさておき(おぃ)、カカシが「闘い」と言っているのが気になりました。 波の国で再不斬と対戦した時には「戦い」と言っていたカカシが、今度は『闘う』を使っている・・・つまり敵として傷つけあう「戦い」をするのではなく、再不斬とガッツリ真剣に向かい合うという意味で『闘い』なんですよね。 (戦いと闘いの違いについては過去記事※NARUTOにおける日本語表現にて)、岸本先生は「戦う」と「闘う」を効果的に使い分けておられますよね。。
カカシの「闘い」という言葉には、再不斬の思いを「しっかりと受け止めた」という思いが表れている気がするんです。
 
 ・カカシの視力
 
で、また本筋から逸れますが、カカシが「(七人衆の刀は)全員分は無しか・・」と言っている部分。
 
カカシ、さりげなく言ってるんですが・・でもですね、七人衆の姿は濃霧で霞んでいるはずなんです。それをカカシは左の写輪眼だけでもよく見えているみたいですね~。
万華鏡をかなり使っているはずなのに、やっぱりカカシの左眼の視力はさほど低下していないんじゃないだろうか?
 
これ、ずっと気にして観察しているんですが、ど~もカカシの左眼、視力低下している描写が今のところ「ない」。
 
カカシは万華鏡の開眼方法も『開発』という表現を使っていることから、開眼方法も視力低下の防止策も理論的に突き止めたんじゃないか?って思ってるんです。
・・さて、カカシはどうやって万華鏡を開眼したんでしょう。気になるな・・
 
 
・そして脱走中の水月&重吾。 
 
水月の「刀集め」への執念、かなり深いワケがありそうですね~。
 
39巻での話なんですが、香燐が 『ただの刀集めかよ くだらねェ』と言った時、水月はピクッと反応したものの『・・・・・』と無言だったんですよね。いつもだったらすぐに喧嘩になっているはずなのにw 珍しく怒りをグッと抑え込んでいたんです。 
つまり、これは香燐の挑発にのれるほど軽い話じゃなかったってことですよね。今週523話でも「これ(忍刀集め)ばっかりはやる気出さないとね」と言っている・・・。
 
者の書によれば、水月が刀集めを始めた理由は兄・満月が《志半ばで命を散らした》ことにあるらしいんですよね。 だから、香燐に「ただの刀集め」「くだらねぇ」と言われた時は、兄の夢を侮辱されたようで本当に悔しかったんじゃないのかな~水月・・。
 
で、その兄・満月ですが なんと全ての忍刀を使いこなし「鬼人の再来」と言われたとか(水月も言われていたような・・)。
性格的には大人しかったようですが、若くで頭角を現してきたっていう点で再不斬以来の逸材だったのかもしれませんね。(っていうか、再不斬って七人衆の中でも強かったんですね;)
 
で、穢土転生された満月(↓)は刀は持っていませんが、水化の術を使いながら「指」で急所を突く・・?
 
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で、これ(↓)は水月大蛇丸のアジトから解放された時、サスケに指を突き付けてましたね・・兄弟で同じようなことをやっていますが・・・
 
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・・鬼灯一族の必殺技?w
 
 
水月は鮫肌・首斬り包丁・ヒラメカレイ以外の刀は行方不明だと思っているらしいですが、ど~やらそれらは巻物に保管されていたようです。穢土転生された満月が、巻物を広げて《行方不明だった》忍刀4振りを出している・・・
再不斬だけは首斬り包丁を『忍具口寄せ』したようですが、他の4振りは忍具口寄せというよりは「巻物で保管していたのを出した」という感じでしょうか。満月が拡げた巻物の書式は、前にカブトが死体を保管していた巻物の書式に似ています(34巻)。
 
この巻物の所有者が満月なら、満月は1人で行方不明だった4本の忍刀を集めていたということになりそうです。満月って優秀な兄さんだったんですなぁ。
 
幼いころの水月は残虐なことをして目立とうとしていたらしいですが、それも『優秀な兄』と比較されるから目立とうとしていたのかもしれませんね。。水月が兄・満月を超え、兄に託された想いを果たそうとしているのなら・・・サスケの気持ちを理解し、助けてあげることが出来るんじゃないだろうか・・・?
 
(サイとシン、満月と水月、イタチとサスケ(他にも、マダラ・イズナ、シスイ・・?) 兄弟の絆もこの戦争のテーマの1つかな)
 
水月の夢と里への想い
 
水月「大刀・鮫肌は鬼鮫が持ってるとして抜け忍だし・・」って言っていた部分なんですが、ちょっとこの「抜け忍だし」って表現が気になります。 この発言は、「現在の霧隠れの里」側から見た言い方なんですよね。 鮫肌は抜け忍の鬼鮫が持って行っちゃったから 里には鮫肌は無い・・という言い方。
そして、七人衆についても「今では長十郎ってガキ1人」とも言っている。 
つまり、水月鬼鮫の事を「七人衆」とは認めておらず「抜け忍」扱いなんです。だからかな、水月は隙あらば鮫肌を奪おうとしていましたが、あれは『新世代七人衆』として 鬼鮫から鮫肌を『取り返そう』としていたんだろうか?
 
それと、水月は長十郎に対してどういう感情を持っているんだろうか?ってのも気になっていたんです。ほぼ同世代で七人衆と認められている長十郎に、水月がライバル心みたいなものを持っているんじゃないか?と。
でも、水月は意外にも『(過去には)長十郎以外にもすごい使い手がいた』なんて言い方してるんですね~つまり長十郎のことを『すごい使い手』と認めているんですね。水月って、素直だなぁw
 
今の霧隠れに七人衆を復活させたいと思っていたり、鬼鮫を抜け忍呼ばわりしているところから考えると・・今も故郷霧隠れへの忠誠心や想いは強いみたいですね。
水月は どういう経緯で大蛇丸に捕まっちゃったのかはわかりませんが、刀探しをしている途中で大蛇丸と何かあったのでしょうか。(刀集めが好きと言えば、大蛇丸もそうなんですよね。草薙の刀を集めていたし、十挙の剣を探し回っていたというし・・・。)
 
 
・断刀・首斬り包丁、雷刀・牙、長刀・縫い針、爆刀・飛沫、大刀・鮫肌、鈍刀・兜割。  
 
どれも特殊な能力で面白いですね、特殊能力は無さそうに見えた首斬り包丁は「刃毀れが直る刀」、吸った血の鉄分で再生する能力があったんですねw
鮫肌にしても首斬り包丁にしても、生き物と言ったほうがよさそうです。意志を持った鮫肌がビーにがなついてしまったのは、チャクラが気に入ったのではなくビーの人間性に惹かれたからと思うんですよね。戦いの道具でしかなかった刀ですら本当は愛情を求めている・・・なんだか尾獣と似たような存在なのかも。
 
水月には刀を全部集めて七人衆のリーダーになるだけではなく、もっと大きな目的があるようでしたが(重吾の言葉で遮られてしまいましたが)、七本全てを掌握すると、何かが起きたりするのだろうか?やっぱり、尾獣とどこか似ているなぁ。
 
・悪夢再び・・・
 
 
さて、カカシの再不斬拘束作戦。 カカシが再不斬の背後を取り、雷切で突く瞬間に・・・・
 
 
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また かいぃぃ・・・・!
 
今度は白がカカシの手を握っているので、カカシは動けない。 前と同じように、再不斬は白ごとカカシを斬ろうとする・・・・
 
無意識に残った白の意識が、感情を縛られてなお再不斬を守ろうとするのだろうか? 
 
カブトは、白が再不斬の盾になることは計算済みというか、予測(期待)していたみたいですね。 で、期待通りの展開に『戦争ではなかなかいい演出になってるだろうな・・』なんて考えている。
 
人間として死んだと言った再不斬と、それを聞いて涙した白を嘲笑し 冒涜するかのようなモヤシの行為。
彼が忍達を操り人形にして弄ぶのは、「つながり」を確認しようとする今の忍達に《つながりなんてものは空しく、人は変わってしまうものだ》ということを証明しようとでも思っているんだろうか?
 
子供の時からスパイとして転々とし、安らげる居場所もなく、仲間もなく、「裏切り」を任務としてきたカブトには、つながりも、仲間も・・『許されなかった』言葉なんですよね。彼もまた古い忍システムの中で「道具」にされてきた1人ではある・・・
 
とはいえ、白と再不斬の想いを知り二人に託されたカカシは、どんな思いで この残酷な悪夢の再演を見ただろう・・・?
 
3年前、再不斬が《仲間の》白を斬ろうとしたことに 昔の自らを重ね、本気で怒ったカカシ。今回は・・・
再不斬の感情を縛り、再び再不斬に《大切な仲間である》白を斬らせようというカブトへの「本気の怒り」が湧き上がるのを感じているんじゃないだろうか・・・?
 
こういう時こそ・・・・カカシよ、怒れ!
 
 
《仲間を大切にしない奴はクズだ》
 
 
 
 
☆白が再不斬を守ったということは無意識に感情が残っているせいだとしたら・・再不斬にも無意識に「感情」が残っているかもしれない(だから再不斬は白を斬らない、いや 斬れないんじゃないか、と思いたい)。
 
☆カカシが「バッバッ」と雷切の印を結ぶところは久しぶりに見た気がする・・
 
☆霧の忍が七人衆を見て「どの方も」と丁寧表現。やはり七人衆は尊敬の的・・・
でもその実像は、存在意義に悩む人間たちだったんですよね。
 
☆相方(の不死身)を利用する攻撃は、角都・飛段も使ってはいるんですよね。でもちょっと…違うなぁ。
 
☆奈良エンスイって、円錐?山中サンタって可愛らしすぎるw
 
☆長駄文、読んでくださって感謝。
 
 
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